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シグニファイ、川崎競馬場の照明リニューアルで最大約60%の省エネを実現。

スポーツ施設用照明プラットフォーム「Interact Sports(インタラクト スポーツ)」を導入し、照明体験の向上とエンターテイメントを強化。

 シグニファイジャパン合同会社 (本社:東京都品川区、職務執行者 社長:大塚 圭太郎、以下シグニファイ)は、この度川崎競馬場の照明リニューアルに伴い、照明器具を一新したことによって最大約60%の省エネを実現いたしました。
 また、スポーツ施設用照明IoTプラットフォーム「Interact Sports(インタラクト スポーツ)」を導入し、コース内の照明のムラをなくすことで、観客の照明体験やスポーツ中継の放送品質を向上させることに貢献いたしました。  「Interact Sports」は、柔軟な照明制御が可能であることから競馬のレースだけでなく、ライトショーを交えたイベントも可能となり、活用の幅を広げながら川崎競馬場のエンターテイメント機能の強化を実現いたしました。




[画像1: https://prtimes.jp/i/21362/54/resize/d21362-54-56205666c78b49d866b6-0.jpg ]

                   Before    /   After
           【YouTube】Interact Sports 導入事例:川崎競馬場 紹介動画
           URL: https://www.youtube.com/watch?v=CZtc84TfP-o

川崎競馬場の設計について


【照明器具数の削減とLED照明導入により、最大約60%もの省エネに貢献】
 馬場内の照明は施工前の1,132台から819台に大幅な削減を行ったほか、LED照明導入による消費電力の低減により、最大約60%の省エネ*に貢献しています。


*従前が照度60%運用、LED照明導入後が70%運用の場合で算出:1,132台×2kw×60%=1358.4kW、819台×1kw×70%=573.3kW
最大約60%もの大幅な省エネに貢献(57.8%)

【競走馬やジョッキーに眩しさを感じさせずに美しくみせる、競馬場ならではの設計】
 この度の設計では、可能な限り走行する競走馬やジョッキーに眩しさを感じさせないよう、各照明の照射方向は競走馬やジョッキーの視線を意識して、進行方向に直行しない計画で導入いたしました。
また、一般的には複数の照明で照度を確保するところを、シグニファイのこれまでの知見を集約した照明設計を活かし、単体の照明で照度を確保したため、照明器具数は必要最小限となり、照明のムラをなくすことができました。これによりコースが際立ち競走馬も美しく映え、観客の照明体験を高めると共にスポーツ中継の放送品質の向上にも貢献いたしました。


【照明演出が可能になり、エンターテイメント機能を強化】
 今回のリニューアルでは、柔軟な照明制御が可能になったことから、ライトショーなどの照明演出が可能になったため、レース以外にもライトショーを交えたイベントが実施できるなど、従来の競馬場としてだけでなく幅広い層が利用できる施設へと、エンターテイメント機能の強化に寄与いたしました。


【シグニファイの知見を集約した照明設計】
 シグニファイのスポーツ照明ソリューションでは、世界中の大規模施設や国際大会などのプロジェクトで長年培ってきた知見や経験を基に、施設やアスリート、ファンなどの利用者、施設の周囲環境にとって最適な照明環境を実現するため、設計、現地での施工に独自のデジタル技術を活用した手法を展開しています。このメソッドでは「正確な建築情報の収集」としてデジタル技術による3次元測量、大型の国際大会で使用を認められた「独自のスポーツ照明専用設計ソフトウェア」の活用、ならびに「独自技術のデジタル施工ツール」を採用しています。これにより高次元の設計を実現するだけでなく、省施工かつ施工精度の向上に貢献しています。


 今回のプロジェクトでは、3次元測量により競馬場施設内外の点群データを取得し、現状を再現する3Dモデルを作成することで、建築や地形、周囲環境の特徴を細部まで把握し、お客様の課題を解決する照明設計を行っています。
 また、その設計内容を高い精度で施工に落とし込むため、独自の「デジタルエイミングデバイス」を作成し施工支援を行いました。


 こうした長年の知見を活かした独自の設計と施工支援技術により、アスリートにとって最適なあかりを実現するだけでなく、周辺環境に光を漏らすことなく、コース内だけに照明を集約する照明空間を実現しています。 
[画像2: https://prtimes.jp/i/21362/54/resize/d21362-54-352e42682a640040d2a3-1.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/21362/54/resize/d21362-54-7f2ca48642dd98c41fd4-1.jpg ]









