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カリフォルニア・アーモンド協会、アーモンドの摂取が運動後の回復に貢献することを示唆する新しい研究結果を発表

軽度の過体重で時々運動する人が、集中的な運動をする間の筋肉痛を軽減し、筋肉のパフォーマンスを改善




[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/53148/54/53148-54-0ac508895d0f9c4be80c5b29da24b08b-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

※このプレスリリースは2024年2月15日に米国カリフォルニアで発表された資料の抄訳版です。

世界最大のアーモンド生産地である米国カリフォルニア州の約7,600のアーモンド生産農家ならびに100を超える製造加工業者で組織される「カリフォルニア・アーモンド協会」(本拠地:米国カリフォルニア州モデスト)は、アーモンドの摂取が、運動後の回復時の筋肉痛を軽減し、垂直跳びを行なった際の筋肉のパフォーマンスの向上につながることを示唆する新しい研究結果を発表しました。この結果は、アーモンドの摂取が運動後の筋肉の回復にどのように影響するかを調査した先行する研究[1]を発展させたものです。
『Frontiers in Nutrition』に掲載された本研究[2]は、25人の軽度の過体重の中年男女を対象に、8週間、毎日57g(2オンス)のホールアーモンドを間食する介入群と、同カロリーの無塩プレッツェル86g(3オンス)を摂取する対照群に分けて、8週間後に30分間の下り坂トレッドミル走行試験を行い、筋肉に損傷を与えることで、アーモンドの摂取が筋肉の回復にどのように影響するかを調査しました。カリフォルニア・アーモンド協会は、この研究に資金を提供してきました。研究者らは、トレッドミルのテスト前、テスト中、テスト後の3つの時点で、被験者の筋機能、筋損傷と炎症の血中マーカーを測定した他、視覚的尺度を用いて自覚された筋肉痛を測定しました。また、ベースライン時と8週間のアーモンド摂取後に、心代謝系の健康マーカー、体組成、気分、食欲、幸福感などの心理社会的評価も測定しました。本研究の結果は、介入群では、累積72時間の運動回復期間中、爆発的な運動(垂直跳びチャレンジ)を行った際の筋肉痛が約25%軽減されました。この自覚された筋肉痛の軽減により、垂直跳びチャレンジの際の筋肉のパフォーマンスが向上しました。心代謝系の健康状態、筋肉の損傷/炎症、気分、食欲の指標に関しては、介入群と対照群で有意差は認められませんでした。本研究の限界は、軽度の過体重で、時々体を動かすけれども、トレーニングしているアスリートではない非喫煙者の参加者を対象としていることから、この結果を他の人口動態や健康状態のグループへ一般化することはできないことにあります。キングス・カレッジ・ロンドンの運動代謝栄養学上級講師のオリバー・C・ウィタード(Oliver C. Witard)博士は、次のように述べています。「私たちの研究は、アーモンドの間食が、激しい運動後の体力回復を助けるための常食として、時々運動する人に勧められる食材であることを示唆しています。アーモンドは、タンパク質、良質な脂肪、抗酸化物質であるビタミンEを含む栄養価の高い、フィットネスに最適な食品です。」手のひら一杯分のアーモンド(28g)には、4gの植物性タンパク質、13gの良質な不飽和脂肪とわずか1gの飽和脂肪が含まれています。ウィタード博士の研究は、定期的にアーモンドを間食することが、時々運動する健康な成人の運動回復にどのように影響するかを調べた先行する研究に加わるものです。ウィタード博士は、次のように述べています。「運動習慣を継続することは容易ではありません。そのため、人々が身体的に活動的になり、それを維持するための食事戦略を取り入れることは公衆衛生にとって重要です。私たちの予備的調査結果は、アーモンドを間食することで、運動に不慣れな人々が新しいトレーニング・プログラムを継続しやすくする可能性があることを示唆するという点で、励みとなるものです。」アーモンド1オンス(28g)には4gの食物繊維と、15の必須栄養素(マグネシウム(77mg、DV18.3%)、カリウム(210mg、DV4%)、ビタミンE(7.27mg、DV50%)など)が含まれており、健康的でアクティブなライフスタイルを送る人に最適なスナックです。[1] 「アーモンドの摂取は、エキセントリック運動に対する急性血漿ジヒドロキシオクタデセン酸(DiHOME)応答を変化させる」。『Frontiers in Nutrition』、DOI: 10.3389/fnut.2022.1042719。Nieman, D. C.、Omar, A. M.、Kay, C. D.、Kasote, D. M.、Sakaguchi, C. A.、Lkhagva, A.、Weldermariam, M. M.およびZhang, Q。2023年。
[2] 「アーモンドの習慣的な間食により、下り坂ランニング後の自覚された筋肉痛は軽減されるが、軽度過体重の中年成人における心代謝健康の指標に改善は見られない」。『Frontiers in Nutrition』、2024年1月8日、DOI:https://doi.org/10.3389/fnut.2023.1298868。Witard, O.、Siegel, L.、Rooney, J.、Marjoram, L.、Mason, L.、Bowles, E.、Valente, T.、Keulen, V.、Helander, C.、Rayo, V.、Hong, M. Y.、Liu, C.、Hooshmand, S。

