オン・セミコンダクターとGLOBALFOUNDRIES、ニューヨーク州イーストフィッシュキルの300 mm工場の所有権譲渡に向けて提携
[19/04/24]
提供元:PRTIMES
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買収によるコスト構造が最適化と、製造能力の増強が、両社の将来の成長を促進
提携の主なハイライト:
●300 mmの豊富な製造・開発実績を持つ技術チーム
●大幅な工場強化を実現する 300 mmの事業提携を含む、複数年の移行期間を設定
●先進のCMOS生産キャパシティとともに、大量生産に向けたMOSFETとIGBTの製造キャパシティの確保
[画像: https://prtimes.jp/i/35474/53/resize/d35474-53-915377-0.jpg ]
高効率エネルギーへのイノベーションを推進するオン・セミコンダクター(本社 米国アリゾナ州フェニックス、Nasdaq: ON)とGLOBALFOUNDRIES(グローバルファウンドリーズ)は、ニューヨーク州イーストフィッシュキルにあるGLOBALFOUNDRIES の300 mm製造工場の、オン・セミコンダクターによる買収に関する正式契約の締結を発表しました。この買収に関する全体の対価は4億3,000万米ドルで、そのうち1億米ドルは正式契約の調印時に支払われており、3億3,000万米ドルは2022年末に支払われる予定です。その後、オン・セミコンダクターが製造工場の完全な業務指揮権を持ち、工場の従業員はオン・セミコンダクターに移籍する予定です。譲渡の完了は、規制当局の承認および慣習的な終了条件の影響を受けます。
この契約により、オン・セミコンダクターは、数年に渡りイーストフィッシュキルの製造工場で300 mmの生産を増強でき、GLOBALFOUNDRIESは自社の多くの技術を、同社の他の3つの大規模300 mm工場に移転できます。この契約の条件に基づき、GLOBALFOUNDRIESは、オン・セミコンダクター向け300 mmウエハを2022年末まで製造します。最初のオン・セミコンダクター向け300 mmウエハ生産は、2020年中の開始が見込まれています。
この契約には、技術移転と開発契約、技術ライセンス契約も含まれています。これにより、世界トップクラスの経験豊富な300 mm製造・開発チームを組織することで、オン・セミコンダクターのウエハ工程を200 mmから300 mmに変換できます。オン・セミコンダクターはまた、45 nmおよび65 nmテクノロジノードを含む、高度なCMOS機能をただちに利用できるようになります。これらのプロセスは、オン・セミコンダクターにおける将来の技術開発の基礎を形成することになります。
オン・セミコンダクターの社長兼CEOのキース・ジャクソン (Keith Jackson)は次のように述べています。「GLOBALFOUNDRIESのFab10工場チームが、オン・セミコンダクターのチームに合流することを歓迎します。300 mmのイーストフィッシュキル製造工場の買収は、パワー半導体およびアナログ半導体におけるリーダーシップに向けた当社の前進の中で、また一つ大きなステップになります。この買収は、今後数年に渡って製造能力の増強をもたらし、当社のパワーおよびアナログ製品の成長を後押しし、製造効率の向上を可能にして、目標とする財務モデルに向けた進展を加速します。この買収が両社のお客様、株主、従業員にもたらす機会に期待するとともに、今後のGLOBALFOUNDRIESとの提携の成功を楽しみにしています」
GLOBALFOUNDRIESのCEO、トム・コールフィールド(Tom Caulfield)氏は次のように述べています。「オン・セミコンダクターは、GLOBALFOUNDRIESにとって理想的なパートナーであり、この契約は、当社を世界一の専門ファウンドリー企業に築き上げる中で、変革的な一歩です。この提携によって、Fab10工場の設備と当社従業員の長期的な将来を確保しながら、GLOBALFOUNDRIESが世界規模でさらに資産を最適化し、当社の成長を促進する差別化技術に集中投資できるようになります」
ニューヨーク州経済開発局(エンパイア・ステート・デベロップメント、Empire State Development)の社長兼CEOのハワード・ゼムスキー(Howard Zemsky)氏は次のように述べています。「私たちはオン・セミコンダクターのハドソン川中流域への進出を支援できることを喜ばしく思います。これによって、ニューヨーク州での高給な製造業の職種を維持し、将来の成長と開発に向けたオン・セミコンダクターの計画を支えることになるでしょう」
オン・セミコンダクターについて
オン・セミコンダクター(Nasdaq: ON)は、お客様にグローバルな省エネルギーを実現していただけるよう、高効率エネルギーへのイノベーションをリードしてまいります。オン・セミコンダクターは半導体をベースにしたソリューションのリーディング・サプライヤーで、エネルギー効率の高い、電力管理、アナログ、センサ、ロジック、タイミング、コネクティビティ、ディスクリート、SoCおよびカスタム・デバイスの包括的なポートフォリオを提供しています。オン・セミコンダクターの製品は、自動車、通信、コンピューティング、民生機器、産業用機器、医療機器、航空宇宙、防衛のアプリケーションにおける特有な設計上の課題を解決します。オン・セミコンダクターは、北米、ヨーロッパ、およびアジア太平洋地域の主要市場で、製造工場、営業所、デザイン・センターのネットワークを運営しています。迅速な対応、信頼性、世界クラスのサプライチェーンと品質保証プログラム、厳格な企業倫理とコンプライアンスを備え、お客様のご要望にお応えしていきます。詳細については、http://www.onsemi.jpをご覧ください。
• Twitterで @onsemi_jp をフォローしてください。
オン・セミコンダクターおよびオン・セミコンダクターのロゴは、Semiconductor Components Industries, LLCの登録商標です。本ドキュメントに記載されている、それ以外のブランド名および製品名はすべて、各所有者の登録商標または商標です。オン・セミコンダクターは、本ニュースリリースで同社Webサイトを参照していますが、Webサイト上の情報はここには記載されていません。
