在宅介護のケアマネジャー8割、「オムツはずし」に積極的な施設を評価要介護者の排尿トラブル上位は「尿失禁」「夜間に何度も排尿」「頻尿」
[19/01/16]
提供元:PRTIMES
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―ケアマネジャーをパネルにした要介護高齢者の医薬品独自調査『CMNRメディカル』―「排尿トラブルの要介護者」に関する調査結果
全国のケアマネジャー9万人が登録するウェブサイト「ケアマネジメント・オンライン」(http://www.caremanagement.jp/)、全国にリハビリ型デイサービス「レコードブック」(http://www.recordbook.jp/)を展開するなど、日本の健康寿命を延伸する社会の実現に向け、様々なヘルスケアサービスを運営する株式会社インターネットインフィニティー(本社:東京都品川区、代表取締役社長:別宮 圭一)は、ケアマネジャーをパネルにした要介護高齢者の医薬品独自調査サービス『CMNRメディカル』第3回調査(排尿トラブルに関するアンケート)を実施しました。
■調査概要
調査名:CMNRメディカル(第3回) 「排尿トラブルのご利用者に関するアンケート」
期間:2018年12月4日〜2018年12月10日
調査パネル:「ケアマネジメント・オンライン」に登録する会員ケアマネジャー
( 居宅介護支援事業所勤務のみ)
調査サンプル数:ケアマネジャー498名(主任ケアマネジャー資格保有者131名、非保有者367名)
調査方法:WEBアンケート
対象医薬品:過活動膀胱患者(要介護、要支援)への処方薬を中心とした医薬品全般
(過活動膀胱治療薬、利尿薬、降圧薬、血管拡張剤、抗血小板剤、不整脈用剤、脂質異常症治療薬、抗認知症薬、糖尿病薬、便秘治療薬、止瀉薬、消化性潰瘍用剤、催眠鎮静剤、抗パーキンソン薬、神経系用剤、アレルギー用薬、解熱鎮痛消炎剤など)
※主任ケアマネジャーとは、一定の研修を受けたケアマネジャーに与えられる上位資格です。
ケアマネジャーの指導・育成のほか、地域包括ケアシステムの中で多職種と連携しながら、自立支援に資するケアマネジメントを実践することが期待されています。
■調査結果(サマリー)
加齢とともに、男女を問わず排尿トラブルを抱えている人が増えます。在宅の要支援・要介護者(以下、要介護者)の排尿トラブルは、ご自身の生活の質(QOL)を著しく低下させます。また、家族や介護従事者の心身への負担を増加させ、高齢者虐待の原因にもなっています。
本調査において、要介護者のうち、4人に1人が、なんらかの排尿トラブルを抱えており、トラブルの上位は「尿失禁」「夜間に何度も排尿」「頻尿」であることが明らかになりました。
居宅ケアマネジャーのほぼ全員が、ご利用者の排尿トラブルに気づいたことがあり、排尿トラブルの原因の一つである過活動膀胱について治療が「必要」と回答したケアマネジャーは9割でした。その理由として、ご利用者本人の状態を改善するだけでなく、利用者家族への影響も考慮しているようです。
排泄介助が必要な介護施設利用者の要介護状態を改善させることを目指した加算が、2018年の介護報酬改定において新設されました。ケアマネジャーの8割は「オムツはずしに積極的な施設」を評価すると回答しており、要介護者の自立的な排泄を目指す利用者や施設を支援するケアマネジャーの活躍が期待されます。
■調査結果
[画像1: https://prtimes.jp/i/12000/63/resize/d12000-63-303647-3.png ]
在宅介護を担当する居宅ケアマネジャーの98.4%が、ご利用者の排尿トラブルに気づいたことがあると回答しました。
そのきっかけは、「訪問先の尿臭」が最も多く76.8%、ついで「利用者からの尿臭」72.5%、「家族からの相談」72.2%でした。主任ケアマネジャーの方が家族からの相談を挙げた回答がより多く見られました。
(主任ケアマネジャーn=131、ケアマネジャーn=367)
[画像2: https://prtimes.jp/i/12000/63/resize/d12000-63-406235-4.png ]
居宅ケアマネジャーの担当している要支援、要介護者のうち、約4人に1人がなんらかの排尿トラブルがあると分かりました。(主任ケアマネジャーn=131、ケアマネジャーn=365)
