遠隔操作(K-DIVE CONCEPT)におけるマシンガイダンス実装に向けたライカジオシステムズ社との協業について
[20/10/28]
提供元:PRTIMES
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コベルコ建機株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役 社長:尾上善則、以下、コベルコ建機)とライカジオシステムズ社(本社:スイス ヘルブルグ、以下、ライカ)は、この度、コベルコ建機の目指す「働く人を中心とした、建設現場のテレワークシステム」K-DIVE CONCEPT※1推進のために、マシンガイダンス(以下、MG)の遠隔操作技術の開発に向けて協業することといたしました。
[画像: https://prtimes.jp/i/6745/57/resize/d6745-57-113045-0.jpg ]
コベルコ建機は、「誰でも働ける現場へ KOBELCO IoT」をテーマにICTロードマップを策定し、その実現に向けて中長期的な研究・開発を進めています。独自のICT施工(情報化施工)ブランド「ホルナビ※2」はその一つの柱であり、測量機器メーカーを中心とした関連企業との協業により、MGやマシンコントロール、チルトローテータ※3、iDig※4など商品ラインナップの拡充を進めています。ホルナビ製品を導入することで、経験の浅いオペレータでも容易に作業を行うことが可能となり、作業時間の短縮や、作業の効率化、安全性の向上、更にはコスト削減などを実現することができます。一方、現在開発中のK-DIVE CONCEPTでは、クラウドマッチングシステムと建設機械の遠隔操作を融合させることで、特定の人・場所・時間などの制約を受けずに、建設現場での施工が可能となる「建設現場のテレワーク化」を目指しています。この実現により、深刻化する建設技能者の不足に対する多様な人材活用、現場生産性の向上、現場無人化による本質的な安全確保などが可能になると考えています。
ライカのMGシステムは、操縦席のスクリーンに表示される設計モデルと実際の切土/盛土状況を確認しながら、経験の浅いオペレータでも、設計モデルどおりに迅速に掘削作業を行うことができるのが特徴です。今回の協業は、MGをK-DIVE CONCEPTによる遠隔操作で使用した場合でも、実際に機械に搭乗して操作した場合と同等の品質(通信遅延、作業効率等)にすることで、安全で誰でも働ける遠隔施工現場を実現することを目的としています。
今回のライカとの協業を通じてMGの遠隔操作が可能となれば、遠隔操作における作業精度や作業効率、安全性を更に向上させることができることはもちろんのこと、オペレータは時間や場所の制約に加え、技量による制約も同時に解消することが可能となります。
コベルコ建機とライカは今後、MGの遠隔操作を実現させることで、「働く人を中心とした、建設現場のテレワークシステム」の価値を高めていけるよう連携を進め、相互に協力してまいります。
※1 “K-DIVE CONCEPT”とは、コベルコ建機が研究・開発を進める、次世代遠隔操縦技術を用いた「働く人を中心とした、建設現場のテレワークシステム」のことで、建設現場で働く人の働き方を大きく変え、豊かな生活、社会を実現することを目的としています。
※2 「ホルナビ」とは、コベルコ建機独自のICT施工ブランドであり、“掘る”を“ナビ”するコベルコのICT施工のトータルソリューションです。
※3 チルトローテータとは、バケットを傾け(チルト)、回転させる(ローテ―ト)ことのできる先端アタッチメントで、作業効率を飛躍的に向上させ、工期を短縮させることができます。engcon社(スウェーデン)の商品で、当コベルコ建機は日本の販売総代理店として商品を取り扱っています。
※4 iDigとは、後付けが可能な2Dマシンガイダンスシステムです。Bridgin社(フランス)の商品で、コベルコ建機は国内の一取扱店として商品を取り扱っています。
以上
<参考>
〇2018年8月28日付 ニュースリリース
「コベルコ建機が目指すICTロードマップについて」
https://www.kobelcocm-global.com/jp/news/2018/180828.html
〇2019年5月22日付 ニュースリリース
