“アートの力”でインドの子供たちを教育支援 “日本初”ヒマラヤ開催のアートプロジェクト「EARTH ART PROJECT」始動!
[14/05/16]
提供元:PRTIMES
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インドの学校を舞台にした芸術祭「ウォールアートフェスティバル2014」報告会も開催
【開催日】:2014年5月15日(木)
【会場】 :貝印株式会社(東京都千代田区岩本町3-9-5)
【開催時間】:<第一部> EARTH ART PROJECT 説明会・プレス発表会 17:00〜18:00
<第二部> ウォールアートフェスティバル2014 報告会 18:30〜20:30
NPO法人ウォールアートプロジェクト(代表:おおくにあきこ、以下 WAP)と貝印株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 遠藤宏治、以下 貝印)は、2014年2月15日(土)〜17日(月)にインド マハラーシュトラ州・ターネー地区・ダハヌ・ガンジャード村で開催された、インドの子ども達を支援することを目的とした国際的芸術祭「ウォールアートフェスティバル(以下 WAF)2014」の活動報告会及び、WAFの活動の一環として新たに始動したプロジェクト「EARTH ART PROJECT(以下EAP)」の説明会・プレス発表会を貝印本社内にて5月15日(木)に開催いたしました。
<第一部> EARTH ART PROJECT 説明会・プレス発表会
EAPは、WAFでの5年間で培ってきたノウハウを活用し新たに始動した、ラダック地方の広大な大地をアートのキャンバスとしたプロジェクトです。ウォールアートプロジェクトが、標高5000mにある「ノマディック・レジデンシャルスクール」という学校を訪問。子どもの就学率は25%程しかなく、決して十分な教育環境とはいえない中で、「教育を受けた遊牧民になりたい。そして自分たちの生活を向上させ、文化を守っていきたい」という子どもたちの声、「グローバル化による外部からの圧力、自然環境の変化など、先祖代々培ってきた経験則では対処できない様々な問題を解決するために教育が大切だ」という学校の教師の思いを聞き、実施に至りました。遊牧民とその子どもたち、教師たちとの協働により、その土地にあるものをアーティストたちが引き出し、壁画、彫刻、映像などで表現、外へ向けて発信します。昨年からWAFに参加し、巨大な壁画を描き続けている美術家の大小島真木(おおこじままき)さんは、「WAFは言葉を介さないコミュニケーションをインドで実践し、そこを大事にして続けているアートプロジェクトです。今回EAPでも言語を越えたコミュニケーションを取りながら、想像力を使って世界の見え方そのものを変えていくような絵を描いてきたいです。」と意気込みを語りました。また、映像作家の奥間勝也(おくまかつや)さんは、「標高5000mの地で短期間の映像制作はとてもハードだけど、エネルギーがいっぱい貯まっている現地の子ども達とぶつかり合い、どのような作品が生まれるかが楽しみです。」とEAPに期待を寄せました。EAPでは遊牧民たちが置かれている現状を伝えると同時に、遊牧民の人々が自分たちの生活や文化と教育に再び目を向けるきっかけ作りを目指します。
<第二部> ウォールアートフェスティバル2014 報告会
WAFは、インドの学校校舎の壁をキャンバスに、日本とインドのアーティストが10〜20日間滞在し、現地の子ども達と交流を通じてアートを作り上げる芸術祭です。学校で教育を受ける機会が十分に得られない子どもたちや、貧困など様々な状況下で教育を受けさせることに積極的ではない保護者達が多く存在するインド農村部にて、アートを通じて少しでも学校に興味を持ち、学び始めるきっかけ作りとなって欲しいという願いのもと開催しております。