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環境移送ベンチャーイノカ、水生生物飼育者の技術をシチズンサイエンスとして12/15(日)開催の「イノアク」に結集。世界を変えるアイデアと生き物愛を発表する6組のファイナリストを発表




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株式会社イノカ(本社:東京都文京区、代表取締役CEO : 高倉葉太、以下「イノカ」)は、同社主催で12月14日(土)〜15日(日)に開催する「INNOVATE AQUARIUM FESTIVAL」(以下:イノアク プラチナパートナー:ジェックス株式会社)内のコンペティション型プログラム「AWARD」のファイナリスト6組を決定しました。本プログラムの発表は2日目の12/15(日)に開催され、審査員として幼魚水族館館長の鈴木香里武氏、さかな芸人ハットリ氏らが参加します。

「第3回 INNOVATE AQUARIUM FESTIVAL」 開催概要
「イノアク」は、2023年2月にイノカが新設したイベントです。その名の通り”アクアリウムで、世界を変える”をテーマに、水生生物飼育者(アクアリスト)の飼育技術をシチズンサイエンスとして結集し、社会や企業の課題を解決することを目的としています。今年のイノアクは12月14日・15日(土・日)の2日間にわたって開催され、それぞれ異なるプログラムを実施いたします。

関連プレスリリース:
・環境移送ベンチャーイノカ、アクアリウムの情熱と技術で社会課題を解決し世界を変える「INNOVATE AQUARIUM FESTIVAL」を東京飯田橋で開催 パートナー企業4社を発表12月14日〜15日(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000047217.html

・アクアリウムの新しい祭典、『第2回 INNOVATE AQUARIUM FESTIVAL』を環境移送ベンチャーイノカが開催 300名のアクアリストと11社のパートナー企業が参加(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000047217.html


イベント名:第3回 INNOVATE AQUARIUM FESTIVAL
開催日程:2024年12月14〜15日(土・日) 10:00~18:00
開催場所:東京都文京区後楽2-3-21 住友不動産飯田橋ビル
参加形式:現地もしくはZOOMでのオンライン視聴(事前申込制)
事前申し込みフォーム:https://forms.gle/nNkiQg4eUKRzXZqx7
主催:株式会社イノカ
後援:環境省、J-GBF
特別審査員:幼魚水族館館長 鈴木香里武氏、さかな芸人ハットリ氏

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47217/58/47217-58-3c4d9efb5b3dac944694e4c5f75fed33-1312x1854.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47217/58/47217-58-7537331ab20adbf6fd226fed3da57d2f-1276x1789.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「AWARD」の概要と審査基準について
イノアクの2日目に開催される「AWARD」はイノアクのプログラムの内のひとつで、水槽で様々な生物を飼育する「アクアリスト」の知見や革新的な取り組みに焦点を当てたプログラムです。アクアリストが自身の飼育する生き物の魅力を参加者の前で語るだけでなく、社会や企業の課題を解決する独自のアイデアを発表します。

審査基準をアクアリウムにおける「福祉性」「継続性」「独自性」「事業可能性」の4つをとし、イノカ全面サポートのもと自身のアクアリウムと社会との接点(事業/研究開発)をどう作るかの「事業性」についても提案をしていただきます。そこでの発表内容は企業とのマッチングや参加者同士のディスカッションに役立てられ、イベント開催以降の社会実装へと進む可能性があります。
ファイナリスト6組を発表
選考を通過したファイナリスト6組を発表します(敬称略)。今年は水生生物に限らず、爬虫類や両生類の飼育者もエントリーの対象とし、日本の水草や魚類、ウニ、カメレオンなど幅広い種の応募がありました。

・応募者名:虫歯天使「1トン水槽を用いたミニ地球プロジェクト」
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47217/58/47217-58-c8305ba24da74218f4df9e7d3b61c150-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
虫歯天使氏の1トン水槽部屋兼実験室

自宅の1トンの閉鎖系水槽に生態系を構築し観察する「クソデカミニ地球プロジェクト」を行うアクアリスト。このプロジェクト実行のために、土地を探して自宅をローンで購入するほどの情熱を持つ。給餌や換水を一切行うことなく「ミニ地球」を400日以上維持し、目標の一つであった魚類(グッピー)の世代交代の観察にも成功。現在は観察を続けながら論文執筆に取り組む。ミニ地球プロジェクトを多くの人に広めるために参加。

・応募者名:きらら舎 さとうかよこ「子どもから大人まで、生涯の学びを届ける」
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47217/58/47217-58-0975df073dc0c94592ff757bbda5a701-1980x1980.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
さとうかよこ氏が発生させたコシダカウニのプルテウス幼生


