ロイヤル・カリビアン・インターナショナル、トラベルパートナーズパーティー2022を開催
[22/11/21]
提供元:PRTIMES
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〜日本市場へ34%の増額投資、今後のクルーズ市場における展望などを発表〜
2022年11月16日、米国クルーズ会社ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(以下、RCI)、および同社の日本総代理店を務める株式会社ミキ・ツーリストは「トラベルパートナーズパーティー2022」を開催し、パンデミック後におけるクルーズ市場の動向や今後の展望、日本市場における販売強化施策などの方針について発表いたしました。同パーティーでは旅行会社をはじめ、メディア、港湾関係者、航空会社関係者などが出席いたしました。
主な発表内容は次の通りです。
<RCIアジア太平洋地区リージョナルディレクター(セールス) ケネス・ヨーによる発表>
[画像1: https://prtimes.jp/i/26704/57/resize/d26704-57-d3ca0f0456fd9e10d166-0.jpg ]
(画像:RCIアジア太平洋地区リージョナルディレクター(セールス)を務めるケネス・ヨー)
シンガポールでは2019年には19万人ほどだった予約者数が、2022年では25万人以上へと回復。そのうち75%ははじめてのクルーズ利用者である。特にMICE、ミレニアル世代、親子三世代による需要が目立つ。
日本人の出国者数が2022年8月単月で、2022年1〜8月の30%程度を占めることを指摘。今後日本では急速なアウトバウンド需要が進むと予測。
アジア太平洋地区では、シンガポール以外ではインド、マレーシア、インドネシアなどが大きくシェアを伸ばしているが、2019年以前は日本もトップ4〜5番目にくるほどのシェアがあった。今後日本市場への期待は大きく、2023年は日本市場への投資額を2019年よりも34%増額し、23%の増収を見込んでいる。
<株式会社ミキ・ツーリスト クルーズカンパニー マーケティング課マネージャー 橋本行彦による発表>
[画像2: https://prtimes.jp/i/26704/57/resize/d26704-57-90682eff649941adb733-1.png ]
(画像:ロイヤルカリビアン公式日本語サイトの予約状況推移、2019年・2022年対比)
2022年におけるRCI公式日本語サイトの予約状況および利用者層について、コロナ前2019年との比較を解説。予約者数は2022年6月以降顕著な上昇が見られ、10月では2019年同月の7割程度、直近3ヵ月(8月、9月、10月)では2019年月間平均値の6割程度まで回復。
年齢別では未就学児のいるファミリー世帯、70代以上の高齢者層(主にリピーター)による利用が増加。
予約者向けのアンケートでは、2019年では3割に満たなかったはじめてのクルーズ利用者層が、2022年では半数近くまで増加。そのうち、はじめてのクルーズ利用者数がクルーズを予約するきっかけとなった媒体は「口コミ」「インターネット検索」が多くを占めるが、ツイッターやYouTubeなどのSNSも2019年と比較して大きく伸びている。一方で、既にクルーズを経験した事があるユーザーは旅行会社からの案内やRCI公式メールマガジンなどが予約のトリガーとなっている。
今後はファミリー層や若年層などの新規セグメントに向けたインフルエンサー施策、および顧客育成施策を強化。同時に既存クルーズファンとのエンゲージメント向上施策も実施。
2024年1月にデビューする世界最大客船「アイコン・オブ・ザ・シーズ」をはじめ、スペクトラム・オブ・ザ・シーズによるシンガポールでの通年配船や日本航路クルーズ、地中海・カリブ海クルーズなど多彩なラインアップを用意し販売に力を入れていく。
<株式会社ミキ・ツーリスト クルーズカンパニー カンパニー長 百武達也による発表>
[画像3: https://prtimes.jp/i/26704/57/resize/d26704-57-dca053fdb4dbda34cd9d-2.png ]
(画像:パンデミック後のブランド戦略について)
現在では世界的にクルーズの運航が再開されている中、ロシアへ寄港するバルト海、ウクライナに隣接する黒海、日本を含む東アジアの海域では運航が再開されておらず、日本を含む海域が前述の2つの海域と並列であることには違和感を覚える。日本の消費者・旅行会社へ、国際的なクルーズ市場の動向を丁寧に情報発信する必要がある。
海外メディアの記事を引用し、国際的なクルーズ市場の動向について言及。
