BSIジャパン、埼玉県「目標設定型排出量取引制度」の検証機関として正式登録
[11/06/13]
提供元:PRTIMES
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- 埼玉県の大規模事業所向け地球温暖化対策の中核制度へ参加 -
BSIグループジャパン株式会社(東京都港区 代表取締役社長 竹尾直章、以下BSIジャ
パン)は5月18日付で、埼玉県より「目標設定型排出量取引制度」(*1)の検証機関と
して登録され、対象事業所における検証業務を開始いたしました。
(登録番号11-14/登録区分:目標設定ガス・基準量、県内外削減量、その他ガス削減
量)
BSIジャパンは、東京都における同様の制度の検証機関として、既に検証の実績があり
ます。埼玉県の検証機関として登録することで、温室効果ガス排出削減に向けたサービス
の幅を広げてまいります。
「目標設定型排出量取引制度」は、埼玉県がCO2を多く排出する大規模な事業所の削減
対策を効率的に実施するために、2011(平成23)年度から開始した制度です。原油換算で
1,500kl以上のエネルギーを使用する事業所が対象となり、目標を設定し、一定のルール
の中で総量削減を進める制度です。これにより、事業所におけるCO2の計画的な削減が図
られます。
東京都が、同様の制度を2010(平成22)年度より行っており、埼玉県は東京都と連携協
定を結び、排出量取引におけるクレジットの相互利用、登録手続きの簡素化に取組んでい
ます。
この制度で、対象となる大規模事業所(燃料・熱・電気の使用量が、原油換算で
1,500kl以上の事業所)は、自身の温室効果ガス排出量を報告するにあたって、登録検証
機関の検証を受けることが義務となっています。
この制度の登録検証機関として、BSIジャパンは基準排出量および削減期間内の排出量
の検証業務を行なってまいります。
BSIジャパンは、既に東京都の温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度
(*2)、自主参加型国内排出量取引制度(JVETS) (*3)検証、PAS2060カーボンニュ
ートラル(*4)などの幅広い温室効果ガスの検証サービスを提供しております。特に
PAS2060カーボンニュートラルは、BSIの「規格を作る会社」という強みを活かした先進
的なサービスです。今回、埼玉県の制度への検証業務が加わったことで、地球温暖化防止
や環境諸問題により一層貢献してまいります。
*1:埼玉県「目標設定型排出量取引制度」
地球温暖化対策として埼玉県が県内の大規模事業所向けに制定した温室効果ガス削減のた
めの制度です。対象事業所は温室効果ガス排出量の報告の義務があり、第三者である検証
機関による検証が必要となります。自ら削減する以外に、様々な排出量取引を行うことで
不足分を補うことが出来ます。
(詳しくはhttp://www.pref.saitama.lg.jp/page/haisyututorihiki.html#4)
*2:東京都「温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度」
2010(平成22)年度より、開始された埼玉県と同様の制度。埼玉県は、東京都と連携協
定を結ぶことで、協力して制度の推進を行っている。
*3:自主参加型国内排出権取引制度(JVETS)
環境省が温室効果ガスの削減と排出量取引制度に関する知見の蓄積を目的として、温室効
果ガスの排出削減に自主的に取り組む事業者に対し、排出削減約束と引換えに、CO2排出
抑制設備の整備に対する補助金を交付するとともに、排出枠の取引活用も可能としている
制度です。
(詳しくはhttp://www.bsigroup.jp/ghg)
*4:PAS2060カーボンニュートラル
PAS2060:カーボン・ニュートラルは、製品やサービス、活動の中で排出されるCO2排出
量を、削減し、削減できないCO2の排出権を購入(カーボンオフセット)することで、
実質的なCO2排出量をゼロにしたことを宣言するための仕様(Publicly Available
Specification)です。
欧州では、近年多くの組織が、広告・チラシで「カーボン・ニュートラル」の宣言をす
るようになってきましたが、その用語の定義や検証方法の統一がされていないなどの理由
から、「カーボン・ニュートラル」の宣言への信頼性に疑問の声も上がり始めました。
そのためにBSI(英国規格協会)は、PAS2060を2010年4月15日に発行しました。
(詳しくはhttp://www.bsigroup.jp/ghg-tyo-seminar)
BSI(British Standards Institution)について
英国規格協会は、1901年に英国貿易産業省の支援を受けて設立された世界で最も古い
歴史を持つ国家規格協会。1929年に英国王室の認可(Royal Charter)を受け1942年
にはBS規格(British Standard 規格:英国国家規格)を策定・発行する英国唯一の
機関として英国政府より認可される。現在世界100カ国以上でISOを中心としたマネジ
メントシステムの認証・各種検証およびトレーニングのサービスを提供し、ISOの
認証件数は6万件を超える実績を誇る。ISO9001(品質マネジメントシステム)、
ISO14001(環境マネジメントシステム)、 ISO/IEC 27001 (情報セキュリティ
マネジメントシステム)を始め多くのBS(British Standard)規格がISO規格の原案
として採用されており、その実績は世界随一を誇る。BSIジャパンはBSIの日本法人
である。
URL:http://www.bsigroup.jp/
■お客様からのお問い合わせ先
BSIグループジャパン株式会社(英国規格協会) マーケティング本部
東京都港区北青山2-12-28 青山ビル5階
