【サンタさんは忙しいから来ないと言ってます】ひとり親家庭の収入や食への影響を調査
[21/12/24]
提供元:PRTIMES
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「子どもが“自分がご飯をいっぱい食べるとお金がかかる”と気にしている」「家族に何かある度に退職しています」・・・困窮するひとり親家庭
新型コロナウイルスによる勤務時間縮小や休校により就業の機会を失った、非正規雇用で働く割合が高いひとり親家庭では、深刻な経済的影響が続いています。
ひとり親家庭を対象としたフードバンク事業「グッドごはん」を運営する認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン(東京都大田区)は、今年10月〜11月、食品支援に申し込んだ利用者を対象にアンケート調査を行い、新型コロナウイルスの収入や食に対する影響を調べました。
【アンケート回答者について】
アンケートに回答したのは、認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパンが運営する、ひとり親家庭を対象としたフードバンク「グッドごはん」を利用する、「ひとり親家庭等医療費受給者証※」を持つ首都圏および大阪近郊のひとり親です。
※ひとり親家庭等医療費受給者証:18歳未満の子どもを養育し、所得が限度額未満かつ生活保護を受けていないひとり親家庭等に交付されている医療費助成制度の医療証
実施日:(首都圏)2021年10月5日〜20日、(大阪近郊)2021年11月1日〜15日
対象者:「グッドごはん」に食品を申し込んだ首都圏および大阪近郊の利用者 (首都圏は主に大田区、品川区、その他東京・神奈川・埼玉 / 大坂近郊は大阪・京都・兵庫・奈良)
有効回答数:1107名(首都圏 583名、大阪近郊 524名)
【収入への影響】60%のひとり親家庭は「収入が減った」
[画像1: https://prtimes.jp/i/5375/55/resize/d5375-55-4ed2adb2dee441caadd1-0.jpg ]
コロナ禍前との収入の変化を聞いたところ、「コロナ前と変わらない」「減ったが、今はコロナ禍前と同程度の収入に戻った」という回答もありましが、約60%のひとり親家庭は未だに「収入が減った」と回答しています。「収入が無くなった、ほぼ無くなった」「かなり減った」との回答も20%以上を占め、収入が減った状態が長く続いていることが明らかになりました。
【参考】2021年5月に当団体が行った「夫婦と未婚の子がいる世帯」を対象とした調査では、世帯主である父親の収入が「減った」と回答した世帯は約20%であり、80%は「以前と変わらない」「増えた」と、一般的な子育て家庭に比べひとり親家庭の収入が大きく影響を受けたことがわかります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/5375/55/resize/d5375-55-73c990609e9960e8ab66-1.png ]
【減収の理由】子どもの休校等、家族のケアのために就業できないケースも
[画像3: https://prtimes.jp/i/5375/55/resize/d5375-55-2c1d632598ecdfe446a3-2.jpg ]
収入が減った理由として、最も多かったのはパートのシフト削減等で就業時間が減ったことによるものですが、解雇など仕事そのものを失ってしまったケースが1割以上を占めました。ただでさえ再就職が不利と言われているひとり親がコロナ下で一度仕事を失うと、長期間収入が途絶えてしまい困窮するリスクが高まります。
また、子どもの休校や不登校、介護等、家族のケアのために就業できないというケースも1割近くみられ、パートナーと役割や負担を分担できないひとり親にとってはより深刻な問題です。
収入や仕事に関して寄せられた声
孤独の中、子育てと介護に追われ仕事と両立が厳しいです。家族に何かある度に退職しています。仕事するひまのないほど私一人にのしかかっています。
収入が減り、以前のようにオヤツの購入が減ったせいか子供達がお金の心配をするようになりました。買い物に行くと「あんまり買ったらお金無くなるから」など言うようになり申し訳ない気持ちです。
住宅ローンや両親を抱えて、元主人から養育費は一切もらえない生活を何年も続けていて、親の介護が始まって自分が今の仕事ができなくなってしまうのではないかと不安。