提携の主なハイライト:
●300 mmの豊富な製造・開発実績を持つ技術チーム
●大幅な工場強化を実現する 300 mmの事業提携を含む、複数年の移行期間を設定
●先進のCMOS生産キャパシティとともに、大量生産に向けたMOSFETとIGBTの製造キャパシティの確保
[画像: https://prtimes.jp/i/35474/53/resize/d35474-53-915377-0.jpg ]
高効率エネルギーへのイノベーションを推進するオン・セミコンダクター(本社 米国アリゾナ州フェニックス、Nasdaq: ON)とGLOBALFOUNDRIES(グローバルファウンドリーズ)は、ニューヨーク州イーストフィッシュキルにあるGLOBALFOUNDRIES の300 mm製造工場の、オン・セミコンダクターによる買収に関する正式契約の締結を発表しました。この買収に関する全体の対価は4億3,000万米ドルで、そのうち1億米ドルは正式契約の調印時に支払われており、3億3,000万米ドルは2022年末に支払われる予定です。その後、オン・セミコンダクターが製造工場の完全な業務指揮権を持ち、工場の従業員はオン・セミコンダクターに移籍する予定です。譲渡の完了は、規制当局の承認および慣習的な終了条件の影響を受けます。
この契約により、オン・セミコンダクターは、数年に渡りイーストフィッシュキルの製造工場で300 mmの生産を増強でき、GLOBALFOUNDRIESは自社の多くの技術を、同社の他の3つの大規模300 mm工場に移転できます。この契約の条件に基づき、GLOBALFOUNDRIESは、オン・セミコンダクター向け300 mmウエハを2022年末まで製造します。最初のオン・セミコンダクター向け300 mmウエハ生産は、2020年中の開始が見込まれています。
この契約には、技術移転と開発契約、技術ライセンス契約も含まれています。これにより、世界トップクラスの経験豊富な300 mm製造・開発チームを組織することで、オン・セミコンダクターのウエハ工程を200 mmから300 mmに変換できます。オン・セミコンダクターはまた、45 nmおよび65 nmテクノロジノードを含む、高度なCMOS機能をただちに利用できるようになります。これらのプロセスは、オン・セミコンダクターにおける将来の技術開発の基礎を形成することになります。
オン・セミコンダクターの社長兼CEOのキース・ジャクソン (Keith Jackson)は次のように述べています。「GLOBALFOUNDRIESのFab10工場チームが、オン・セミコンダクターのチームに合流することを歓迎します。300 mmのイーストフィッシュキル製造工場の買収は、パワー半導体およびアナログ半導体におけるリーダーシップに向けた当社の前進の中で、また一つ大きなステップになります。この買収は、今後数年に渡って製造能力の増強をもたらし、当社のパワーおよびアナログ製品の成長を後押しし、製造効率の向上を可能にして、目標とする財務モデルに向けた進展を加速します。この買収が両社のお客様、株主、従業員にもたらす機会に期待するとともに、今後のGLOBALFOUNDRIESとの提携の成功を楽しみにしています」
GLOBALFOUNDRIESのCEO、トム・コールフィールド(Tom Caulfield)氏は次のように述べています。「オン・セミコンダクターは、GLOBALFOUNDRIESにとって理想的なパートナーであり、この契約は、当社を世界一の専門ファウンドリー企業に築き上げる中で、変革的な一歩です。この提携によって、Fab10工場の設備と当社従業員の長期的な将来を確保しながら、GLOBALFOUNDRIESが世界規模でさらに資産を最適化し、当社の成長を促進する差別化技術に集中投資できるようになります」
ニューヨーク州経済開発局(エンパイア・ステート・デベロップメント、Empire State Development)の社長兼CEOのハワード・ゼムスキー(Howard Zemsky)氏は次のように述べています。「私たちはオン・セミコンダクターのハドソン川中流域への進出を支援できることを喜ばしく思います。これによって、ニューヨーク州での高給な製造業の職種を維持し、将来の成長と開発に向けたオン・セミコンダクターの計画を支えることになるでしょう」
オン・セミコンダクターについて
オン・セミコンダクター(Nasdaq: ON)は、お客様にグローバルな省エネルギーを実現していただけるよう、高効率エネルギーへのイノベーションをリードしてまいります。オン・セミコンダクターは半導体をベースにしたソリューションのリーディング・サプライヤーで、エネルギー効率の高い、電力管理、アナログ、センサ、ロジック、タイミング、コネクティビティ、ディスクリート、SoCおよびカスタム・デバイスの包括的なポートフォリオを提供しています。オン・セミコンダクターの製品は、自動車、通信、コンピューティング、民生機器、産業用機器、医療機器、航空宇宙、防衛のアプリケーションにおける特有な設計上の課題を解決します。オン・セミコンダクターは、北米、ヨーロッパ、およびアジア太平洋地域の主要市場で、製造工場、営業所、デザイン・センターのネットワークを運営しています。迅速な対応、信頼性、世界クラスのサプライチェーンと品質保証プログラム、厳格な企業倫理とコンプライアンスを備え、お客様のご要望にお応えしていきます。詳細については、http://www.onsemi.jpをご覧ください。
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オン・セミコンダクターおよびオン・セミコンダクターのロゴは、Semiconductor Components Industries, LLCの登録商標です。本ドキュメントに記載されている、それ以外のブランド名および製品名はすべて、各所有者の登録商標または商標です。オン・セミコンダクターは、本ニュースリリースで同社Webサイトを参照していますが、Webサイト上の情報はここには記載されていません。