グラフィックデザインの本質を考えるための読書案内、3月発売!
[22/02/24]
提供元:PRTIMES
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グラフィック社は、書籍『グラフィックデザイン・ブックガイド 文字・イメージ・思考の探求のために』を、2022年3月に発売いたします。
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総勢25名のデザイナー、研究者、評論家が、文字、イメージ、デザイン思想、メディア論、社会学、人類学などそれぞれの専門からデザインの本質を考えるための本を紹介。現代グラフィックデザインを考える手がかりを提示します。
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目次
I
[文体]山本貴光:人体と文体のあいだで起きること――読む/見るを考えるためのブックガイド
[わかりやすさ]寄藤文平:「わかりやすさ」とその周辺
[メディア論]高橋裕行:媒(なかだち)について考えるための43冊
[デザイン思想]大林寛:デザイン思想によるポイエーシス
[現代デザイン論]上平崇仁:流転する時代のデザイン理論
[人類学]石倉敏明:世界形成、制作する身体
[社会学]難波功士:広告・デザインの社会学、社会史
[知覚・認知]菅俊一:認知にまつわる本のガイド
II
[文字]古賀弘幸:文字とことばのための50冊――「文字」はにじんで、揺れ動いている
[イメージ]松田行正:イメージ・図像の使い手になるために
[色彩]日高杏子:色彩についての本――学際的な視点から
[サブカルチャー]ばるぼら:サブスク時代のサブカルチャーブックガイド
[イラストレーション]塚田優:日本のイラストレーション――その複数の文脈
III
[グラフィックデザイン]室賀清徳:「グラフィックデザイン史」を再訪する
[和文タイポグラフィ]内田明:日本語タイポグラフィを考える本
[欧文タイポグラフィ]古賀稔章:翻訳としてのタイポグラフィ
[描き文字]藤本健太郎×松村大輔×編集部:描き文字・レタリングの世界を楽しむ
[ブックデザイン]長田年伸:本とは何か――装丁/ブックデザインを考えるための手がかりとして
[インフォグラフィック]永原康史・清水淳子:情報視覚化とインフォグラフィックス
[空間・環境]三澤遥:感覚や発想の装置としての本――分かる/分からないを超えて立ち上がるもの
[インターフェース]有馬トモユキ×坪谷サトシ×山本晃士ロバート:インターフェース論を俯瞰する書物
寄稿者略歴一覧(掲載順)
山本貴光 やまもと・たかみつ
1971年生まれ。文筆家、ゲーム作家。慶應義塾大学環境情報学部卒業。著書に『文体の科学』(新潮社)『「百学連環」を読む』(三省堂)『マルジナリアでつかまえて』(本の雑誌社)『記憶のデザイン』(筑摩書房)など。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授、金沢工業大学客員教授。吉川浩満と「哲学の劇場」を主宰。
寄藤文平 よりふじ・ぶんぺい
1973年生まれ。アートディレクションとブックデザインを中心に、挿画や本の執筆も行う。著書に『ウンココロ』(実業之日本社)、『死にカタログ』(大和書房)、『元素生活』(化学同人)、『デザインの仕事』(講談社)など。
高橋裕行 たかはし・ひろゆき
1975年生まれ。キュレーター、専門はメディアアート史。多摩美術大学非常勤講師。著書に『コミュニケーションのデザイン史 人類の根源から未来を学ぶ』(フィルムアート社)など。
大林寛 おおばやし・ひろし
株式会社オーバーキャスト代表。デザイン思想系メディア「ÉKRITS/エクリ」編集長。東洋美術学校クリエイティブデザイン科エクスペリエンスデザイン講師。著書に『エクリ叢書I』『学習まんが アフォーダンス』など。教育プロジェクト「デザインのよみかた」にてポッドキャスト配信中。
上平崇仁 かみひら・たかひと
1972年生まれ。デザイン研究者。専修大学ネットワーク情報学部教授。専門は、情報デザイン、協働するデザインのアプローチ、デザイン態度の理論など。著書に『コ・デザイン―デザインすることをみんなの手に』(NTT出版)ほか。
