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アフリカ諸国の国家元首・首脳級などが一堂に会するTICAD7(第7回アフリカ開発会議)にあわせてアフリカの農民運動のリーダーを日本の市民団体が招へい、公式サイドイベント等を開催

8月28日〜30日に横浜で開催されるTICAD7にあわせて、モザンビークとカメルーンから小農運動のリーダーや市民社会組織の代表が来日します。アフリカの農民たちの報告をもとに、日本にいる私たちができることを考えるために専門家や農業実践者も交えて議論します。
農作物などを通して実は日本と様々な関わりがあるアフリカですが、あまり私たちに届くことのない「市井の人々の声」を直接聞ける貴重な機会です。ぜひお越しください。

8/28(水)@横浜
アフリカの農民の声を聴こう 気候変動と家族農業
https://ngo-jvc.info/2ZwD8f1

8/29(木) @横浜
SDGsとアフリカ開発? 〜私たちの暮らしから考える〜
https://ngo-jvc.info/2KkGb4Z

8/31(土)@京都
今、アフリカで起きていること〜私たちの食や暮らし、税金から考える〜
https://ngo-jvc.info/30m8tSd

9/4(水)@東京
国連「小農権利宣言」「家族農業10年」を受けて考える日本の開発援助とアフリカ小農
https://ngo-jvc.info/30oekpT




[画像1: https://prtimes.jp/i/30680/60/resize/d30680-60-450177-4.jpg ]



■8/28 TICAD7 公式サイドイベント 「アフリカの農民の声を聴こうセミナー 気候変動と家族農業」
[画像2: https://prtimes.jp/i/30680/60/resize/d30680-60-531802-1.jpg ]

この3月に巨大サイクロンがアフリカ南東部を直撃、気候変動が要因と言われました。先進国の責任が重い気候変動ですが、その被害を受けるのは、多くの場合、自然を保全・利用しながら暮らす人びとです。たとえばアフリカの農民たちもこれに当てはまります。
化学肥料を大量に使う農業に対し、アフリカの農民によって行われる自然を保全・利用しながらの農業は気候変動を抑えるとも言われています。本セミナーでは、気候変動と農業をめぐる現状について専門家が解説しながら、アフリカの農民リーダーたちの声を聞き、アフリカの家族農業が果たす役割や、私たちの暮らしと支援のあり方などについて議論したいと思います。

日時: 2019年8月28日 (水) 18:00〜19:30 (17:40開場)
会場 :パシフィコ横浜1F TICAD展示ホールB4 (神奈川県横浜市西区みなとみらい1丁目1−1)
参加費:無料
お申し込み・詳細:https://ngo-jvc.info/2ZwD8f1

<プログラム>
報告:アフリカの農民リーダー代表(2名)、市民社会メンバー1名(逐次通訳あり)
解説:村上 真平/家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン(国連「家族農業の10年」の推進母体) 代表
質疑応答:モデレーター 林 達雄/アフリカ日本協議会 顧問
司会/開催趣旨:渡辺 直子/日本国際ボランティアセンター(JVC)

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■8/29 TICAD7 公式サイドイベント 「SDGsとアフリカ開発?〜私たちの暮らしから考える〜」
[画像3: https://prtimes.jp/i/30680/60/resize/d30680-60-221108-2.jpg ]

私たちの身近なものがアフリカから来ているのを知っていますか?
エチオピアのコーヒー、モーリタニアのタコ、ケニアのバラ。そして日本の産業になくてはならないニッケルやプラチナなどの鉱物資源...これらはすべてアフリカから輸入されているものです。
ではこれらの輸入は、アフリカの人たちの暮らしも豊かにしているのでしょうか? TICAD7を機に、アフリカから農民の方たちをお招きし、私たちに身近な存在であるパームオイルと大豆油を事例に、今世界で、アフリカで何が起きているのか、専門家を交えて報告してもらい、日本との関係を紐解きます。そしてSDGs達成に向けて日本の消費者として何ができるか、みなさまと横浜から考えます。

日時 2019年8月29日 (木) 15:30〜17:00
会場 :パシフィコ横浜1階 展示ホールB (神奈川県横浜市西区みなとみらい1丁目1−1)
参加費:無料
お申し込み・詳細:https://ngo-jvc.info/2KkGb4Z

