故人とのデジタル遺品に関する会話、9割が「不十分」|約半数が生前に「特に備えていなかった」と回答
[24/03/27]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
「みんなの遺品整理」がデジタル遺品整理を経験されたことのある方へ実態調査!
事業を通して社会課題解決に取り組む株式会社LIFULLの子会社であり、実家の片付け・遺品整理業者比較サイト「みんなの遺品整理」を運営する株式会社LIFULL senior(代表取締役:泉 雅人)は、ご家族の遺品整理を担われたご経験のある方に「デジタル遺品整理の実態調査」を実施しました。デジタル遺品とは、デジタル機器を通さなければ確認できない遺品を指します。スマートフォンやPCなどのデバイスはもちろん、ネットショップに登録したクレジットカード情報やSNSのアカウントなど、ログインすることで把握できるものまで含まれます。そのため、故人がどのようなデジタル遺品を残していたかの把握が難しく、社会問題にもなっています。本調査では、約9割以上の方が故人の生前にデジタル遺品についての会話が十分にできていなかったことが明らかになりました。実際にデジタル遺品を整理されたご家族が置かれた状況を、調査結果と専門家の視点から解説します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49958/54/49958-54-870bebc0cd08bb3106f9040d7e7ac2d7-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「みんなの遺品整理」ウェブサイト:https://m-ihinseiri.jp/
【調査サマリ】
・故人の生前にデジタル遺品に関する会話が十分でなかった方は9割。背景には、考えが及ばない・急逝・話題を避けていたなど様々。
・「デジタル遺品」という概念を認知していながら、対策が不十分であったと認識している方は6割強。
・デジタル遺品に関する管理を特段していなかったのは半数以上。対策をしていた方は複数手段の併用が見られた。
・デジタル遺品の整理で困ったことは「全容がわからず、必要な対応が不明だった」が約6割。生前、故人に対応してほしかったこととしては「登録状況・アカウント・パスワードの詳細リストを用意する」が過半数。
【調査対象】
調査期間:2024年2月28日〜3月5日
対象:ご家族のデジタル遺品整理を担われた経験のある方100名
調査方法:インターネット調査
1. デジタル遺品の整理を完了させられずに「放置」している方は約3割。すべて完了させられたのはわずか2割。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49958/54/49958-54-e1d84ef8ff7ac86359fc51dca4ffcba9-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
故人のデジタル遺品に関する整理状況について伺ったところ、「概ねの整理は完了できた」が51%と最も多いものの、「対応がわからず、すべて放置した」が2%、「あまり整理が完了できず、放置するものが多かった」が27%に上り、放置という選択をした方が約3割もいることが明らかになりました。「すべての整理を完了できた」は20%にとどまり、整理をやりきれない背景には、デジタル機器を通さなければ実態把握ができないという、デジタル遺品の特性があると考えられます。国民生活センターによせられた相談例として、故人が使用していたスマートフォンやPCなどのロックが解除できず、手続きに自体に進めないというものもあります。「みんなの遺品整理」デジタル遺品とは:https://m-ihinseiri.jp/article-know-how/dispose/degital/
2. 9割の方は故人が生前のときにデジタル遺品に関する会話をできていない。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49958/54/49958-54-44ae0d756569750695fdf280d426238f-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
生前の故人とデジタル遺品の対応について話し合うことができていたか伺ったところ、「故人に働きかけたがが、十分に対応してもらえなかった」(36%)が最も多く、次いで「故人から働きかけがあったが、十分に対応できていなかった」(31%)、「故人と話すことができなかった」(23%)という結果に。9割の方は会話が不十分であったと認識していることがわかりました。会話が不十分なままとなった背景については、デジタル遺品の整理まで考えが及んでいなかったり、急逝したことで備えられなかったりしたという意見が目立ちました。また、生前整理の話題そのものを避けるような振る舞いをする方がいることも明らかになりました。
「故人と話すことができなかった」を選択した方の自由回答抜粋
・デジタル遺品という物に考えが及んでいなかった。
・デジタル遺品に関する知識が不十分で、危機感を持っていなかったから。
・突然病気で亡くなったので話し合う暇すらなかった。
・余命宣告はされていたが、元気だったのに数日後亡くなったため話せなかった。
・生前整理の話題を出すと親が必ず機嫌が悪くなり、話せる雰囲気ではなかった。
・あまり触れられたくなかったよう。
