物価高騰が健康にも影響!?買い物スタイルの変化から栄養傾向を調査〜卵・乳製品の買い控えにより、ビタミンAやビタミンE、カルシウムの充足率が減少傾向に〜
[23/07/31]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
ポイントも栄養もたまるヘルスケアアプリ「SIRU+(シルタス)」を運営するシルタス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:小原一樹、以下「当社」)は、SIRU+ユーザーを対象に、物価高騰によって買い物傾向と栄養傾向にどんな影響が出たのか調査を実施いたしました。
背景
当社は、「食べたいものを食べて健康に」というビジョンのもと、ポイントも栄養もたまるヘルスケアアプリ「SIRU+(シルタス)」を2019年3月より提供しています。SIRU+は、スーパーマーケットなどの購買データを栄養分析することで、日々の買い物から栄養傾向を簡単に把握できるアプリです。また、2023年6月よりポイント機能を実装し、お得に健康を目指せるアプリとなっています。
原材料価格や物流コストの高騰により、食料品や日用品、公共料金など様々な商品やサービスで値上げが行われています。総務省統計局の消費者物価指数が2022年4月に前年比で2.5%上昇し、それ以降、本格的な物価上昇が続いています。消費者は買い控えや節約志向が強くなり、よりお得で効率的な買い物スタイルに変化しています。
物価の上昇によって消費者の買い物スタイルが変化する中、消費者の買い物傾向や栄養傾向に影響が出ているのではないか調査を実施しました。
調査概要
調査人数:SIRU+を利用している674名のユーザー(※1)
調査期間:2023年4月と2022年4月の前年比を調査
調査方法:調査期間中、674名の購買データを分析して、買い物の傾向と栄養傾向を調査しました
調査結果サマリー
・買い物の購買点数に変化はありませんでしたが、買い物金額は月平均で約2000円増加しており、物価上昇の影響を受けていることが分かりました。
・買い物金額の上昇が特に顕著だった食品カテゴリーは「お酒、卵・乳製品、飲料」で、物価上昇の影響を特に受けていることが分かりました。
・購買点数が落ちた食品カテゴリーは「卵・乳製品、惣菜・弁当」で、買い控えされていることが分かりました。
・物価上昇により買い控えされた食品があったため、栄養素の充足度にも影響が出ていました。具体的には、ビタミンA、ビタミンK、炭水化物、亜鉛、カルシウム、ビタミンE、飽和脂肪酸の充足度が低下していました。
■ 2023年4月と2022年4月を比較した際、前年比での購入点数と購入金額の変化
[画像1: https://prtimes.jp/i/31233/60/resize/d31233-60-104cededf1476e99d378-0.png ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/31233/60/resize/d31233-60-c8f3433eeeefc8a17023-0.png ]
■ 2022年4月と2023年4月を比較した際の前年比での栄養素の充足度の変化
[画像3: https://prtimes.jp/i/31233/60/resize/d31233-60-b282996d3b3cbaa8319b-0.png ]
考察と栄養アドバイス
卵・乳製品カテゴリーの購入数が4%減少したことで、卵に多く含まれるビタミンAやビタミンE、乳製品に多く含まれているカルシウムの充足率に影響が出ていると考えることができます。ビタミンAの充足度は9%減少、ビタミンEの充足度は4%減少、カルシウムの充足度は6%減少していました。また、惣菜弁当カテゴリーの購入数が12%減少したことで、飽和脂肪酸と炭水化物の充足率に影響が出ていると考えることができます。飽和脂肪酸と炭水化物の充足度ともに4%減少していました。
このように、物価高騰によって買い控えされている食品があるため、栄養バランスにも影響が出ていることが分かります。飽和脂肪酸は摂りすぎに注意したい栄養素ですが、ビタミンA、ビタミンE、炭水化物、また充足度が落ちている他の栄養素の多くが不足しないように注意したい栄養素です。
そこで、不足栄養素を効率的に補えるように、価格が高騰していない食材から栄養素を補うなど、賢く買い物すると良いでしょう。例えば、ビタミンAを補うのであれば「にんじん」、ビタミンEを補うのであれば「アボカド」がおすすめです。(※2)
にんじん約半分(100g程度)で1日に必要なビタミンAを補えることができ、アボカド1個で1日に必要なビタミンEの約70%を補うことができます。ビタミンAは目や肌の健康を保ち免疫力を向上させる働きがあり、ビタミンEは抗酸化作用が強く、老化予防や動脈硬化などの生活習慣病の予防に良いとされる栄養素です。普段の買い物や食事づくりで賢く買い物をすることで、栄養バランスの取れた食生活を目指しましょう。
(※1) 2023年4月から2022年4月の間、月に4回以上アプリを利用しているユーザーを対象としています
(※2) 農林水産省が調査している食品の価格動向( https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/kouri/ )、東京都中央卸市場が公表している市場統計情報(月報・年報)( https://www.shijou-tokei.metro.tokyo.lg.jp/ )を参照
SIRU+とは
[画像4: https://prtimes.jp/i/31233/60/resize/d31233-60-478557ba49bc562811dc-3.png ]
