東北・関東の4割強が、震災後「防災グッズ・防災セット」を購入〜「震災後の意識変化」に関する調査結果を発表
[11/05/18]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
●防災意識高まる…東北・関東の4割強が、震災後「防災グッズ・防災セット」を購入
●「震災後は家族のコミュニケーションが増えた」 関東の55.6%
インターワイヤード株式会社運営のネットリサーチサービス「ディムスドライブ」(本社:東京都品川区)では、
『震災当日・震災後の生活に関するアンケート』を2011年4月7日〜4月21日に行いました。
本リリースでは、震災後の防災意識の変化と家族コミュニケーションの変化についてまとめました。
国の災害指定区域(青森・岩手・宮城・福島・茨城)を除く都道府県在住者9,905人から回答を得ています。
この度の東日本大震災により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
被災地の一日も早い復興をお祈り致しております。
調査結果の詳細 http://www.dims.ne.jp/timelyresearch/2011/110518
-------------------------------------------------------------
■■防災意識の変化 東北・関東の4割強が、震災後「防災グッズ・防災セット」を購入■■
震災後の「防災」に対して【意識の変化】・【行動の変化】はあったのか?
回答者に、“あてはまる”〜“あてはまらない”の5段階で尋ねた。
5段階のうち、“あてはまる”・“ややあてはまる”と回答した、『変化のあった人』の割合を見てみると、
1.ニュースを見る・聞くことが増えた・・・
【東北】の69.1%、【関東】の72.2%が当てはまると回答。【東北】と【関東】では変化が大きい。
【その他の地域】についても6割を超える高い割合だった。
2.自宅で過ごす時間が増えた・・・【東北】56.8%、【関東】48.3%
3.防災グッズ・防災セットを購入した・・・【東北】43.9%、【関東】42.7%
4.保存水・非常食を購入した・・・【東北】43.9%、【関東】36.5%であった。
5.家具の転倒や落下防止などの対策を行った・・・【関東】は他の地域よりも割合が高く、26.1%であった。
今回の震災を機に、全体的に防災意識が高まっている傾向にあった。
特に【東北】と【関東】では意識の変化が強く、4割強が、震災後に防災グッズ・セットを用意している。
-------------------------------------------------------------
■■家族コミュニケーションの変化 「震災後、コミュニケーションが増えた」 関東の55.6%■■
同様に、家族と同居している人の『震災後の、家族コミュニケーション』変化割合を見てみると、
1.家族で震災について話し合った・・・
【東北】55.6%、【関東】54.5%と半数を超え、高い割合だった。【その他の地域】でも4割を超えた。
2.家族と一緒に過ごす時間が増えた・・・
【東北】は39.5%、【関東】は32.6%。【その他の地域】では12.8%と差があった。
3.家族の会話が増えた・・・
【東北】は37.9%、【関東】は32.1%。【その他の地域】では17.9%であった。
震災についての話し合いは地域に関わらず増えているが、震災の影響が大きい【東北】・【関東】では3〜4割が、家族の会話や、一緒に過ごす時間が増え、コミュニケーションが増えた事が分かった。
-------------------------------------------------------------
■■仲間・近所のコミュニティを大事にし始めた…1人暮らしの16.7%■■
一方、ひとり暮らしの人の『生活の変化』については、
1.(離れた)家族との電話などの連絡が増えた・・・【東北】は50.0%と半数。【関東】も28.4%であった。
2.仲間・近所などのコミュニティの付き合いを大事にしだした・・・【東北】16.7%、【関東】12.1%、
震災をきっかけに、特に【東北】の人々は、家族や仲間・ご近所との繋がりを大事に思う人が増えたようである。
-------------------------------------------------------------
■調査概要
調査方法 : インターネットを利用した市場調査
調査期間 : 2011年4月7日〜4月21日
有効回答数 : DIMSDRIVE登録モニター男女 9,905人
調査対象地域: 青森・岩手・宮城・福島・茨城在住者を除いた、全国
■調査項目
■震災以降の、防災意識の変化
(家具などの地震対策・防災グッズ、セット、保存食等の用意)
■震災以降の、家族コミュニケーションの変化
(家族と一緒に過ごす時間・家族の会話・
震災、震災対策についての話し合い・避難場所、連絡方法の取りきめ)
■震災以降の、1人暮らしの生活変化
(一人で過ごす時間・自宅以外で過ごす時間・家族との連絡・コミュニティの付き合い)
<リリース掲載外データ>
■3月11日の地震発生時について(居た場所、停電状況)
■震災当日の帰宅について(帰宅したかしないか・帰宅方法・帰宅しなかった際の滞在場所)
■情報ツールについて(近親者と連絡が取れるなど、一段落するまでに利用したツール・役に立ったツール)
-------------------------------------------------------------
●ネットリサーチのDIMSDRIVE
インターワイヤード株式会社が運営する『DIMSDRIVE』は、全国に18万人のモニターを擁し、
インターネットリサーチを通じて調査企画・設計から分析・提案までを提供する、
マーケティングのトータルソリューションサービスです。
広告効果測定やライフスタイル分析など、目的に応じた調査でお客様の戦略立案をサポートしています。
DIMSDRIVEホームページ http://www.dims.ne.jp/
●インターワイヤード株式会社
<所在地>東京都品川区東品川2-2-25 サンウッド品川天王洲タワー3F
<TEL> 03-5463-8255
<ホームページ> http://www.interwired.co.jp/
<代表者>斉藤 義弘
<事業内容>ネットマーケティングリサーチサービス「DIMSDRIVE」運営
-------------------------------------
■調査結果に関するお問い合わせ先■
DIMSDRIVE(ディムスドライブ)事務局
TEL : 03-5463-8256
Email : timely@dims.ne.jp