3. 6割強の方がデジタル遺品を認知していながら、対策が不十分であったと回答。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49958/54/49958-54-81d154e8c95587739082da8ebe5788a3-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
故人の生前、ご家族がデジタル遺品というものを認知していたかを問う設問では、「認知していたが、対策が不十分だった」と回答した方が最も多く、63%に上りました。また、デジタル遺品という概念を「認知していなかった」という方も28%いることが明らかになりました。当結果の背景としては、前設問述の「会話が不十分であった」理由と同様に、デジタル遺品まで思考が及んでいなかったり、まだ検討する段階にないと判断していたりするケースがあると考えられます。
4. 半数以上の方が故人のデジタル遺品情報を管理していなかった。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49958/54/49958-54-5e6c8a62ee6c7edaf7a8e24c875ce055-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
生前より故人のデジタル遺品にまつわる情報をどのように管理していたかを伺ったところ、「特に管理していなかった」と回答した方が51%となり、過半数は対策を行っていなかったことがわかりました。なお、管理されていた方においては、「紙に記録して保管していた」(26%)が最も多く、「家族や親しい人と共有していた」(22%)「デジタルツール(例:Excel、専用アプリなど)に記録して保管していた」(15%)と続きました。中には「紙に記録し家族に共有」など、複数の手段を併用するケースも見受けられます。
5. デジタル遺品の整理で何かしらの困りごとがあったのは8割強。全容が把握できておらず不安を抱えた方が約6割。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49958/54/49958-54-fb9900a278116be38ef94d3461ca988c-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
故人のデジタル遺品の整理において発生した困りごとを伺ったところ、「全容がわからず、必要な対応が不明だった」(58%)が最も多い結果となりました。次いで「故人のPC、スマートフォンなどのロックを解除できなかった」(32%)と回答した方が多いことからもわかるように、デジタル遺品情報の多くを占めているデバイスの解除ができず、全容把握を難しいものにしていると考えられます。「みんなの遺品整理」デジタル遺品の相談ができる業者一覧:https://m-ihinseiri.jp/partners/option-19/
6. 生前にデジタル遺品の対応を求めているのは約9割。デジタル遺品リストの作成を希望する方が半数以上。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49958/54/49958-54-8df20caec5659fd1bc43a5b1c6bc26cb-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
デジタル遺品の整理を経験した今、生前に故人にしてほしかった対応を問う設問では「登録状況・アカウント・パスワードの詳細リストを用意する」(55%)が最多でした。デジタル機器を通すことでのみ確認できるデジタル遺品の特性上、全容を把握できるリストのニーズが高いことがよくわかります。
デジタル遺品の把握手段については、消費者庁などにも相談が多くよせられ、国民生活センターもデジタル遺品リストの作成を促しています。なお、次いで「管理や引継ぎに関する自分の意向や希望を書面で残す」が39%と多く、故人の望みについて生前に確認しておくことで困りごとを未然に防ぐことにつながると考えられます。
一般財団法人 遺品整理士認定協会 長谷川正芳氏 コメント
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49958/54/49958-54-2b8392c2d1197ceaac63e2f6cb4b7527-953x1191.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
デジタル遺品に関しては、業者側で対応ができる「データの消去や処分」の相談が多く寄せられています。デジタル遺品の処分業者は、物理的な破壊をもってデータの流出を防止することが可能です。一方で、スマートフォンやPCのパスワード解除の相談も年々増加し、昨年に比べ2倍程度は相談が増えています。ただ、スマートフォンやPCのパスワードの解除は難しい技術であり、業者では担えないケースが多いのも実情です。もちろん一部対応ができる場合もありますが、解除補償がない契約も見られ、高額な費用を支払ってもロックが解除できないケースも少なくありません。スマートフォンは急速に普及が進み利用者は増えていますが、遺品の観点からは問題もあります。生前の内にロックの解除方法については、親族内で共有されることを強くおすすめします。
「みんなの遺品整理」デジタル遺品の相談ができる業者一覧:https://m-ihinseiri.jp/partners/option-19/
【プロフィール】
一般財団法人 遺品整理士認定協会 常務理事 兼 事務局長 長谷川正芳
ペット産業・建築不動産業を経験し、現職に至る。現在は一般財団法人遺品整理士認定協会で遺品整理の現場や対応方法について、専門家を育成すべく「遺品整理士養成講座」を開講。ご遺族に寄り添う遺品整理士を育成し、遺品整理業界の健全化のため、活動を進める。