パンデミック後の海外クルーズ市場は、2028年までに150億ドル規模となり、年あたり11%の成長が期待できる。またZ世代がミレニアル世代を超えてくる。(TRAVEL PULSE 10/19)
有名ホテルチェーンのクルーズ業界参入計画が多く報道されている。(TRAVEL WEEKLY 10/6)
決して好ましい状況ではないが、物価高を背景に費用比較で20-40%削減できることから、クルーズを利用したMICE案件が大幅に増加している(TTG MICE 10/31)
乗船客、乗務員、寄港地コミュニティの健康と安全がRCIのトッププライオリティであることはパンデミック後も変わることはないが、ソーシャルバブルや濃厚接触者特定デバイスを前面に出して来たパンデミック最中の環境とは全く景色が異なっている。
北米・欧州に限らず、東南アジアでも2年半にも及んだ海外旅行の先送り需要が一気に回復基調へ転じている。
2023年に実施するシンガポール⇔日本の片道クルーズでは、上級キャビンはまだ在庫があるが、バルコニー以下のキャビンは完売していることから、決して所得が高いセグメントが動いているとは思えない。
海外での物価高、燃油高、円安など、アウトバウンドにおいて現状の外部環境は決して追い風ではない。しかしフライ&クルーズ商品ではそれらのいくつかをアドバンテージとして、消費者に寄り添い解決案を提示することができる。従来では海外旅行商品の端にあったフライ&クルーズ商品が、今後は海外旅行の中心を担う最大のチャンスがパンデミック後に到来していると確信している。
ロイヤル・カリビアン・インターナショナルについて
ロイヤル・カリビアン・インターナショナルは数々の賞に輝く国際クルーズブランドで、50年間に渡り革新を重ね、洋上では見られなかった業界初の試みをつねに導入し続けています。船上ではブロードウェイスタイルのエンターテイメントや斬新な施設を備え、ご家族連れをはじめ冒険心旺盛なお客様にお楽しみいただける多種多様なプログラムをご提供します。当社は世界で最も革新的なクルーズ船26隻を運航しており、バミューダ、カリブ海、ヨーロッパ、カナダ、米国、アラスカ、ニューイングランド、南アメリカ、アジア、オーストラリア、ニュージーランドといった全世界の人気のデスティネーションへお客様をご案内いたします。また「ゴールド・アンカー・サービス」というサービス基準を設け、全スタッフが最高のおもてなしでお出迎えいたします。ロイヤル・カリビアン・インターナショナルはTravel Weekly Readers Choice Awardsで19年連続「Best Cruise Line Overall(クルーズライン総合第1位)」に選ばれています。
2022年11月16日、米国クルーズ会社ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(以下、RCI)、および同社の日本総代理店を務める株式会社ミキ・ツーリストは「トラベルパートナーズパーティー2022」を開催し、パンデミック後におけるクルーズ市場の動向や今後の展望、日本市場における販売強化施策などの方針について発表いたしました。同パーティーでは旅行会社をはじめ、メディア、港湾関係者、航空会社関係者などが出席いたしました。
主な発表内容は次の通りです。
<RCIアジア太平洋地区リージョナルディレクター(セールス) ケネス・ヨーによる発表>
[画像1: https://prtimes.jp/i/26704/57/resize/d26704-57-d3ca0f0456fd9e10d166-0.jpg ]
(画像:RCIアジア太平洋地区リージョナルディレクター(セールス)を務めるケネス・ヨー)
シンガポールでは2019年には19万人ほどだった予約者数が、2022年では25万人以上へと回復。そのうち75%ははじめてのクルーズ利用者である。特にMICE、ミレニアル世代、親子三世代による需要が目立つ。
日本人の出国者数が2022年8月単月で、2022年1〜8月の30%程度を占めることを指摘。今後日本では急速なアウトバウンド需要が進むと予測。
アジア太平洋地区では、シンガポール以外ではインド、マレーシア、インドネシアなどが大きくシェアを伸ばしているが、2019年以前は日本もトップ4〜5番目にくるほどのシェアがあった。今後日本市場への期待は大きく、2023年は日本市場への投資額を2019年よりも34%増額し、23%の増収を見込んでいる。
<株式会社ミキ・ツーリスト クルーズカンパニー マーケティング課マネージャー 橋本行彦による発表>
[画像2: https://prtimes.jp/i/26704/57/resize/d26704-57-90682eff649941adb733-1.png ]
(画像:ロイヤルカリビアン公式日本語サイトの予約状況推移、2019年・2022年対比)
