TBMは、新素材LIMEXの海外での事業展開を加速させるために、ディップ、伊藤忠商事から資金調達を実施
[18/08/31]
提供元:PRTIMES
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石灰石を主原料とし、原料に水や木材パルプを使用せず紙の代替や石油由来原料の使用量を抑えてプラスチックの代替となる新素材「LIMEX(ライメックス)」を開発・製造・販売する株式会社TBM(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:山?敦義、以下TBM)は、ディップ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:冨田英揮 以下ディップ)、伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:鈴木善久 以下伊藤忠商事)に対して第三者割当増資を実施いたしましたのでお知らせいたします。
[画像: https://prtimes.jp/i/16815/55/resize/d16815-55-812997-0.jpg ]
■ 背景
持続可能な開発目標(SDGs)に向けて、企業の環境問題への配慮や対応、社会的な課題への解決が求められています。TBM は2015 年に経済産業省の支援を受けて、新素材 LIMEX を生産する第 1 号プラント(宮城県白石市)を完成。シリコンバレーの 3 大アクセラレーターの1つである、Plug and Play において年間を通して「世の中に最も社会的影響を与える企業-ソーシャルインパクトアワード-を受賞、これまでLIMEX 製品の実用化に向けて大手事業会社との共同開発等、パートナーシップを強化して参りました。また今年に入り、世界中で使い捨てプラスチックを規制する動きが強まっていますが、このような環境意識の高まりを受け、LIMEX は世界中から 400 件以上の引き合いを頂くなど、国内外から多くの注目を集めております。具体的には、2017 年に基本合意を締結した、サウジアラビア国家産業クラスター開発計画庁・日揮株式会社との3者による、サウジアラビアでのLIMEX の工場設立に向けたプロジェクトや、ブリュッセルで開催された Brussels SDG Summit 2018 (主催;CSR ヨーロッパ)のパートナーに認定されるなど、着実にグローバル展開を推進しています。
■ 資金調達の目的
ディップとは、昨年よりLIMEX製品の販売パートナーシップを締結し、LIMEX製品を専任で販売する部署(約60名)を設立し、営業活動を行っておりますが、今回の第三者割当増資により、さらに強固な関係性を構築し、LIMEX製品の販売を強化します。また、アメリカにおけるLIMEXの販売、ライセンス事業を推進し、2020年を目処に工場の設立を目指します。
伊藤忠商事とは、原料の調達、海外での販売、ライセンス事業における資本業務提携を締結しました。今回の資本業務提携により、海外での事業展開を加速させるための市場調査及び、LIMEXの紙・プラスチック代替分野での用途開発、製品販売を強化します。また、海外での工場展開におけるライセンス事業を加速していきます。
■ 新素材「LIMEX(ライメックス)」について
[ LIMEXとは ]
・ LIMEXは炭酸カルシウムを50%以上含む、無機フィラー分散系の複合材料であり、日本発の新素材。
・ 2013 年、経済産業省のイノベーション拠点立地推進事業「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」に採択。
・ 2014 年、国内特許を取得。現在、日中米欧を含む20か国以上で登録済。
・ 2015 年、宮城県白石市に年産 6,000 トンの LIMEX を製造する第一工場を建設。
・ 2016 年、米国シリコンバレーの「Plug and Play」で初の 『世の中に最も社会的影響を与える企業ソーシャルインパクトアワード』を受賞
・ 2017 年、「第7回日米イノベーションアワード」において『イノベーション・ショーケース』を受賞
[ 紙の代替として ]
・ 通常、普通紙1トン生産する場合、樹木を約 20 本、水を約 100 トン使うが、LIMEX は原料に木や水を使用