ウニを中心に様々な生き物を飼育し、水槽内で放精放卵を起こし受精させた卵からウニを育てるアクアリスト。飼育を通じた実験や発生の観察を行うとともに、自信が経営するオンラインショップとカフェでワークショップを開催したり、大学の研究にも協力をしている。多くの人にウニ飼育の魅力や方法を広めるとともに、近年問題になっている「磯焼け」や、ウニの生態的特性を活用したアイデアを提案する。

・応募者名:かれっくす「水草を通じた環境保全とアクアリウムの橋渡し」
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47217/58/47217-58-a1ed289cc69a4d51b256721d0a92af21-2048x1152.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
愛知・岐阜・三重の水草約100種を栽培するかれっくす氏の自宅の庭

水草に魅了され、自身が生まれ育った名古屋という土地に近い愛知・岐阜・三重の3県の水草しか育てないという縛りのもと、アクアリウムの技術とフィールドの知見をあわせて域外保全(*1)に取り組む。現在はペットショップと保全団体の両方に所属。外来種流入の原因のひとつと言われるアクアリウムと、外来種を駆除する保全活動の間で両方の考えに共感し、その橋渡しをしながら20年間水草を楽しむ。

(*1)..「.絶滅危惧種をまもるため、安全な施設に生きものを保護して、それらを増やすことにより絶滅を回避する方法「(出展:環境省ウェブサイト https://www.env.go.jp/nature/kisho/ikigai/index.html
・応募者名:じぇーてぃー「ブリーディングを通じたマイナー種保全」
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47217/58/47217-58-0574f6d1c8ff1fa44775edbf4c79c2f8-1144x1430.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
じぇーてぃー氏が飼育する淡水ヨウジウオ(Ichthyocampus carce)

淡水ヨウジウオ(*2)の繁殖に注力しているアクアリスト。タツノオトシゴと共にヨウジウオ科を構成するヨウジウオは、体が骨板で覆われた特徴的な形態と、オスが受精卵を保育する一風変わった生態を持つ。色鮮やかで美しい種を中心に観賞魚として好まれる他、多様な配偶システム(*3)を持つため性的役割の研究モデル生物としても注目されている。大部分のヨウジウオは繁殖方法が確立されておらず(*4)、野生採集個体の消費に偏る現状に対して、「目立たない生物を保護する重要性についても会場の人たちと考えていきたい」と語る。

(*2)ヨウジウオ科は約300種が知られ、大部分が海産だが、一部淡水〜汽水に適応した種が存在。
(*3) 一夫一妻、一妻多夫などの婚姻関係を成立させる生物学的な仕組み。
(*4)陸封型、両側回遊型など、生活環も多様。海水種ではオイランヨウジ(鴨川シーワールド)、純淡水種ではEnneacampus ansorgii、Microphis deocataの人工繁殖事例が知られている。

・応募者名:原田 学「理詰めでブリーディングのセオリーを覆す」
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47217/58/47217-58-2e7a970fbd970bdadd081d74522dd61d-1567x1045.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
原田氏が作出したジャパンブルーコブラアイボリーモザイクセピア

グッピー飼育を通じた国内外の人々との交流、遺伝子の研究の面白さに魅せられ、月刊アクアライフ誌上や国内のコンテストでも入賞した実績を持つ。一般的には美しく完成度の高い個体をつくるには”数”が必要というのがセオリーだが、遺伝子への知識や日々の飼育を通じた探求により「理詰めでそのセオリーを覆す」ことにこだわりを持つ。
・応募者名:ふじぴこ、カメレオン会、Crazy Geno「252名の愛好家たちを代表し、カメレオンの魅力を世界に広める」
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47217/58/47217-58-a3c2cb9a9ec68b33b2f98aa6eb2fb08c-1093x987.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ふじぴこ氏が飼育するエボシカメレオン

カメレオンの魅力に取りつかれた全国252名のコミュニティ”カメレオン会”を代表して参加。代表してプレゼンテーションを行うふじぴこ氏は「カメレオンYouTuber」として、飼育の動画やそれにまつわる情報を発信している。カメレオンが持つ有名な特性である体色変化をはじめとする魅力や種の保存の為の繁殖、カメレオンが持つ癒しの効果をテーマにした飼育や可能性などを伝える。画像提供は店主自らマダガスカルでカメレオンを採集するショップ、CrazyGenoが協力。
大阪でイノアクのプレイベントを開催
[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47217/58/47217-58-82589008959586916fcfc0bb02b23ec3-1050x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