石倉敏明 いしくら・としあき
人類学者・神話学者。1974年、東京生まれ。秋田公立美術大学准教授。環太平洋の比較神話学、「山の神」神話研究、アーティストとの協働制作等をおこなう。第58回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館展示「Cosmo-Eggs | 宇宙の卵」に参加(2019年)。著書に『Lexicon 現代人類学』(奥野克巳との共著、以文社)、『野生めぐり 列島神話の源流に触れる12の旅』(田附勝との共著、淡交社)など。
難波功士 なんば・こうじ
関西学院大学社会学部教授。1961年、大阪市生まれ。博士(社会学)。1984年京都大学文学部国史学科を卒業後、(株)博報堂に入社。1993年、東京大学大学院社会学研究科修士課程を修了。1996年博報堂を退社し、関西学院大学社会学部教員となり現在にいたる。専門は、広告論・広告史・ポピュラーカルチャー論など。広告関連以外の著書として、『人はなぜ〈上京〉するのか』(日本経済新聞出版)、『社会学ウシジマくん』(人文書院)、『「就活」の社会史』(祥伝社)などがある。2022年4月より、関西学院大学大学図書館長。
菅俊一 すげ・しゅんいち
コグニティブデザイナー/多摩美術大学統合デザイン学科准教授。人間の認知能力を基盤とした行動や意志の領域のデザインを専門としている。近年は、線や点といったわずかな手がかりだけで動きや質感を感じさせるための表現技術や、人間の創造性を引き出す制約のデザインについての探求とともに、企業のコンセプトや教育プログラムの研究開発、博物館・展覧会の企画・ディレクション・作品制作などを行っている。
古賀弘幸 こが・ひろゆき
1961年、福岡県生まれ。書道雑誌編集部勤務を経て1998年からフリー。おもに書、文字文化について編集、執筆活動を行う。「書くことと残像」のテーマを構想中。大東文化大学書道研究所客員研究員。著書に『書のひみつ』(朝日出版社)など。
松田行正 まつだ・ゆきまさ
1948年生まれ。グラフィックデザイナー。ミニ出版社「牛若丸」主宰。近年の著書は、『眼の冒険』『線の冒険』(以上、ちくま文庫)、『RED』『HATE』『急がば廻れ』『デザイン偉人伝』『アート&デザイン表現史』(以上、左右社)、『デザインの作法」『独裁者のデザイン』(以上、平凡社)、『デザインってなんだろ!』(紀伊国屋書店)など。ほかに牛若丸本もある。
日高杏子 ひだか・きょうこ
1970年生まれ。色彩学者。専門は色彩論。芝浦工業大学准教授。著書・訳書に『色を分ける 色で分ける(学術選書99)』『基本の色彩語 普遍性と進化について(叢書・ウニベルシタス1041)』『デザインについて バウハウスから生まれたものづくり』『色彩の表記』など。
ばるぼら
ネットワーカー、古雑誌蒐集家、周辺文化研究家。共著に『20世紀エディトリアル・オデッセイ:時代を創った雑誌たち』(誠文堂新光社)『僕たちのインターネット史』(亜紀書房)『日本のZINEについて知ってることすべて』(誠文堂新光社)など。
塚田優 つかだ・ゆたか
1988年生まれ。評論家。論文に「日本デザイン史におけるイラストレーションの定着とその意味の拡大について―1960年代の言説を中心に」(『多摩美術大学研究紀要』第34号、2020)など。
室賀清徳 むろが・きよのり
編集者。グラフィックデザイン、タイポグラフィ関連の書籍企画、評論、教育活動にかかわっている。
内田明 うちだ・あきら
1966年生まれ。近代日本語活字史研究(research map.jp/uakira2)。『タイポグラフィ学会誌』06号(2013)に「活字史研究書としての徳永直『光をかかぐる人々』に見られる達成」を発表。『活字印刷の文化史』(勉誠出版)、『文字とタイポグラフィの地平』(誠文堂新光社)などに寄稿あり。
古賀稔章 こが・としあき
1980年、福岡県生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業、東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。デザイン誌「アイデア」の編集者を経て、タイポグラフィを軸とした執筆、翻訳、編集、研究活動を行う。
