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1年間使用したベビーカーから約10万個の雑菌を検出!『ソラリア2013年モデル』に搭載の新素材「ブレスエアー(R)」は、衛生上良い環境が保てることが明らかに!

アップリカがベビーカーの衛生環境を調査
1年間使用したベビーカーから約10万個の雑菌を検出!
梅雨を想定した高温多湿の条件下で、雑菌は1日で10倍に増殖!
『ソラリア2013年モデル』に搭載の新素材「ブレスエアー(R)」は、菌の増殖率が低く、衛生上良い環境が保てることが明らかに!





http://www.aprica.jp/

アップリカ・チルドレンズプロダクツ株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:前田英広)は、衛生微生物研究センター(東京都葛飾区)との共同研究で「ベビーカーの衛生環境に関する実験」を行いました。その結果、1年間使用したベビーカーのシート部分(クッション材はウレタン)から約10万個(※1)もの雑菌が検出されました。またその雑菌は、梅雨を想定した高温多湿の条件下では、1日で10倍まで増殖する事が明らかになりました。一方、アップリカの最新ベビーカー『ソラリア2013年モデル』のシート全面に採用している、通気性、速乾性に優れた新素材「ブレスエアー(R)」(※2)においては、菌の増殖率が低く、衛生上良い環境が保てることが明らかになりました。
※1:ベビーカー1台分の換算値
※2:三次元スプリング構造体「ブレスエアー(R)」は東洋紡株式会社の登録商標です


【実験内容、結果】

■実験1 : 1年間使用したベビーカーのシートから約10万個の雑菌を検出

1年間使用したベビーカーのシート部分(ウレタン)に存在する雑菌数を調査した結果、約10万個の雑菌が検出されました。検出された菌は主に土や水に広く分布し、悪臭の原因や、菌種によっては食中毒の要因ともなる「バチルス菌」の仲間である事が分かりました。


■実験2 : 梅雨を想定した高温多湿の条件下で、雑菌は1日で10倍に増殖

次に、実験1で検出された菌の中で最も多く検出された「バチルス菌」を、ベビーカーのクッション材として広く汎用されている「ウレタン」素材に接種し、菌が最も増殖する梅雨を想定した環境条件(※3)で1日放置し、菌の増殖率を検証した結果、1日で10倍に増殖する事がわかりました。
※3: 35℃、相対湿度90%以上

■実験3 : 「ウレタン」は菌が10倍増殖するのに対し、「ブレスエアー(R)」は菌が1/100まで減少

従来のクッション材「ウレタン」素材と、新クッション材「ブレスエアー(R)」素材を対象に、実験1で主に検出された「バチルス菌」を、実験2と同条件で培養し、菌の増殖率を比較したところ、24時間後、「ウレタン」が10倍増殖したのに対し、「ブレスエアー(R)」は1/100まで菌数が減少する結果となりました。

■実験4 : 「ブレスエアー(R)」搭載のシートを洗浄し乾燥すると、残留菌は、ほぼゼロに

実験1で主に検出された「バチルス菌」を、「ブレスエアー(R)」搭載のシートに接種、洗濯機で洗浄し、10時間陰干しした後の、生存菌数を測定したところ、雑菌はほぼゼロ(検出可能なレベル以下)であることが検証されました。


【まとめ】  

本結果を受け、衛生微生物研究センター所長 李憲俊氏は、以下のように解説しています。

●ベビーカーのシートは菌の温床となりやすい
一般的に雑菌は、「温度」「湿度」「栄養素」の3つの条件のもと増殖します。
乳幼児は季節関係なく汗を多くかくこと、また同じ姿勢を保っている時間が長く、身体の接触面と汗を吸い込んだシートが乾きにくい事、更に赤ちゃんの体温によって菌が最も活発に増殖する35度〜36度の人肌に温められているため、シート部分は菌の温床となりやすいと考えられます。更に、ベビーカーのシートは自宅で洗うことが難しいため、汗や皮脂、食べこぼし、大気中のホコリなど繊維の奥に入り込んだ汚れが菌の栄養素となり、増殖の一因となっています。

●ベビーカーのお手入れ方法
衛生的な環境を保つために極力、菌を増殖させない下記のような工夫をする事が重要です。

・通気性のよい素材を選ぶ
・シートを洗濯する、シートが洗浄できるベビーカーを選ぶ
・早く乾燥させる


■監修者の紹介:
衛生微生物研究センター 所長 李憲俊(リ ノリトシ)
韓国国立忠南大学助教授・食品薬品安全センター秦野研究所微生物学研究室を経て、
1996年に衛生微生物研究センターを開設。主な研究分野は環境および各工業製品の汚染微生物の分布や特徴について・各工業製品の汚染、劣化防止法について・抗菌・抗カビ試験方法の改良について
著書:かび検査マニュアルカラー図譜(共著)


【参考資料】
アップリカの最新ベビーカー『ソラリア2013年モデル』には、新クッション材「ブレスエアー(R)」をリバーシブルシート全面に採用しています。「ブレスエアー(R)」は従来のクッション材ウレタンと比較し、約11倍もの通気性(※4)を実現。さらに、シートは洗濯機で丸洗いが可能となりました。速乾性(※5)にも非常に優れ、従来品のウレタン素材は24時間後も乾燥していなかったのに対し、「ブレスエアー(R)」は約2時間で乾燥します。
※4、※5:東洋紡調べ、素材での比較


※『ソラリア2013年モデル』詳細はこちら

http://www.aprica.jp/products/babycar/typea/92732_9

※「ブレスエアー(R)」詳細はこちら
http://www.aprica.jp/products/babycar/breathair

■アップリカのベビーカー担当者より:
赤ちゃんは、体温調節機能が未熟で、大人の約2倍の量の汗をかきます。また赤ちゃんの皮膚はとても繊細で、常に清潔な状態を保つことが必要です。今回アップリカの最新ベビーカー「ソラリア 2013年モデル」のクッション素材に、ブレスエアー(R)を採用したのは、通気性・速乾性のほか、体圧分散性、振動吸収性など未熟な赤ちゃんにとってあらゆる面で効果的で、ベビーカー内の環境が格段に向上すると考えたからです。今後もアップリカでは赤ちゃんの快適性を常に追求し、ベビーカーの製品開発を行ってまいります。


アップリカ・チルドレンズプロダクツ
マーケティング本部 ストローラーカテゴリー マネージャー 萩原正広


■報道資料はこちら

http://prtimes.jp/a/?f=d2960-20130412-7801.pdf
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