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日帰り出張に疲れを感じている日本人 休息のために延泊することを希望 〜Hotels.com、日本人のワークライフバランス・国内出張に関する調査を発表〜

●日本人の働き方が「改善されたと思う」と答えたのは39%
●64%の回答者は「なんらかの制度や取組みを実践」し、働き方改革に興味を持っている。しかし、半数以上の人が日本人の働き方について、まだやるべきことがあると思うと回答
●63%の国内出張者が、日帰り出張を避け、延泊したいと考えており、国内出張の有り方にも働き方改革の必要あり
●国内出張者は、出張をしない人よりもワークライフバランスの維持に対して積極的であり、実際にそのための取組みを実践している




今年6月に働き方改革関連法案が成立したことにより、日本でも働き方やワークライフバランスに対する関心がより一層高まりつつあります。これを受け、日本の各企業も、働き方改革の一環として生産性の向上やワークライフバランスを維持するための施策など様々な取組みを始めています。また、個人レベルでも自身に合った働き方を実現しようとしているビジネスパーソンが増えており、日本の労働環境に進展が少しずつみられてきています。

世界最大級の宿泊予約サイトHotels.com™は、ワークライフバランスと国内出張に関する意識調査を実施し、その現状と課題を明らかにしました。国内出張についての調査結果によれば、出張者はできれば日帰り出張を避け、実は延泊をしたいと考えていることが分かりました。多くのビジネスパーソンは、心身ともにリフレッシュし、生産性を向上させ、プライベートの時間も楽しみたいと考えているようです。働き方改革については、64%の人が「会社または自身で実践している制度や取組みがある」と答える一方、「日本人の働き方が改善された」と思う人は、39%にとどまりました。働き方改革のための制度はある程度整いつつあるものの、改善の余地はまだまだあると考えていることがわかりました。

64%の回答者は「なんらかの制度や取組みを実践」し、働き方改革に興味を持っている。しかし、半数以上の人が日本人の働き方について、まだやるべきことがあると思うと回答
日本人の働き方の改善状況については、全体の39%が「改善されてきたと思う」と回答し、半数弱の人が日本人の働き方に改善の兆しが見えると考えていることがわかりました。さらに、64%の人が「会社または自身で実践している制度や取組みがある」と答えており、これには「有給休暇の消化の奨励」(33%)や「フレックスタイム」(26%)などが含まれます。しかし、61%は、まだ取組みが十分ではないと述べています。

国内日帰り出張で疲弊する日本人出張者:国内出張者の本音は「できたら日帰り出張を避けたい」。意外にも自費でも出張を延泊したいと思う人が半数以上
国内日帰り出張では、70%が日帰り出張に疲れを感じると回答しており、また、63%が日帰り出張をできれば避けたいと回答しました。日帰り出張による疲労が国内出張者にとって大きな問題となっている現状を考えると、出張時に延泊し、個人の時間を楽しむことによって、より生産的に仕事を行うことにつながる可能性が高いでしょう。

会社が費用を負担してくれる場合、67%の人が延泊をしたいと考えており、たとえ自費で延泊することになった場合でも57%の人が延泊をしたいと回答しています。その差はわずか1割です。これは、ビジネスパーソンにとって、休息とプライベートの時間の確保は出張において大変重要であることを示しています。回答者は、延泊する理由として、「余暇を楽しむ時間ができると考え、延泊する」(38%)、「しっかり休息することで生産性を高められるので、延泊する(29%)」ことを挙げています。

国内出張者はワークライフバランスを積極的に推進
「健康的なワークライフバランスを保っている」と回答した人は、国内出張者が25%であるのに対し、出張経験がない人ではわずか14%でした。さらに、ワークライフバランス維持のため「実践していることがある」と答えたのは、国内出張者では74%だったのに対し、出張経験なしの人たちでは53%でした。

国内出張で延泊をすることにより、ブレジャー(ビジネス+レジャー)の促進につながる。出張者は、心身ともにリフレッシュすることができ、延泊のメリットは大きい
日帰り出張を延泊に変更した場合のメリットをみると、「睡眠時間が確保され、体に無理がない」が48%と最も多くなり、「気分転換に観光ができる」(38%)が続き、国内出張者の多くが延泊によるメリットを感じていることがわかります。