2022年におけるRCI公式日本語サイトの予約状況および利用者層について、コロナ前2019年との比較を解説。予約者数は2022年6月以降顕著な上昇が見られ、10月では2019年同月の7割程度、直近3ヵ月(8月、9月、10月)では2019年月間平均値の6割程度まで回復。
年齢別では未就学児のいるファミリー世帯、70代以上の高齢者層(主にリピーター)による利用が増加。
予約者向けのアンケートでは、2019年では3割に満たなかったはじめてのクルーズ利用者層が、2022年では半数近くまで増加。そのうち、はじめてのクルーズ利用者数がクルーズを予約するきっかけとなった媒体は「口コミ」「インターネット検索」が多くを占めるが、ツイッターやYouTubeなどのSNSも2019年と比較して大きく伸びている。一方で、既にクルーズを経験した事があるユーザーは旅行会社からの案内やRCI公式メールマガジンなどが予約のトリガーとなっている。
今後はファミリー層や若年層などの新規セグメントに向けたインフルエンサー施策、および顧客育成施策を強化。同時に既存クルーズファンとのエンゲージメント向上施策も実施。
2024年1月にデビューする世界最大客船「アイコン・オブ・ザ・シーズ」をはじめ、スペクトラム・オブ・ザ・シーズによるシンガポールでの通年配船や日本航路クルーズ、地中海・カリブ海クルーズなど多彩なラインアップを用意し販売に力を入れていく。
<株式会社ミキ・ツーリスト クルーズカンパニー カンパニー長 百武達也による発表>
[画像3: https://prtimes.jp/i/26704/57/resize/d26704-57-dca053fdb4dbda34cd9d-2.png ]
(画像:パンデミック後のブランド戦略について)
現在では世界的にクルーズの運航が再開されている中、ロシアへ寄港するバルト海、ウクライナに隣接する黒海、日本を含む東アジアの海域では運航が再開されておらず、日本を含む海域が前述の2つの海域と並列であることには違和感を覚える。日本の消費者・旅行会社へ、国際的なクルーズ市場の動向を丁寧に情報発信する必要がある。
海外メディアの記事を引用し、国際的なクルーズ市場の動向について言及。
パンデミック後の海外クルーズ市場は、2028年までに150億ドル規模となり、年あたり11%の成長が期待できる。またZ世代がミレニアル世代を超えてくる。(TRAVEL PULSE 10/19)
有名ホテルチェーンのクルーズ業界参入計画が多く報道されている。(TRAVEL WEEKLY 10/6)
決して好ましい状況ではないが、物価高を背景に費用比較で20-40%削減できることから、クルーズを利用したMICE案件が大幅に増加している(TTG MICE 10/31)
乗船客、乗務員、寄港地コミュニティの健康と安全がRCIのトッププライオリティであることはパンデミック後も変わることはないが、ソーシャルバブルや濃厚接触者特定デバイスを前面に出して来たパンデミック最中の環境とは全く景色が異なっている。
北米・欧州に限らず、東南アジアでも2年半にも及んだ海外旅行の先送り需要が一気に回復基調へ転じている。
2023年に実施するシンガポール⇔日本の片道クルーズでは、上級キャビンはまだ在庫があるが、バルコニー以下のキャビンは完売していることから、決して所得が高いセグメントが動いているとは思えない。
海外での物価高、燃油高、円安など、アウトバウンドにおいて現状の外部環境は決して追い風ではない。しかしフライ&クルーズ商品ではそれらのいくつかをアドバンテージとして、消費者に寄り添い解決案を提示することができる。従来では海外旅行商品の端にあったフライ&クルーズ商品が、今後は海外旅行の中心を担う最大のチャンスがパンデミック後に到来していると確信している。
ロイヤル・カリビアン・インターナショナルについて
ロイヤル・カリビアン・インターナショナルは数々の賞に輝く国際クルーズブランドで、50年間に渡り革新を重ね、洋上では見られなかった業界初の試みをつねに導入し続けています。船上ではブロードウェイスタイルのエンターテイメントや斬新な施設を備え、ご家族連れをはじめ冒険心旺盛なお客様にお楽しみいただける多種多様なプログラムをご提供します。当社は世界で最も革新的なクルーズ船26隻を運航しており、バミューダ、カリブ海、ヨーロッパ、カナダ、米国、アラスカ、ニューイングランド、南アメリカ、アジア、オーストラリア、ニュージーランドといった全世界の人気のデスティネーションへお客様をご案内いたします。また「ゴールド・アンカー・サービス」というサービス基準を設け、全スタッフが最高のおもてなしでお出迎えいたします。ロイヤル・カリビアン・インターナショナルはTravel Weekly Readers Choice Awardsで19年連続「Best Cruise Line Overall(クルーズライン総合第1位)」に選ばれています。