「寄付だけで黒字化」達成|広告掲載・課金制限をしないアプリベンチャーの挑戦
[23/09/05]
提供元:PRTIMES
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理想としていた「善意で回る事業」が、ようやく実現
bondavi株式会社 (神奈川県、代表取締役 : 戸田大介) は、2023年6月1日~8月31日においてモバイルアプリ事業の収支を集計し、黒字となっていることを確認しました。(同社全事業にて黒字)
同社は国内No.1習慣化アプリ「継続する技術」や学習用集中アプリ「集中」などを提供しており、「ユーザーの努力を妨げるものを入れない」「お金のない学生などにも100%で」という信念から、一切広告を表示せず、必要な機能の課金をしていません。
その結果、収益源はユーザーの善意による寄付のみとなり、長年収支赤字となっていましたが、ダウンロード数が500万超とユーザーが増え、ようやく黒字化が達成されました。
ユーザーファーストを重視しすぎて、収入源を失う
bondavi は、習慣化アプリ「継続する技術」や学習用集中アプリ「集中」などを提供しているアプリ開発ベンチャーです。
一見、ただの弱小零細企業にしか見えない bondavi ですが、よく見てみると、少し特殊な弱小零細企業であることが分かります。
アプリ開発企業なのに、アプリには広告が一切なく、課金による必要な機能の制限もないのです。
これは、習慣化や学習といった「努力」を扱うアプリで
「ユーザーの意識を奪ってしまう広告をなしにしたい」
「お金のない学生のようなユーザーにも100%のアプリを使ってほしい」
などという理想論を、社長がそのまま実行に移してしまったためです。
[画像1: https://prtimes.jp/i/66061/55/resize/d66061-55-35f83736d7cffc3705de-1.png ]
その結果、bondaviは「善意の寄付」以外の収益源がないという、状況に追いやられました。
「善意で回る事業」は理想的だが、驚異的に儲からない
「善意の寄付」で黒字化し、事業が回れば、それはとても理想的なことです。
誰もが気持ちよく質の高いサービスを100%使うことができて、それでいて、アプリ開発が好きな人々が企業活動を継続することもできます。
しかし、理想はいつだって、現実によって阻まれます。
「善意の寄付」は、驚くほどに収益性が低いのでした。
参考: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000066061.html
[画像2: https://prtimes.jp/i/66061/55/resize/d66061-55-5045b6851970299c1784-2.png ]
最初は「いつかは黒字化するだろう」と希望に満ちていた社長を待っていたのは、想像以上に厳しい現実でした。
「『広告を打ってユーザーを獲得する』という手法を、自社だけ使えない」という障壁。
「広告を載せるだけで、いつでもすぐに『好きなことで生きていけるお金』を手にできる」という誘惑。
「ようやく寄付者が現れたと思ったら『間違って決済したので返金してください』と言われる」という絶望。
そういったものに、大きくダメージを受けました。
しかし、ユーザーが増え、寄付者も少しずつ増える
ですが、状況はすごくゆっくりと、改善し続けていきました。
他の事業で活動資金を捻出しながら、アプリ開発事業を続けていくうちに、アプリの品質はどんどん向上していき、アプリを使ってくれるユーザーも増えていきました。
例えば、習慣化アプリ「継続する技術」は現在、1. ダウンロード数 2. App Store 評価 3. 継続成功実績 の全てで国内No. 1となっています。
また、学習用アプリ「集中」は、学校導入なども進み、少しずつ利用が広がっています。
それとともに、寄付をしてくれる方も少しずつ増えていきました。
最初は社長も「何も見返りのない寄付なんて、本当にしてくれる人がいるのだろうか」と思っていましたが、世の中にはそれでも寄付してくれる心温かい方々がいるようです。
参考までに、寄付者の方々の声を一部紹介します。
「集中」アプリは広告も無く何時間も継続して使用できる所が魅力的で、本当にアプリを入れて良かったなと思っています。これからもずっと使い続けていきたいので、少しですがお役に立てたらと思い寄付いたしました!
