富士フイルムシステムサービスと共同で仮想空間×AIの研究を開始
[23/08/29]
提供元:PRTIMES
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様々な相手とのコミュニケーションを実践形式で学習できるChatGPTを活用した医療業界向けコンテンツとして社会実装を目指す
現実に作用する身体性のあるバーチャル技術の研究・開発を行うイマクリエイト株式会社(以下イマクリエイト)は、富士フイルムシステムサービス株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:井上 あまね、以下富士フイルムシステムサービス)と共同で、質問や相談などの問いかけに対してAIが回答を即時生成するChatGPTを活用した、仮想空間で様々な相手とのコミュニケーションを実践形式で学習できるコンテンツの研究・開発(以下本研究)を開始したことをお知らせいたします。医療業界の様々な場面での活用を視野に入れながら、まずは本研究に先行して富士フイルムシステムサービスと共同で研究・開発を進めている薬学部生向けの仮想空間で行う実践形式の学習コンテンツの新機能としての実装を目指します。
[画像: https://prtimes.jp/i/34298/54/resize/d34298-54-ec1274e2f1229aefe81a-0.jpg ]
イマクリエイトと富士フイルムシステムサービスに関して
医療系人材の教育現場では、新型コロナウイルスの感染拡大によって実習機会に大きな制限がかかったことをきっかけに、教育手法の高度化や新たな技術の開発・導入が求められています。このような背景から、イマクリエイトと富士フイルムシステムサービスは共同で実践形式の学習ができる医療系人材向けの新しい学習手段として仮想空間を活用したコンテンツの研究・開発に取り組んでいます。
研究の背景
これまで、イマクリエイトと富士フイルムシステムサービスは医療現場で求められる技能習得のための学習コンテンツの研究・開発に取り組んで参りました(※1)。
※1:薬学生向けの仮想空間で行う実践形式の学習コンテンツ
薬学部生が薬剤師の現場で求められる技能を実践形式で学習できる、
仮想空間を活用したコンテンツを共同で研究・開発しています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000050.000034298.html
しかし、医療系人材は、技能だけではなく、患者へのフィジカルアセスメント(※2)や服薬指導、医師への処方箋内容の確認など、コミュニケーションスキルも様々な場面で求められます。
※2:問診、視診、聴診、打診、触診などにより患者の身体状態の評価を行うこと
ところが、コミュニケーションスキルは会話をする相手や状況にあわせて臨機応変な対応が求められるスキルであるため、技能と同様に、本や動画等の座学による学習だけでは不十分であり、また実際の患者に協力してもらうことも容易ではないことから、学習の機会が限られてしまうことが課題となっています。
そこで、実際の現場に近いコミュニケーションを実践形式で学習できる、仮想空間だからこその新しい学習手段の研究・開発に着手いたしました。
研究の概要
仮想空間とChatGPTを組み合わせた、様々な相手とのコミュニケーションを実践形式で学習できるコンテンツの研究・開発に取り組みます。
ChatGPTはOpenAI社が開発した生成AIで、質問や相談、依頼など、様々な要件をテキスト入力して問いかけると、AIがその内容に応じた回答を即時生成してくれることが特徴です。ChatGPTは、職業、年齢、性別、状況など様々な情報を設定した問いかけをしても、その設定に準拠した精度の高い回答を生成することが可能です。
本研究では、このChatGPTを会話相手にすることで、様々な相手とのコミュニケーションを実践形式で学習できるコンテンツの開発を目指します。これによって、現実では話をする機会を持ちにくい様々な相手とのコミュニケーションを、いつでも自由に学習できるようになることが期待できます。
想定している機能・特徴
本研究で研究・開発するコンテンツは、学習者が相手や状況を自由に設定でき、その相手と実際に話をするかのように仮想空間で声を出しながら学習を進めていく医療業界向けのコンテンツを想定しています。
例:高齢の糖尿病患者に対する服薬指導、ベテランの医師に対する処方箋の内容の確認
相手の回答は設定した状況および学習者が話した内容をもとにChatGPTがその都度生成するため、学習できるコミュニケーションの自由度が高いことが特徴です。また、相手の回答は仮想空間にテキストで生成・表示され、現実のコミュニケーションのようにすぐに返事をする必要がないため、学習者はコミュニケーションの合間に考えたり、メモをとる時間をつくることができ、自分のペースで学習を進めることが可能です。