[画像3: https://prtimes.jp/i/12000/63/resize/d12000-63-350224-5.png ]
要介護者が多く問題になる排尿トラブルで最も多かった回答は、「尿失禁」75.7%、ついで、「夜間に何度も排尿」66.2%、「頻尿」64.0%でした。
なお、過活動膀胱の必須症状である尿意切迫感(我慢できないほどの尿意)は11.7%でした。過活動膀胱を抱えている居宅の要介護者も少なくないようです。(n=367、ケアマネジャーのみ)
※過活動膀胱という疾患は、排尿トラブルの原因の一つです。
主な症状は、尿意切迫感(急に我慢できないような尿意)、頻尿(トイレが近い)、切迫性尿失禁(我慢ができず尿が漏れてしまう)、夜間頻尿です。
[画像4: https://prtimes.jp/i/12000/63/resize/d12000-63-776208-6.png ]
過活動膀胱の治療が「必要」と回答したケアマネジャーは9割でした。(主任ケアマネジャー:91.0% n=122、ケアマネジャー:86.3% n=322)
その理由は、「ご利用者の排尿状況の改善が期待できる」が81.3%で最も多く、ついで「ご利用者が前向きな気持ちになる」62.6%、「ご利用者、家族がよく寝られる」55.0%でした(n=278)。
ケアマネジャーは、ご利用者本人の状態を改善するだけでなく、利用者家族への影響も考慮していることが読み取れます。
[画像5: https://prtimes.jp/i/12000/63/resize/d12000-63-369903-7.png ]
オムツはずしに積極的な施設を「評価する」「少し評価する」という回答は、主任ケアマネジャーが79.4%(n=131)、ケアマネジャーが77.1%(n=367)でした。
「評価する」という回答に限ると、主任ケアマネジャーはより多く評価する傾向が見られました。
■調査レポート販売のご案内
本調査結果を、詳細レポートとして1月16日より販売いたします。上記掲載以外にも、
・要介護者が排尿ケアでよく利用しているもの
・ケアマネジャーによる要介護者の排尿状況の把握及び対応の仕方
・排尿トラブルに関する相談数
・過活動膀胱対策においてケアマネジャーが重視していること及び受診に対する認識
・過活動膀胱により家族が困っていること及びその対策(要介護度別、年齢別)
等の内容が、収載されています。
※医薬品マーケティングご担当者様※
本調査レポートの内容、価格等につきましては、下記窓口までお問い合わせください。
■お問い合わせ窓口■
株式会社インターネットインフィニティー 事業本部 マーケティング部(担当:江口)
TEL:03-6697-5505 FAX:03-6779-5055 MAIL:neguchi@iif.jp
■CMNRメディカルについて■
『CMNR(CareManager Network Research)メディカル』は、医療と介護連携のキーマンであるケアマネジャーをパネルとした調査サービスです。複数の医療機関を受診することが多い要介護・要支援高齢患者の処方薬や、服薬管理状況など、医師や薬剤師をパネルとした調査ではなかなか把握しにくい医薬品使用の実態を調査できます。
専門サイト「ケアマネジメント・オンライン」に登録する、日本のケアマネジャー16万人のうち6割に相当する9万人のネットワークを『CMNRメディカル』では活用しています。
※ケアマネジャー(介護支援専門員)は、適切な介護サービスを受けられるように高齢者とその家族の支援をしており、医療と介護の連携の要を担っています。
■調査のご依頼について■
「ケアマネジメント・オンライン」では、『CMNRメディカル』をはじめ、ケアマネジャーを対象にした様々な調査を常時行い、企業やメディア、行政などにお届けしています。今後調査を実施してほしい疾患や医薬品のリクエスト等ございましたら、下記窓口までお気軽にお問い合わせください。
■記事引用時のお願い■
・「ケアマネジメント・オンライン」調べ、と明記ください。
・WEB上での引用に際しましては、「ケアマネジメント・オンライン」にhttp://www.caremanagement.jp/へのリンク付与をお願いいたします。
■■■ニュースリリース及びサービスに関するお問合せ先■■■