利益よりもユーザーを優先して素晴らしいアプリを開発している御社の精神はとても素敵だと感じています。 こんな会社が儲かる世の中になったらいいなと切に願っています。
良いアプリを使わせてくれているので、何かお返ししたかった。
薬剤師国家試験の受験勉強で使っていたのですが、今年無事に合格出来たのでそのお礼として寄付しようと思いました。
永く愛用しているので、御恩返しをしたく。素晴らしいアプリをありがとうございます。
このようにして、累計ダウンロード数が500万を超えた頃、収支を集計してみると、「寄付による収益」が「人件費などの支出」を上回っていました。
それは、念願だった「寄付のみで黒字化」の達成を意味していました。
今後
「寄付のみで黒字化」というのは、bondavi の一つの大きな目標で、その達成には大きな意味がありました。
しかし、bondavi の理念は「特別じゃない毎日を、少しずつ豊かに」という地味なものです。
「目標を達成した」という特別な瞬間ももちろん意味のあるものですが、その後に続くすごく地味な「特別じゃない毎日」も大切にしていきたいと思います。
これからも、これまで通り地味な活動に励み、寄付してくださった方々、応援してくださった方々に
「ああ、こいつらを応援ししてよかったな」
と思ってもらえるような活動を、これからも続けていきたいです。
bondavi株式会社
元・広告代理店データアナリストの社長が創業したアプリ開発ベンチャー。社長のこだわりから、広告掲載やアプリ内課金をおこなわず、「ユーザーの善意 (寄付) 」 のみによる黒字化に挑戦し、達成。国内No.1習慣化アプリ 「継続する技術」 、No.1集中アプリ 「集中」 、「ひよこフィルター」などを提供し、有料プロモーションを一切せず、アプリの品質向上のみで500万ダウンロード数を突破している。
https://bondavi.jp
bondavi株式会社 (神奈川県、代表取締役 : 戸田大介) は、2023年6月1日~8月31日においてモバイルアプリ事業の収支を集計し、黒字となっていることを確認しました。(同社全事業にて黒字)
同社は国内No.1習慣化アプリ「継続する技術」や学習用集中アプリ「集中」などを提供しており、「ユーザーの努力を妨げるものを入れない」「お金のない学生などにも100%で」という信念から、一切広告を表示せず、必要な機能の課金をしていません。
その結果、収益源はユーザーの善意による寄付のみとなり、長年収支赤字となっていましたが、ダウンロード数が500万超とユーザーが増え、ようやく黒字化が達成されました。
ユーザーファーストを重視しすぎて、収入源を失う
bondavi は、習慣化アプリ「継続する技術」や学習用集中アプリ「集中」などを提供しているアプリ開発ベンチャーです。
一見、ただの弱小零細企業にしか見えない bondavi ですが、よく見てみると、少し特殊な弱小零細企業であることが分かります。
アプリ開発企業なのに、アプリには広告が一切なく、課金による必要な機能の制限もないのです。
これは、習慣化や学習といった「努力」を扱うアプリで
「ユーザーの意識を奪ってしまう広告をなしにしたい」
「お金のない学生のようなユーザーにも100%のアプリを使ってほしい」
などという理想論を、社長がそのまま実行に移してしまったためです。
[画像1: https://prtimes.jp/i/66061/55/resize/d66061-55-35f83736d7cffc3705de-1.png ]
その結果、bondaviは「善意の寄付」以外の収益源がないという、状況に追いやられました。
「善意で回る事業」は理想的だが、驚異的に儲からない
「善意の寄付」で黒字化し、事業が回れば、それはとても理想的なことです。
誰もが気持ちよく質の高いサービスを100%使うことができて、それでいて、アプリ開発が好きな人々が企業活動を継続することもできます。
しかし、理想はいつだって、現実によって阻まれます。
「善意の寄付」は、驚くほどに収益性が低いのでした。
参考: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000066061.html
[画像2: https://prtimes.jp/i/66061/55/resize/d66061-55-5045b6851970299c1784-2.png ]
最初は「いつかは黒字化するだろう」と希望に満ちていた社長を待っていたのは、想像以上に厳しい現実でした。
「『広告を打ってユーザーを獲得する』という手法を、自社だけ使えない」という障壁。
「広告を載せるだけで、いつでもすぐに『好きなことで生きていけるお金』を手にできる」という誘惑。
「ようやく寄付者が現れたと思ったら『間違って決済したので返金してください』と言われる」という絶望。
そういったものに、大きくダメージを受けました。
しかし、ユーザーが増え、寄付者も少しずつ増える
ですが、状況はすごくゆっくりと、改善し続けていきました。
他の事業で活動資金を捻出しながら、アプリ開発事業を続けていくうちに、アプリの品質はどんどん向上していき、アプリを使ってくれるユーザーも増えていきました。
例えば、習慣化アプリ「継続する技術」は現在、1. ダウンロード数 2. App Store 評価 3. 継続成功実績 の全てで国内No. 1となっています。
また、学習用アプリ「集中」は、学校導入なども進み、少しずつ利用が広がっています。
それとともに、寄付をしてくれる方も少しずつ増えていきました。
最初は社長も「何も見返りのない寄付なんて、本当にしてくれる人がいるのだろうか」と思っていましたが、世の中にはそれでも寄付してくれる心温かい方々がいるようです。
参考までに、寄付者の方々の声を一部紹介します。
「集中」アプリは広告も無く何時間も継続して使用できる所が魅力的で、本当にアプリを入れて良かったなと思っています。これからもずっと使い続けていきたいので、少しですがお役に立てたらと思い寄付いたしました!
利益よりもユーザーを優先して素晴らしいアプリを開発している御社の精神はとても素敵だと感じています。 こんな会社が儲かる世の中になったらいいなと切に願っています。
良いアプリを使わせてくれているので、何かお返ししたかった。
薬剤師国家試験の受験勉強で使っていたのですが、今年無事に合格出来たのでそのお礼として寄付しようと思いました。
永く愛用しているので、御恩返しをしたく。素晴らしいアプリをありがとうございます。
このようにして、累計ダウンロード数が500万を超えた頃、収支を集計してみると、「寄付による収益」が「人件費などの支出」を上回っていました。
それは、念願だった「寄付のみで黒字化」の達成を意味していました。
今後
「寄付のみで黒字化」というのは、bondavi の一つの大きな目標で、その達成には大きな意味がありました。
しかし、bondavi の理念は「特別じゃない毎日を、少しずつ豊かに」という地味なものです。
「目標を達成した」という特別な瞬間ももちろん意味のあるものですが、その後に続くすごく地味な「特別じゃない毎日」も大切にしていきたいと思います。
これからも、これまで通り地味な活動に励み、寄付してくださった方々、応援してくださった方々に
「ああ、こいつらを応援ししてよかったな」
と思ってもらえるような活動を、これからも続けていきたいです。
bondavi株式会社
元・広告代理店データアナリストの社長が創業したアプリ開発ベンチャー。社長のこだわりから、広告掲載やアプリ内課金をおこなわず、「ユーザーの善意 (寄付) 」 のみによる黒字化に挑戦し、達成。国内No.1習慣化アプリ 「継続する技術」 、No.1集中アプリ 「集中」 、「ひよこフィルター」などを提供し、有料プロモーションを一切せず、アプリの品質向上のみで500万ダウンロード数を突破している。
https://bondavi.jp