就活しています。定期収入を得たいのですが、年齢でおとされることが多いのが悩みのひとつです。
(緊急事態宣言が)解除されても収入減はすぐに変わらないので自由に使えるお金がなく結局家にいる事になり色々なストレスがたまってきている。
光熱費の支払いが滞ってるのと私立高校3年の息子の学費が払えなくて退学になりそうです。
母子家庭支援金は、前年度ではなく現時点の収入を見てほしい。
フルタイムの仕事を失職してやりくりに困っている。食費を減らすということでやりくりすることになる。子供は体重を増やすように言われている体質で、私は持病で炭水化物の制限があるので、所得が減った今買い物にも知恵が必要となっている。
3月に失業しましたがやっと先週からパートですが仕事につけました。
【食への影響】「一度も食事できない日があった」ひとり親が31人(1107人中)
半数近くの44%の親が「食事の量が減った」と回答しました。中には「一度も食事できない日があった」という回答も、親が2.8%(31人)、子どもにも1人ですが見られました。
「子どもにはなんとか食べさせたい」という声も多い中、自分の食事の量を減らし回数を減らし、それでも食べるものが足りずに子どもの食事も減らさざるを得なくなるという図式が浮かんできました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/5375/55/resize/d5375-55-3cb074ce79d1df830d57-3.jpg ]
下の平日と休日の食事の回数を聞いた設問では、一日二食以下の子どもの割合が平日15.5%から休日は41%に増え、学校給食が無くなることで食事の回数が減っている可能性が示唆されます。
[画像5: https://prtimes.jp/i/5375/55/resize/d5375-55-f4da2d60f0fc717eaa0f-4.jpg ]
食に関して寄せられた声
家族でご飯を食べれないから「ママ食べないから食べない」と言われて悩みます。子供だけはちゃんと食べてほしい。一緒に食べる時はたべてくれるのですが、少しでも子供に多く食べてほしいから食べるのが不安で食べれません。
これから食べる量も沢山増え、小中高と進学すればするほどにお金がかかるのはわかっているけど、その為にお金を置いとく余裕もない。なんとかなるとは思えない…習い事も本当はさせてあげたい。
例えば野菜の金額を見て断念する。多少かも知れないが金額を見て諦める。またコロナが増え店が休業になったら生活が…
子どもが「自分がご飯をいっぱい食べるとお金がかかる」と気にしている。
グッドネーバーズ・ジャパンでは、本調査を2020年5月から定期的に行っています。昨年の調査結果はこちらをご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000005375.html
【クリスマスや年末年始に関して寄せられた声】
最後に、12月の食品配付の申込時のアンケートで寄せられた声を紹介します。
クリスマスから冬休みまでの予算は3000円なので、お料理も玩具も手作りで頑張りたいと思います。
普段と変わらない日を過ごします。サンタさんは忙しいから来ないと言ってます。
年中無休の職場ですので、年末年始がやすみにくく、子供おいて仕事が気になります。でも休むと今後シフト減らされていきますので、休めません。
12月は児童扶養手当ても児童手当ても入ってこない月なので、クリスマスプレゼントやお正月に備えて出費がかさみ毎年辛い
(子どもが)バイトをしてくれて、自分の欲しいものは自分で買うようにしてる姿に申し訳なさしかありません。
【コロナ下で顕在化した男女の就業の不平等】
新型コロナの感染拡大は世界規模で人々に生活に大きな影響を及ぼしていますが、特に女性への影響が深刻と言われています。コロナ下において世界的に女性の就業が多い飲食・宿泊業等サービス業等の接触型産業が強く影響を受けたことから「女性不況」という意味の「シーセッション(She-Cession)」という言葉も出てきました。
女性の多いひとり親にも、その日を生きるために続けてきた仕事から離れざるを得ない状況が多くみられ、感染者数が落ち着いてきた2021年10月以降の本調査においても6割のひとり親が収入が減ったままだと回答するなど、その経済的な打撃はすぐには回復しません。
感染拡大予防のためのステイホームや休校は、保障のない非正規雇用の多いシングルマザーがとりわけ影響を受けました。ひとり親は、収入が無くなるという脅威にさらされながらも、子どもの命を背負っています。健康な心と身体があるならまだしも、本人や家族の病気対応や介護も同時に背負っている人も少なくありません。新型コロナの影響からの回復にはこのような女性への対応が不可欠です。