せず、石灰石 0.6〜0.8 トンとポリオレフィン約 0.2〜0.4 トンから LIMEX の紙代替製品(LIMEXシート)
1トンを生産可能。
※国内の製紙業界においては、単に伐採するだけでなく海外で植林活動を実施。
※使用済みの LIMEX の紙代替製品を廃棄する場合は可燃ごみ扱い。(古紙回収に出さない)
[ プラスチックの代替として ]
・ 従来のプラスチックの原料は石油由来樹脂 100%であるが、LIMEX では主原料が石灰石であり、石油由来樹脂の使用量を大きく削減可能。
・ LIMEXは、石灰石を主原料に石油由来樹脂と構成されているが、石油由来樹脂を100%バイオ由来、かつ生分解性の素材に置きかえた生分解性LIMEXの検討を開始。
・ 単価の安い石灰石を主原料とすることで価格競争力を有する。
・ LIMEX の印刷物等のリサイクル材から、LIMEX 製のプラスチック成型品(LIMEXペレットを加工)を製造する
ことが可能。(LIMEXのアップサイクル)
[ 資源としての石灰石の埋蔵量 ]
・ 日本でも 100%自給自足できる資源。世界各地の埋蔵量も豊富で、ほぼ無尽蔵。
■ ディップ株式会社
代表取締役CEO :冨田 英揮
本社 :東京都港区六本木3-2-1六本木グランドタワー31F
設立 :1997 年
資本金 :10 億 8,500 万円 / 2018 年 2 月時点
URL :https://www.dip-net.co.jp
■ 伊藤忠商事株式会社
代表取締役社長COO :鈴木 善久
本社 :東京都港区北青山2-5-1
設立 :1949 年
資本金 :2,534 億 4,800 万円 / 2018 年 4 月時点
URL :https://www.itochu.co.jp/ja/
■ 株式会社TBM
代表取締役CEO :山? 敦義
本社 :東京都中央区銀座 2-7-17-6F
設立 :2011 年
資本金 :60 億 7,080 万円(資本準備金含む)/ 2018 年 3 月時点
事業内容 :LIMEX 及び LIMEX 製品の開発・製造・販売
URL :https://tb-m.com/limex/
*本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
*本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
この件に関するお問い合わせ先
株式会社TBM コーポレート・コミュニケーション本部 笹木隆之 佐々木駿
株式会社TBM 経営企画本部 山口太一 中村友哉
TEL: 03-3538-6777 FAX: 03-3538-6778 Email: infomail@tb-m.com
[画像: https://prtimes.jp/i/16815/55/resize/d16815-55-812997-0.jpg ]
■ 背景
持続可能な開発目標(SDGs)に向けて、企業の環境問題への配慮や対応、社会的な課題への解決が求められています。TBM は2015 年に経済産業省の支援を受けて、新素材 LIMEX を生産する第 1 号プラント(宮城県白石市)を完成。シリコンバレーの 3 大アクセラレーターの1つである、Plug and Play において年間を通して「世の中に最も社会的影響を与える企業-ソーシャルインパクトアワード-を受賞、これまでLIMEX 製品の実用化に向けて大手事業会社との共同開発等、パートナーシップを強化して参りました。また今年に入り、世界中で使い捨てプラスチックを規制する動きが強まっていますが、このような環境意識の高まりを受け、LIMEX は世界中から 400 件以上の引き合いを頂くなど、国内外から多くの注目を集めております。具体的には、2017 年に基本合意を締結した、サウジアラビア国家産業クラスター開発計画庁・日揮株式会社との3者による、サウジアラビアでのLIMEX の工場設立に向けたプロジェクトや、ブリュッセルで開催された Brussels SDG Summit 2018 (主催;CSR ヨーロッパ)のパートナーに認定されるなど、着実にグローバル展開を推進しています。
■ 資金調達の目的