※専門家コメントの提供やご取材対応も可能です。
ご希望の際は株式会社LIFULL senior みんなの遺品整理事務局までご連絡をお願いします。
「みんなの遺品整理」について
「みんなの遺品整理」は、実家の片付け・遺品整理業者比較サイトです。遺品整理士認定協会や事件現場特殊清掃センターと提携しており、全国891社(2024年2月7日時点)の優良業者のみを掲載しています。サイトへの掲載審査においては、遺品整理士の在籍有無、法令遵守度や作業品質の高さを厳しくチェックし、サイト上では業者ごとの保有資格を確認できます。また、サイトでは複数業者へ相見積もりができます。お急ぎの場合は要望にあった業者選びをお任せいただくことも可能です。お見積もり時に作業内容を細かく擦り合わせるため、作業後の追加請求は一切発生しません。運営側でも業者が著しく高い見積額を提示していないかのチェックを徹底。はじめてでも安心して利用いただけるように最大限のサポートを提供しています。
みんなの遺品整理が安心できる理由
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49958/54/49958-54-684afb6a40e593128e2f356a222d2c80-1362x372.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「みんなの遺品整理」はじめての方へページ:https://m-ihinseiri.jp/about/
株式会社LIFULL senior について
「老後の不安をゼロにする」をビジョンに掲げ、ヒトとテクノロジーの力で、超高齢社会の課題を解決する様々な事業を展開しています。主な事業として、老人ホーム検索サービス「LIFULL 介護」、実家の片付け・遺品整理業者比較サイト「みんなの遺品整理」、介護施設向け買い物代行業務支援サービス「買い物コネクト」があります。今後も高齢者や関わる人々が抱える不安や課題に向き合って事業を拡大して参ります。
株式会社LIFULL senior 概要
会社名:株式会社LIFULL senior(ライフル シニア)
所在地:東京都千代田区麹町1丁目4−4
代表取締役:泉 雅人
設立:2015年7月1日
事業内容:
遺品整理業者検索サイト『みんなの遺品整理』の運営
https://m-ihinseiri.jp/
老人ホーム検索サイト『LIFULL 介護』の運営
https://kaigo.homes.co.jp/
介護施設向け買い物代行支援サービス『買い物コネクト』の運営
https://lp.kaimonoc.jp/
自治体向け買い物弱者支援ツール『買い物コネクト』の運営
https://lp-g.kaimonoc.jp/
介護当事者一歩手前の世代に向け、介護や老後に関する最新情報や体験談を発信するウェブメディア『tayorini』(たよりに)の運営
https://kaigo.homes.co.jp/tayorini/
事業を通して社会課題解決に取り組む株式会社LIFULLの子会社であり、実家の片付け・遺品整理業者比較サイト「みんなの遺品整理」を運営する株式会社LIFULL senior(代表取締役:泉 雅人)は、ご家族の遺品整理を担われたご経験のある方に「デジタル遺品整理の実態調査」を実施しました。デジタル遺品とは、デジタル機器を通さなければ確認できない遺品を指します。スマートフォンやPCなどのデバイスはもちろん、ネットショップに登録したクレジットカード情報やSNSのアカウントなど、ログインすることで把握できるものまで含まれます。そのため、故人がどのようなデジタル遺品を残していたかの把握が難しく、社会問題にもなっています。本調査では、約9割以上の方が故人の生前にデジタル遺品についての会話が十分にできていなかったことが明らかになりました。実際にデジタル遺品を整理されたご家族が置かれた状況を、調査結果と専門家の視点から解説します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49958/54/49958-54-870bebc0cd08bb3106f9040d7e7ac2d7-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「みんなの遺品整理」ウェブサイト:https://m-ihinseiri.jp/
【調査サマリ】
・故人の生前にデジタル遺品に関する会話が十分でなかった方は9割。背景には、考えが及ばない・急逝・話題を避けていたなど様々。
・「デジタル遺品」という概念を認知していながら、対策が不十分であったと認識している方は6割強。
・デジタル遺品に関する管理を特段していなかったのは半数以上。対策をしていた方は複数手段の併用が見られた。
・デジタル遺品の整理で困ったことは「全容がわからず、必要な対応が不明だった」が約6割。生前、故人に対応してほしかったこととしては「登録状況・アカウント・パスワードの詳細リストを用意する」が過半数。
【調査対象】
調査期間:2024年2月28日〜3月5日
対象:ご家族のデジタル遺品整理を担われた経験のある方100名
調査方法:インターネット調査
1. デジタル遺品の整理を完了させられずに「放置」している方は約3割。すべて完了させられたのはわずか2割。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49958/54/49958-54-e1d84ef8ff7ac86359fc51dca4ffcba9-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