研究結果
アーモンドを毎日間食することで、自覚された筋肉痛が軽減され、筋肉のパフォーマンスが向上しました。
・ 25名の軽度の過体重の中年男女を対象に、介入群には毎日、57g(2オンス)のホールアーモンドを、対照群には毎日、同カロリーの86gの炭水化物スナック(無塩プレッツェル)を8週間摂取してもらいました。8週間後、30分間の下り坂トレッドミル走行試験を実施しました。
・ 研究者らは、トレッドミル走行前と走行後3つの時点(24時間、48時間、72時間)で、被験者の自覚された筋肉痛、筋機能(筋収縮テストと垂直跳びで測定)、筋損傷/炎症の血液マーカー(クレアチンキナーゼとC反応性タンパク質)を測定しました。
・ 下り坂トレッドミル走行後の72時間の累積期間において、垂直跳び(爆発的な運動)中に測定された筋肉痛は、介入群では対照群に対して約24%減少し、運動回復中の垂直跳びパフォーマンスの改善につながりました。筋収縮試験中の筋肉痛とパフォーマンスの測定では、介入群と対照群で有意差は認められませんでした。
・ 研究者らはまた、ベースライン時と8週間のアーモンド摂取後に、心代謝系の健康マーカー(総コレステロール、トリグリセリド、HDLコレステロール、LDLコレステロール)、体組成、気分、食欲、幸福感の心理社会的評価を測定しました。心代謝系の健康、筋肉の損傷/炎症、気分、食欲の測定では、介入群と対照群で有意差は認められませんでした。研究のまとめ
アーモンドを8週間間食することで、筋肉にダメージを与える運動からの回復中に自覚される筋肉痛が軽減され、その結果、筋肉の機能的能力が維持されました。本研究は、アーモンドが軽度の過体重の中年成人の運動耐性を改善する機能性食品スナックであることを示唆しています。カリフォルニア・アーモンド協会について
高品質なカリフォルニア・アーモンドは、品種や栽培技術の改良のもと生産されています。数世代にわたる家族経営が多数を占めるアーモンド農家約7,600と約100の加工業者を代表するカリフォルニア・アーモンド協会は、戦略的な市場開発におけるリーダーシップや革新的な研究を通して、業界のベストプラクティスの導入を促進することにより、自然で健全な品質のアーモンドを推進しています。1950年に設立され、カリフォルニア州モデストに本拠を置く当協会は、米国農務省の監督下で、生産者により制定されたマーケティング・オーダーを管理する非営利組織です。協会の活動およびアーモンドに関する詳細は、公式WEBサイトおよび、Twitter、Instagramをご覧ください。
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