AERA × Yahoo!リサーチ 、「幸せ」に関する共同調査
[10/02/19]
提供元:PRTIMES
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現在の幸せ度、100点満点中「51点以上」が約4分の3。
幸せ度が高い人ほど「家族」、幸せ度が低い人ほど「お金」を必要としている傾向
http://www.yahoo-vi.co.jp/research/100219.html
調査期間:2009年12月5日〜7日/インターネットウェブ定量調査により、全国
の20〜49歳男女1,201人を対象に実施
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<調査結果トピックス>
・総合幸せ度、100点満点中「51点以上」が約4分の3。女性や既婚者がより幸
せを感じている
・【家族】や【健康】に対して知覚する幸せの度合いが、総合幸せ度を高め
る重要な条件
・総合幸せ度の低さには、【収入】や【仕事】に対して知覚する幸せの低さ
が影響大
・『幸せな状態』とは、幸せ度が高い人は「家族と仲が良い」「家族が健
康」、低い人は「多収入」
・不安な時期に必要なのは、幸せ度が高い人ほど『周囲の人』、幸せ度が低
い人ほど『収入』
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Yahoo!リサーチを運営するヤフーバリューインサイト株式会社(本社/東京
都中野区、代表取締役社長:田部 信)は、『AERA』編集部(編集長:尾木
和晴) と共同で「幸せに関する調査」を自社調査専用パネルを対象に実施し
ました。
生活者自身が知覚する【総合幸せ度】と、「家族」「仕事」「収入」「健
康」などの【個別要素に対する幸せ度】の関係や、「年代」や「結婚」など
のライフサイクルにおける重要なイベントなどとの関係性を探り、Yahoo!リ
サーチなりの『幸せの分析』を試みました。
◇◆◇ 調査結果概要 ◇◆◇
【1】総合幸せ度、100点満点中「51点以上」が約4分の3。女性や既婚者がより
幸せを感じている
+-----+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
まず、「0〜100点」で回答した現在の自分自身の幸せ度合い(以下、【総合
幸せ度】)は、「0〜25点」が7%、「26〜50点」が20%、「51〜75点」が38
%、「76〜100点」が36%と、「51点以上」が全体の約4分の3を占め、不況な
どの明るいとは言い難いニュースが蔓延するなか、個々人が知覚する【総合幸
せ度】は想定よりも高い結果となりました。
【総合幸せ度】別に性年代、年収などの属性構成比を見てみると、【総合幸
せ度】が高いほど女性の比率が高く、また、男女共に未婚者よりも既婚者の比
率が高まる傾向が見られます。特に【総合幸せ度76点以上】のなかで、30代女
性が25%と約4分の1、女性既婚者は46%と約半数を占め、その傾向が顕著に
なっています。特に女性にとっては、結婚と、知覚する総合的な幸せの高さ
は、関係性が強いと言えそうです。
また、【総合幸せ度】が高いほど世帯年収が高くなる傾向も見られます。し
かし、「世帯年収800万円以上」になると、その構成比は【総合幸せ度26点以
上】でいずれも20%強となっており、ある一定以上の世帯年収では、【総合幸
せ度】との相関性は弱まっているように見えます。
【2】【家族】や【健康】に対して知覚する幸せの度合いが、総合幸せ度を高
める重要な条件
+-----+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
次に、【総合幸せ度】が76点以上の回答者と、【家族】【仕事】【収入】
【健康】の4つの【個別要素の幸せ度】について、「とても幸せだと思う」
「まあまあ幸せだと思う」(以下、「幸せ」)と回答した人の重なりを確認し、
【総合幸せ度】と【個別要素の幸せ度】間の関係性を見てみました。
【総合幸せ度76点以上】と【個別要素の幸せ度】のトップ2ボックス回答者
の重なりの比率は、【家族】【健康】【仕事】【収入】の順に高い結果となり
ました。【家族:幸せ】は【総合幸せ度76点以上】の93%、【健康:幸せ】は
【総合幸せ度76点以上】の86%を占め、【総合幸せ度76点以上】の9割近い
方々が【家族】【健康】についても幸せであると回答しています。