第5回となる2014年は、2月15日(土)〜17日(月)の3日間、インド共和国・マハラーシュトラ州の学校「アーシュラムスクール・ガンジャード」にて開催し、約4,300名の来場者を集める大盛況にて成功を収める事ができました。今回で4回目のWAF参加となる未来美術家の遠藤一郎(えんどういちろう)さんは、「自分なりに積み重ねてきたことがあって、フェスでは一番目立とうと思っていた。けれど、実際には子どもの元気とそれをとりまくやさしさが一番で、結局主役はインドの子どもたちだったんです。そして自分の夢を聞かれたときは、自然に“子どもたちの笑顔”と答えていた。その地で生まれる共鳴や新たな気づきが、今回のWAFで一番大事なことだったと思っていて、僕はそれをなんとか表現したかったんですよね。」とコメント。WAFを振り返ると共にその魅力について語り、WAF2014報告会を締めくくりました。
【参考】
■EARTH ART PROJECT(アースアートプロジェクト)2014 実施概要(予定)
【名 称】EARTH ART PROJECT(アースアートプロジェクト) 2014
【会 場】インド、ジャンムーカシミール州、ラダック地方、プーガ 「ノマディック・レジデンシャルスクール・プーガ」とその周辺の遊牧地域
プレエキシビション インド、ジャンムーカシミール州、ラダック地方、ナング 「ナング・ミドルスクール」
【日 時】2014年7月13日〜8月11日の約1か月間
【出演者】大小島真木(画家)、奥間勝也(映像作家)、藤井龍(アーティスト)、樅山智子(作曲家)、行橋智彦(服飾アーティスト)
【協力企業・団体】
助成:国際交流基金、今井記念海外協力基金
協賛:貝印株式会社、株式会社コンピューターシステムハウス、Trinity Travels Ladakh、LexInnova、
BlueBear、株式会社オフィスキタダ
■ウォールアートフェスティバル(WAF)2014 開催概要
【名 称】「ウォールアートフェスティバル2014」
【対象地】インド共和国・マハラーシュトラ州・ターネー地区・ダハヌ・ガンジャード村及びその周辺地域
【日 時】2014年2月15日、16日、17日
【出演者】淺井裕介(画家)、遠藤一郎(未来美術家)、加茂昂(画家)、大小島真木(画家)、高須賀千江子(コンテンポラリーダンサー)、ラジェーシュ・チャイテャ・バンガード(インドのアーティスト)、アジェイ・クマル・ウルヴェティ(インドのアーティスト)
【ボランティア参加者】日本45名/インド40名
【協力企業・団体】
共催:国際交流基金(インド)/助成:双日国際交流財団、ポーラ美術振興財団、朝日新聞文化財団
協賛:貝印株式会社、株式会社コンピューターシステムハウス、有限会社ブルーベア、株式会社オ
フィスキタダ、株式会社キンデル、株式会社いい旅、Trinity Travels Pvt. Ltd.、Shigeta
Travels、KOKUYO CAMLIN PVT.LTD/後援:在ムンバイ日本国総領事館、Maharashtra
Tourism Development Corporation
WAF概要
国際的芸術祭ウォールアートフェスティバルは、インドの子ども達にアートの力を通じて、学ぶことへの意識向上や興味を持ってもらう事を目的とし、インドの農村部の学校を舞台に、2010年から毎年開催しています。2014年2月、5回目を開催しました。日本とインドのアーティストが10〜20日間村に滞在し、教室内部や廊下の壁をキャンバスに、壁画などのアート作品を制作。完成した作品をフェスティバルの3日間、入場料無料で一般公開しています。毎回、日本から30〜50人のボランティアが渡印。3000人〜5000人の来場者を記録しています。学校での開催のため、基本的に1年未満で壁は白く戻し、次の開催を待つという循環もこの芸術祭の特徴です。
インドの子どもたちの実状
インドでは識字率が50%以下と言う地域もあり、学校で教育を受けることが当たり前ではありません。農作業の手伝いや、都市部での親の出稼ぎに連れて行かれるなど、教育の機会は保障されていないのが実状です。
WAFの目的