イノアク開催に先駆け、「AWARD」の歴代受賞者とコラボレーションしたトークイベントを開催いたします。今回のイベントでは「生き物と自然に学ぶ!サーキュラーエコノミーの無限の可能性」をテーマに、私たちの日常に隠れている「未来を変える力」を発見し、新たな視点から循環型社会の可能性を考えていきます。

身近な自然由来の資源、生き物を愛する人々のコミュニティ、地域で自然に向き合う人々に登壇いただきます。そこに生まれる新たな価値への期待や、それらが循環型社会を築くうえでどのような役割を果たすのかを登壇者それぞれの視点から探ります。

申し込み:https://circulareconomy-qb.peatix.com/

・開催概要
日時:11/26(火) 19:00-20:30
会場:オープンイノベーション施設『QUINTBRIDGE』2F
 〒534-0024 大阪府大阪市都島区東野田町4丁目15番82号
 JR大阪環状線「京橋駅」北口改札より徒歩約10分
 京阪本線「京橋駅」西口改札より徒歩約10分
 地下鉄(長堀鶴見緑地線)「京橋駅」3番出口より徒歩約5分

・タイムテーブル
 19:00 - 19:10 開会とイントロダクション
 19:10 - 19:20 登壇者の自己紹介と活動紹介
 19:20 - 20:10 パネルディスカッション
 20:10 - 20:20 クロージングと質疑応答
 20:20 - 20:30 ネットワーキング

・登壇者紹介
■ えびちゃん (岩田 咲絵氏)
■ 山端 葵子氏
■ 築野 靖子氏(築野食品工業株式会社 取締役経営企画部部長)
■ 宮永 峻資氏(西日本電信電話株式会社 イノベーション戦略室 シニアマネージャー/QUINTBRIDGE コミュニケーター)
■ 馬場 諒一氏(西日本電信電話株式会社 イノベーション戦略室 シニアマネージャー)
■ 上田 正人(関西大学 化学生命工学部 教授/イノカCTO)
■ 高倉 葉太(株式会社イノカ 代表取締役CEO)

パートナー企業の追加募集について
イノカは「INNOVATE AQUARIUM FESTIVAL」に共感し、日本の水環境の問題に関心がある、もしくは自然環境という資源を活用したイノベーションにご関心のあるパートナー企業を募集しています。詳細は下記ご連絡先までお問い合わせください。

株式会社イノカ「INNOVATE AQUARIUM FESTIVAL」運営事務局
innoawa_manage@innoqua.jp

株式会社イノカについて
[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47217/58/47217-58-4abe36408c023a799db8ea922221078b-2500x1667.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


株式会社イノカは、日本で有数のサンゴ飼育技術を持つアクアリスト(*5)と、東京大学でAIを研究していたエンジニアが2019年に創業したベンチャー企業です。「自分たちが好きな自然をみつづける。」をフィロソフィーに掲げ、アクアリストの力とAI・IoT技術を組み合わせて、任意の生態圏を水槽内に再現する『環境移送技術(R)?』の研究開発を推進しています。本技術をコアに「人類の選択肢を増やし、人も自然も栄える世界をつくる」ことを目指しています。 水槽内にリアルな生態系を再現できる強みを活かし、臨海部をはじめとするフィールドに行かずとも様々な水環境の研究を可能にする研究事業、そして海の面白さや重要性を伝える教育事業を展開しています。

2020年にモーリシャス沖で発生した重油事故に際して現地調査を実施し、2022年2月には世界初となるサンゴの人工産卵(*6)に成功しました。ほかにも、DIC株式会社とフィコシアニンを活用したサンゴの白化抑制実験や、JFEスチール株式会社とスラグを活用したサンゴの白化抑制実験、資生堂との日焼け止めが海に流れ出た時のサンゴをはじめとする海洋生物への影響度評価などを行なっております。


遺伝資源を含む海洋生物多様性の価値を持続可能にすることを目的として、2022年7月には国内ベンチャー企業としては初の事例となる「自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures:以下「TNFD」)」の「TNFDデータカタリスト」に参画しています。東京ならびに大阪とマレーシアに拠点を置いています。

(*5)アクアリストとは、自宅の水槽(アクアリウム)であらゆる水生生物を飼育することを趣味とする人々のことを指します。
(*6) 日本では年に1度、6月頃産卵するエダコモンサンゴの産卵時期を6月から2月にコントロールし、人工海水を用いた閉鎖空間での産卵の実験に成功。


会社名 株式会社イノカ
代表者 代表取締役CEO 高倉 葉太
設立 2019年4月
所在地 〒112-0004 東京都文京区後楽2丁目3−21住友不動産飯田橋ビル1F
会社HP https://corp.innoqua.jp
お問合せ info@innoqua.jp
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