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スカイディスクがアスエネと業務提携し、製造業のDX推進・脱炭素経営を支援

製造ラインのCO2排出量(Scope1、2、製品毎)の精緻な可視化・削減支援をAIとコンサルティングで支援。トライアルクライアントの募集を開始

AIを活用し製造業のDXを支援する株式会社スカイディスク(本社:福岡県福岡市、代表取締役CEO:内村 安里、以下「スカイディスク」)は、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「アスゼロ」を提供するアスエネ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:西和田 浩平、以下「アスエネ」)と業務提携をしました。
両社が提供する「最適ワークス」と「アスゼロ」を連携することで、製造ラインレベルでのScope1、2並びに製品毎のCO2排出量を可視化し、「最適ワークス」独自のAIエンジンを活用したCO2削減ソリューションを両社のクライアントに対して提供していきます。




[画像1: https://prtimes.jp/i/22401/62/resize/d22401-62-9cdcdd855027abb2d177-5.png ]


■業務提携の背景
今日の製造業を取り巻く事業環境は、原材料高などの外的要因、人材不足・人件費高騰など内的要因両面から、競争が激化しているのが現状です。こうした事業環境下で事業を継続的に成長させていくためには、AI活用を含めたDXを推進し、経験と勘に頼る人材育成からDX人材育成へ転換していくことが求められています。また、脱炭素へ向けた動きはグローバルに加速しており、特に上場企業においては、財務情報だけではなく気候関連財務情報の開示が求められるようになっています。製造業などサプライチェーンで大企業と取引のある中小企業にも今後CO2排出量可視化や削減対策が求められます。

この様な事業環境下、スカイディスクは企業のDXとサステナブルな事業推進の両立を支援すべく、2023年3月を目途にCO2排出量可視化機能を「最適ワークス」に実装いたします。「最適ワークス」を導入することで、ユーザー企業は「どの設備・何時間・どの製品を製造するために稼働しているか」が把握できるようになります。これにより、設備稼働に紐付くScope1、2(※1)排出量を精緻に可視化することが可能となります。また、将来的には独自開発のAIエンジンを活用し、製造ライン毎のCO2排出量を最適化=最小化する生産計画立案ロジックまで開発・実装を予定しています。

アスエネは「アスゼロ」の提供を通して、企業・自治体を対象に、Scope1-3(※1)のサプライチェーン全体のCO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービスとSX(※2)コンサルティングを行っています。強みである脱炭素のワンストップソリューションにより、企業の脱炭素経営推進に向けた包括的なサービスを提供しています。製造業各社のCO2排出量可視化・削減支援領域での協業余地、並びに将来的なESG経営推進の観点から両社の協業余地は大きくあることから、今回の業務提携が実現しました。


■具体的な業務提携内容
まず両社は、相互に販売代理契約を締結し、それぞれのクライアントに対して「最適ワークス」ならびに「アスゼロ」を提案していきます。その上で、「最適ワークス」と「アスゼロ」のシステム・データ連携を推進することで、CO2削減ソリューションを強化していきます。例えば「アスゼロ」のクライアントが「最適ワークス」を導入することで、工場単位だけでなく、製造ライン単位でのScope1、2 CO2排出量ならびに製品毎の可視化と、独自AIエンジンを活用したCO2排出量削減ソリューションの活用が可能になります。また、サプライチェーンの川上から川下までシステムで連携させることで、サプライチェーン全体で実効性の高いCO2排出量削減対策を実現することができます。

[画像2: https://prtimes.jp/i/22401/62/resize/d22401-62-4a6ac6151e645193baa9-4.png ]



中長期的には、両社は連携して製造業のESG経営を推進していきます。スカイディスクは「最適ワークス」の活用を推進することで生産活動を効率化し、従業員の学び直し機会の創出など人的資本経営の推進を支援しています。また、アスエネはCDP認定スコアリングパートナーとしての知見と豊富な実績を生かし、「ESGクラウドレーティング(ECR)」の提供を新たに開始しています。これらの取り組みをはじめ、サステナブルな企業経営に資するソリューションを双方のクライアントに対して提案していく予定です。


