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こども食堂が、すべての人にとっての居場所に――絵本『だれでもどうぞ こどもしょくどう カバさん』刊行

株式会社童心社(東京都文京区 代表取締役・後藤修平)は、新作絵本『だれでもどうぞ こどもしょくどう カバさん』を刊行しました。




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『だれでもどうぞ こどもしょくどう カバさん』(内田麟太郎・ぶん 南塚直子・え 童心社刊)

内田麟太郎さん、南塚直子さんによる新作『だれでもどうぞ こどもしょくどう カバさん』は、こども食堂がテーマの絵本です。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/90113/58/90113-58-698fd79cbcefba4347cbf40e2d575f46-1002x614.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
『だれでもどうぞ こどもしょくどう カバさん』(内田麟太郎・ぶん 南塚直子・え)本文より

「こどもしょくどう カバさん」の店主、ひろしさんはなぜ人が来ないのだろうと頭をなやませていました。
「これだ! これが いけなかったんだよ」
ひろしさんは看板に「だれでもどうぞ」という言葉と、からかさおばけを書き足しました。

すると……。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/90113/58/90113-58-56c2bcd4813ff747b91f7c2d4e708b6a-1002x614.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
『だれでもどうぞ こどもしょくどう カバさん』(内田麟太郎・ぶん 南塚直子・え)本文より

かおりちゃんという女の子、カバにサイにゾウ、そしておばけたち。
おじいさんとおばあさんもくわわって、こどもしょくどうは大入り満員!

みんなでおいしい食事を食べて、いっしょに遊び、歌いました。

「こども食堂」を絵本に――著者の思い


子ども食堂を舞台にした絵本をつくりたい  ―ー南塚直子

10年ほど前でしたでしようか。子どもの貧困についての新聞記事を読みました。
その中に、子ども食堂の話や、夏休みは学校給食がないため、おなかを空かせている子どもたちがいると書かれていました。満足に食事をとることができない子どもたちがいると知って衝撃を受けた私は、自分の住む街の子ども食堂に連絡をとって、少しですが寄付をすることにしたのです。
そして、子ども食堂に行ったりしているうちに、子ども食堂を舞台にした絵本を作りたいという思いが次第に膨らんでいきました。

南塚直子(みなみづか なおこ)プロフィール
1949年和歌山県生まれ。ハンガリー国立美術大学で銅版画を学ぶ。銅版画の絵本に『うさぎのくれたバレエシューズ』『やさしいたんぽぽ』『キリンさん』(日本絵本賞)『青い花』(以上、小峰書店)等多数。2013年京都嵯峨美術大学陶芸科に入学、陶板画を学ぶ。陶板画の絵本に『月まつりのおくりもの』(小学館)『ゆきがふってきたの』(福音館書店)等がある。


子ども食堂に集う子どもに、大人に心を寄せて ――内田麟太郎

「おばけも出てくる、楽しい子ども食堂の話を書いて」。
それが絵を描かれた南塚直子さんの頼みでした。子どもたちに読んでほしい、子ども食堂の絵本です。まずは子ども食堂を運営されている方たちの願いに、こころを寄せていきました。そして、はじめてその戸をたたく子どもや、大人のちょっぴり不安なこころに。
そのふたつを自分の心に置きながら書きはじめました。おばけやカバたちも応援に来てくれました。どちらも子どもが大好きでしたから。

内田麟太郎(うちだ りんたろう)プロフィール
1941年福岡県大牟田市生まれ。絵本作家、詩人。1985年にデビュー作『さかさまライオン』(童心社)で絵本にっぽん賞を受賞。主な絵本に『がたごとがたごと』(童心社)「おれたち、ともだち!」シリーズ(偕成社)『うし』『ひばりに』(ともにアリス館)『うみべのいす』(佼成出版社)、詩集に『たんぽぽ ぽぽぽ』(銀の鈴社)などがある。



認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ 三島理恵理事長のお言葉

全国のこども食堂と支援する企業等を結ぶ活動を行っている認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえの三島理恵理事長より、本作についてご寄稿いただきました。
「だれでもどうぞ」がひらく、みんなの居場所

「だれでもどうぞ」。そのひとことから始まる、わくわくドキドキ、そして心があたたまる物語です。「こどもしょくどう カバさん」には、子どもたちはもちろん、ちょっとふしぎなお客さんもやってきます。はじめは遠慮がちだったり、ひとりぼっちだったりしたみんなも、あたたかいごはんを囲むうちに、少しずつ表情がやわらいでいきます。いっしょに食べることは、いっしょに生きること。湯気の立つお皿をはさんで、心と心がそっと近づきます。みんなで食卓を囲む時間は、だれかの孤独をやわらかくほどき、「ここにいていい」と感じさせてくれます。小さな「いただきます」と「ごちそうさま」が、明日へ向かう力になることを、本書はやさしく伝えてくれています。
「こどもしょくどう」は、おなかを満たすだけでなく、だれかと出会い、安心して過ごせる「みんなの居場所」です。年齢や立場をこえて同じ食卓を囲む時間が、人と人とのやさしいつながりを育み、心を支えます。本作には、そんな居場所のあたたかさと力が込められています。子どもには物語の楽しさを、大人には多様性と支え合う社会の姿をやさしく伝えてくれる一冊です。読み終えたとき、きっと「こどもしょくどう」に足を運んでみたくなるでしょう。

――三島理恵(認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ 理事長)



認定NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ

全国のこども食堂を支援・応援する中間支援団体。
各地のこども食堂ネットワークを支援する地域ネットワーク支援事業、こども食堂支援を行う企業・団体との協働事業、こども食堂の実態を調査・研究し広報・啓発する事業などを行っています。
こども食堂が全国のどこにでもあり、みんなが安心して行ける場所となるよう環境を整えるとともに、多くの人たちが未来をつくる社会活動に参加できることを目指したさまざまな活動を行っています。

絵本の売上の一部を寄付します

『だれでもどうぞ こどもしょくどう カバさん』の売上の一部は、認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえに寄付されます。

本作の最後には、作者から読者の子どもたちへのメッセージが掲載されています。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/90113/58/90113-58-e4ecc459d17c961aa4f559e3dae89b74-2457x1888.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
『だれでもどうぞ こどもしょくどう カバさん』(内田麟太郎・ぶん 南塚直子・え)より
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