一方、【仕事:幸せ】は【総合幸せ度76点以上】の66%、【収入:幸せ】は
53%と、【仕事】【収入】に幸せを感じている人は、【総合幸せ度76点以上】
の半数強程度に留まっています。【仕事】や【収入】よりも、【家族】や【健
康】のほうが、総合的な高い幸せを感じさせる重要な条件と言えそうです。
【3】総合幸せ度の低さには、【収入】や【仕事】に対して知覚する幸せの低
さが影響大
+-----+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
幸せ度が低い人に対して前述【2】と同様のプロセスを行い、【総合幸せ
度】が25点以下の著しく低い人と、【家族】【仕事】【収入】【健康】の4つ
の【個別要素の幸せ度】について「まったく幸せではないと思う」「あまり幸
せではないと思う」のボトム2ボックスを回答した人(以下、「幸せではない」)
の関係性を確認しました。
【総合幸せ度25点以下】と【個別要素の幸せ度】のボトム2ボックス回答者
の重なりの比率は、【収入】【仕事】【家族】【健康】の順に高い結果となり
ました。
【収入:幸せではない】は【総合幸せ度25点以下】の94%、【仕事:幸せで
はない】は【総合幸せ度25点以下】の87%を占め、【総合幸せ度25点以下】の
9割近い方々が【収入】【仕事】について幸せでないと回答しています。
一方、【家族】【健康】に対して幸せを感じていないことと、総合幸せ度の
低さの関係性は低く、【家族:幸せではない】は【総合幸せ度25点以下】の66
%、【健康:幸せではない】は62%と、【家族】【健康】に幸せを感じていな
い人は、【総合幸せ度25点以下】の6割強に留まっています。総合的な幸せの
低さには、【家族】や【健康】よりも、【収入】や【仕事】が影響を与えてい
ることが分かりました。
【4】『幸せな状態』とは、幸せ度が高い人は「家族と仲が良い」「家族が健
康」、低い人は「多収入」
+-----+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
さらに、『幸せだと思う状態』と『不安を感じること』について、それぞれ
5つまでの複数回答形式で聞いた結果から、【家族】【健康】【仕事】【収
入】に関する詳細項目について、【総合幸せ度】別のスコアを確認しました。
やはり前述【2】のとおり、『幸せだと思う状態』は、【総合幸せ度】が高
いほど「家族と仲が良いこと」「家族が健康であること」「子どもが成長する
こと」など、【家族】や【健康】に関する項目のスコアが高い傾向となってお
り、逆に【総合幸せ度】が低いほど「収入が多いこと」「仕事がうまくいって
いること」など、【収入】や【仕事】に関する項目が高い傾向が見られます。
【総合幸せ度76点以上】では「家族と仲が良いこと」79%、「家族が健康で
あること」66%であるのに対し、【総合幸せ度25点以下】ではともに30ポイン
ト以上下回るスコアになっています。また、【総合幸せ度25点以下】では「収
入が多いこと」60%に対し、【総合幸せ度76点以上】では16%と、幸せを知覚
する状態に大きな隔たりがあることがわかります。
『不安を感じること』については、【総合幸せ度】が高いほど「家族が健康
でないこと」「家族と仲が良くないこと」など【家族】に関するネガティブな
状態に不安を感じる人が多くなっています。また、【総合幸せ度】が低いほ
ど、「収入が少ないこと」「仕事がうまくいっていないこと」など【収入】
【仕事】に関するネガティブな状態に不安を感じる人が多く、特に「収入が少
ないこと」では、【総合幸せ度25点以下】の63%に対し、【総合幸せ度76点以
上】では28%と半数以下のスコアになっています。
【5】不安な時期に必要なのは、幸せ度が高い人ほど『周囲の人』、幸せ度が
低い人ほど『収入』
+-----+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
最後に、『不安な時期を乗り越えるために必要だと思うモノやコト』につい
て確認してみました。
【総合幸せ度】が高いほど、「配偶者や恋人」「子ども」「親」「友人」な
ど「人」のスコアが高く、特に「配偶者や恋人」は【総合幸せ度76点以上】で
は77%と群を抜いて高い結果となっています。【総合幸せ度】が高いほど、不
安な時期に身近な人を必要とする傾向が見られ、『頼れる人がいる』幸せと
