harmo、調剤関連データAPI連携サービスを開始
[24/09/05]
提供元:PRTIMES
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第一弾:てんかん発作記録アプリ【nanacara】と連携
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51375/61/51375-61-1fb9a6355264bcc7ba3b61cc23b2832f-1920x401.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
健康な社会の実現を目指すシミックホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO 中村 和男、以下、シミック)のグループ会社で、「十人十色の医療体験をあたりまえにする」ことを目指すharmo株式会社(本社:東京都港区、代表取締役Co-CEO 石島 知、山東 崇紀、内上 昌裕、以下:harmo)は、「harmoおくすり手帳」の利用者の調剤関連データを、OAuth認証によるAPI連携により他社サービスに提供するサービスを開始いたしました。その第一弾として同グループのノックオンザドア株式会社が展開するてんかん症状を記録・管理できるサービス「nanacara」に対して、2024年9月2日からAPI連携を開始しました。
背景
政府は「経済財政運営と改革の基本方針2024※1」(骨太の方針)において、「全国医療情報プラットフォーム」の構築やPHR(Personal Health Record)の整備・普及を強力に進める方針を発表しました。医療現場でも、質の高い医療提供と現場の効率化の両立のために、PHRサービスの普及が求められています。こうした背景から、PHR業界では患者さんや生活者の健康課題を解決するための様々なアプリケーションが登場しています。
しかし、患者さんや生活者が複数のPHRサービスを利用する際、各サービス間でのデータ連携が難しいという課題がありました。こうした課題に応え、harmoおくすり手帳は、利用者の調剤関連データを各PHRサービスに対して提供するAPI連携サービスを開始いたしました。
具体的には、harmoおくすり手帳以外のサービスを利用しているユーザーがOAuth認証によりAPI連携を行うことで、harmoおくすり手帳に登録している調剤関連データを取り込むことができるようになりました。これにより、他社サービスで調剤関連データを活用したサービス体験が可能になります。
※1 https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/cabinet/honebuto/2024/decision0621.html
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51375/61/51375-61-ed88958e84beb2a7bfaa4d996ba6deb9-1280x550.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
harmoおくすり手帳、てんかん記録アプリnanacaraとAPI連携を開始
第一弾として、2024年9月2日からharmoおくすり手帳とnanacaraはAPI連携を開始しました。nanacaraは、てんかんをお持ちのお子さんとそのご家族が、日々の記録を共有・管理ができるスマートフォンアプリです。一方、harmoおくすり手帳は厚生労働省のガイドラインに対応しており、電子版お薬手帳として利用することが可能です。
今回のAPI連携により、nanacaraの利用者はharmoおくすり手帳を通して調剤関連データを取り込むことが可能になりました。またharmo加盟薬局※2を利用すると、自動的に調剤関連データがnanacaraにも登録されるなど、手間の軽減につながります。
これにより医療従事者が確認するnanacara for doctorでは、てんかん発作記録とharmoおくすり手帳に登録した治療薬を同時に確認することができ、てんかん症状の記録・分析や、お薬による発作のコントロールの調整などにおいて、より効率的に活用できるようになります。
※2…harmo株式会社が展開している薬局・医療機関向けの電子版お薬手帳の閲覧システム
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51375/61/51375-61-0166bfe1a093f013e62d2d1a8f669f6a-1280x550.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ノックオンザドア株式会社 林 泰臣氏
nanacaraには、これまでも調剤情報を登録する機能はありましたが、患者・ご家族からは、「抗てんかん発作薬は種類が多く、調剤明細書から二次元コードで読み取るにも大変」という声が寄せられていました。harmoおくすり手帳との連携により自動でお薬が登録されることは、患者・ご家族の負担を減らすことになり、とても期待しています。
今後の展望
harmo株式会社では、「十人十色の医療体験を当たり前にする」というミッションを掲げています。このミッションの実現には、単独でのサービス提供だけでの課題解決は難しいと考えています。