Interact Sports(インタラクト スポーツ)について


 「Interact Sports(インタラクト スポーツ)」は、スポーツ施設用照明IoTプラットフォームです。照明システムの効率的な維持管理はもちろん、映像や音と連動したエンターテイメント性の高い照明演出を簡単に制御することが可能になります。Interact Sportsは、すでに世界中の大型スポーツ施設で採用されています。


川崎競馬場について


【担当者コメント(株式会社よみうりランド 川口昌和さま)】
[画像4: https://prtimes.jp/i/21362/54/resize/d21362-54-9e4729780f61df3423e1-3.jpg ]

川崎競馬場は、周囲をマンションに囲まれたとてもコンパクトな競馬場なので、馬が間近で見られ迫力のあるレースをご覧いただけます。
 今回、光のムラの無さに拘り、設置台数を確保したうえで、灯具自体の出力の調整で省エネを行う、というシグニファイの提案に安心を感じたため、川崎競馬組合様と協力して整備を行うこととし、導入を決めました。
実際、従来の照明に比べムラが少なくなり、特にコースは光によって際立っているように見えます。競走馬の美しさが会場だけでなく映像でも鮮明に伝わり、以前より楽しんでいただけるようになりました。
 また、照明による演出も可能になったため、イベントなどでの利用も可能になり、イベントの幅が広がるため、近隣住民をはじめ来場者の憩いの場としての活用も更に広げていきたいと思います。


【川崎競馬場の今後のスケジュールご紹介】
 川崎競馬場では、2024年4月1日(月)から令和6年度第1回川崎競馬がナイターでの開催予定となっており、4月3日(水)には重賞レースの「川崎記念」が開催される予定です。


シグニファイのスタジアム・アリーナ照明について


 海外では、世界的に有名なサッカークラブであるユベントス、アヤックス、バイエルンミュンヘンの本拠地スタジアムをはじめ、日本では神戸ノエビアスタジアムやラグビー国際大会(2019年)を行った豊田スタジアム、国際的なアリーナであるさいたまスーパーアリーナなど、世界70か所以上の国の大規模なスポーツ施設に照明を導入しています。
 また、最新の放送機器による中継を前提とする厳しい放送基準にも対応したソリューションを数多く手掛け、各種国際規格・競技連盟の照明ガイドラインの策定にも関与し、スポーツ照明で世界をリードしています。

【主な国際的スポーツイベントの半数以上の大型施設へ導入】
 ロンドンでの国際スポーツ大会(2012年)ではスタジアム、公園、水泳場、自転車競技場、選手村、ソチでの国際スポーツ大会(2014年)では11会場中6会場、フランスのラグビー国際大会(2023)ではメイン会場をはじめ9会場中6会場の施設照明を導入しました。
 また、サッカー国際大会カタール(2022年)では8スタジアム中全施設、ロシア大会(2018年)では、12スタジアム中10スタジアムへ照明を導入しています。
シンガポールでのF1国際大会(2023年)においても照明を導入いたしました。

シグニファイについて


 シグニファイ(ユーロネクスト: LIGHT)は、施設用照明、家庭用照明ならびにIoT(Internet of Things:モノのインターネット)の分野において世界最大手の企業です。「照明の素晴らしい可能性を引き出し、より明るい暮らしとよりよい世の中を目指す」をビジョンに、「Philips Hue」をはじめとしたフィリップス製品やコネクティッド照明システム「Interact」など各種ブランドを展開しています。データ通信可能なサービスは、ビジネス価値を生み出すことで家庭だけでなく、ビルや市街地での生活にも変化をもたらします。2023年の売上は約67億ユーロ、約32,000人の従業員を擁し、世界70か国以上で事業活動を展開しています。また、IPO以来7年連続でダウジョーンズサステナビリティワールドインデックスにランクインし、4年連続でEcoVadisプラチナ評価を獲得し、対象企業の上位1%に位置しています。シグニファイのニュースは、Newsroom、X(旧Twitter)、LinkedIn、Instagramからご覧ください。投資家向けの情報は、Investor Relationsのページに掲載されています。
※2019年1月よりフィリップス ライティング ジャパンは、シグニファイジャパンへ社名変更いたしました
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