いったものも感じ取ることができます。【1】のとおり、【総合幸せ度】が高
いほど、既婚者が多かったこととの関係もありそうです。
また、【総合幸せ度】が低いほど、「収入」や「仕事」の必要度が高い傾向
が見られます。特に【総合幸せ度25点以下】では「収入」が68%と約7割を占
めており、【総合幸せ度76点以上】の2倍ほどのスコアになっています。いざ
という時には「人」よりも「お金」が必要と考えているようです。しかしなが
ら同じお金でも、「年金」が支えになると感じている人は【総合幸せ度】に関
わらず非常に低く、また、「会社」についても同様で、頼れるものと頼れない
ものを現実的な目で見ている様子がうかがえます。
<調査概要>
◇調査目的 :現在の幸せ度の把握とその要因を探る
◇調査方法 :インターネットウェブ定量調査
◇調査対象 :全国の20〜49歳の男女1,201人
◇割付 :性年代10歳刻み均等割付、年代内居住地域(8地域)人口動態割付
◇調査期間 :2009年12月5日(土)〜12月7日(月)
◇調査機関 :ヤフーバリューインサイト株式会社
◇設問項目 :下記項目を調査
・ 項目(仕事/収入/家族/健康)別の幸せ実感度
・ 総合幸せ度合い(100点満点)
・ 自分の10年後の幸せ予測
・ 幸せとはどのような状況か
・ 不安を感じる事
・ 身近な「とても幸せそうな人」を見た時の感じ方
・ 不安な時期を乗り切るために必要なモノやコト
・ 勤務経験社数
・ 仕事のなかで幸せを感じるシーン
・ 生活や健康状態(平均睡眠時間/体型/喫煙/外食頻度)
・ 考え方、意識項目
・ 政治への興味関心
・ 結婚の時期、子どもの有無、同居家族
・ 個人年収、世帯年収、貯蓄額 など
※プレスリリースは、こちらからダウンロードいただけます。
http://www.yahoo-vi.co.jp/research/common/pdf/100219.pdf
───────────────────────────────────
◇ヤフーバリューインサイト株式会社について
───────────────────────────────────
「市場の生活者ニーズを捉え、マーケティング課題を解決し、企業の成長に
貢献する価値を提供すること」、それが私たちの使命です。ヤフーバリューイ
ンサイト株式会社は、マーケティングリサーチのリーディングカンパニーとし
て、国内最大級かつ高品質な調査パネルを基盤に、インターネットリサーチか
ら従来型手法まで、豊富なリサーチサービスを提供しています。
2008年7月より、ヤフー株式会社との「Yahoo!リサーチ」ブランド共同運営
を開始し、Yahoo! JAPANを通じた調査パネルの充実、インターネットにおける
ノウハウやインターネット利用動向の活用、そしてマーケティングテクノロジ
ーの研究・開発を続け、これまでにないサービスや価値を提供してまいります。
会社名 :ヤフーバリューインサイト株式会社
http://www.yahoo-vi.co.jp/
所在地 :東京都中野区中央1-38-1 住友中野坂上ビル1F
TEL: 03-3367-1967(代表) FAX:03-3367-1961
新会社発足日 :2007年7月1日
資本金 :7億円
代表者 :代表取締役社長 田部 信(たなべ しん)
事業内容 :・マーケティングリサーチ事業
・データ解析事業
・マーケティングコンサルティング事業
所属団体 :・社団法人日本マーケティング・リサーチ協会(JMRA)
・社団法人日本マーケティング協会(JMA)
・ESOMAR(ヨーロッパ世論・市場調査協会)
・日本行動計量学会
・日本消費者行動研究学会(JACS)
・日本マーケティング・サイエンス学会(JIMS)
本件に関するお問い合わせ
─────────────────────────────
ヤフーバリューインサイト株式会社
マーケティングコミュ二ケーション室 広報
お問い合わせフォーム:
https://www.yahoo-vi.co.jp/inquiry/form/index.php
TEL:03-3367-1959 FAX:03-3367-1969
【引用・転載時のクレジット表記について】
Yahoo!リサーチの調査結果引用の際は、必ずクレジット/調査概要
を明記いただけますようお願いします。
例)「 Yahoo!リサーチ調べ / 全国○〜○歳の男女○名、
2009年○月○日〜○月○日実施」