藤本健太郎 ふじもと・けんたろう
1973年、北海道帯広生まれ。デザイン学校在学中の1993年に「Nendo Graphixxx」を結成。同校卒業後、インディーズTシャツブランド展開などの活動をしつつ、アートディレクター/デザイナーとして活動。2003年からフリーランス。著書『タイポさんぽ』『タイポグさんぽ 台湾をゆく』(ともに誠文堂新光社)など。
松村大輔 まつむら・だいすけ
1973年生まれ。ブックデザイナー。タイポ・エクスプローラー。広告制作会社・印刷会社などを経て、現在出版社パイ インターナショナルに所属。のどか制作室という個人名義でも創作活動を行う。著書に『まちの文字図鑑 よきかな ひらがな』『まちの文字図鑑 ヨキカナカタカナ』(ともに大福書林)など。
長田年伸 ながた・としのぶ
1980年、東京生まれ。装丁/編集/執筆。編書に『現代日本のブックデザイン史1996―2020 デザインスタイルから読み解く出版クロニクル』(誠文堂新光社)。多摩美術大学芸術学科非常勤講師。
永原康史 ながはら・やすひと
グラフィックデザイナー。多摩美術大学情報デザイン学科教授。電子メディアや展覧会のプロジェクトも手がけメディア横断的なデザインを推進している。著書に『インフォグラフィックスの潮流』、『デザインの風景』など、監訳にジョセフ・アルバース『配色の設計』、カール・ゲルストナー『デザインイング・プログラム』などがある。
清水淳子 しみず・じゅんこ
デザインリサーチャー。2009年、多摩美術大学情報デザイン学科卒。2013年TokyoGraphicRecorderとして議論を可視化するグラフィックレコーディングの活動と研究を開始。同年、UXデザイナーとしてYahoo! JAPAN入社。2019年、東京藝術大学デザイン科情報設計室にて修士課程修了。現在、多摩美術大学情報デザイン学科専任講師。著書に『Graphic Recorder 議論を可視化するグラフィックレコーディングの教科書』(ビー・エヌ・エヌ新社)。
三澤遥 みさわ・はるか
1982年、群馬県生まれ。武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業後、デザインオフィスnendoを経て、2009年より日本デザインセンター原デザイン研究所に所属。2014年より三澤デザイン研究室として活動開始。ものごとの奥に潜む原理を観察し、そこから引き出した未知の可能性を視覚化する試みを続けている。
有馬トモユキ ありま・ともゆき
クリエイティブディレクター。武蔵野美術大学基礎デザイン学科非常勤講師。著書に『いいデザイナーは、見ためのよさから考えない』(星海社)がある。2021年に日本デザインセンター内にポリローグ研究室を設立。
坪谷サトシ つぼや・さとし
テクニカルディレクター、工学修士。WEB/ゲーム会社を経て現在はインターフェースや認知・感性に関するR&Dを手掛けるSLEEPYHEADを構える。近年の活動に、P. A. WORKS『白い砂のアクアトープ』映像制作、フォントワークス『MOJICITY AI JIMOJI』開発・アルゴリズム設計。著作にZINE『インターフェースのための』など。
山本晃士ロバート やまもと・こうじ・ロバート
アートディレクター。2005年よりユーフラテス所属。近年の活動に、NHK Eテレ『ピタゴラミングスイッチ』、科学映像『NIMS 未来の科学者たちへ』映像制作など。多摩美術大学情報デザイン学科 非常勤講師。
書籍情報
書名:グラフィックデザイン・ブックガイド 文字・イメージ・思考の探求のために
編集:グラフィックデザイン・ブックガイド編集委員会
発売日:2022年3月
仕様:四六判(縦188mm 横128mm) 並製 総416頁
定価:2,640円(10%税込)
ISBN:978-4-7661-3370-7
http://www.graphicsha.co.jp/detail.html?p=46890
【書籍に関するお問い合わせ】
株式会社グラフィック社
〒102-0073 千代田区九段北1-14-17
ホームページ:http://www.graphicsha.co.jp/
ツイッター:https://twitter.com/Gsha_design
