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BSA、福岡県警察本部生活安全部と東警察署に感謝状を贈呈

BSA | The Software Alliance(本部:米国ワシントンDC、以下BSA)は9月12日(木)、ビジネスソフトウェア製品の著作権侵害事件において、刑事摘発を行った福岡県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課および福岡県警東警察署に対し感謝状を贈呈しました。

本件は、ビジネスソフトウェアを著作権者に無断で複製した中古パソコンを、ライセンス認証(アクティベーション)を回避するためのクラックツールと共に販売していた福岡市東区内のパソコン販売業者の男性(52歳)を、福岡県警察本部サイバー犯罪対策課と東警察署が、本年6月12日に著作権法違反(複製権侵害等)の疑いで逮捕していたもので、福岡地方裁判所は、本年9月9日、同男性に懲役1年6月(執行猶予3年)、罰金30万円の有罪判決を言い渡しました。

感謝状は、BSAアジア太平洋地域担当海賊行為対策シニアディレクターのタルーン・ソーニー(Tarun Sawney)が公式な感謝の意を表したもので、BSA日本担当共同事務局長の松尾早苗が名代として贈呈しました。

ソフトウェアの不正コピーは、新たな良質のソフトウェア開発を妨げるだけでなく、ソフトウェア産業全体の成長を鈍化させる要因であり、引いては経済成長にも悪影響を与えます。また、安全で信頼できるデジタル社会実現の大きな阻害要因でもあり、その防止のためにソフトウェアメーカーが拠出する費用負担は決して小さくないのが実状です。

こうした状況の改善に向け、BSAはソフトウェアの著作権に関わる法整備支援を目的とした政策提言活動、ソフトウェア資産管理(SAM)に関するセミナー、および各種資料の配布を実施しています。
BSAホームページ(http://www.bsa.or.jp)や違法告発.com (http://www.145982.com)において組織内の不正コピーに関する情報を発信し、ソフトウェアの適正な使用のための教育啓発活動を積極的に行っています。BSAは、著作権保有社(者)の権利保護、およびソフトウェアの正規利用社(者)保護のためにも、組織内の不正コピーに対して、引き続き法的手続きも視野に入れた積極的な活動を行ってまいります。


◆BSA | The Software Allianceについて
BSA | The Software Alliance(BSA | ザ・ソフトウェア・アライアンス)は、世界のソフトウェア産業を代表する業界団体です。世界をリードするBSA加盟企業は、経済の活性化とより良い現代社会を築くためのソフトウェア・ソリューションの創造に年間数千億円もの投資を行っています。世界各国の政府との意見交換、著作権をはじめとする知的財産権の保護ならびに教育啓発活動を通じて、BSAはデジタル社会の拡大とそれを推進する新たなテクノロジーへの信頼の構築に努めています。
詳しくは、日本のBSAウェブサイト(http://www.bsa.or.jp)、
または、BSA本部(米国、英語)のウェブサイト(http://www.bsa.org/?country=US)をご覧ください。
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