学習は仮想空間で行われ、会話の相手は実際の人物ではなくシステムであることから、学習者は相手の都合を気にせずいつでも何度でも学習できます。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=Knx5WnfWo7Y ]
研究・開発中のコンテンツのプロトタイプで学習を進める様子
今後の予定
本研究に先行して富士フイルムシステムサービスと共同で研究・開発を進めている薬学部生向けの仮想空間で行う実践形式の学習コンテンツの新機能として、まずは薬学部生向けの教育現場でご利用頂けるようにすることを目標に研究・開発に取り組みます。その後、医療業界の様々な場面での活用を視野に入れながら、得られた知見をもとに引き続き研究・開発を進めていくことを検討しています。
▼今後検討予定の学習内容(一例)
1.患者とのコミュニケーション
(例1.)フィジカルアセスメント
問診・視診・触診・打診・聴診などにおける患者との適切なコミュニケーションの方法を
実践形式で学習できる、看護師の業務を想定した学習コンテンツ。
(例2.)服薬指導
患者の症状や生活習慣を適切に会話から聞き出し、患者にあわせた服薬指導を実践形式で学習できる、
薬局における業務を想定したコンテンツ。
2.医療関係者同士のコミュニケーション
(例3.)疑義照会
処方する薬に関する質問・確認など、専門知識を有することを前提にした会話を実践形式で学習できる、
薬剤師と医師との会話を想定したコンテンツ。
会社情報
イマクリエイト株式会社
所在地 : 〒141-0022 東京都品川区東五反田5丁目22-7 KAY&KAY West 101号室
代表者 : 代表取締役CEO 山本 彰洋
URL : https://ima-create.com/
富士フイルムシステムサービス株式会社
所在地 : 〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-7-1 興和一橋ビル5F
代表者 : 代表取締役社長 井上 あまね
URL : https://www.fujifilm.com/fbss/
イマクリエイトは「血を通わす。データに、人に、世の中に。」をミッションに、時間や場所などの様々な現実の壁をこえて、全ての人がもっと自由に、便利に活動できる世の中の実現を目指し、現実に作用する身体性のあるバーチャル技術の研究・開発を進めてまいります。
現実に作用する身体性のあるバーチャル技術の研究・開発を行うイマクリエイト株式会社(以下イマクリエイト)は、富士フイルムシステムサービス株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:井上 あまね、以下富士フイルムシステムサービス)と共同で、質問や相談などの問いかけに対してAIが回答を即時生成するChatGPTを活用した、仮想空間で様々な相手とのコミュニケーションを実践形式で学習できるコンテンツの研究・開発(以下本研究)を開始したことをお知らせいたします。医療業界の様々な場面での活用を視野に入れながら、まずは本研究に先行して富士フイルムシステムサービスと共同で研究・開発を進めている薬学部生向けの仮想空間で行う実践形式の学習コンテンツの新機能としての実装を目指します。
[画像: https://prtimes.jp/i/34298/54/resize/d34298-54-ec1274e2f1229aefe81a-0.jpg ]
イマクリエイトと富士フイルムシステムサービスに関して
医療系人材の教育現場では、新型コロナウイルスの感染拡大によって実習機会に大きな制限がかかったことをきっかけに、教育手法の高度化や新たな技術の開発・導入が求められています。このような背景から、イマクリエイトと富士フイルムシステムサービスは共同で実践形式の学習ができる医療系人材向けの新しい学習手段として仮想空間を活用したコンテンツの研究・開発に取り組んでいます。
研究の背景
これまで、イマクリエイトと富士フイルムシステムサービスは医療現場で求められる技能習得のための学習コンテンツの研究・開発に取り組んで参りました(※1)。
※1:薬学生向けの仮想空間で行う実践形式の学習コンテンツ
薬学部生が薬剤師の現場で求められる技能を実践形式で学習できる、
仮想空間を活用したコンテンツを共同で研究・開発しています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000050.000034298.html