インスタグラム:https://www.instagram.com/graphic_sha/
フェイスブック:https://www.facebook.com/graphicsha/
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総勢25名のデザイナー、研究者、評論家が、文字、イメージ、デザイン思想、メディア論、社会学、人類学などそれぞれの専門からデザインの本質を考えるための本を紹介。現代グラフィックデザインを考える手がかりを提示します。
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[画像2: https://prtimes.jp/i/84584/53/resize/d84584-53-4b16e9268aedffc889c0-6.jpg ]
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目次
I
[文体]山本貴光:人体と文体のあいだで起きること――読む/見るを考えるためのブックガイド
[わかりやすさ]寄藤文平:「わかりやすさ」とその周辺
[メディア論]高橋裕行:媒(なかだち)について考えるための43冊
[デザイン思想]大林寛:デザイン思想によるポイエーシス
[現代デザイン論]上平崇仁:流転する時代のデザイン理論
[人類学]石倉敏明:世界形成、制作する身体
[社会学]難波功士:広告・デザインの社会学、社会史
[知覚・認知]菅俊一:認知にまつわる本のガイド
II
[文字]古賀弘幸:文字とことばのための50冊――「文字」はにじんで、揺れ動いている
[イメージ]松田行正:イメージ・図像の使い手になるために
[色彩]日高杏子:色彩についての本――学際的な視点から
[サブカルチャー]ばるぼら:サブスク時代のサブカルチャーブックガイド
[イラストレーション]塚田優:日本のイラストレーション――その複数の文脈
III
[グラフィックデザイン]室賀清徳:「グラフィックデザイン史」を再訪する
[和文タイポグラフィ]内田明:日本語タイポグラフィを考える本
[欧文タイポグラフィ]古賀稔章:翻訳としてのタイポグラフィ
[描き文字]藤本健太郎×松村大輔×編集部:描き文字・レタリングの世界を楽しむ
[ブックデザイン]長田年伸:本とは何か――装丁/ブックデザインを考えるための手がかりとして
[インフォグラフィック]永原康史・清水淳子:情報視覚化とインフォグラフィックス
[空間・環境]三澤遥:感覚や発想の装置としての本――分かる/分からないを超えて立ち上がるもの
[インターフェース]有馬トモユキ×坪谷サトシ×山本晃士ロバート:インターフェース論を俯瞰する書物
寄稿者略歴一覧(掲載順)
山本貴光 やまもと・たかみつ
1971年生まれ。文筆家、ゲーム作家。慶應義塾大学環境情報学部卒業。著書に『文体の科学』(新潮社)『「百学連環」を読む』(三省堂)『マルジナリアでつかまえて』(本の雑誌社)『記憶のデザイン』(筑摩書房)など。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授、金沢工業大学客員教授。吉川浩満と「哲学の劇場」を主宰。
寄藤文平 よりふじ・ぶんぺい
1973年生まれ。アートディレクションとブックデザインを中心に、挿画や本の執筆も行う。著書に『ウンココロ』(実業之日本社)、『死にカタログ』(大和書房)、『元素生活』(化学同人)、『デザインの仕事』(講談社)など。
高橋裕行 たかはし・ひろゆき
1975年生まれ。キュレーター、専門はメディアアート史。多摩美術大学非常勤講師。著書に『コミュニケーションのデザイン史 人類の根源から未来を学ぶ』(フィルムアート社)など。
大林寛 おおばやし・ひろし
株式会社オーバーキャスト代表。デザイン思想系メディア「ÉKRITS/エクリ」編集長。東洋美術学校クリエイティブデザイン科エクスペリエンスデザイン講師。著書に『エクリ叢書I』『学習まんが アフォーダンス』など。教育プロジェクト「デザインのよみかた」にてポッドキャスト配信中。
上平崇仁 かみひら・たかひと