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現在の幸せ度、100点満点中「51点以上」が約4分の3。
幸せ度が高い人ほど「家族」、幸せ度が低い人ほど「お金」を必要としている傾向
http://www.yahoo-vi.co.jp/research/100219.html
調査期間:2009年12月5日〜7日/インターネットウェブ定量調査により、全国
の20〜49歳男女1,201人を対象に実施
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<調査結果トピックス>
・総合幸せ度、100点満点中「51点以上」が約4分の3。女性や既婚者がより幸
せを感じている
・【家族】や【健康】に対して知覚する幸せの度合いが、総合幸せ度を高め
る重要な条件
・総合幸せ度の低さには、【収入】や【仕事】に対して知覚する幸せの低さ
が影響大
・『幸せな状態』とは、幸せ度が高い人は「家族と仲が良い」「家族が健
康」、低い人は「多収入」
・不安な時期に必要なのは、幸せ度が高い人ほど『周囲の人』、幸せ度が低
い人ほど『収入』
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Yahoo!リサーチを運営するヤフーバリューインサイト株式会社(本社/東京
都中野区、代表取締役社長:田部 信)は、『AERA』編集部(編集長:尾木
和晴) と共同で「幸せに関する調査」を自社調査専用パネルを対象に実施し
ました。
生活者自身が知覚する【総合幸せ度】と、「家族」「仕事」「収入」「健
康」などの【個別要素に対する幸せ度】の関係や、「年代」や「結婚」など
のライフサイクルにおける重要なイベントなどとの関係性を探り、Yahoo!リ
サーチなりの『幸せの分析』を試みました。
◇◆◇ 調査結果概要 ◇◆◇
【1】総合幸せ度、100点満点中「51点以上」が約4分の3。女性や既婚者がより
幸せを感じている
+-----+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
まず、「0〜100点」で回答した現在の自分自身の幸せ度合い(以下、【総合
幸せ度】)は、「0〜25点」が7%、「26〜50点」が20%、「51〜75点」が38
%、「76〜100点」が36%と、「51点以上」が全体の約4分の3を占め、不況な
どの明るいとは言い難いニュースが蔓延するなか、個々人が知覚する【総合幸
せ度】は想定よりも高い結果となりました。
【総合幸せ度】別に性年代、年収などの属性構成比を見てみると、【総合幸
せ度】が高いほど女性の比率が高く、また、男女共に未婚者よりも既婚者の比
率が高まる傾向が見られます。特に【総合幸せ度76点以上】のなかで、30代女
性が25%と約4分の1、女性既婚者は46%と約半数を占め、その傾向が顕著に
なっています。特に女性にとっては、結婚と、知覚する総合的な幸せの高さ
は、関係性が強いと言えそうです。
また、【総合幸せ度】が高いほど世帯年収が高くなる傾向も見られます。し
かし、「世帯年収800万円以上」になると、その構成比は【総合幸せ度26点以
上】でいずれも20%強となっており、ある一定以上の世帯年収では、【総合幸
せ度】との相関性は弱まっているように見えます。
【2】【家族】や【健康】に対して知覚する幸せの度合いが、総合幸せ度を高
める重要な条件
+-----+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
次に、【総合幸せ度】が76点以上の回答者と、【家族】【仕事】【収入】
【健康】の4つの【個別要素の幸せ度】について、「とても幸せだと思う」
「まあまあ幸せだと思う」(以下、「幸せ」)と回答した人の重なりを確認し、
【総合幸せ度】と【個別要素の幸せ度】間の関係性を見てみました。
【総合幸せ度76点以上】と【個別要素の幸せ度】のトップ2ボックス回答者
の重なりの比率は、【家族】【健康】【仕事】【収入】の順に高い結果となり
ました。【家族:幸せ】は【総合幸せ度76点以上】の93%、【健康:幸せ】は
【総合幸せ度76点以上】の86%を占め、【総合幸せ度76点以上】の9割近い
方々が【家族】【健康】についても幸せであると回答しています。
一方、【仕事:幸せ】は【総合幸せ度76点以上】の66%、【収入:幸せ】は
53%と、【仕事】【収入】に幸せを感じている人は、【総合幸せ度76点以上】