しかし、医療系人材は、技能だけではなく、患者へのフィジカルアセスメント(※2)や服薬指導、医師への処方箋内容の確認など、コミュニケーションスキルも様々な場面で求められます。
※2:問診、視診、聴診、打診、触診などにより患者の身体状態の評価を行うこと
ところが、コミュニケーションスキルは会話をする相手や状況にあわせて臨機応変な対応が求められるスキルであるため、技能と同様に、本や動画等の座学による学習だけでは不十分であり、また実際の患者に協力してもらうことも容易ではないことから、学習の機会が限られてしまうことが課題となっています。
そこで、実際の現場に近いコミュニケーションを実践形式で学習できる、仮想空間だからこその新しい学習手段の研究・開発に着手いたしました。
研究の概要
仮想空間とChatGPTを組み合わせた、様々な相手とのコミュニケーションを実践形式で学習できるコンテンツの研究・開発に取り組みます。
ChatGPTはOpenAI社が開発した生成AIで、質問や相談、依頼など、様々な要件をテキスト入力して問いかけると、AIがその内容に応じた回答を即時生成してくれることが特徴です。ChatGPTは、職業、年齢、性別、状況など様々な情報を設定した問いかけをしても、その設定に準拠した精度の高い回答を生成することが可能です。
本研究では、このChatGPTを会話相手にすることで、様々な相手とのコミュニケーションを実践形式で学習できるコンテンツの開発を目指します。これによって、現実では話をする機会を持ちにくい様々な相手とのコミュニケーションを、いつでも自由に学習できるようになることが期待できます。
想定している機能・特徴
本研究で研究・開発するコンテンツは、学習者が相手や状況を自由に設定でき、その相手と実際に話をするかのように仮想空間で声を出しながら学習を進めていく医療業界向けのコンテンツを想定しています。
例:高齢の糖尿病患者に対する服薬指導、ベテランの医師に対する処方箋の内容の確認
相手の回答は設定した状況および学習者が話した内容をもとにChatGPTがその都度生成するため、学習できるコミュニケーションの自由度が高いことが特徴です。また、相手の回答は仮想空間にテキストで生成・表示され、現実のコミュニケーションのようにすぐに返事をする必要がないため、学習者はコミュニケーションの合間に考えたり、メモをとる時間をつくることができ、自分のペースで学習を進めることが可能です。
学習は仮想空間で行われ、会話の相手は実際の人物ではなくシステムであることから、学習者は相手の都合を気にせずいつでも何度でも学習できます。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=Knx5WnfWo7Y ]
研究・開発中のコンテンツのプロトタイプで学習を進める様子
今後の予定
本研究に先行して富士フイルムシステムサービスと共同で研究・開発を進めている薬学部生向けの仮想空間で行う実践形式の学習コンテンツの新機能として、まずは薬学部生向けの教育現場でご利用頂けるようにすることを目標に研究・開発に取り組みます。その後、医療業界の様々な場面での活用を視野に入れながら、得られた知見をもとに引き続き研究・開発を進めていくことを検討しています。
▼今後検討予定の学習内容(一例)
1.患者とのコミュニケーション
(例1.)フィジカルアセスメント
問診・視診・触診・打診・聴診などにおける患者との適切なコミュニケーションの方法を
実践形式で学習できる、看護師の業務を想定した学習コンテンツ。
(例2.)服薬指導
患者の症状や生活習慣を適切に会話から聞き出し、患者にあわせた服薬指導を実践形式で学習できる、
薬局における業務を想定したコンテンツ。
2.医療関係者同士のコミュニケーション
(例3.)疑義照会
処方する薬に関する質問・確認など、専門知識を有することを前提にした会話を実践形式で学習できる、
薬剤師と医師との会話を想定したコンテンツ。
会社情報
イマクリエイト株式会社
所在地 : 〒141-0022 東京都品川区東五反田5丁目22-7 KAY&KAY West 101号室
代表者 : 代表取締役CEO 山本 彰洋
URL : https://ima-create.com/
富士フイルムシステムサービス株式会社
所在地 : 〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-7-1 興和一橋ビル5F
代表者 : 代表取締役社長 井上 あまね
URL : https://www.fujifilm.com/fbss/
イマクリエイトは「血を通わす。データに、人に、世の中に。」をミッションに、時間や場所などの様々な現実の壁をこえて、全ての人がもっと自由に、便利に活動できる世の中の実現を目指し、現実に作用する身体性のあるバーチャル技術の研究・開発を進めてまいります。