運転するときだけじゃない!?飲めるときでも「ノンアルコール」!「もう一杯はノンアルコールで」「ランチ会や家事の息抜きに」「次の日は仕事が早いから」…「ノンアルコールビール」の新しい飲まれ方を徹底調査
[10/11/02]
提供元:PRTIMES
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ここ数年、活況を見せるノンアルコールビール市場。今年の夏もアサヒ・サントリーが新製品を発売し、キリンを含め各社が販売数量を上方修正するなど、その市場は拡大し続けている。そこで、トレンダーズ株式会社(東京都渋谷区)は、20代〜50代の男女400名の「ノンアルコールビール」ヘビーユーザーに対し、「ノンアルコールビールの飲用実態」に関する調査を行なった。「車の運転」等のために「アルコールが飲めない時に飲む」というイメージのある「ノンアルコールビール」だが、その飲まれ方が広がっていることが浮き彫りになる結果となった。
◆調査対象:20代〜50代の男女(世代男女均等割付)
※直近1ヶ月以内に、ノンアルコールビールを週に2本以上の頻度で飲用している人400名
◆調査期間:2010年10月20日〜10月21日
◆調査方法:インターネット調査
■ 「晩酌」に「お風呂上がり」・・・アルコールが飲める機会でも、「ノンアルコール」!
まずは「ビール」と「ノンアルコールビール」を飲む機会についてそれぞれ調査した。「ビールを飲む機会」として最も多かったのは「自宅での晩酌」(81%)。続いて「お風呂上がり」(44%)、「お酒の場を楽しみたい時」(44%)、「旅行・アウトドア」(27%)の順となった。
一方「ノンアルコールビールを飲む機会」としては、「自宅での晩酌」(50%)が最も多く、次いで「お風呂上がり」(29%)と、ビールと同じ回答が並んだ。その他「休日の朝や昼」(23%)、「運転前・運転中」(23%)と、ノンアルコールならではの飲用機会も多くあがった。
「晩酌」に「お風呂上がり」と、「ノンアルコールビール」は「ビール」と同じ機会で飲まれていることが多く、「アルコールが飲めない時」ではなく、アルコールが飲める機会でもノンアルコールビールを飲んでいるユーザーも多いことが分かった。
■ 広がる飲まれ方、4人に1人が「もう一杯」を「ノンアルコールビール」で
さらに、ノンアルコールビールが具体的にどのような機会で飲まれているかを探った。「ノンアルコールビールを飲む機会・飲み方」として最も多くの人が回答したのは、「運転前」(54%)。続いて「お風呂上がり」(50%)、「旅行・アウトドア」(38%)、「友人とのランチ会・パーティー」(36%)、「カラダの事を気遣って(休肝日)」(32%)、「休日の朝や昼」(32%)の順となり、「アルコールが飲めない時」にとどまらない、さまざまな機会が浮かび上がった。
◆お酒のお供に!「もう一杯」は「ノンアルコールビール」
ノンアルコールビールを飲む機会として、「もう1本(杯)飲みたい気分の時」と回答したのが24%と約4人に1人。さらに「お酒を飲んでいる時・飲んだ後(チェイサーとして)」という回答も19%となった。「もう一杯飲みたいときにアルコールだと酔いすぎるのでノンアルコールを飲む。(35歳・男性)」といったように、「お酒のお供」としてノンアルコールビールを飲んでいる人も多いようだ。
◆夜だけじゃない!?休日の朝や、ランチパーティーで・・・
前述の通り、「友人とのランチ会・パーティー」(36%)や「休日の朝や昼」(32%)といった回答も多く上がった。「休日の昼間から飲むと一日が無駄になっていたが、それが無くなった。(48歳・男性)」「休日の昼間にゆっくりと飲めるのが嬉しい。(28歳・女性)」といったように、「朝や昼」といった時間帯にも、幅広く飲まれていることが分かった。
◆女性は家事の合間にも!料理をしながら、洗濯しながら
特に女性に多かった回答が、「家事」にまつわるもの。「料理をしている時」は全体で22%、女性では28%と約3割が「ノンアルコールビールを飲みながら料理をしている」と答えている。さらに「掃除や洗濯をしている合間」と回答した女性が15%、「子供の世話をしている時」と答えた女性は13%となった。「楽しく料理が出来る。(46歳・女性)」と、主婦たちが家事を楽しくこなすために、ノンアルコールビールを賢く取り入れている様子がうかがえる結果となった。