このような状況にある子どもたちや、それを当たり前の様に考える保護者に、「学校でこんなに楽しそうなことが起こっている」ということを示し学校や教育に意識を向け、考えるきっかけを作ってもらう事を目的としています。
【開催日】:2014年5月15日(木)
【会場】 :貝印株式会社(東京都千代田区岩本町3-9-5)
【開催時間】:<第一部> EARTH ART PROJECT 説明会・プレス発表会 17:00〜18:00
<第二部> ウォールアートフェスティバル2014 報告会 18:30〜20:30
NPO法人ウォールアートプロジェクト(代表:おおくにあきこ、以下 WAP)と貝印株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 遠藤宏治、以下 貝印)は、2014年2月15日(土)〜17日(月)にインド マハラーシュトラ州・ターネー地区・ダハヌ・ガンジャード村で開催された、インドの子ども達を支援することを目的とした国際的芸術祭「ウォールアートフェスティバル(以下 WAF)2014」の活動報告会及び、WAFの活動の一環として新たに始動したプロジェクト「EARTH ART PROJECT(以下EAP)」の説明会・プレス発表会を貝印本社内にて5月15日(木)に開催いたしました。
<第一部> EARTH ART PROJECT 説明会・プレス発表会
EAPは、WAFでの5年間で培ってきたノウハウを活用し新たに始動した、ラダック地方の広大な大地をアートのキャンバスとしたプロジェクトです。ウォールアートプロジェクトが、標高5000mにある「ノマディック・レジデンシャルスクール」という学校を訪問。子どもの就学率は25%程しかなく、決して十分な教育環境とはいえない中で、「教育を受けた遊牧民になりたい。そして自分たちの生活を向上させ、文化を守っていきたい」という子どもたちの声、「グローバル化による外部からの圧力、自然環境の変化など、先祖代々培ってきた経験則では対処できない様々な問題を解決するために教育が大切だ」という学校の教師の思いを聞き、実施に至りました。遊牧民とその子どもたち、教師たちとの協働により、その土地にあるものをアーティストたちが引き出し、壁画、彫刻、映像などで表現、外へ向けて発信します。昨年からWAFに参加し、巨大な壁画を描き続けている美術家の大小島真木(おおこじままき)さんは、「WAFは言葉を介さないコミュニケーションをインドで実践し、そこを大事にして続けているアートプロジェクトです。今回EAPでも言語を越えたコミュニケーションを取りながら、想像力を使って世界の見え方そのものを変えていくような絵を描いてきたいです。」と意気込みを語りました。また、映像作家の奥間勝也(おくまかつや)さんは、「標高5000mの地で短期間の映像制作はとてもハードだけど、エネルギーがいっぱい貯まっている現地の子ども達とぶつかり合い、どのような作品が生まれるかが楽しみです。」とEAPに期待を寄せました。EAPでは遊牧民たちが置かれている現状を伝えると同時に、遊牧民の人々が自分たちの生活や文化と教育に再び目を向けるきっかけ作りを目指します。
<第二部> ウォールアートフェスティバル2014 報告会
WAFは、インドの学校校舎の壁をキャンバスに、日本とインドのアーティストが10〜20日間滞在し、現地の子ども達と交流を通じてアートを作り上げる芸術祭です。学校で教育を受ける機会が十分に得られない子どもたちや、貧困など様々な状況下で教育を受けさせることに積極的ではない保護者達が多く存在するインド農村部にて、アートを通じて少しでも学校に興味を持ち、学び始めるきっかけ作りとなって欲しいという願いのもと開催しております。第5回となる2014年は、2月15日(土)〜17日(月)の3日間、インド共和国・マハラーシュトラ州の学校「アーシュラムスクール・ガンジャード」にて開催し、約4,300名の来場者を集める大盛況にて成功を収める事ができました。今回で4回目のWAF参加となる未来美術家の遠藤一郎(えんどういちろう)さんは、「自分なりに積み重ねてきたことがあって、フェスでは一番目立とうと思っていた。けれど、実際には子どもの元気とそれをとりまくやさしさが一番で、結局主役はインドの子どもたちだったんです。そして自分の夢を聞かれたときは、自然に“子どもたちの笑顔”と答えていた。その地で生まれる共鳴や新たな気づきが、今回のWAFで一番大事なことだったと思っていて、僕はそれをなんとか表現したかったんですよね。」とコメント。WAFを振り返ると共にその魅力について語り、WAF2014報告会を締めくくりました。