2021年の【流行語大賞】には、トップ10に「ジェンダー平等」が選出されました。グッドネーバーズ・ジャパンは、こうした国内の問題意識の高まりは、2人にひとりが相対的貧困と言われるひとり親家庭の子どもを、貧困の連鎖から守るための機会と捉えています。
グッドネーバーズ・ジャパンは、2020年3月に政府が臨時休校の要請をする考えを示した際に、ひとり親家庭が困窮すると考え、支援の強化に努めてきました。
活動場所に大阪を加え、急増する利用登録(2020年は前年比で7倍)に対応するため寄付を募り、配付拠点を増やし、できるだけ多くの利用者に食品を提供できるよう努めております。
多くの企業や個人から食品や資金の寄付をいただいておりますが、まだまだ食品の支援を必要としている人へ届けられるよう質・量ともに支援を拡大できるよう、引き続き協力を募っております。
[画像6: https://prtimes.jp/i/5375/55/resize/d5375-55-c614f4e4ebd3435c232c-5.jpg ]
●特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパン(https://www.gnjp.org/)とは
国際組織グッドネーバーズ・インターナショナルの一員として、2004 年開設。「子どもの笑顔にあふれ、誰もが人間らしく生きられる社会」を目指し、アジア・アフリカの7カ国および日本国内の子ども支援を行っています。公益性の高い団体である「認定NPO 法人」として東京都から認可を受けています。
■ひとり親家庭のフードバンク「グッドごはん」とは
「グッドごはん」とは、主に東京および大阪近郊のひとり親家庭(※)を対象に、食品を無料で配付する事業です。企業や個人の寄付によって集まった、お米や調味料、レトルト食品、お菓子、生鮮食品など、約18,000円相当のカゴいっぱいの食料を毎月ひとり親家庭に配付しています。
※1 当事業の対象者は、ひとり親家庭等医療費受給者証をもつ、所得が限度額未満かつ生活保護を受けていないひとり親家庭で、通常は東京都大田区および大阪市の配付拠点に直接取りに来られる方を対象としています。
https://www.gnjp.org/work/domestic/gohan/
新型コロナウイルスによる勤務時間縮小や休校により就業の機会を失った、非正規雇用で働く割合が高いひとり親家庭では、深刻な経済的影響が続いています。
ひとり親家庭を対象としたフードバンク事業「グッドごはん」を運営する認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン(東京都大田区)は、今年10月〜11月、食品支援に申し込んだ利用者を対象にアンケート調査を行い、新型コロナウイルスの収入や食に対する影響を調べました。
【アンケート回答者について】
アンケートに回答したのは、認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパンが運営する、ひとり親家庭を対象としたフードバンク「グッドごはん」を利用する、「ひとり親家庭等医療費受給者証※」を持つ首都圏および大阪近郊のひとり親です。
※ひとり親家庭等医療費受給者証:18歳未満の子どもを養育し、所得が限度額未満かつ生活保護を受けていないひとり親家庭等に交付されている医療費助成制度の医療証
実施日:(首都圏)2021年10月5日〜20日、(大阪近郊)2021年11月1日〜15日
対象者:「グッドごはん」に食品を申し込んだ首都圏および大阪近郊の利用者 (首都圏は主に大田区、品川区、その他東京・神奈川・埼玉 / 大坂近郊は大阪・京都・兵庫・奈良)
有効回答数:1107名(首都圏 583名、大阪近郊 524名)
【収入への影響】60%のひとり親家庭は「収入が減った」
[画像1: https://prtimes.jp/i/5375/55/resize/d5375-55-4ed2adb2dee441caadd1-0.jpg ]
コロナ禍前との収入の変化を聞いたところ、「コロナ前と変わらない」「減ったが、今はコロナ禍前と同程度の収入に戻った」という回答もありましが、約60%のひとり親家庭は未だに「収入が減った」と回答しています。「収入が無くなった、ほぼ無くなった」「かなり減った」との回答も20%以上を占め、収入が減った状態が長く続いていることが明らかになりました。