1972年生まれ。デザイン研究者。専修大学ネットワーク情報学部教授。専門は、情報デザイン、協働するデザインのアプローチ、デザイン態度の理論など。著書に『コ・デザイン―デザインすることをみんなの手に』(NTT出版)ほか。
石倉敏明 いしくら・としあき
人類学者・神話学者。1974年、東京生まれ。秋田公立美術大学准教授。環太平洋の比較神話学、「山の神」神話研究、アーティストとの協働制作等をおこなう。第58回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館展示「Cosmo-Eggs | 宇宙の卵」に参加(2019年)。著書に『Lexicon 現代人類学』(奥野克巳との共著、以文社)、『野生めぐり 列島神話の源流に触れる12の旅』(田附勝との共著、淡交社)など。
難波功士 なんば・こうじ
関西学院大学社会学部教授。1961年、大阪市生まれ。博士(社会学)。1984年京都大学文学部国史学科を卒業後、(株)博報堂に入社。1993年、東京大学大学院社会学研究科修士課程を修了。1996年博報堂を退社し、関西学院大学社会学部教員となり現在にいたる。専門は、広告論・広告史・ポピュラーカルチャー論など。広告関連以外の著書として、『人はなぜ〈上京〉するのか』(日本経済新聞出版)、『社会学ウシジマくん』(人文書院)、『「就活」の社会史』(祥伝社)などがある。2022年4月より、関西学院大学大学図書館長。
菅俊一 すげ・しゅんいち
コグニティブデザイナー/多摩美術大学統合デザイン学科准教授。人間の認知能力を基盤とした行動や意志の領域のデザインを専門としている。近年は、線や点といったわずかな手がかりだけで動きや質感を感じさせるための表現技術や、人間の創造性を引き出す制約のデザインについての探求とともに、企業のコンセプトや教育プログラムの研究開発、博物館・展覧会の企画・ディレクション・作品制作などを行っている。
古賀弘幸 こが・ひろゆき
1961年、福岡県生まれ。書道雑誌編集部勤務を経て1998年からフリー。おもに書、文字文化について編集、執筆活動を行う。「書くことと残像」のテーマを構想中。大東文化大学書道研究所客員研究員。著書に『書のひみつ』(朝日出版社)など。
松田行正 まつだ・ゆきまさ
1948年生まれ。グラフィックデザイナー。ミニ出版社「牛若丸」主宰。近年の著書は、『眼の冒険』『線の冒険』(以上、ちくま文庫)、『RED』『HATE』『急がば廻れ』『デザイン偉人伝』『アート&デザイン表現史』(以上、左右社)、『デザインの作法」『独裁者のデザイン』(以上、平凡社)、『デザインってなんだろ!』(紀伊国屋書店)など。ほかに牛若丸本もある。
日高杏子 ひだか・きょうこ
1970年生まれ。色彩学者。専門は色彩論。芝浦工業大学准教授。著書・訳書に『色を分ける 色で分ける(学術選書99)』『基本の色彩語 普遍性と進化について(叢書・ウニベルシタス1041)』『デザインについて バウハウスから生まれたものづくり』『色彩の表記』など。
ばるぼら
ネットワーカー、古雑誌蒐集家、周辺文化研究家。共著に『20世紀エディトリアル・オデッセイ:時代を創った雑誌たち』(誠文堂新光社)『僕たちのインターネット史』(亜紀書房)『日本のZINEについて知ってることすべて』(誠文堂新光社)など。
塚田優 つかだ・ゆたか
1988年生まれ。評論家。論文に「日本デザイン史におけるイラストレーションの定着とその意味の拡大について―1960年代の言説を中心に」(『多摩美術大学研究紀要』第34号、2020)など。
室賀清徳 むろが・きよのり
編集者。グラフィックデザイン、タイポグラフィ関連の書籍企画、評論、教育活動にかかわっている。
内田明 うちだ・あきら
1966年生まれ。近代日本語活字史研究(research map.jp/uakira2)。『タイポグラフィ学会誌』06号(2013)に「活字史研究書としての徳永直『光をかかぐる人々』に見られる達成」を発表。『活字印刷の文化史』(勉誠出版)、『文字とタイポグラフィの地平』(誠文堂新光社)などに寄稿あり。
古賀稔章 こが・としあき
1980年、福岡県生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業、東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。デザイン誌「アイデア」の編集者を経て、タイポグラフィを軸とした執筆、翻訳、編集、研究活動を行う。