株式会社インターネットインフィニティー 事業本部 マーケティング部(担当:江口)
TEL:03-6697-5505 FAX:03-6779-5055 MAIL:neguchi@iif.jp
■■■その他IRに関するお問合せ先■■■
株式会社インターネットインフィニティー IR担当
TEL:03-6779-4777 MAIL:ir@iif.jp
全国のケアマネジャー9万人が登録するウェブサイト「ケアマネジメント・オンライン」(http://www.caremanagement.jp/)、全国にリハビリ型デイサービス「レコードブック」(http://www.recordbook.jp/)を展開するなど、日本の健康寿命を延伸する社会の実現に向け、様々なヘルスケアサービスを運営する株式会社インターネットインフィニティー(本社:東京都品川区、代表取締役社長:別宮 圭一)は、ケアマネジャーをパネルにした要介護高齢者の医薬品独自調査サービス『CMNRメディカル』第3回調査(排尿トラブルに関するアンケート)を実施しました。
■調査概要
調査名:CMNRメディカル(第3回) 「排尿トラブルのご利用者に関するアンケート」
期間:2018年12月4日〜2018年12月10日
調査パネル:「ケアマネジメント・オンライン」に登録する会員ケアマネジャー
( 居宅介護支援事業所勤務のみ)
調査サンプル数:ケアマネジャー498名(主任ケアマネジャー資格保有者131名、非保有者367名)
調査方法:WEBアンケート
対象医薬品:過活動膀胱患者(要介護、要支援)への処方薬を中心とした医薬品全般
(過活動膀胱治療薬、利尿薬、降圧薬、血管拡張剤、抗血小板剤、不整脈用剤、脂質異常症治療薬、抗認知症薬、糖尿病薬、便秘治療薬、止瀉薬、消化性潰瘍用剤、催眠鎮静剤、抗パーキンソン薬、神経系用剤、アレルギー用薬、解熱鎮痛消炎剤など)
※主任ケアマネジャーとは、一定の研修を受けたケアマネジャーに与えられる上位資格です。
ケアマネジャーの指導・育成のほか、地域包括ケアシステムの中で多職種と連携しながら、自立支援に資するケアマネジメントを実践することが期待されています。
■調査結果(サマリー)
加齢とともに、男女を問わず排尿トラブルを抱えている人が増えます。在宅の要支援・要介護者(以下、要介護者)の排尿トラブルは、ご自身の生活の質(QOL)を著しく低下させます。また、家族や介護従事者の心身への負担を増加させ、高齢者虐待の原因にもなっています。
本調査において、要介護者のうち、4人に1人が、なんらかの排尿トラブルを抱えており、トラブルの上位は「尿失禁」「夜間に何度も排尿」「頻尿」であることが明らかになりました。
居宅ケアマネジャーのほぼ全員が、ご利用者の排尿トラブルに気づいたことがあり、排尿トラブルの原因の一つである過活動膀胱について治療が「必要」と回答したケアマネジャーは9割でした。その理由として、ご利用者本人の状態を改善するだけでなく、利用者家族への影響も考慮しているようです。
排泄介助が必要な介護施設利用者の要介護状態を改善させることを目指した加算が、2018年の介護報酬改定において新設されました。ケアマネジャーの8割は「オムツはずしに積極的な施設」を評価すると回答しており、要介護者の自立的な排泄を目指す利用者や施設を支援するケアマネジャーの活躍が期待されます。
■調査結果
[画像1: https://prtimes.jp/i/12000/63/resize/d12000-63-303647-3.png ]
在宅介護を担当する居宅ケアマネジャーの98.4%が、ご利用者の排尿トラブルに気づいたことがあると回答しました。
そのきっかけは、「訪問先の尿臭」が最も多く76.8%、ついで「利用者からの尿臭」72.5%、「家族からの相談」72.2%でした。主任ケアマネジャーの方が家族からの相談を挙げた回答がより多く見られました。
(主任ケアマネジャーn=131、ケアマネジャーn=367)
[画像2: https://prtimes.jp/i/12000/63/resize/d12000-63-406235-4.png ]
居宅ケアマネジャーの担当している要支援、要介護者のうち、約4人に1人がなんらかの排尿トラブルがあると分かりました。(主任ケアマネジャーn=131、ケアマネジャーn=365)