買い物データを自動で栄養分析し、栄養バランスが整う食材やレシピを提案するスマートフォンアプリです。スーパーマーケットのポイントカードなどに紐づく購買履歴から栄養の偏りを可視化、栄養バランスが整う食材やレシピをオススメします。
2023年6月、ポイント機能を新たに追加し「ポイントも栄養もたまるアプリ」にリニューアルしました。
背景
当社は、「食べたいものを食べて健康に」というビジョンのもと、ポイントも栄養もたまるヘルスケアアプリ「SIRU+(シルタス)」を2019年3月より提供しています。SIRU+は、スーパーマーケットなどの購買データを栄養分析することで、日々の買い物から栄養傾向を簡単に把握できるアプリです。また、2023年6月よりポイント機能を実装し、お得に健康を目指せるアプリとなっています。
原材料価格や物流コストの高騰により、食料品や日用品、公共料金など様々な商品やサービスで値上げが行われています。総務省統計局の消費者物価指数が2022年4月に前年比で2.5%上昇し、それ以降、本格的な物価上昇が続いています。消費者は買い控えや節約志向が強くなり、よりお得で効率的な買い物スタイルに変化しています。
物価の上昇によって消費者の買い物スタイルが変化する中、消費者の買い物傾向や栄養傾向に影響が出ているのではないか調査を実施しました。
調査概要
調査人数:SIRU+を利用している674名のユーザー(※1)
調査期間:2023年4月と2022年4月の前年比を調査
調査方法:調査期間中、674名の購買データを分析して、買い物の傾向と栄養傾向を調査しました
調査結果サマリー
・買い物の購買点数に変化はありませんでしたが、買い物金額は月平均で約2000円増加しており、物価上昇の影響を受けていることが分かりました。
・買い物金額の上昇が特に顕著だった食品カテゴリーは「お酒、卵・乳製品、飲料」で、物価上昇の影響を特に受けていることが分かりました。
・購買点数が落ちた食品カテゴリーは「卵・乳製品、惣菜・弁当」で、買い控えされていることが分かりました。
・物価上昇により買い控えされた食品があったため、栄養素の充足度にも影響が出ていました。具体的には、ビタミンA、ビタミンK、炭水化物、亜鉛、カルシウム、ビタミンE、飽和脂肪酸の充足度が低下していました。
■ 2023年4月と2022年4月を比較した際、前年比での購入点数と購入金額の変化
[画像1: https://prtimes.jp/i/31233/60/resize/d31233-60-104cededf1476e99d378-0.png ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/31233/60/resize/d31233-60-c8f3433eeeefc8a17023-0.png ]
■ 2022年4月と2023年4月を比較した際の前年比での栄養素の充足度の変化
[画像3: https://prtimes.jp/i/31233/60/resize/d31233-60-b282996d3b3cbaa8319b-0.png ]
考察と栄養アドバイス
卵・乳製品カテゴリーの購入数が4%減少したことで、卵に多く含まれるビタミンAやビタミンE、乳製品に多く含まれているカルシウムの充足率に影響が出ていると考えることができます。ビタミンAの充足度は9%減少、ビタミンEの充足度は4%減少、カルシウムの充足度は6%減少していました。また、惣菜弁当カテゴリーの購入数が12%減少したことで、飽和脂肪酸と炭水化物の充足率に影響が出ていると考えることができます。飽和脂肪酸と炭水化物の充足度ともに4%減少していました。
このように、物価高騰によって買い控えされている食品があるため、栄養バランスにも影響が出ていることが分かります。飽和脂肪酸は摂りすぎに注意したい栄養素ですが、ビタミンA、ビタミンE、炭水化物、また充足度が落ちている他の栄養素の多くが不足しないように注意したい栄養素です。
そこで、不足栄養素を効率的に補えるように、価格が高騰していない食材から栄養素を補うなど、賢く買い物すると良いでしょう。例えば、ビタミンAを補うのであれば「にんじん」、ビタミンEを補うのであれば「アボカド」がおすすめです。(※2)
にんじん約半分(100g程度)で1日に必要なビタミンAを補えることができ、アボカド1個で1日に必要なビタミンEの約70%を補うことができます。ビタミンAは目や肌の健康を保ち免疫力を向上させる働きがあり、ビタミンEは抗酸化作用が強く、老化予防や動脈硬化などの生活習慣病の予防に良いとされる栄養素です。普段の買い物や食事づくりで賢く買い物をすることで、栄養バランスの取れた食生活を目指しましょう。
(※1) 2023年4月から2022年4月の間、月に4回以上アプリを利用しているユーザーを対象としています
(※2) 農林水産省が調査している食品の価格動向( https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/kouri/ )、東京都中央卸市場が公表している市場統計情報(月報・年報)( https://www.shijou-tokei.metro.tokyo.lg.jp/ )を参照
SIRU+とは
[画像4: https://prtimes.jp/i/31233/60/resize/d31233-60-478557ba49bc562811dc-3.png ]
買い物データを自動で栄養分析し、栄養バランスが整う食材やレシピを提案するスマートフォンアプリです。スーパーマーケットのポイントカードなどに紐づく購買履歴から栄養の偏りを可視化、栄養バランスが整う食材やレシピをオススメします。
2023年6月、ポイント機能を新たに追加し「ポイントも栄養もたまるアプリ」にリニューアルしました。