ディップとは、昨年よりLIMEX製品の販売パートナーシップを締結し、LIMEX製品を専任で販売する部署(約60名)を設立し、営業活動を行っておりますが、今回の第三者割当増資により、さらに強固な関係性を構築し、LIMEX製品の販売を強化します。また、アメリカにおけるLIMEXの販売、ライセンス事業を推進し、2020年を目処に工場の設立を目指します。
伊藤忠商事とは、原料の調達、海外での販売、ライセンス事業における資本業務提携を締結しました。今回の資本業務提携により、海外での事業展開を加速させるための市場調査及び、LIMEXの紙・プラスチック代替分野での用途開発、製品販売を強化します。また、海外での工場展開におけるライセンス事業を加速していきます。
■ 新素材「LIMEX(ライメックス)」について
[ LIMEXとは ]
・ LIMEXは炭酸カルシウムを50%以上含む、無機フィラー分散系の複合材料であり、日本発の新素材。
・ 2013 年、経済産業省のイノベーション拠点立地推進事業「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」に採択。
・ 2014 年、国内特許を取得。現在、日中米欧を含む20か国以上で登録済。
・ 2015 年、宮城県白石市に年産 6,000 トンの LIMEX を製造する第一工場を建設。
・ 2016 年、米国シリコンバレーの「Plug and Play」で初の 『世の中に最も社会的影響を与える企業ソーシャルインパクトアワード』を受賞
・ 2017 年、「第7回日米イノベーションアワード」において『イノベーション・ショーケース』を受賞
[ 紙の代替として ]
・ 通常、普通紙1トン生産する場合、樹木を約 20 本、水を約 100 トン使うが、LIMEX は原料に木や水を使用
せず、石灰石 0.6〜0.8 トンとポリオレフィン約 0.2〜0.4 トンから LIMEX の紙代替製品(LIMEXシート)
1トンを生産可能。
※国内の製紙業界においては、単に伐採するだけでなく海外で植林活動を実施。
※使用済みの LIMEX の紙代替製品を廃棄する場合は可燃ごみ扱い。(古紙回収に出さない)
[ プラスチックの代替として ]
・ 従来のプラスチックの原料は石油由来樹脂 100%であるが、LIMEX では主原料が石灰石であり、石油由来樹脂の使用量を大きく削減可能。
・ LIMEXは、石灰石を主原料に石油由来樹脂と構成されているが、石油由来樹脂を100%バイオ由来、かつ生分解性の素材に置きかえた生分解性LIMEXの検討を開始。
・ 単価の安い石灰石を主原料とすることで価格競争力を有する。
・ LIMEX の印刷物等のリサイクル材から、LIMEX 製のプラスチック成型品(LIMEXペレットを加工)を製造する
ことが可能。(LIMEXのアップサイクル)
[ 資源としての石灰石の埋蔵量 ]
・ 日本でも 100%自給自足できる資源。世界各地の埋蔵量も豊富で、ほぼ無尽蔵。
■ ディップ株式会社
代表取締役CEO :冨田 英揮
本社 :東京都港区六本木3-2-1六本木グランドタワー31F
設立 :1997 年
資本金 :10 億 8,500 万円 / 2018 年 2 月時点
URL :https://www.dip-net.co.jp
■ 伊藤忠商事株式会社
代表取締役社長COO :鈴木 善久
本社 :東京都港区北青山2-5-1
設立 :1949 年
資本金 :2,534 億 4,800 万円 / 2018 年 4 月時点
URL :https://www.itochu.co.jp/ja/
■ 株式会社TBM
代表取締役CEO :山? 敦義
本社 :東京都中央区銀座 2-7-17-6F
設立 :2011 年
資本金 :60 億 7,080 万円(資本準備金含む)/ 2018 年 3 月時点
事業内容 :LIMEX 及び LIMEX 製品の開発・製造・販売
URL :https://tb-m.com/limex/
*本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
*本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
この件に関するお問い合わせ先
株式会社TBM コーポレート・コミュニケーション本部 笹木隆之 佐々木駿
株式会社TBM 経営企画本部 山口太一 中村友哉
TEL: 03-3538-6777 FAX: 03-3538-6778 Email: infomail@tb-m.com