■トライアルクライアントの募集を開始
今回の発表を機に、「最適ワークス」と「アスゼロ」のシステム・データ連携を共同で推進していくトライアルクライアントの募集を開始しました。製造業を中心に業界有数の実績を持ち、これまで198社、460件(※3)のDX支援を推進してきたスカイディスクと、CDP認定スコアリングパートナーとしての知見と豊富な実績を持つアスエネが連携し、クライアント企業のCO2排出量可視化ニーズをヒアリングし、システム化を支援していきます。

具体的には、「最適ワークス」から収集できる設備の稼働データを「アスゼロ」と連携することで、工場単位だけではなく、製造ライン毎のScope1、2 ならびに製品毎のCO2排出量可視化の実現を目指します。また、AIがCO2排出量を最適化する生産計画を自動で立案することで、CO2削減に向けた改善活動もビルトインされたソリューションを提供する方針です。トライアルクライアントを希望される企業様は、contactus@skydisc.jpまでご連絡ください。

<トライアル 問合せ先>
Email:contactus@skydisc.jp
Web:https://saiteki.works/contact/


■アスエネ 会社概要
会社名:アスエネ株式会社
事業:CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「アスゼロ」
資本金:23億8,250万円(資本剰余金含む)
代表者:代表取締役CEO 西和田 浩平
株主:経営陣、インキュベイトファンド、環境エネルギー投資、STRIVE、
パビリオンキャピタル(シンガポール政府/テマセク傘下ファンド)、
Salesforce Ventures、SBIインベストメント、GMO VenturePartners、
GLIN Impact Capital、Axiom Asia Private Capitalなど
創業:2019年10月
住所:東京都港区虎ノ門1丁目17−1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15階 CIC TOKYO
URL:https://earthene.com/corporate/


■「最適ワークス」について
「最適ワークス」は株式会社スカイディスクが開発・提供する、製造業向けAI×SaaS生産スケジューラ(生産計画自動立案システム)です。「いつまでに、何個、どの製品を」というオーダー情報から、特許取得の独自AIエンジンが設備稼働・人員配置の割付け計画を瞬時に立案します。独自開発のエンジンにより、マスター設定にかかる手間を劇的に改善。
従来型のパッケージソフトウェアとは異なり、サブスクリプション(月額定額)サービスとして提供することで、導入からメンテナンスまでを考慮したトータルの運用コストを大幅に軽減しました。製造業各社がスモールスタートでき、DXを推進するサービスを実現しました。現場の脱属人化を支援するだけでなく、製造効率を定量的に把握・改善活動に活かし、経営判断にも反映していく「生産計画DX」を推進しています。

製品サイト:https://saiteki.works/
2022年4月  正式版 提供開始
2022年12月 正式版ローンチから8カ月でARR1億円を突破


■スカイディスク 会社概要
2013年の創業以来、製造業を中心に約200社のお客様と450以上(※3)のプロジェクトに取り組んできました。そこで得た知見・ノウハウをサービス・プロダクトとして世の中に還元することが私たちの使命だと考えています。「ものづくりを、もっとクリエイティブに」をミッションに、AIを活用したDX推進にチャレンジしていきます。
本社所在地:福岡県福岡市中央区舞鶴2-3-6 赤坂プライムビル4F
代表者:代表取締役CEO 内村 安里
設立:2013年10月1日
事業内容:AIを活用したDX支援、AIxSaaS生産計画立案サービス「最適ワークス」の提供
会社サイト:https://skydisc.jp/


<注記補足>
※1 Scope1-3:以下のとおり、事業者によるCO2排出量の算定・報告対象範囲を区分。
Scope1:自社の事業活動において直接排出したCO2排出量
Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用により発生する間接的なCO2排出量
Scope3:上記以外の事業活動に関わる上流・下流のサプライチェーンのCO2排出量
※2 SX:サステナビリティ・トランスフォーメーション。企業が持続可能性を重視した経営方針へと切り替える
※3 198社、460件のDX支援:創業から2022年12月末実績。PoCプロジェクト含む
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