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「薬剤(商品)補償制度」の提供開始




2022年2月18日
損害保険ジャパン株式会社


「薬剤(商品)補償制度」の提供開始


 公益社団法人日本薬剤師会(会長:山本 信夫、以下「日本薬剤師会」)と損害保険ジャパン株式会社(取締役社長:西澤 敬二、以下「損保ジャパン」)は、薬局経営を取り巻くリスクに対処するため、日本薬剤師会の会員を対象とする各種団体保険制度を運営しています。このたび、薬剤の物的損傷を幅広く補償する「薬剤(商品)補償制度」を創設し、会員薬局の薬剤在庫の損傷を補償する制度の提供を2022年2月から開始します。


1.背景・目的
 世界に先駆けて超高齢社会が到来した日本においては、高齢者施設の増加や在宅介護の増加などに伴い、訪問服薬指導のニーズが高まり、薬剤を薬局外へ持ち出す機会が増加しています。また、薬局には冷凍・冷蔵保存が必要な薬剤もあり、温度設定ミスや停電などを原因として、保冷庫内の高価な薬剤を損傷させてしまうリスクもあります。
 薬局外や保冷庫の事故による薬剤の損傷は、一般的な火災保険では補償されないことから、薬局にとって真に必要な補償を検討し、それらを幅広く補償する「薬剤(商品)補償制度」を創設しました。


2.制度の概要
(1)補償内容
 薬局内および配達中の薬剤(商品)に偶然な事故により損害が生じた場合に保険金をお支払いします。
[画像: https://prtimes.jp/i/78307/58/resize/d78307-58-7ad54dcdd50229ed8bb0-0.png ]


(2)制度の特長
 本制度は、一般的な火災保険では補償されない薬剤の配達中の事故による損傷や、保冷庫の温度設定ミスや自然災害等に起因した停電による保冷庫の機能停止を原因とした薬剤の損傷を補償します。
 また、年間保険料4,800円(保険金額100万円)から加入できるので、わずかなコスト負担で新たな補償を得ることができるのも特長です。
・保険の対象 :加入薬局の店舗内に保管中の薬剤(商品)
・契約者   :公益社団法人日本薬剤師会
・被保険者  :日本薬剤師会正会員である「開設者」「法人代表者」「管理薬剤師」の登録がある薬局(または店舗販売業)
・保険料   :補償(保険)金額100万円当り4,800円


3.本制度の販売方法
 本制度は、日本薬剤師会会員専用の保険制度です。対象会員に送付される加入のご案内、または日本薬剤師会オフィシャルWEBサイトをご覧いただき、専用の払込取扱票でゆうちょ銀行または郵便局の窓口にて保険料をお振込いただくことで手続きは完了します。

4.今後の展開
 SOMPOグループは、「“安心・安全・健康のテーマパーク”により、あらゆる人が自分らしい人生を健康で豊かに楽しむことのできる社会を実現する」というパーパスの実現を目指しています。
 損保ジャパンは社会の安心・安全・健康に資する商品・サービスを提供することで、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。日本薬剤師会と損保ジャパンは、今後も薬局経営の高度化・複雑化に対応した新たな商品・サービスを開発していきます。

以上
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