◆明日に疲れを残さないために・・・
「出張先で一人になったとき、次の日に影響しないので安心して飲める。(42歳・男性)」、「次の日仕事等で早い時はよい。(48歳・女性)」といったように、「次の日に影響しない」という理由で飲んでいるユーザーも多く、「カラダの事を気遣って(休肝日)」(32%)、「少し体調がすぐれない時」(12%)と、これまではビールを控えていた機会に、ノンアルコールビールを飲んでいる様子が浮かび上がった。
◆「外回り帰りは美味しい」!仕事中や残業中にも
さらに「ノンアルコールビールを『飲んで良かった』と思う機会や飲み方」を聞いたところ、「仕事中のストレス発散。(50歳・男性)」や「仕事中の昼食時、屋外で弁当などを食べる時。」(54歳・男性)、「今年の夏は暑かったので、仕事で外回りから帰ってきた時に飲んでみたら大変美味しく感じた。(39歳・女性)」といったように、仕事にまつわる飲み方が多くあがっており、仕事中の気分転換などに飲んでいる人も多いのではないだろうか。
調査を通して、これまで「主流」とされてきたノンアルコールビールの飲み方だけでなく、それに縛られない「新しい飲み方」をしているユーザーが多いことが分かった。ちなみに42%が「ノンアルコールビールを飲むようになって、結果的にビール味の飲料の摂取量が増えた」と答えており、「ビールの代わり」だけでない、「新しい飲み方」の広がりを裏付ける結果となった。
■ 飲み始めたきっかけは「機能面」、選ぶポイントは7割が「美味しさ!」
そもそもノンアルコールビールユーザーは、どのようなきっかけでノンアルコールビールを飲み始めたのだろうか。「飲み始めた時期」として最も多かったのは「0〜3ヶ月前」(35%)、続いて「4〜6ヶ月前」(26%)、「7〜12ヶ月前」(23%)、の順となり、6割以上のユーザーが半年以内に飲み始めていることが分かった。
そして「飲み始めたきっかけ」を聞いたところ、「アルコールゼロだから」(69%)、「飲んでも運転ができるから」(40%)、「ビールを飲んでいる気分が味わえるから」(34%)、「どんな時でも飲めるから」(29%)といった回答が多くあがった。また「カロリーゼロだから」(28%)、「健康に良さそうだから」(20%)という回答も多く、アルコールゼロ・カロリーゼロといった機能面・健康面を重視する回答が上位を占めた。
「ノンアルコールビールを選ぶ際に重視するポイント」を聞いたところ、圧倒的に多かったのが「美味しさ」(72%)。次いで「ビールのような味わい」(54%)があがり、「美味しさ・味わい」がノンアルコールビール選びの重要なポイントとなっているようだ。ちなみに、「ノンアルコールビールの、どのような点が良いと思うか」という質問に対しても、「最近は本物のビールの味に近づいて美味しくなってきた。(31歳・女性)」「苦味と炭酸。(28歳・女性)」「ビールの代替えとしてより、甘くない苦味あるカロリーオフの炭酸飲料として魅力。(44歳・女性)」といったように、ノンアルコールビールの魅力として「美味しさ」をあげる声が多く見受けられた。
今後のノンアルコールビールの飲用意向としては、実に95%が「今後も飲みたい」と答え、中でも27%は「今後はもっと飲みたい」と答えている。そして84%の人が「以前よりノンアルコールビールが美味しくなった」と回答しており、「味」の面で満足できる商品が登場してきたことが、昨今の「ノンアルコールビールブーム」の大きな要因ともいえそうだ。ちなみに「最も美味しいと思う商品」を聞いたところ、1位はサントリーの「オールフリー」となり、37%と約4割のノンアルコールビールユーザーの支持を集めた。
ノンアルコールビールの飲み方は「運転中」などの「アルコールが飲めない時」だけでなく、むしろユーザーが新たな飲用機会を創り出し、“賢く”気分に合わせて飲み分けていることが分かった。今後さらにノンアルコールビールの飲用機会は増え、生活に定着しつつある傾向にあるようだ。
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