故人のデジタル遺品に関する整理状況について伺ったところ、「概ねの整理は完了できた」が51%と最も多いものの、「対応がわからず、すべて放置した」が2%、「あまり整理が完了できず、放置するものが多かった」が27%に上り、放置という選択をした方が約3割もいることが明らかになりました。「すべての整理を完了できた」は20%にとどまり、整理をやりきれない背景には、デジタル機器を通さなければ実態把握ができないという、デジタル遺品の特性があると考えられます。国民生活センターによせられた相談例として、故人が使用していたスマートフォンやPCなどのロックが解除できず、手続きに自体に進めないというものもあります。「みんなの遺品整理」デジタル遺品とは:https://m-ihinseiri.jp/article-know-how/dispose/degital/
2. 9割の方は故人が生前のときにデジタル遺品に関する会話をできていない。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49958/54/49958-54-44ae0d756569750695fdf280d426238f-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
生前の故人とデジタル遺品の対応について話し合うことができていたか伺ったところ、「故人に働きかけたがが、十分に対応してもらえなかった」(36%)が最も多く、次いで「故人から働きかけがあったが、十分に対応できていなかった」(31%)、「故人と話すことができなかった」(23%)という結果に。9割の方は会話が不十分であったと認識していることがわかりました。会話が不十分なままとなった背景については、デジタル遺品の整理まで考えが及んでいなかったり、急逝したことで備えられなかったりしたという意見が目立ちました。また、生前整理の話題そのものを避けるような振る舞いをする方がいることも明らかになりました。
「故人と話すことができなかった」を選択した方の自由回答抜粋
・デジタル遺品という物に考えが及んでいなかった。
・デジタル遺品に関する知識が不十分で、危機感を持っていなかったから。
・突然病気で亡くなったので話し合う暇すらなかった。
・余命宣告はされていたが、元気だったのに数日後亡くなったため話せなかった。
・生前整理の話題を出すと親が必ず機嫌が悪くなり、話せる雰囲気ではなかった。
・あまり触れられたくなかったよう。
3. 6割強の方がデジタル遺品を認知していながら、対策が不十分であったと回答。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49958/54/49958-54-81d154e8c95587739082da8ebe5788a3-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
故人の生前、ご家族がデジタル遺品というものを認知していたかを問う設問では、「認知していたが、対策が不十分だった」と回答した方が最も多く、63%に上りました。また、デジタル遺品という概念を「認知していなかった」という方も28%いることが明らかになりました。当結果の背景としては、前設問述の「会話が不十分であった」理由と同様に、デジタル遺品まで思考が及んでいなかったり、まだ検討する段階にないと判断していたりするケースがあると考えられます。
4. 半数以上の方が故人のデジタル遺品情報を管理していなかった。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49958/54/49958-54-5e6c8a62ee6c7edaf7a8e24c875ce055-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
生前より故人のデジタル遺品にまつわる情報をどのように管理していたかを伺ったところ、「特に管理していなかった」と回答した方が51%となり、過半数は対策を行っていなかったことがわかりました。なお、管理されていた方においては、「紙に記録して保管していた」(26%)が最も多く、「家族や親しい人と共有していた」(22%)「デジタルツール(例:Excel、専用アプリなど)に記録して保管していた」(15%)と続きました。中には「紙に記録し家族に共有」など、複数の手段を併用するケースも見受けられます。
5. デジタル遺品の整理で何かしらの困りごとがあったのは8割強。全容が把握できておらず不安を抱えた方が約6割。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49958/54/49958-54-fb9900a278116be38ef94d3461ca988c-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
故人のデジタル遺品の整理において発生した困りごとを伺ったところ、「全容がわからず、必要な対応が不明だった」(58%)が最も多い結果となりました。次いで「故人のPC、スマートフォンなどのロックを解除できなかった」(32%)と回答した方が多いことからもわかるように、デジタル遺品情報の多くを占めているデバイスの解除ができず、全容把握を難しいものにしていると考えられます。「みんなの遺品整理」デジタル遺品の相談ができる業者一覧:https://m-ihinseiri.jp/partners/option-19/
