ストックマークと東北大学大学院情報科学研究科乾研究室、知識グラフの獲得とそれを活用した説明可能なAI (XAI)の共同研究を開始
[21/11/25]
提供元:PRTIMES
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ストックマーク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:林 達、以下 ストックマーク)は、東北大学大学院情報科学研究科 乾研究室(以下 乾研究室)と知識グラフの獲得とそれを活用した説明可能なAI(XAI)の共同研究を11月より開始したことをお知らせいたします。
[画像: https://prtimes.jp/i/24407/54/resize/d24407-54-1a8cab019f91da4b2945-0.jpg ]
■共同研究の目的
ニュースなどのウェブメディアから得た情報を知識グラフ(ナレッジグラフ)として獲得し、それらの情報のビジネス課題解決における有用性を示すことを目的とします。
具体的な研究内容は、ビジネスにおける重要な情報を知識グラフとして獲得し、それを活用することで従来の「単語」を中心としていた情報検索・集約サービスを「知識」をベースに行うことにより高精度化するとともに、結果の理由説明などに知識グラフを活用することにより説明能力の高いサービスの礎になる研究となります。
■共同研究の背景
近年、機械学習を活用した自然言語処理技術サービスが広く普及してきています。ストックマークもBERTを中心とした深層学習を活用したビジネスニュースの活用サービスAnews、Astrategyを展開しており、「BERTによる自然言語処理入門」の出版活動なども行っています。
一方、乾研究室は長年に渡るドキュメントの構造化や知識の獲得とその利用において広い知見を有しており、言葉が分かるとはどういうことかなど、人間の知的な情報伝達、情報分析を支援するソフトウェアを構築する工学的研究を行っています。
そこで、ストックマークと乾研究室はニュースなどのウェブメディアからビジネスに有用な知的な情報とはなにか、またそれらを獲得、活用するための「ビジネス分野で有用な知識グラフの獲得とその利用」に関する共同研究を行うことにより、情報活用サービスにおける技術の飛躍と説明可能なAI(XAI)を目指します。
■ストックマーク取締役CTO有馬のコメント
ビジネスにおける情報収集においては、良質な情報に巡り会うだけでなく「何故その情報が良質なのか」という点が説明可能であるということも、情報を活用した説得力ある企画等を立案する上で重要となってきます。我々が培ってきたビジネステキスト領域での深層学習アプリケーションの知見に、乾研究室の最先端の知識グラフ等の知見を掛け合わせることで、情報に説明可能性を付加し、産業界における情報収集業務全般の高度化に貢献できるサービスを提供していきたいと考えております。
■乾 健太郎教授のコメント
知識グラフは多様な知識を計算機利用可能な形に構造化して保持するデータベースです。説明可能なAIの実現に寄与すると考えられますが、登録知識の網羅性の確保や次々に入ってくる新情報への追従が難しいという課題があります。これに対し東北大学では、知識グラフと言語データの融合処理によって知識獲得・推論を高度化し、知識を説明に繋げる研究を進めてきました。本共同研究を通じてビジネス領域への展開を模索する中で基盤研究にも奥行きのある示唆的なフィードバックが得られるものと期待しています。
■東北大学大学院情報科学研究科 乾研究室について
乾研究室は自然言語処理を専門とする同分野国内最大級の研究チームです。人間の知的な情報伝達・分析を支援するソフトウェアを構築する工学的研究から言語コミュニケーションの仕組みの解明とモデル化を目指す理論的研究まで、自然言語処理・計算言語学の研究を広く展開しています。乾教授は2010年より現職、2016年より理化学研究所AIPセンター自然言語理解チームリーダーを兼任、2020年より言語処理学会副会長
代表教員:乾 健太郎
URL:https://www.nlp.ecei.tohoku.ac.jp/
【 ストックマーク株式会社 会社概要 】
ストックマークは最先端の自然言語処理技術を用いて、攻めのデジタルトランスフォーメーションを実現するための企業文化変革を加速させるSaaSを提供しています。
組織内のコラボレーションを促進し、チームを活性化させるプラットフォーム「Anews」、国内外約3万メディアの膨大なビジネスニュースをAIが分類・可視化し、事業機会と活動事例の分析をサポートする「Astrategy」によって企業様の新たな価値創造をサポートしています。
会社名:ストックマーク株式会社