【参考】
■EARTH ART PROJECT(アースアートプロジェクト)2014 実施概要(予定)
【名 称】EARTH ART PROJECT(アースアートプロジェクト) 2014
【会 場】インド、ジャンムーカシミール州、ラダック地方、プーガ 「ノマディック・レジデンシャルスクール・プーガ」とその周辺の遊牧地域
プレエキシビション インド、ジャンムーカシミール州、ラダック地方、ナング 「ナング・ミドルスクール」
【日 時】2014年7月13日〜8月11日の約1か月間
【出演者】大小島真木(画家)、奥間勝也(映像作家)、藤井龍(アーティスト)、樅山智子(作曲家)、行橋智彦(服飾アーティスト)
【協力企業・団体】
助成:国際交流基金、今井記念海外協力基金
協賛:貝印株式会社、株式会社コンピューターシステムハウス、Trinity Travels Ladakh、LexInnova、
BlueBear、株式会社オフィスキタダ
■ウォールアートフェスティバル(WAF)2014 開催概要
【名 称】「ウォールアートフェスティバル2014」
【対象地】インド共和国・マハラーシュトラ州・ターネー地区・ダハヌ・ガンジャード村及びその周辺地域
【日 時】2014年2月15日、16日、17日
【出演者】淺井裕介(画家)、遠藤一郎(未来美術家)、加茂昂(画家)、大小島真木(画家)、高須賀千江子(コンテンポラリーダンサー)、ラジェーシュ・チャイテャ・バンガード(インドのアーティスト)、アジェイ・クマル・ウルヴェティ(インドのアーティスト)
【ボランティア参加者】日本45名/インド40名
【協力企業・団体】
共催:国際交流基金(インド)/助成:双日国際交流財団、ポーラ美術振興財団、朝日新聞文化財団
協賛:貝印株式会社、株式会社コンピューターシステムハウス、有限会社ブルーベア、株式会社オ
フィスキタダ、株式会社キンデル、株式会社いい旅、Trinity Travels Pvt. Ltd.、Shigeta
Travels、KOKUYO CAMLIN PVT.LTD/後援:在ムンバイ日本国総領事館、Maharashtra
Tourism Development Corporation
WAF概要
国際的芸術祭ウォールアートフェスティバルは、インドの子ども達にアートの力を通じて、学ぶことへの意識向上や興味を持ってもらう事を目的とし、インドの農村部の学校を舞台に、2010年から毎年開催しています。2014年2月、5回目を開催しました。日本とインドのアーティストが10〜20日間村に滞在し、教室内部や廊下の壁をキャンバスに、壁画などのアート作品を制作。完成した作品をフェスティバルの3日間、入場料無料で一般公開しています。毎回、日本から30〜50人のボランティアが渡印。3000人〜5000人の来場者を記録しています。学校での開催のため、基本的に1年未満で壁は白く戻し、次の開催を待つという循環もこの芸術祭の特徴です。
インドの子どもたちの実状
インドでは識字率が50%以下と言う地域もあり、学校で教育を受けることが当たり前ではありません。農作業の手伝いや、都市部での親の出稼ぎに連れて行かれるなど、教育の機会は保障されていないのが実状です。
WAFの目的
このような状況にある子どもたちや、それを当たり前の様に考える保護者に、「学校でこんなに楽しそうなことが起こっている」ということを示し学校や教育に意識を向け、考えるきっかけを作ってもらう事を目的としています。