【参考】2021年5月に当団体が行った「夫婦と未婚の子がいる世帯」を対象とした調査では、世帯主である父親の収入が「減った」と回答した世帯は約20%であり、80%は「以前と変わらない」「増えた」と、一般的な子育て家庭に比べひとり親家庭の収入が大きく影響を受けたことがわかります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/5375/55/resize/d5375-55-73c990609e9960e8ab66-1.png ]
【減収の理由】子どもの休校等、家族のケアのために就業できないケースも
[画像3: https://prtimes.jp/i/5375/55/resize/d5375-55-2c1d632598ecdfe446a3-2.jpg ]
収入が減った理由として、最も多かったのはパートのシフト削減等で就業時間が減ったことによるものですが、解雇など仕事そのものを失ってしまったケースが1割以上を占めました。ただでさえ再就職が不利と言われているひとり親がコロナ下で一度仕事を失うと、長期間収入が途絶えてしまい困窮するリスクが高まります。
また、子どもの休校や不登校、介護等、家族のケアのために就業できないというケースも1割近くみられ、パートナーと役割や負担を分担できないひとり親にとってはより深刻な問題です。
収入や仕事に関して寄せられた声
孤独の中、子育てと介護に追われ仕事と両立が厳しいです。家族に何かある度に退職しています。仕事するひまのないほど私一人にのしかかっています。
収入が減り、以前のようにオヤツの購入が減ったせいか子供達がお金の心配をするようになりました。買い物に行くと「あんまり買ったらお金無くなるから」など言うようになり申し訳ない気持ちです。
住宅ローンや両親を抱えて、元主人から養育費は一切もらえない生活を何年も続けていて、親の介護が始まって自分が今の仕事ができなくなってしまうのではないかと不安。
就活しています。定期収入を得たいのですが、年齢でおとされることが多いのが悩みのひとつです。
(緊急事態宣言が)解除されても収入減はすぐに変わらないので自由に使えるお金がなく結局家にいる事になり色々なストレスがたまってきている。
光熱費の支払いが滞ってるのと私立高校3年の息子の学費が払えなくて退学になりそうです。
母子家庭支援金は、前年度ではなく現時点の収入を見てほしい。
フルタイムの仕事を失職してやりくりに困っている。食費を減らすということでやりくりすることになる。子供は体重を増やすように言われている体質で、私は持病で炭水化物の制限があるので、所得が減った今買い物にも知恵が必要となっている。
3月に失業しましたがやっと先週からパートですが仕事につけました。
【食への影響】「一度も食事できない日があった」ひとり親が31人(1107人中)
半数近くの44%の親が「食事の量が減った」と回答しました。中には「一度も食事できない日があった」という回答も、親が2.8%(31人)、子どもにも1人ですが見られました。
「子どもにはなんとか食べさせたい」という声も多い中、自分の食事の量を減らし回数を減らし、それでも食べるものが足りずに子どもの食事も減らさざるを得なくなるという図式が浮かんできました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/5375/55/resize/d5375-55-3cb074ce79d1df830d57-3.jpg ]
下の平日と休日の食事の回数を聞いた設問では、一日二食以下の子どもの割合が平日15.5%から休日は41%に増え、学校給食が無くなることで食事の回数が減っている可能性が示唆されます。
[画像5: https://prtimes.jp/i/5375/55/resize/d5375-55-f4da2d60f0fc717eaa0f-4.jpg ]
食に関して寄せられた声
家族でご飯を食べれないから「ママ食べないから食べない」と言われて悩みます。子供だけはちゃんと食べてほしい。一緒に食べる時はたべてくれるのですが、少しでも子供に多く食べてほしいから食べるのが不安で食べれません。
これから食べる量も沢山増え、小中高と進学すればするほどにお金がかかるのはわかっているけど、その為にお金を置いとく余裕もない。なんとかなるとは思えない…習い事も本当はさせてあげたい。
例えば野菜の金額を見て断念する。多少かも知れないが金額を見て諦める。またコロナが増え店が休業になったら生活が…
