ソニー損保 2011年 全国カーライフ実態調査 前編
[11/11/21]
提供元:PRTIMES
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■震災後、節約を意識して、車の運転を控えた 41.8% 東北地方では65.1%
■実際の燃費「平均12.5km/l」に対して、
理想は「平均23.6km/l」と大きな開き
■「エコカー補助金」復活を求める声 7割半
保険料は走る分だけの自動車保険」でおなじみのソニー損害保険株式会社
(URL:http://www.sonysonpo.co.jp/ 本社:東京都大田区蒲田5-37-1
アロマスクエア11F、代表取締役社長 山本真一)は、
2011年10月25日〜10月28日の4日間、自家用車を所有し、
月に1回以上車を運転する18歳〜59歳の男女に対し、
カーライフ実態調査をインターネットリサーチで実施し、
3,000名の有効回答を得ました。
レポート・グラフはこちらから
http://from.sonysonpo.co.jp/topics/pr/2011/11/20111121_1.html
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◆ 震災以降、車の使い方や意識は変わった?
節約を意識して、車の運転を控えた 41.8% 東北地方では65.1%
◆ 50代女性の4人に3人が、震災以降、燃費に対する意識が高まった
◆ 電気自動車やハイブリッド車に最も興味を持つようになったのは、
世帯年収「800万円〜1000万円未満」のドライバー
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自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18歳〜59歳の男女3,000名に、
3月11日の震災以降の車の使い方や意識について聞きました。
まず、【節約を意識して、車の運転を控えた】では『あてはまる』
(「非常にあてはまる」と「ややあてはまる」の計)が41.8%となりました。
居住地域別でみると、東北地方では65.1%、関東地方では54.4%が
『あてはまる』と回答し、震災以後、車の利用に関しての節約意識が
高まっていることがわかりました。
移動距離について聞いてみると、【車で、“長距離”の移動をしなくなった】
では、『あてはまる』35.4%、【“近所”の移動に、車を使わなくなった】
では37.9%と、ともに3割台となりました。東北地方では、『あてはまる』
が“近所”で49.3%となり、約半数が近場の移動では車の利用を
控えていると回答しました。
次に、【燃費に対する意識が高まった】では、『あてはまる』が68.0%と
なりました。燃費に対する意識は、年代が上がるにつれて高くなり、
特に50代女性では77.6%と全体よりも9.6ポイント高くなりました。
【電気自動車やハイブリッド車に興味を持つようになった】では、
『あてはまる』が56.4%となりました。世帯年収が「800万円〜1000万円未満」
の層で『あてはまる』との回答が66.8%とほかの層よりも高く、この層に
おけるエコカーへの意識の高まりが顕著な様子が明らかになりました。
◆ 実際の燃費「平均12.5km/l」に対して、
理想は「平均23.6km/l」と大きな開き
◆ 車の実際の燃費 女性ドライバーの4人に1人が「わからない」
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全回答者3,000名に対し、運転している車の【実際の燃費】と【理想の燃費】
について、単一回答で聞きました。
まず、【実際の燃費】では、「10km/l〜15km/l未満」が最も多く35.7%、
続いて「5km/l〜10km/l未満」26.3%、「15km/l〜20km/l未満」16.1%となり、
「わからない」と回答した452名(15.1%)を除いた、実際の燃費の
平均値では12.5km/lとなりました。「わからない」との回答は、
女性で25.2%と、女性の4人に1人が運転している車の燃費を知らない
という結果になりました。
【理想の燃費】では、「20km/l〜25km/l未満」が最も多く22.3%、
続いて「15km/l〜20km/l未満」21.0%、「25km/l〜30km/l未満」13.5%となり、
「わからない」と回答した391名(13.0%)を除いた、理想の燃費の平均値は、
実際の燃費の平均値よりも10km/l以上高い23.6km/lとなりました。
【実際の燃費】が「20km/l以上」の割合は5.7%ですが、【理想の燃費】で
「20km/l以上」を挙げる人は53.6%おり、20km/l以上の燃費を求める人が
半数以上見受けられました。
最近では、ガソリン車でも燃費の良い車が発売されており、
実際の燃費向上の期待も高まっているようです。
◆ 「エコカー補助金」復活を求める声 7割半
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経済産業省によるエコカーへの買替え補助金制度が、2010年9月で終了して
1年以上が経ちました。全回答者3,000名に対し、エコカー補助金を
もう一度復活させてほしいと思うかを聞いたところ、「非常にそう思う」
(43.0%)と「ややそう思う」(32.3%)を合わせた75.3%が、
復活を求めていることがわかりました。震災後、電気自動車や
ハイブリッド車に興味を持つようになった1,693名では、復活させてほしい
との意見が85.8%となっており、補助金制度復活に大きな期待が寄せられて
います。
◆ 車の維持費 月平均「16,000円」 昨年よりも微増
◆ 車の諸経費の負担感増す 6割強が自動車税を負担に感じる