「コベルコ建機株式会社と日本マイクロソフト株式会社の協業について」
https://www.kobelcocm-global.com/jp/news/2019/190522.html
〇2020年9月23日付 ニュースリリース
「北海道総合通信網株式会社との建設機械の長距離遠隔操作に関する開発協定締結 および 協定に基づく実証実験実施について」
https://www.kobelcocm-global.com/jp/news/2020/200923.html
*記載されている情報は発表時のもので、予告なく変更される場合があります。
Leica Geosystems – when it has to be right
およそ200年にわたり計測・測量の製品および技術で変革を生んできたHexagon のグループカンパニーであるライカジオシステムズは、世界中のプロフェッショナルに向けてトータルソリューションを開発しています。革新的な製品とソリューションの開発で知られているライカジオシステムズは、地理空間情報の利活用において、航空宇宙、防衛、安全、セキュリティ、建設、製造など、実に多岐にわたる業界のプロフェッショナルから信頼を得ています。ライカジオシステムズは高精度で正確な機器、洗練されたソフトウェア、そして信頼できるサービスで、社会の発展に貢献していきます。
Hexagon(ナスダック・ストックホルム: HEXA B)は、センサー、ソフトウェア、自律型ソリューションのグローバルリーダーで、世界50ヶ国におよそ20,000人の従業員を擁し、総売上高は約39億ユーロ(44億米ドル)です。
詳細については?hexagon.comをご覧ください。Twitterで?@HexagonABをフォローしてください。
コベルコ建機株式会社 – ユーザー現場主義
当社は、神戸製鋼グループの建設機械メーカーとして、生産、販売、サービスをおこなっています。
1930年に国産電気ショベル第一号を生み出して以来90年余り、わたしたちは挑戦と進化を繰り返す事で、時代のニーズに応える数々の製品を生み出してきました。
ショベルとクレーンに特化した製品群は、「低燃費」や「低騒音」といった従来から定評のある環境性能に加え、耐久性の向上、ICT技術を用いた情報化施工、現場の安全性向上などの進化を続けています。
世界5か国に生産拠点を展開、主要エリアに現地法人や代理店を設定することで、グローバルな事業体制を構築し、これからも世界中のお客様に満足いただける真のグローバル企業を目指します。
詳細については、kobelcocm-global.comをご覧ください。
[画像: https://prtimes.jp/i/6745/57/resize/d6745-57-113045-0.jpg ]
コベルコ建機は、「誰でも働ける現場へ KOBELCO IoT」をテーマにICTロードマップを策定し、その実現に向けて中長期的な研究・開発を進めています。独自のICT施工(情報化施工)ブランド「ホルナビ※2」はその一つの柱であり、測量機器メーカーを中心とした関連企業との協業により、MGやマシンコントロール、チルトローテータ※3、iDig※4など商品ラインナップの拡充を進めています。ホルナビ製品を導入することで、経験の浅いオペレータでも容易に作業を行うことが可能となり、作業時間の短縮や、作業の効率化、安全性の向上、更にはコスト削減などを実現することができます。一方、現在開発中のK-DIVE CONCEPTでは、クラウドマッチングシステムと建設機械の遠隔操作を融合させることで、特定の人・場所・時間などの制約を受けずに、建設現場での施工が可能となる「建設現場のテレワーク化」を目指しています。この実現により、深刻化する建設技能者の不足に対する多様な人材活用、現場生産性の向上、現場無人化による本質的な安全確保などが可能になると考えています。
ライカのMGシステムは、操縦席のスクリーンに表示される設計モデルと実際の切土/盛土状況を確認しながら、経験の浅いオペレータでも、設計モデルどおりに迅速に掘削作業を行うことができるのが特徴です。今回の協業は、MGをK-DIVE CONCEPTによる遠隔操作で使用した場合でも、実際に機械に搭乗して操作した場合と同等の品質(通信遅延、作業効率等)にすることで、安全で誰でも働ける遠隔施工現場を実現することを目的としています。