今後も様々なPHRサービスが登場することが予想されますが、患者さんや生活者、医療従事者の利便性や効果を最大化するため、PHRサービス間での共創価値を高めるAPI連携・データ連携を進めていきます。これにより、サービスが互いに補完し合い、利用者に最大の利益をもたらす環境を整備します。
これらの取り組みを通じて、ヘルスケア産業全体の発展に寄与し、より多くの方々の健康管理に貢献していきます。
お問い合わせ
harmoおくすり手帳とのAPI連携を希望される企業様は、ぜひお問い合わせください。
・サービスの紹介ページ:
https://www.harmo.biz/okusuritecho/integration/
・お問い合わせページ:
https://www.harmo.biz/okusuritecho/integration/contact_integration/
・ノックオンザドア株式会社
「nanacara」は、てんかん症状をお持ちのお子様とそのご家族が「発作の記録」と「服薬履歴の記録」をご家族で共有しながら、簡単に行うことがでるスマートフォンアプリケーションです。発作記録では、ワンタップですぐに記録を開始することができ、動画やタイマー、メモなどの詳細な発作記録も可能となっています。2018年より2年にわたり、患者・ご家族とてんかん専門医で構成する「SAChi Project(サチプロジェクト)」と共に、延べ200名を超える患者・ご家族と共同開発を行い2020年3月20日にリリースしました。
※『nanacara』はノックオンザドア株式会社の登録商標です。
https://knockonthedoor.jp/
・harmo株式会社
harmo株式会社は、個々人の医療・健康情報を個人やご家族が活用可能なサービスを開発・提供しています。「harmoおくすり手帳」はスマホアプリケーションおよび専用ICカードを合わせ約44万人の利用者を擁し(2024年1月現在)、全国2万軒以上の薬局で利用実績があります。また、川崎市・神戸市・豊中市・さいたま市・滋賀県などでは、地域の薬剤師会と協業し、地域住民の健康増進に資する活動を展開しています。
https://www.harmo.biz
・harmo株式会社の所属するシミックグループについて
シミック(CMIC)は、1992年に日本で初めてCRO(医薬品開発支援)事業を開始し、今では開発から製造、営業・マーケティングまでの医薬品に関する総合的な支援業務を提供しています。製薬・バイオテクノロジー・医療機器などの海外企業の日本市場参入や、アジアでの臨床試験実施、米国と日本における医薬品開発および製造のサポートなども展開しています。また、シミックは個人や自治体を支援する新しいヘルスケアソリューションを提供しており、製薬企業のバリューチェーンを全面的に支援する豊富な経験と実績を基盤として、“個々人の健康価値を最大化”する事業モデルPHVC("Personal Health Value Creator”)の展開を目指しています。シミックグループは、世界中に7,500人を超える従業員とグループ会社28社を擁しています。
https://www.cmicgroup.com/
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健康な社会の実現を目指すシミックホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO 中村 和男、以下、シミック)のグループ会社で、「十人十色の医療体験をあたりまえにする」ことを目指すharmo株式会社(本社:東京都港区、代表取締役Co-CEO 石島 知、山東 崇紀、内上 昌裕、以下:harmo)は、「harmoおくすり手帳」の利用者の調剤関連データを、OAuth認証によるAPI連携により他社サービスに提供するサービスを開始いたしました。その第一弾として同グループのノックオンザドア株式会社が展開するてんかん症状を記録・管理できるサービス「nanacara」に対して、2024年9月2日からAPI連携を開始しました。
背景
政府は「経済財政運営と改革の基本方針2024※1」(骨太の方針)において、「全国医療情報プラットフォーム」の構築やPHR(Personal Health Record)の整備・普及を強力に進める方針を発表しました。医療現場でも、質の高い医療提供と現場の効率化の両立のために、PHRサービスの普及が求められています。こうした背景から、PHR業界では患者さんや生活者の健康課題を解決するための様々なアプリケーションが登場しています。
しかし、患者さんや生活者が複数のPHRサービスを利用する際、各サービス間でのデータ連携が難しいという課題がありました。こうした課題に応え、harmoおくすり手帳は、利用者の調剤関連データを各PHRサービスに対して提供するAPI連携サービスを開始いたしました。
具体的には、harmoおくすり手帳以外のサービスを利用しているユーザーがOAuth認証によりAPI連携を行うことで、harmoおくすり手帳に登録している調剤関連データを取り込むことができるようになりました。これにより、他社サービスで調剤関連データを活用したサービス体験が可能になります。
※1 https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/cabinet/honebuto/2024/decision0621.html
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51375/61/51375-61-ed88958e84beb2a7bfaa4d996ba6deb9-1280x550.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