藤本健太郎 ふじもと・けんたろう
1973年、北海道帯広生まれ。デザイン学校在学中の1993年に「Nendo Graphixxx」を結成。同校卒業後、インディーズTシャツブランド展開などの活動をしつつ、アートディレクター/デザイナーとして活動。2003年からフリーランス。著書『タイポさんぽ』『タイポグさんぽ 台湾をゆく』(ともに誠文堂新光社)など。
松村大輔 まつむら・だいすけ
1973年生まれ。ブックデザイナー。タイポ・エクスプローラー。広告制作会社・印刷会社などを経て、現在出版社パイ インターナショナルに所属。のどか制作室という個人名義でも創作活動を行う。著書に『まちの文字図鑑 よきかな ひらがな』『まちの文字図鑑 ヨキカナカタカナ』(ともに大福書林)など。
長田年伸 ながた・としのぶ
1980年、東京生まれ。装丁/編集/執筆。編書に『現代日本のブックデザイン史1996―2020 デザインスタイルから読み解く出版クロニクル』(誠文堂新光社)。多摩美術大学芸術学科非常勤講師。
永原康史 ながはら・やすひと
グラフィックデザイナー。多摩美術大学情報デザイン学科教授。電子メディアや展覧会のプロジェクトも手がけメディア横断的なデザインを推進している。著書に『インフォグラフィックスの潮流』、『デザインの風景』など、監訳にジョセフ・アルバース『配色の設計』、カール・ゲルストナー『デザインイング・プログラム』などがある。
清水淳子 しみず・じゅんこ
デザインリサーチャー。2009年、多摩美術大学情報デザイン学科卒。2013年TokyoGraphicRecorderとして議論を可視化するグラフィックレコーディングの活動と研究を開始。同年、UXデザイナーとしてYahoo! JAPAN入社。2019年、東京藝術大学デザイン科情報設計室にて修士課程修了。現在、多摩美術大学情報デザイン学科専任講師。著書に『Graphic Recorder 議論を可視化するグラフィックレコーディングの教科書』(ビー・エヌ・エヌ新社)。
三澤遥 みさわ・はるか
1982年、群馬県生まれ。武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業後、デザインオフィスnendoを経て、2009年より日本デザインセンター原デザイン研究所に所属。2014年より三澤デザイン研究室として活動開始。ものごとの奥に潜む原理を観察し、そこから引き出した未知の可能性を視覚化する試みを続けている。
有馬トモユキ ありま・ともゆき
クリエイティブディレクター。武蔵野美術大学基礎デザイン学科非常勤講師。著書に『いいデザイナーは、見ためのよさから考えない』(星海社)がある。2021年に日本デザインセンター内にポリローグ研究室を設立。
坪谷サトシ つぼや・さとし
テクニカルディレクター、工学修士。WEB/ゲーム会社を経て現在はインターフェースや認知・感性に関するR&Dを手掛けるSLEEPYHEADを構える。近年の活動に、P. A. WORKS『白い砂のアクアトープ』映像制作、フォントワークス『MOJICITY AI JIMOJI』開発・アルゴリズム設計。著作にZINE『インターフェースのための』など。
山本晃士ロバート やまもと・こうじ・ロバート
アートディレクター。2005年よりユーフラテス所属。近年の活動に、NHK Eテレ『ピタゴラミングスイッチ』、科学映像『NIMS 未来の科学者たちへ』映像制作など。多摩美術大学情報デザイン学科 非常勤講師。
書籍情報
書名:グラフィックデザイン・ブックガイド 文字・イメージ・思考の探求のために
編集:グラフィックデザイン・ブックガイド編集委員会
発売日:2022年3月
仕様:四六判(縦188mm 横128mm) 並製 総416頁
定価:2,640円(10%税込)
ISBN:978-4-7661-3370-7
http://www.graphicsha.co.jp/detail.html?p=46890
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