今回のライカとの協業を通じてMGの遠隔操作が可能となれば、遠隔操作における作業精度や作業効率、安全性を更に向上させることができることはもちろんのこと、オペレータは時間や場所の制約に加え、技量による制約も同時に解消することが可能となります。
コベルコ建機とライカは今後、MGの遠隔操作を実現させることで、「働く人を中心とした、建設現場のテレワークシステム」の価値を高めていけるよう連携を進め、相互に協力してまいります。
※1 “K-DIVE CONCEPT”とは、コベルコ建機が研究・開発を進める、次世代遠隔操縦技術を用いた「働く人を中心とした、建設現場のテレワークシステム」のことで、建設現場で働く人の働き方を大きく変え、豊かな生活、社会を実現することを目的としています。
※2 「ホルナビ」とは、コベルコ建機独自のICT施工ブランドであり、“掘る”を“ナビ”するコベルコのICT施工のトータルソリューションです。
※3 チルトローテータとは、バケットを傾け(チルト)、回転させる(ローテ―ト)ことのできる先端アタッチメントで、作業効率を飛躍的に向上させ、工期を短縮させることができます。engcon社(スウェーデン)の商品で、当コベルコ建機は日本の販売総代理店として商品を取り扱っています。
※4 iDigとは、後付けが可能な2Dマシンガイダンスシステムです。Bridgin社(フランス)の商品で、コベルコ建機は国内の一取扱店として商品を取り扱っています。
以上
<参考>
〇2018年8月28日付 ニュースリリース
「コベルコ建機が目指すICTロードマップについて」
https://www.kobelcocm-global.com/jp/news/2018/180828.html
〇2019年5月22日付 ニュースリリース
「コベルコ建機株式会社と日本マイクロソフト株式会社の協業について」
https://www.kobelcocm-global.com/jp/news/2019/190522.html
〇2020年9月23日付 ニュースリリース
「北海道総合通信網株式会社との建設機械の長距離遠隔操作に関する開発協定締結 および 協定に基づく実証実験実施について」
https://www.kobelcocm-global.com/jp/news/2020/200923.html
*記載されている情報は発表時のもので、予告なく変更される場合があります。
Leica Geosystems – when it has to be right
およそ200年にわたり計測・測量の製品および技術で変革を生んできたHexagon のグループカンパニーであるライカジオシステムズは、世界中のプロフェッショナルに向けてトータルソリューションを開発しています。革新的な製品とソリューションの開発で知られているライカジオシステムズは、地理空間情報の利活用において、航空宇宙、防衛、安全、セキュリティ、建設、製造など、実に多岐にわたる業界のプロフェッショナルから信頼を得ています。ライカジオシステムズは高精度で正確な機器、洗練されたソフトウェア、そして信頼できるサービスで、社会の発展に貢献していきます。
Hexagon(ナスダック・ストックホルム: HEXA B)は、センサー、ソフトウェア、自律型ソリューションのグローバルリーダーで、世界50ヶ国におよそ20,000人の従業員を擁し、総売上高は約39億ユーロ(44億米ドル)です。
詳細については?hexagon.comをご覧ください。Twitterで?@HexagonABをフォローしてください。
コベルコ建機株式会社 – ユーザー現場主義
当社は、神戸製鋼グループの建設機械メーカーとして、生産、販売、サービスをおこなっています。
1930年に国産電気ショベル第一号を生み出して以来90年余り、わたしたちは挑戦と進化を繰り返す事で、時代のニーズに応える数々の製品を生み出してきました。
ショベルとクレーンに特化した製品群は、「低燃費」や「低騒音」といった従来から定評のある環境性能に加え、耐久性の向上、ICT技術を用いた情報化施工、現場の安全性向上などの進化を続けています。
世界5か国に生産拠点を展開、主要エリアに現地法人や代理店を設定することで、グローバルな事業体制を構築し、これからも世界中のお客様に満足いただける真のグローバル企業を目指します。
詳細については、kobelcocm-global.comをご覧ください。