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フリースケール、第1世代のQorIQ Qonvergeオンチップ基地局ポートフォリオを完成させる新しいメトロセル製品を発表

フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区下目黒1-8-1、代表取締役社長:ディビッド M. ユーゼ)は、小型セルから大型セルまで幅広く対応する共通アーキテクチャを採用した業界初の「Basestation-on-chip(基地局機能を1チップ化)」ポートフォリオを完成するべく、QorIQ Qonverge(コア・アイキュー コンバージ)ファミリの新メンバーとなるメトロセルSoC(システム・オン・チップ)ソリューションを発表しました。フリースケールの新しいQorIQ Qonverge「B4420」ベースバンド・プロセッサは、高スループットを実現し、同時マルチモード動作で最大250ユーザに対応し、LTE、LTE Advanced、WCDMA(HSPA+)などの標準規格をサポートします。

B4420は、これまでに小型セル基地局とマルチセクタ・マクロセル基地局向けのSoCを揃えていた第1世代のQorIQ Qonvergeポートフォリオを完成させるメンバー製品です。本製品は、マクロセルの不感地帯を補足し、大容量が必要とされる大都市圏や広範囲に渡る屋外エリアのサービスエリア拡大に寄与します。最適なユーザ範囲を実現するB4420は、基地局配置計画の柔軟性を拡充し、極めて高い性能を発揮しつつ、導入コストと運用コストの削減を可能にします。

フリースケールのワイヤレス・アクセス・ディビジョン担当ジェネラル・マネージャであるスコット・アイラーは、次のように述べています。「フリースケールの第1世代QorIQ Qonvergeオンチップ基地局デバイスは、今後のワイヤレス基地局機器のあり方を変えるもので、LTEインフラの増強に必要とされる技術を実現しつつ、更なるコスト低減を図ったWCDMAインフラの増強についても将来性を確かなものにします。フリースケールの新しいB4420ベースバンド・プロセッサは、マイクロセル/メトロセルのキャリアが展開する多機能基地局に対応する業界で最もスケーラブルなシングルチップ・ソリューションを基地局機器メーカーに提供します。」

メトロセルB4420 SoCは、QorIQ Qonvergeポートフォリオの小型セル・ファミリやマクロセル・ファミリと共通のアーキテクチャを採用しており、ソフトウェアにも互換性があります。また、マクロセル向けQorIQ Qonverge B4860デバイスとの間で、パッケージ互換性とピン互換性を備えています。このような広範な互換性により、機器メーカー各社は、市場投入期間を短縮し、ソフトウェア/ハードウェア投資を最大限に活用することができます。

B4420デバイスは、1.6GHzで動作する2つのデュアルスレッドPower Architecture(R) e6500プロセッサ・コア、1.2GHzで動作する2つのStarCore(スターコア)デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)SC3900フレキシブル・ベクタ・プロセッサ(FVP)コア、レイヤ1アクセラレーション用の超高性能MAPLE-B(Multi-Accelerator-Platform-Engine for Baseband)、ならびにレイヤ2やトランスポートレイヤ処理向けのアクセラレータが統合されており、比類のない性能を実現します。28nmプロセス技術で製造されるB4420は、消費電力とコストの最適なバランスの下、最大2つの20MHz LTEセクタ、600Mbpsのスループット、リレー・サポートを提供し、高ユーザ密度、低コスト、低消費電力の基地局の開発を可能にします。

B4420オンチップ基地局ソリューションにより、通信事業者は、データサービス中心の4Gワイヤレス機器の急速な普及に対応しつつ、3G展開に伴うコストを削減することができます。バックホールIPパケットからアンテナIQサンプルまで、ベースバンド処理を転送するレイヤ1をサポートする包括的で費用対効果に優れた高性能処理ソリューションが実現します。業界標準の高速インタフェースにより、アンテナ、Wi-Fi(R)チップセット、バックホールをグルーレスに接続することができます。