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全回答者3,000名に、車の主な運転目的を単一回答形式で聞いたところ、
「日常の買い物・送迎」44.7%、「通勤・通学」43.5%となり、前回の調査
(2010年)同様、この2つが主な運転目的となっていることがわかりました。
1ヵ月あたりの走行距離を聞いたところ、「100km未満」26.9%、「100km〜300km未満」28.2%、「300km〜500km未満」17.9%、
「500km〜1000km未満」16.6%、「1000km以上」10.4%となり、
走行距離が月300km未満の「ちょい乗りドライバー」が5割半(55.1%)
となりました。
1ヵ月あたりの車の維持費(※1)では、「10,000円〜15,000円未満」24.4%、
「5,000円〜10,000円未満」24.3%、「15,000円〜20,000円未満」18.1%、
維持費の平均金額は16,000円(※2)となり、前回調査の15,600円よりも
400円アップしました。
(※1):保険料、ガソリン代・燃料代、駐車場代、修理代等のことで、
税金、ローン返済、有料道路通行料は除きます。
(※2):100円未満は四捨五入
また、車の諸経費で負担に感じるものを複数回答で聞いたところ、
すべての項目で前回の調査より高い傾向となっており、
「車検・点検費」70.5%(前年比+5.2ポイント)、
「自動車税」62.2%(前年比+6.9ポイント)、「ガソリン代・燃料代」54.2%
(前年比+4.2ポイント)、「自動車保険料」52.6%(前年比+5.4ポイント)
となりました。車の維持費や諸経費に対する負担感がアップしており、
今後の国内自動車市場への影響が懸念される結果となりました。
◆ 車の保有期間 「10年以上」は1割強
◆ 今後5年以内に買替える予定 約5割
◆ 車を手放そうと思っている理由 1位「経済的な理由」
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全回答者3,000名に対し、主に運転している車の保有期間を聞いたところ、
「1年〜3年未満」で26.3%、「3年〜5年未満」21.8%、
「5年〜8年未満」19.8%となり、「10年以上」は12.6%となりました。
主に運転している現在の車に買替えた理由を複数回答で聞いたところ、
「保有期間が長くなったため」(22.3%)、「車検の時期が来たため」(20.6%)、が2割台となり、「ライフスタイルが変わったため」(17.8%)、
「故障箇所が多くなったため」(17.3%)、「走行距離が長くなったため」
(16.4%)が続きました。
今後、車を買替える予定があるか聞いたところ、「半年以内」2.6%、
「1年以内」4.7%、「2年以内」11.3%、「3年以内」13.1%、
「5年以内」19.2%となり、すべて合わせた「今後5年以内に買替える予定が
ある人」の割合は50.9%となりました。「それ以降」は45.7%、
「買替えはせず、手放す予定」は3.3%となっています。
買替えはせず、手放す予定と回答した98名に対し、手放そうと思っている
理由を複数回答形式で聞いたところ、「経済的な理由(維持費がかかる)」が
44.9%となりました。続いて「家族と他の車を共有するから」が23.5%、
「(結婚や引越しなどで)ライフスタイルが変わる予定だから」が14.3%
となりました。「レンタカーで充分だと思うから」(10.2%)や
「カーシェアサービスで充分だと思うから」(4.1%)という理由は少なく、
レンタカーやカーシェアリングは、自家用車の代わりとしてはなかなか
捉えられにくいようです。
◆ 次買うなら「ハイブリッド車」34.9%
◆ 車を買替える際の予算
「新車」派は206万円 「中古車」派は101万円
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車を「買替えはせず、手放す予定」以外の2,902名に対し、
次に買替える時に購入したい車のタイプを聞いたところ、前回の調査同様
「ハイブリッド自動車(以下、ハイブリッド車)」が最も高く34.9%と
なりました。しかし、「わからない」との回答が前回調査よりも
8.6ポイント高い37.7%となりました。多数のハイブリッド車が
発売されるなか、ガソリン車でも燃費のよい「第三のエコカー」が
登場したことによって、次に購入する車を決めかねているのか、
震災後の経済環境の不透明さから現実的に購入できる金額帯が見えないのか、
購入を希望する車のタイプがハッキリしない消費者が増加している状況が
明らかになりました。
また、次に車を買替える時、「新車」と「中古車」のどちらでの購入を
考えているかを聞いたところ、64.5%が「新車」での購入を検討していること
がわかりました。
次に買替える時に考えている車体本体価格の予算(※諸経費:自動車税、
自動車取得税、自動車重量税などは除く)を単一回答で聞いたところ、
「100〜150万円未満」が最も多く22.1%、続いて「150万円〜200万円未満」
が18.8%、「200万円〜250万円未満」が14.1%となり、「わからない」
を除いた全体の平均予算額は180.1万円となりました。
「新車」で購入を考えている人の平均予算額は206.0万円、
「中古車」では100.7万円となり、100万円以上の差がみられました。
次に購入したい車のタイプ別で平均予算額をみると、
「ガソリン車」は167.1万円、「ハイブリッド車」は201.9万円、
「電気自動車」は194.1万円となりました。
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本ニュースレターの内容の転載にあたりましては、「ソニー損保調べ」と
付記のうえご使用くださいますよう、お願い申し上げます。
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