6. 生前にデジタル遺品の対応を求めているのは約9割。デジタル遺品リストの作成を希望する方が半数以上。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49958/54/49958-54-8df20caec5659fd1bc43a5b1c6bc26cb-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
デジタル遺品の整理を経験した今、生前に故人にしてほしかった対応を問う設問では「登録状況・アカウント・パスワードの詳細リストを用意する」(55%)が最多でした。デジタル機器を通すことでのみ確認できるデジタル遺品の特性上、全容を把握できるリストのニーズが高いことがよくわかります。
デジタル遺品の把握手段については、消費者庁などにも相談が多くよせられ、国民生活センターもデジタル遺品リストの作成を促しています。なお、次いで「管理や引継ぎに関する自分の意向や希望を書面で残す」が39%と多く、故人の望みについて生前に確認しておくことで困りごとを未然に防ぐことにつながると考えられます。
一般財団法人 遺品整理士認定協会 長谷川正芳氏 コメント
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49958/54/49958-54-2b8392c2d1197ceaac63e2f6cb4b7527-953x1191.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
デジタル遺品に関しては、業者側で対応ができる「データの消去や処分」の相談が多く寄せられています。デジタル遺品の処分業者は、物理的な破壊をもってデータの流出を防止することが可能です。一方で、スマートフォンやPCのパスワード解除の相談も年々増加し、昨年に比べ2倍程度は相談が増えています。ただ、スマートフォンやPCのパスワードの解除は難しい技術であり、業者では担えないケースが多いのも実情です。もちろん一部対応ができる場合もありますが、解除補償がない契約も見られ、高額な費用を支払ってもロックが解除できないケースも少なくありません。スマートフォンは急速に普及が進み利用者は増えていますが、遺品の観点からは問題もあります。生前の内にロックの解除方法については、親族内で共有されることを強くおすすめします。
「みんなの遺品整理」デジタル遺品の相談ができる業者一覧:https://m-ihinseiri.jp/partners/option-19/
【プロフィール】
一般財団法人 遺品整理士認定協会 常務理事 兼 事務局長 長谷川正芳
ペット産業・建築不動産業を経験し、現職に至る。現在は一般財団法人遺品整理士認定協会で遺品整理の現場や対応方法について、専門家を育成すべく「遺品整理士養成講座」を開講。ご遺族に寄り添う遺品整理士を育成し、遺品整理業界の健全化のため、活動を進める。
※専門家コメントの提供やご取材対応も可能です。
ご希望の際は株式会社LIFULL senior みんなの遺品整理事務局までご連絡をお願いします。
「みんなの遺品整理」について
「みんなの遺品整理」は、実家の片付け・遺品整理業者比較サイトです。遺品整理士認定協会や事件現場特殊清掃センターと提携しており、全国891社(2024年2月7日時点)の優良業者のみを掲載しています。サイトへの掲載審査においては、遺品整理士の在籍有無、法令遵守度や作業品質の高さを厳しくチェックし、サイト上では業者ごとの保有資格を確認できます。また、サイトでは複数業者へ相見積もりができます。お急ぎの場合は要望にあった業者選びをお任せいただくことも可能です。お見積もり時に作業内容を細かく擦り合わせるため、作業後の追加請求は一切発生しません。運営側でも業者が著しく高い見積額を提示していないかのチェックを徹底。はじめてでも安心して利用いただけるように最大限のサポートを提供しています。
みんなの遺品整理が安心できる理由
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49958/54/49958-54-684afb6a40e593128e2f356a222d2c80-1362x372.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「みんなの遺品整理」はじめての方へページ:https://m-ihinseiri.jp/about/
株式会社LIFULL senior について
「老後の不安をゼロにする」をビジョンに掲げ、ヒトとテクノロジーの力で、超高齢社会の課題を解決する様々な事業を展開しています。主な事業として、老人ホーム検索サービス「LIFULL 介護」、実家の片付け・遺品整理業者比較サイト「みんなの遺品整理」、介護施設向け買い物代行業務支援サービス「買い物コネクト」があります。今後も高齢者や関わる人々が抱える不安や課題に向き合って事業を拡大して参ります。
株式会社LIFULL senior 概要
会社名:株式会社LIFULL senior(ライフル シニア)
所在地:東京都千代田区麹町1丁目4−4
代表取締役:泉 雅人
設立:2015年7月1日
事業内容:
遺品整理業者検索サイト『みんなの遺品整理』の運営
https://m-ihinseiri.jp/
老人ホーム検索サイト『LIFULL 介護』の運営
https://kaigo.homes.co.jp/
介護施設向け買い物代行支援サービス『買い物コネクト』の運営
https://lp.kaimonoc.jp/
自治体向け買い物弱者支援ツール『買い物コネクト』の運営
https://lp-g.kaimonoc.jp/
介護当事者一歩手前の世代に向け、介護や老後に関する最新情報や体験談を発信するウェブメディア『tayorini』(たよりに)の運営
https://kaigo.homes.co.jp/tayorini/