[画像3: https://prtimes.jp/i/12000/63/resize/d12000-63-350224-5.png ]
要介護者が多く問題になる排尿トラブルで最も多かった回答は、「尿失禁」75.7%、ついで、「夜間に何度も排尿」66.2%、「頻尿」64.0%でした。
なお、過活動膀胱の必須症状である尿意切迫感(我慢できないほどの尿意)は11.7%でした。過活動膀胱を抱えている居宅の要介護者も少なくないようです。(n=367、ケアマネジャーのみ)
※過活動膀胱という疾患は、排尿トラブルの原因の一つです。
主な症状は、尿意切迫感(急に我慢できないような尿意)、頻尿(トイレが近い)、切迫性尿失禁(我慢ができず尿が漏れてしまう)、夜間頻尿です。
[画像4: https://prtimes.jp/i/12000/63/resize/d12000-63-776208-6.png ]
過活動膀胱の治療が「必要」と回答したケアマネジャーは9割でした。(主任ケアマネジャー:91.0% n=122、ケアマネジャー:86.3% n=322)
その理由は、「ご利用者の排尿状況の改善が期待できる」が81.3%で最も多く、ついで「ご利用者が前向きな気持ちになる」62.6%、「ご利用者、家族がよく寝られる」55.0%でした(n=278)。
ケアマネジャーは、ご利用者本人の状態を改善するだけでなく、利用者家族への影響も考慮していることが読み取れます。
[画像5: https://prtimes.jp/i/12000/63/resize/d12000-63-369903-7.png ]
オムツはずしに積極的な施設を「評価する」「少し評価する」という回答は、主任ケアマネジャーが79.4%(n=131)、ケアマネジャーが77.1%(n=367)でした。
「評価する」という回答に限ると、主任ケアマネジャーはより多く評価する傾向が見られました。
■調査レポート販売のご案内
本調査結果を、詳細レポートとして1月16日より販売いたします。上記掲載以外にも、
・要介護者が排尿ケアでよく利用しているもの
・ケアマネジャーによる要介護者の排尿状況の把握及び対応の仕方
・排尿トラブルに関する相談数
・過活動膀胱対策においてケアマネジャーが重視していること及び受診に対する認識
・過活動膀胱により家族が困っていること及びその対策(要介護度別、年齢別)
等の内容が、収載されています。
※医薬品マーケティングご担当者様※
本調査レポートの内容、価格等につきましては、下記窓口までお問い合わせください。
■お問い合わせ窓口■
株式会社インターネットインフィニティー 事業本部 マーケティング部(担当:江口)
TEL:03-6697-5505 FAX:03-6779-5055 MAIL:neguchi@iif.jp
■CMNRメディカルについて■
『CMNR(CareManager Network Research)メディカル』は、医療と介護連携のキーマンであるケアマネジャーをパネルとした調査サービスです。複数の医療機関を受診することが多い要介護・要支援高齢患者の処方薬や、服薬管理状況など、医師や薬剤師をパネルとした調査ではなかなか把握しにくい医薬品使用の実態を調査できます。
専門サイト「ケアマネジメント・オンライン」に登録する、日本のケアマネジャー16万人のうち6割に相当する9万人のネットワークを『CMNRメディカル』では活用しています。
※ケアマネジャー(介護支援専門員)は、適切な介護サービスを受けられるように高齢者とその家族の支援をしており、医療と介護の連携の要を担っています。
■調査のご依頼について■
「ケアマネジメント・オンライン」では、『CMNRメディカル』をはじめ、ケアマネジャーを対象にした様々な調査を常時行い、企業やメディア、行政などにお届けしています。今後調査を実施してほしい疾患や医薬品のリクエスト等ございましたら、下記窓口までお気軽にお問い合わせください。
■記事引用時のお願い■
・「ケアマネジメント・オンライン」調べ、と明記ください。
・WEB上での引用に際しましては、「ケアマネジメント・オンライン」にhttp://www.caremanagement.jp/へのリンク付与をお願いいたします。
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