所在地:東京都港区南青山一丁目12番3号 LIFORK MINAMI AOYAMA S209
設立:2016年11月15日
代表者:代表取締役CEO 林 達
事業内容:テキストマイニング×AI技術を活用したビジネス意思決定サポートサービスの開発・運営
URL:https://stockmark.co.jp/
[画像: https://prtimes.jp/i/24407/54/resize/d24407-54-1a8cab019f91da4b2945-0.jpg ]
■共同研究の目的
ニュースなどのウェブメディアから得た情報を知識グラフ(ナレッジグラフ)として獲得し、それらの情報のビジネス課題解決における有用性を示すことを目的とします。
具体的な研究内容は、ビジネスにおける重要な情報を知識グラフとして獲得し、それを活用することで従来の「単語」を中心としていた情報検索・集約サービスを「知識」をベースに行うことにより高精度化するとともに、結果の理由説明などに知識グラフを活用することにより説明能力の高いサービスの礎になる研究となります。
■共同研究の背景
近年、機械学習を活用した自然言語処理技術サービスが広く普及してきています。ストックマークもBERTを中心とした深層学習を活用したビジネスニュースの活用サービスAnews、Astrategyを展開しており、「BERTによる自然言語処理入門」の出版活動なども行っています。
一方、乾研究室は長年に渡るドキュメントの構造化や知識の獲得とその利用において広い知見を有しており、言葉が分かるとはどういうことかなど、人間の知的な情報伝達、情報分析を支援するソフトウェアを構築する工学的研究を行っています。
そこで、ストックマークと乾研究室はニュースなどのウェブメディアからビジネスに有用な知的な情報とはなにか、またそれらを獲得、活用するための「ビジネス分野で有用な知識グラフの獲得とその利用」に関する共同研究を行うことにより、情報活用サービスにおける技術の飛躍と説明可能なAI(XAI)を目指します。
■ストックマーク取締役CTO有馬のコメント
ビジネスにおける情報収集においては、良質な情報に巡り会うだけでなく「何故その情報が良質なのか」という点が説明可能であるということも、情報を活用した説得力ある企画等を立案する上で重要となってきます。我々が培ってきたビジネステキスト領域での深層学習アプリケーションの知見に、乾研究室の最先端の知識グラフ等の知見を掛け合わせることで、情報に説明可能性を付加し、産業界における情報収集業務全般の高度化に貢献できるサービスを提供していきたいと考えております。
■乾 健太郎教授のコメント
知識グラフは多様な知識を計算機利用可能な形に構造化して保持するデータベースです。説明可能なAIの実現に寄与すると考えられますが、登録知識の網羅性の確保や次々に入ってくる新情報への追従が難しいという課題があります。これに対し東北大学では、知識グラフと言語データの融合処理によって知識獲得・推論を高度化し、知識を説明に繋げる研究を進めてきました。本共同研究を通じてビジネス領域への展開を模索する中で基盤研究にも奥行きのある示唆的なフィードバックが得られるものと期待しています。
■東北大学大学院情報科学研究科 乾研究室について
乾研究室は自然言語処理を専門とする同分野国内最大級の研究チームです。人間の知的な情報伝達・分析を支援するソフトウェアを構築する工学的研究から言語コミュニケーションの仕組みの解明とモデル化を目指す理論的研究まで、自然言語処理・計算言語学の研究を広く展開しています。乾教授は2010年より現職、2016年より理化学研究所AIPセンター自然言語理解チームリーダーを兼任、2020年より言語処理学会副会長
代表教員:乾 健太郎
URL:https://www.nlp.ecei.tohoku.ac.jp/
【 ストックマーク株式会社 会社概要 】
ストックマークは最先端の自然言語処理技術を用いて、攻めのデジタルトランスフォーメーションを実現するための企業文化変革を加速させるSaaSを提供しています。
組織内のコラボレーションを促進し、チームを活性化させるプラットフォーム「Anews」、国内外約3万メディアの膨大なビジネスニュースをAIが分類・可視化し、事業機会と活動事例の分析をサポートする「Astrategy」によって企業様の新たな価値創造をサポートしています。
会社名:ストックマーク株式会社
所在地:東京都港区南青山一丁目12番3号 LIFORK MINAMI AOYAMA S209
設立:2016年11月15日
代表者:代表取締役CEO 林 達
事業内容:テキストマイニング×AI技術を活用したビジネス意思決定サポートサービスの開発・運営
URL:https://stockmark.co.jp/