優れた実績を誇る技術、業界をリードするコア
QorIQ Qonvergeオンチップ基地局ポートフォリオは、優れた実績を誇る2つの技術をベースにしています。
・ Power Architecture e6500デュアルスレッド・コアは、ワットあたり性能で業界最高のCoreMark(R)ベンチマーク性能を達成しており、高ユーザ密度、低消費電力動作の基地局の小型化を可能にします。
・ フリースケールの最新StarCore DSPコアであるSC3900は、信号処理技術分析機関であるBerkeley Design Technology, Inc(BDTI)の評価において、固定小数点処理に関して史上最高のBDTIsimMark2000ベンチマーク・スコアを達成しており(*1)、競合製品と比べておよそ2倍のDSP性能を実現します。1.2GHzで動作し、1回のサイクルで32個の16ビットMACを実行するプログラマブルな最新DSPコアにより、機器メーカーは、高スループット・システムを開発しつつ、各自のIPを活用し、コストと消費電力を最適化することができます。

開発ツール/ソフトウェア
フリースケールは、B4420ファミリをサポートするべく、EclipseベースのCodeWarrior統合開発環境(IDE)をはじめとして、さまざまな製品とサービスで豊富なエコシステムを構築し、包括的なマルチコア開発環境を提供します。利用可能なツールには、QorIQ Qonverge開発システム(QDS)ボード、Power Architecture/StarCoreアーキテクチャ向けのC最適化コンパイラ、ソース・コード実行を可視化するプロファイラ/デバッガなどがあります。また、フリースケールのパートナー・ネットワークからは、BSPや最適化されたデバイス・ドライバを備えた高効率DSP/MPUオペレーティング・システムが提供されます。

供給
QorIQ Qonverge B4420デバイスは、2012年第3四半期に初期サンプル出荷を開始する予定です。詳細については、www.freescale.com/QorIQQonvergeのWebサイトをご覧ください。


フリースケールのパートナー企業から寄せられた歓迎コメント
Aricent
Aricent Groupビジネス開発担当副社長、Rakesh Vij氏のコメント:「非常に競争の激しいLTE市場において、フリースケールと協業して革新的製品を提供できることをうれしく思います。最新ソリューションにより、通信機器メーカーは、先進的な基地局の展開を加速し、将来のワイヤレス・アクセス製品を形作ることができるでしょう。優れた実績を誇るAricentのeNodeBフレームワークがフリースケールの第1世代QorIQ Qonverge製品ラインの完成に貢献したことを開発パートナーとして誇りに思います。」

Radisys
Radisysソフトウェア/ソリューション製品ライン担当ディレクター、Todd C. Mersch氏のコメント:「フリースケールの包括的かつスケーラブルなQorIQ Qonverge製品ラインは、基地局市場を大きく前進させたと業界全体で評価されています。フリースケールのQorIQ Qonvergeプラットフォームは、性能とソフトウェア・サポートの完璧な組み合わせを実現し、3G、LTE、マルチモードのアプリケーション向けに完全な小型セル・ソフトウェア・ソリューションを提供します。」


(*1)BDTIsimMark2000は、DSP速度の概要を示す尺度です。スコアの詳細については、www.BDTI.comのWebサイトをご覧ください。Scores (C) 2012 BDTI
 
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、先進の自動車、民生、産業、およびネットワーク市場において、業界を牽引する製品を提供する組込みプロセッシング・ソリューションの世界的リーダーです。マイクロプロセッサ、およびマイクロコントローラ、センサ、アナログ製品やコネクティビティといった私たちの技術は、世界中の環境、安全、健康を向上させ、そしてそれらをよりつなげるイノベーションの基盤となります。また、オートモーティブ・セーフティ、ハイブリッドや電気自動車、次世代のワイヤレス・インフラストラクチャ、スマートエナジー、ポータブル医療機器、家電やスマート・モバイル製品といったアプリケーション向けの製品を提供しています。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界各国で半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。詳細は、http://www.freescale.comまたは、http://www.freescale.co.jpをご覧ください。

FreescaleならびにFreescaleのロゴマークは、米国、またはその他の国におけるフリースケール社の商標、または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれ各社の商標です。
(C)2012フリースケール・セミコンダクタ・インク
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