の半数強程度に留まっています。【仕事】や【収入】よりも、【家族】や【健
康】のほうが、総合的な高い幸せを感じさせる重要な条件と言えそうです。
【3】総合幸せ度の低さには、【収入】や【仕事】に対して知覚する幸せの低
さが影響大
+-----+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
幸せ度が低い人に対して前述【2】と同様のプロセスを行い、【総合幸せ
度】が25点以下の著しく低い人と、【家族】【仕事】【収入】【健康】の4つ
の【個別要素の幸せ度】について「まったく幸せではないと思う」「あまり幸
せではないと思う」のボトム2ボックスを回答した人(以下、「幸せではない」)
の関係性を確認しました。
【総合幸せ度25点以下】と【個別要素の幸せ度】のボトム2ボックス回答者
の重なりの比率は、【収入】【仕事】【家族】【健康】の順に高い結果となり
ました。
【収入:幸せではない】は【総合幸せ度25点以下】の94%、【仕事:幸せで
はない】は【総合幸せ度25点以下】の87%を占め、【総合幸せ度25点以下】の
9割近い方々が【収入】【仕事】について幸せでないと回答しています。
一方、【家族】【健康】に対して幸せを感じていないことと、総合幸せ度の
低さの関係性は低く、【家族:幸せではない】は【総合幸せ度25点以下】の66
%、【健康:幸せではない】は62%と、【家族】【健康】に幸せを感じていな
い人は、【総合幸せ度25点以下】の6割強に留まっています。総合的な幸せの
低さには、【家族】や【健康】よりも、【収入】や【仕事】が影響を与えてい
ることが分かりました。
【4】『幸せな状態』とは、幸せ度が高い人は「家族と仲が良い」「家族が健
康」、低い人は「多収入」
+-----+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
さらに、『幸せだと思う状態』と『不安を感じること』について、それぞれ
5つまでの複数回答形式で聞いた結果から、【家族】【健康】【仕事】【収
入】に関する詳細項目について、【総合幸せ度】別のスコアを確認しました。
やはり前述【2】のとおり、『幸せだと思う状態』は、【総合幸せ度】が高
いほど「家族と仲が良いこと」「家族が健康であること」「子どもが成長する
こと」など、【家族】や【健康】に関する項目のスコアが高い傾向となってお
り、逆に【総合幸せ度】が低いほど「収入が多いこと」「仕事がうまくいって
いること」など、【収入】や【仕事】に関する項目が高い傾向が見られます。
【総合幸せ度76点以上】では「家族と仲が良いこと」79%、「家族が健康で
あること」66%であるのに対し、【総合幸せ度25点以下】ではともに30ポイン
ト以上下回るスコアになっています。また、【総合幸せ度25点以下】では「収
入が多いこと」60%に対し、【総合幸せ度76点以上】では16%と、幸せを知覚
する状態に大きな隔たりがあることがわかります。
『不安を感じること』については、【総合幸せ度】が高いほど「家族が健康
でないこと」「家族と仲が良くないこと」など【家族】に関するネガティブな
状態に不安を感じる人が多くなっています。また、【総合幸せ度】が低いほ
ど、「収入が少ないこと」「仕事がうまくいっていないこと」など【収入】
【仕事】に関するネガティブな状態に不安を感じる人が多く、特に「収入が少
ないこと」では、【総合幸せ度25点以下】の63%に対し、【総合幸せ度76点以
上】では28%と半数以下のスコアになっています。
【5】不安な時期に必要なのは、幸せ度が高い人ほど『周囲の人』、幸せ度が
低い人ほど『収入』
+-----+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
最後に、『不安な時期を乗り越えるために必要だと思うモノやコト』につい
て確認してみました。
【総合幸せ度】が高いほど、「配偶者や恋人」「子ども」「親」「友人」な
ど「人」のスコアが高く、特に「配偶者や恋人」は【総合幸せ度76点以上】で
は77%と群を抜いて高い結果となっています。【総合幸せ度】が高いほど、不
安な時期に身近な人を必要とする傾向が見られ、『頼れる人がいる』幸せと
いったものも感じ取ることができます。【1】のとおり、【総合幸せ度】が高
いほど、既婚者が多かったこととの関係もありそうです。
また、【総合幸せ度】が低いほど、「収入」や「仕事」の必要度が高い傾向