<プログラム>
報告1:パームオイルと私たち/浜田順子(WE21ジャパン理事)
報告2:油ヤシ・プランテーションで起きていること/エマニュエル・エロング(カメルーン農民)
報告3:アフリカで大豆生産? 〜日本のODAプロサバンナ事業から見えること
ボア・モンジャーネ(モザンビーク活動家)、コスタ・エステバオ(モザンビーク農民)
解説:グローバルフードシステムと日本/平賀みどり
〜フリーディスカッション〜
コメント・ご挨拶/海田祐子(WE21ジャパン理事長)
司会・全体進行/渡辺直子 (日本国際ボランティアセンター (JVC)

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■8/31 「今、アフリカで起きていること〜私たちの食や暮らし、税金から考える〜」
[画像4: https://prtimes.jp/i/30680/60/resize/d30680-60-451270-3.jpg ]

日本の私たちの食のあり方や暮らし、日々納めている税金が、実はアフリカの小農に大きな影響を及ぼしています。その一方で、アフリカの小農は世界を変えつつあります。
アフリカ・モザンビークから小農運動のリーダーや世界の小農運動(ビア・カンペシーナ)の関係者、日本のNGOをお招きし、今アフリカや世界で起きていることをお話いただくとともに、京都の有機農家との座談会も企画しました。

日時: 2019年8月31日 (土) 13:30〜15:30
会場 :キャンパスプラザ京都(京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939)
参加費:500円以上のカンパ制
お申し込み・詳細:https://ngo-jvc.info/30m8tSd

<プログラム>
報告1:アフリカ小農x日本NGO
「なぜモザンビーク小農は日本の援助に抗うの?」
コスタ・エステバン(ナンプーラ州農民連合)x 渡辺直子(日本国際ボランティアセンター)
報告2:世界の小農運動とオルタナティブの動き
「国連を変えた(小農の権利宣言採択)小農の繋がりとアグロエコロジー」
ボア・モンジャーネ(元ビアカンペシーナ国際局)
座談会:日本の小農xアフリカの小農
松平尚也(耕し歌ふぁーむ/小農学会/京都大学大学院)
〜フリーディスカッション&交流〜
<司会・全体進行>
井関敦子(京都ファーマーズマーケット)、小林舞(総合地球科学研究所FEASTプロジェクト)

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■9/4(水)国連「小農権利宣言」「家族農業10年」を受けて考える日本の開発援助とアフリカ小農
〜モザンビーク、プロサバンナの事例から
[画像5: https://prtimes.jp/i/30680/60/resize/d30680-60-678840-5.jpg ]

昨年末に国連総会で「小農と農村で働く人びとの権利に関する国連宣言(小農宣言)」が採択され、今年5月からは「国連家族農業の10年」が始まるなど、世界で小農や家族農業への注目が高まっています。この国際的な潮流には、家族で営む小さな農業の役割の再評価と期待が込められており、海外で行われる日本の農業分野への援助や投資にも影響を及ぼそうとしています。

今回来日する小農運動リーダーが所属するUNAC(モザンビーク全国農民連合)は、小農宣言等の成立に多大な役割を果たした国際的小農運動ビア・カンペシーナの構成団体です。これまでUNACは、地球環境・地域社会、そして人びとの食を支える小農を尊重し、ボトムアップで政策や協力が創造されるべきだと主張してきました。

そのUNACが、アフリカ・モザンビーク北部(ナカラ回廊地域)における日本の援助(ODA)事業「プロサバンナ」の「大規模農業開発」という方向性のみならず、その不透明性や人権侵害、市民社会への介入・分断などについて反対し続けてきました。昨年には、同事業がモザンビークの人びとの「知る権利を侵害」しているとして「事業にかかる情報の全面開示」をモザンビーク政府に要求する判決が現地の裁判所で確定する動きもありました。しかし、状況は変わらぬまま、現在までに30億円以上の日本の税金が費やされています。

世界的にもアフリカの小農からも、日本の開発援助や投資のあり方の転換が求められている今、日本の援助関係者・機関、企業、そしてNGOや市民はどう変わっていくべきか。小農運動リーダーとビア・カンペシーナ国際局の元スタッフをお迎えし、活発に議論したいと思います。

