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沖縄発、KDDIグループのmediba seasorizeカンパニーが生成AI(GPT)を活用した社内向け広告審査システム『seabo(シーボ)』を開発 4月1日(月)より運用開始

広告審査の工数を30%削減することが可能に

 KDDIグループの株式会社mediba(本社:東京都品川区、代表取締役社長:新居 眞吾、以下 mediba)の沖縄支社であるseasorizeカンパニー(支社:沖縄県浦添市、カンパニー長:兼城 義貴、以下seasorize)は、生成AIであるGPT(Generative Pretrained Transformer)の技術を取り入れた社内向けの広告審査システムを開発し、2024年4月1日(月)より社内運用を開始いたします。
 また従業員がこの広告審査システムを使用するたびに愛着を深め、ロボットと人間が共存し共に価値を生み出していく未来の実現を願い、当社の名前「seasorize」とロボット「robot」の文字を掛け合わせて『seabo(シーボ)』(以下 seabo)と名づけました。




[画像1: https://prtimes.jp/i/49396/58/resize/d49396-58-6006cdafd17eceb097e7-0.png ]

開発の背景
 デジタル広告市場は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を契機としたデジタル化の浸透によって2021年頃から急速に成長しており※、同時に広告審査の需要も増えています。一方で、新しい広告形式やチャネルが登場することによる審査の複雑化や、広告に関する法律や規制の厳格化が進むなど、広告審査業務は複雑な対応が求められており、それに対応する従業員の育成課題が浮き彫りとなっておりました。
このような背景に伴い、広告の審査業務を担う当社では社内業務効率化が急務となっておりました。そこで、新しい広告形態や法律・規制への迅速な対応と、作業の効率化推進のため、生成AI(GPT)を活用することで、より短納期でのシステム構築に臨みました。
※)総務省情報通信白書令和4年版(https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r04/html/nd233220.html

広告審査システム『seabo』について
 『seabo』は、各種法規制や社内独自の審査基準を基に各広告媒体での画像データ内の文字を判読し、広告の審査判定結果の文章生成まで、一連の広告審査プロセスを自動化します。これにより、広告審査業務の効率化と従業員のスキルに左右されにくい審査精度・品質の向上を実現するほか、人手に加えて生成AI(GPT)が運用データに基づき継続的な最適化を行うことで、持続的な審査品質の向上が見込めます。

『seabo』導入の効果
[画像2: https://prtimes.jp/i/49396/58/resize/d49396-58-4e41d570708941a0bb2c-1.png ]

1.オペレーションの効率化と審査品質向上の実現
 これまで人手で行っていた運用の一部を自動化することで、従来の約30%程度の工数を削減でき、大幅な業務の効率化が見込めます。また、人の目では検知漏れが発生しやすいような誤字・脱字等の校閲の工程にseaboの識字率を活用し検知漏れが起こりにくい環境を整備することで、相反するような“効率化”と“審査品質向上”の両立が実現しました。

2.人材育成コストの削減
 一人あたり6か月ほどの育成期間が必要だった広告審査業務のレクチャーを抜本的に削減できることで、従業員がその分のリソースで他の業務へ従事することができます。

3.最適な審査基準の迅速な適応(※開発中)
 審査基準のアップデートや審査基準の追加および削除など、細かな変更にも正確で柔軟、かつ迅速に対応できるように、審査基準の最適化を行う機能を開発中です。これにより、最新の情報への迅速な適応が期待できます。

 seasorizeカンパニーは、『seabo』の開発を通して、業務の効率化を進めると共に、そこで効率化された時間から更なる価値を創造し、クライアントやエンドユーザーの生活を豊かにするべく、Missionである「ヒトに“HAPPY”を」の実現にまい進していきます。


■株式会社mediba seasorizeカンパニーについて(https://www.seasorize.jp/
seasorizeはmedibaの沖縄支社として2011年に設立しました。2016年には社内カンパニー制度により「seasorize」と命名し、独自ブランドとして活動を開始。インターネット広告やコンテンツにおける各種BPOサービス事業を展開し、さらなる事業拡大と発展をしていくと共に、沖縄独自の企業文化でmedibaが掲げるミッション「ヒトに“HAPPY”を」の実現を目指しています。

■株式会社medibaについて(https://www.mediba.jp/
medibaはauスマートパスや、au5Gチャンネル、auウェルネスなどのau関連サービス運営の他、UX/UIコンサル、BPO、オフショア開発などmedibaのケイパビリティを使った様々なメディア関連事業を展開しています。ユーザーがインターネットを通じていつでも必要な情報にアクセスできる環境でいるためのサポートとなるサービスを提供することで、medibaが掲げるミッション「ヒトに“HAPPY”を」の実現に取り組んでいます。

※会社名、商品またはサービスなどの名称は、各社の登録商標です。
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