が見られます。特に【総合幸せ度25点以下】では「収入」が68%と約7割を占
めており、【総合幸せ度76点以上】の2倍ほどのスコアになっています。いざ
という時には「人」よりも「お金」が必要と考えているようです。しかしなが
ら同じお金でも、「年金」が支えになると感じている人は【総合幸せ度】に関
わらず非常に低く、また、「会社」についても同様で、頼れるものと頼れない
ものを現実的な目で見ている様子がうかがえます。
<調査概要>
◇調査目的 :現在の幸せ度の把握とその要因を探る
◇調査方法 :インターネットウェブ定量調査
◇調査対象 :全国の20〜49歳の男女1,201人
◇割付 :性年代10歳刻み均等割付、年代内居住地域(8地域)人口動態割付
◇調査期間 :2009年12月5日(土)〜12月7日(月)
◇調査機関 :ヤフーバリューインサイト株式会社
◇設問項目 :下記項目を調査
・ 項目(仕事/収入/家族/健康)別の幸せ実感度
・ 総合幸せ度合い(100点満点)
・ 自分の10年後の幸せ予測
・ 幸せとはどのような状況か
・ 不安を感じる事
・ 身近な「とても幸せそうな人」を見た時の感じ方
・ 不安な時期を乗り切るために必要なモノやコト
・ 勤務経験社数
・ 仕事のなかで幸せを感じるシーン
・ 生活や健康状態(平均睡眠時間/体型/喫煙/外食頻度)
・ 考え方、意識項目
・ 政治への興味関心
・ 結婚の時期、子どもの有無、同居家族
・ 個人年収、世帯年収、貯蓄額 など
※プレスリリースは、こちらからダウンロードいただけます。
http://www.yahoo-vi.co.jp/research/common/pdf/100219.pdf
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◇ヤフーバリューインサイト株式会社について
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「市場の生活者ニーズを捉え、マーケティング課題を解決し、企業の成長に
貢献する価値を提供すること」、それが私たちの使命です。ヤフーバリューイ
ンサイト株式会社は、マーケティングリサーチのリーディングカンパニーとし
て、国内最大級かつ高品質な調査パネルを基盤に、インターネットリサーチか
ら従来型手法まで、豊富なリサーチサービスを提供しています。
2008年7月より、ヤフー株式会社との「Yahoo!リサーチ」ブランド共同運営
を開始し、Yahoo! JAPANを通じた調査パネルの充実、インターネットにおける
ノウハウやインターネット利用動向の活用、そしてマーケティングテクノロジ
ーの研究・開発を続け、これまでにないサービスや価値を提供してまいります。
会社名 :ヤフーバリューインサイト株式会社
http://www.yahoo-vi.co.jp/
所在地 :東京都中野区中央1-38-1 住友中野坂上ビル1F
TEL: 03-3367-1967(代表) FAX:03-3367-1961
新会社発足日 :2007年7月1日
資本金 :7億円
代表者 :代表取締役社長 田部 信(たなべ しん)
事業内容 :・マーケティングリサーチ事業
・データ解析事業
・マーケティングコンサルティング事業
所属団体 :・社団法人日本マーケティング・リサーチ協会(JMRA)
・社団法人日本マーケティング協会(JMA)
・ESOMAR(ヨーロッパ世論・市場調査協会)
・日本行動計量学会
・日本消費者行動研究学会(JACS)
・日本マーケティング・サイエンス学会(JIMS)
本件に関するお問い合わせ
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ヤフーバリューインサイト株式会社
マーケティングコミュ二ケーション室 広報
お問い合わせフォーム:
https://www.yahoo-vi.co.jp/inquiry/form/index.php
TEL:03-3367-1959 FAX:03-3367-1969
【引用・転載時のクレジット表記について】
Yahoo!リサーチの調査結果引用の際は、必ずクレジット/調査概要
を明記いただけますようお願いします。
例)「 Yahoo!リサーチ調べ / 全国○〜○歳の男女○名、
2009年○月○日〜○月○日実施」
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