TEL: 03-6890-1174
FAX: 03-6890-1181
Email: Japan.Marketing@bsigroup.com
BSIグループジャパン株式会社(東京都港区 代表取締役社長 竹尾直章、以下BSIジャ
パン)は5月18日付で、埼玉県より「目標設定型排出量取引制度」(*1)の検証機関と
して登録され、対象事業所における検証業務を開始いたしました。
(登録番号11-14/登録区分:目標設定ガス・基準量、県内外削減量、その他ガス削減
量)
BSIジャパンは、東京都における同様の制度の検証機関として、既に検証の実績があり
ます。埼玉県の検証機関として登録することで、温室効果ガス排出削減に向けたサービス
の幅を広げてまいります。
「目標設定型排出量取引制度」は、埼玉県がCO2を多く排出する大規模な事業所の削減
対策を効率的に実施するために、2011(平成23)年度から開始した制度です。原油換算で
1,500kl以上のエネルギーを使用する事業所が対象となり、目標を設定し、一定のルール
の中で総量削減を進める制度です。これにより、事業所におけるCO2の計画的な削減が図
られます。
東京都が、同様の制度を2010(平成22)年度より行っており、埼玉県は東京都と連携協
定を結び、排出量取引におけるクレジットの相互利用、登録手続きの簡素化に取組んでい
ます。
この制度で、対象となる大規模事業所(燃料・熱・電気の使用量が、原油換算で
1,500kl以上の事業所)は、自身の温室効果ガス排出量を報告するにあたって、登録検証
機関の検証を受けることが義務となっています。
この制度の登録検証機関として、BSIジャパンは基準排出量および削減期間内の排出量
の検証業務を行なってまいります。
BSIジャパンは、既に東京都の温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度
(*2)、自主参加型国内排出量取引制度(JVETS) (*3)検証、PAS2060カーボンニュ
ートラル(*4)などの幅広い温室効果ガスの検証サービスを提供しております。特に
PAS2060カーボンニュートラルは、BSIの「規格を作る会社」という強みを活かした先進
的なサービスです。今回、埼玉県の制度への検証業務が加わったことで、地球温暖化防止
や環境諸問題により一層貢献してまいります。
*1:埼玉県「目標設定型排出量取引制度」
地球温暖化対策として埼玉県が県内の大規模事業所向けに制定した温室効果ガス削減のた
めの制度です。対象事業所は温室効果ガス排出量の報告の義務があり、第三者である検証
機関による検証が必要となります。自ら削減する以外に、様々な排出量取引を行うことで
不足分を補うことが出来ます。
(詳しくはhttp://www.pref.saitama.lg.jp/page/haisyututorihiki.html#4)
*2:東京都「温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度」
2010(平成22)年度より、開始された埼玉県と同様の制度。埼玉県は、東京都と連携協
定を結ぶことで、協力して制度の推進を行っている。
*3:自主参加型国内排出権取引制度(JVETS)
環境省が温室効果ガスの削減と排出量取引制度に関する知見の蓄積を目的として、温室効
果ガスの排出削減に自主的に取り組む事業者に対し、排出削減約束と引換えに、CO2排出
抑制設備の整備に対する補助金を交付するとともに、排出枠の取引活用も可能としている
制度です。
(詳しくはhttp://www.bsigroup.jp/ghg)
*4:PAS2060カーボンニュートラル
PAS2060:カーボン・ニュートラルは、製品やサービス、活動の中で排出されるCO2排出
量を、削減し、削減できないCO2の排出権を購入(カーボンオフセット)することで、
実質的なCO2排出量をゼロにしたことを宣言するための仕様(Publicly Available
Specification)です。
欧州では、近年多くの組織が、広告・チラシで「カーボン・ニュートラル」の宣言をす
るようになってきましたが、その用語の定義や検証方法の統一がされていないなどの理由
から、「カーボン・ニュートラル」の宣言への信頼性に疑問の声も上がり始めました。
そのためにBSI(英国規格協会)は、PAS2060を2010年4月15日に発行しました。
(詳しくはhttp://www.bsigroup.jp/ghg-tyo-seminar)
BSI(British Standards Institution)について
英国規格協会は、1901年に英国貿易産業省の支援を受けて設立された世界で最も古い
歴史を持つ国家規格協会。1929年に英国王室の認可(Royal Charter)を受け1942年
にはBS規格(British Standard 規格:英国国家規格)を策定・発行する英国唯一の
機関として英国政府より認可される。現在世界100カ国以上でISOを中心としたマネジ
メントシステムの認証・各種検証およびトレーニングのサービスを提供し、ISOの
認証件数は6万件を超える実績を誇る。ISO9001(品質マネジメントシステム)、
ISO14001(環境マネジメントシステム)、 ISO/IEC 27001 (情報セキュリティ
マネジメントシステム)を始め多くのBS(British Standard)規格がISO規格の原案
として採用されており、その実績は世界随一を誇る。BSIジャパンはBSIの日本法人
である。
URL:http://www.bsigroup.jp/
■お客様からのお問い合わせ先
BSIグループジャパン株式会社(英国規格協会) マーケティング本部
東京都港区北青山2-12-28 青山ビル5階
TEL: 03-6890-1174
FAX: 03-6890-1181
Email: Japan.Marketing@bsigroup.com