子どもが「自分がご飯をいっぱい食べるとお金がかかる」と気にしている。
グッドネーバーズ・ジャパンでは、本調査を2020年5月から定期的に行っています。昨年の調査結果はこちらをご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000005375.html
【クリスマスや年末年始に関して寄せられた声】
最後に、12月の食品配付の申込時のアンケートで寄せられた声を紹介します。
クリスマスから冬休みまでの予算は3000円なので、お料理も玩具も手作りで頑張りたいと思います。
普段と変わらない日を過ごします。サンタさんは忙しいから来ないと言ってます。
年中無休の職場ですので、年末年始がやすみにくく、子供おいて仕事が気になります。でも休むと今後シフト減らされていきますので、休めません。
12月は児童扶養手当ても児童手当ても入ってこない月なので、クリスマスプレゼントやお正月に備えて出費がかさみ毎年辛い
(子どもが)バイトをしてくれて、自分の欲しいものは自分で買うようにしてる姿に申し訳なさしかありません。
【コロナ下で顕在化した男女の就業の不平等】
新型コロナの感染拡大は世界規模で人々に生活に大きな影響を及ぼしていますが、特に女性への影響が深刻と言われています。コロナ下において世界的に女性の就業が多い飲食・宿泊業等サービス業等の接触型産業が強く影響を受けたことから「女性不況」という意味の「シーセッション(She-Cession)」という言葉も出てきました。
女性の多いひとり親にも、その日を生きるために続けてきた仕事から離れざるを得ない状況が多くみられ、感染者数が落ち着いてきた2021年10月以降の本調査においても6割のひとり親が収入が減ったままだと回答するなど、その経済的な打撃はすぐには回復しません。
感染拡大予防のためのステイホームや休校は、保障のない非正規雇用の多いシングルマザーがとりわけ影響を受けました。ひとり親は、収入が無くなるという脅威にさらされながらも、子どもの命を背負っています。健康な心と身体があるならまだしも、本人や家族の病気対応や介護も同時に背負っている人も少なくありません。新型コロナの影響からの回復にはこのような女性への対応が不可欠です。
2021年の【流行語大賞】には、トップ10に「ジェンダー平等」が選出されました。グッドネーバーズ・ジャパンは、こうした国内の問題意識の高まりは、2人にひとりが相対的貧困と言われるひとり親家庭の子どもを、貧困の連鎖から守るための機会と捉えています。
グッドネーバーズ・ジャパンは、2020年3月に政府が臨時休校の要請をする考えを示した際に、ひとり親家庭が困窮すると考え、支援の強化に努めてきました。
活動場所に大阪を加え、急増する利用登録(2020年は前年比で7倍)に対応するため寄付を募り、配付拠点を増やし、できるだけ多くの利用者に食品を提供できるよう努めております。
多くの企業や個人から食品や資金の寄付をいただいておりますが、まだまだ食品の支援を必要としている人へ届けられるよう質・量ともに支援を拡大できるよう、引き続き協力を募っております。
[画像6: https://prtimes.jp/i/5375/55/resize/d5375-55-c614f4e4ebd3435c232c-5.jpg ]
●特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパン(https://www.gnjp.org/)とは
国際組織グッドネーバーズ・インターナショナルの一員として、2004 年開設。「子どもの笑顔にあふれ、誰もが人間らしく生きられる社会」を目指し、アジア・アフリカの7カ国および日本国内の子ども支援を行っています。公益性の高い団体である「認定NPO 法人」として東京都から認可を受けています。
■ひとり親家庭のフードバンク「グッドごはん」とは
「グッドごはん」とは、主に東京および大阪近郊のひとり親家庭(※)を対象に、食品を無料で配付する事業です。企業や個人の寄付によって集まった、お米や調味料、レトルト食品、お菓子、生鮮食品など、約18,000円相当のカゴいっぱいの食料を毎月ひとり親家庭に配付しています。
※1 当事業の対象者は、ひとり親家庭等医療費受給者証をもつ、所得が限度額未満かつ生活保護を受けていないひとり親家庭で、通常は東京都大田区および大阪市の配付拠点に直接取りに来られる方を対象としています。
https://www.gnjp.org/work/domestic/gohan/