日時:2019年9月 4日 (水) 15:30〜18:30 (15:00開場)
会場:参議院議員会館 会議室 101 (東京都千代田区永田町2-1-1)
資料代 :一般1000円、学生500円
お申し込み・詳細:https://ngo-jvc.info/30oekpT

<プログラム>
【1】背景「これまでのプロサバンナ事業をめぐる経緯」
渡辺直子(日本国際ボランティアセンター)
【2】現状報告「現地で何が起きているのか」
コスタ・エステバオン(ナンプーラ州農民連合代表)
【3】現状報告「モザンビーク社会で何が起きているのか」
ボアヴェントゥーラ・モンジャーネ(フ゜ロサハ゛ンナにノー!キャンヘ゜ーン)
【4】政府代表との公開ディスカッション
外務省国際協力局国別第三課、JICA農村開発部・アフリカ部、モザンビークゲスト、池上甲一、渡辺直子
【5】現状報告「ディスカッションを踏まえた世界潮流報告」
池上甲一(近畿大学名誉教授)
【6】オープンディスカッション

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■来日者プロフィール
[画像6: https://prtimes.jp/i/30680/60/resize/d30680-60-700248-6.jpg ]



コスタ・エステバオ(Costa Estevao)
モザンビーク出身。ナンプーラ州農民連合(UPC-N)代表。
小農として、コメ、トウモロコシ、ピーナッツ、豆類、カシューナッツ、さまざまな野菜の有機栽培に取り組む。カトリック教会のメンバーとして活躍する中で、小農運動(UNAC/モザンビーク全国農民連合)と出会い、小農の権利を小農自身が連帯しながら守っていく運動に感銘を受ける。UNACの支部がなかった2010年、ナンプーラ州での組織づくりに着手し、2014年についに「州連合」を結成。同年、同州でのUNACの全国総会開催を実現する。土地収奪が激しい同州の小農運動の代表として仲間達のため奮闘してきた。設立から5年後の現在、UPC-Nのメンバーは3万人に届く勢い。2014年より、日本の市民社会との共同農村調査を行っている。4度目の来日。TBS報道特集、News23でも活動が取り上げられた。

[画像7: https://prtimes.jp/i/30680/60/resize/d30680-60-524491-7.jpg ]

ボアベンチューラ・モンジャーネ(Boaventura Monjane)
モザンビーク出身。子どもの頃から母親の畑を手伝って育つ。ジャーナリズムを志し、苦労をしながら大学を出て、世界最大の小農運動であるビア・カンペシーナ国際局やモザンビーク農民連合で広報を担当。しかし、農民が直面する課題をより世界規模で構造的に捉える必要があると考え、大学院に進み、現在ポルトガルやオランダの研究所に所属しながら博士論文を執筆中。目指すはJournalist-Activist-Scholar(ジャーナリストであり、アクティビストであり、学者)。誰にも優しく公平かつシャープなモザンビークの若者。

[画像8: https://prtimes.jp/i/30680/60/resize/d30680-60-647493-8.jpg ]

エマニュエル・エロング(Emmanuel Elong)
カメルーン出身。リトラル州ムボンジョ村で生まれる。カメルーンに進出するアグリビジネスや多国籍企業による土地収奪や大規模な環境汚染に対抗する農民、活動家として知られる。2010年から、ベルギー人とフランス人が経営するSOFCIN/Bolloré社のプランテーション(油ヤシ、ゴム)の影響を受けるコミュニティの人びとの権利を守るための、人びとによるネットワークSynaparcamを組織し、代表を務める。


*登壇者はイベントにより異なります。詳細は各イベントページをご覧ください。

■認定NPO法人 日本国際ボランティアセンター(JVC)とは
1980年に日本人によりタイで設立されたNGO。現在はアジア・アフリカ・中東の世界11の国・地域で地域開発や人道支援など多岐にわたる分野で「問題の根本原因の解決」をポリシーに、ただものをあげたりするのではない、現地の人の力を引き出す支援を重視しています。
また、「問題の根本的な解決」を目指して問題がうまれる社会構造に対して働きかける「政策提言」にも力を入れています。
http://www.ngo-jvc.net/

■お問い合わせ
特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター(JVC)
南アフリカ事業担当/地域開発グループマネージャー・渡辺
TEL:03-3834-2388 FAX:03-3835-0519
Email:nabekama@ngo-jvc.net
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