未婚・既婚別でみると、未婚者では「気分転換に観光ができる」が53%となり、既婚者の30%を大きく上回りました。一方、「睡眠時間が確保され、体に無理がない」と回答した人は、未婚者が38%なのに対し、既婚者は54%と未婚者の回答者を上回っていました。延泊のメリットについて、未婚者と既婚者では違いが見られることがわかります。

延泊したくなる理由について、尋ねたところ、「延泊分の宿泊代を会社が負担すること」(44%)が最も大きなインセンティブとなることがわかりました。「帰りの交通費を勤め先の会社が支払うこと」(39%)、「宿泊や移動、グルメ、買い物などの旅行に関する割引」(35%)がこれに続きました。

出張後に楽しみにしているのはやっぱりビール!既婚者は未婚者よりも家に帰りたくない?
出張から帰る際に、最も楽しみなこととして挙げられたのは、国内出張者全体では、「帰宅後のビール」(20%)でした。

性別、未婚・既婚別でみると、出張後最も楽しみにしていることについて、未婚者では「できるだけ早く家に帰ること」が24%(特に未婚男性では30%)であるのに対し、既婚者では14%となりました。家庭での役割がより大きい既婚者にとって、出張はある種の息抜きとなっているのかもしれません。

Hotels.com日本代表の井尻岳人は、次のように述べています。「近年、働き方改革推進への声が高まってきています。今回の調査によって、日本でも柔軟な働き方などが徐々に浸透しつつある一方、ワークライフバランスの実現に向けて、まだ多くの課題が残されていると多くの日本のビジネスパーソンが考えていることがわかりました。また、日帰り出張は、身体的負担が大きく、多くの出張者が延泊を望んでいる現状が明らかになりました。

Hotels.com は目的を問わず旅行が楽しいものであるべきだと考えています。ビジネス出張の前後に延泊し自分の時間を楽しむ「ブレジャー(ビジネス+レジャー)」といった新しい出張スタイルを働き方改革の一環として取り入れることで、ビジネスパーソンはより前向きかつモチベーションに溢れて仕事をすることができ、生産性の向上にもつながります。さらには、旅先で得た体験を活かしてクリエイティビティをも向上できるのではないかと期待しています。Hotels.comでは、様々な宿泊先を提供するのみならず、10泊ためると1泊無料になるリワードプログラムを提供しています。このリワードプログラムを活用いただくことで、出張者の皆様にはしっかり休養をとって仕事の能率を上げたり、出張前後に自分や家族との時間を楽しむブレジャーを楽しんでいただきたいと思っています。Hotels.comは、国内出張でビジネスパーソンの皆様がストレスなく仕事ができるよう常に応援しています。」

(注)本調査の「国内出張者」とは、「日本国内」での宿泊を伴う出張を直近1年間に3回以上している人を指します。ただし、女性50〜65歳のみ、直近1年間に1回以上している人を指します。

<調査概要>
◆サンプルサイズ:計500名
◆調査期間:2018年9月14日(金)〜9月17日(月)
◆調査手法:インターネット定量調査
◆調査対象:全国の20〜65歳の働く男女

※本調査は、国内第三者調査機関であるクロス・マーケティングにより実施。本調査結果の表示は全て小数点第1位で四捨五入しています。

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■Hotels.com™について
ご希望通りの宿泊先を探して、簡単に予約できるHotels.com ( https://jp.hotels.com/?rffrid=seo.hcom.PR.JP.me.DBT2Survey.102018 )。出張やレジャー問わず、使いやすいホテル予約サービスの提供に努めています。Hotels.comでは世界中の数十万軒もの宿泊施設の予約ができ、ウェブサイトは90カ国以上で運営され、41の言語に対応しています。ラスベガスのお得なホテルも、タイのツリーハウスも、ベネズエラのヴィラも、サクッと手軽に検索完了。また、大人気のロイヤリティプログラム「Hotels.com Rewards」では、無料(※3)で宿泊できるボーナスステイがあっという間に獲得できます。ホテル予約は賢く簡単、スマートに。2,500万件以上の宿泊済みのお客様による口コミ評価や、ダウンロード数7,000万件の使いやすいスマホアプリも提供しており、お客様にぴったりの宿泊施設を探していただけます。

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