harmoおくすり手帳、てんかん記録アプリnanacaraとAPI連携を開始
第一弾として、2024年9月2日からharmoおくすり手帳とnanacaraはAPI連携を開始しました。nanacaraは、てんかんをお持ちのお子さんとそのご家族が、日々の記録を共有・管理ができるスマートフォンアプリです。一方、harmoおくすり手帳は厚生労働省のガイドラインに対応しており、電子版お薬手帳として利用することが可能です。
今回のAPI連携により、nanacaraの利用者はharmoおくすり手帳を通して調剤関連データを取り込むことが可能になりました。またharmo加盟薬局※2を利用すると、自動的に調剤関連データがnanacaraにも登録されるなど、手間の軽減につながります。
これにより医療従事者が確認するnanacara for doctorでは、てんかん発作記録とharmoおくすり手帳に登録した治療薬を同時に確認することができ、てんかん症状の記録・分析や、お薬による発作のコントロールの調整などにおいて、より効率的に活用できるようになります。
※2…harmo株式会社が展開している薬局・医療機関向けの電子版お薬手帳の閲覧システム
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51375/61/51375-61-0166bfe1a093f013e62d2d1a8f669f6a-1280x550.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ノックオンザドア株式会社 林 泰臣氏
nanacaraには、これまでも調剤情報を登録する機能はありましたが、患者・ご家族からは、「抗てんかん発作薬は種類が多く、調剤明細書から二次元コードで読み取るにも大変」という声が寄せられていました。harmoおくすり手帳との連携により自動でお薬が登録されることは、患者・ご家族の負担を減らすことになり、とても期待しています。
今後の展望
harmo株式会社では、「十人十色の医療体験を当たり前にする」というミッションを掲げています。このミッションの実現には、単独でのサービス提供だけでの課題解決は難しいと考えています。
今後も様々なPHRサービスが登場することが予想されますが、患者さんや生活者、医療従事者の利便性や効果を最大化するため、PHRサービス間での共創価値を高めるAPI連携・データ連携を進めていきます。これにより、サービスが互いに補完し合い、利用者に最大の利益をもたらす環境を整備します。
これらの取り組みを通じて、ヘルスケア産業全体の発展に寄与し、より多くの方々の健康管理に貢献していきます。
お問い合わせ
harmoおくすり手帳とのAPI連携を希望される企業様は、ぜひお問い合わせください。
・サービスの紹介ページ:
https://www.harmo.biz/okusuritecho/integration/
・お問い合わせページ:
https://www.harmo.biz/okusuritecho/integration/contact_integration/
・ノックオンザドア株式会社
「nanacara」は、てんかん症状をお持ちのお子様とそのご家族が「発作の記録」と「服薬履歴の記録」をご家族で共有しながら、簡単に行うことがでるスマートフォンアプリケーションです。発作記録では、ワンタップですぐに記録を開始することができ、動画やタイマー、メモなどの詳細な発作記録も可能となっています。2018年より2年にわたり、患者・ご家族とてんかん専門医で構成する「SAChi Project(サチプロジェクト)」と共に、延べ200名を超える患者・ご家族と共同開発を行い2020年3月20日にリリースしました。
※『nanacara』はノックオンザドア株式会社の登録商標です。
https://knockonthedoor.jp/
・harmo株式会社
harmo株式会社は、個々人の医療・健康情報を個人やご家族が活用可能なサービスを開発・提供しています。「harmoおくすり手帳」はスマホアプリケーションおよび専用ICカードを合わせ約44万人の利用者を擁し(2024年1月現在)、全国2万軒以上の薬局で利用実績があります。また、川崎市・神戸市・豊中市・さいたま市・滋賀県などでは、地域の薬剤師会と協業し、地域住民の健康増進に資する活動を展開しています。
https://www.harmo.biz
・harmo株式会社の所属するシミックグループについて
シミック(CMIC)は、1992年に日本で初めてCRO(医薬品開発支援)事業を開始し、今では開発から製造、営業・マーケティングまでの医薬品に関する総合的な支援業務を提供しています。製薬・バイオテクノロジー・医療機器などの海外企業の日本市場参入や、アジアでの臨床試験実施、米国と日本における医薬品開発および製造のサポートなども展開しています。また、シミックは個人や自治体を支援する新しいヘルスケアソリューションを提供しており、製薬企業のバリューチェーンを全面的に支援する豊富な経験と実績を基盤として、“個々人の健康価値を最大化”する事業モデルPHVC("Personal Health Value Creator”)の展開を目指しています。シミックグループは、世界中に7,500人を超える従業員とグループ会社28社を擁しています。
https://www.cmicgroup.com/