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F5ネットワークス クラウドレディの新しいADC製品「BIG-IP iシリーズ」コンテナ対応製品、エクイニクスとのパートナーシップを発表

プライベート、パブリック、ハイブリッドクラウド環境でのアプリケーション展開を促進

F5ネットワークスジャパン合同会社(本社:東京都港区、代表執行役員社長:古舘正清、以下F5)は、クラウド環境における新しいアプリケーションサービスを提供するADC製品「BIG-IP iシリーズ」とコンテナ環境での軽量なプロキシとコネクタテクノロジーを発表しました。「BIG-IP iシリーズ」は、クラウド環境でのアプリケーション展開を促進し、オンプレミス環境からクラウド環境へのスムーズな移行を実現します。日本市場での「BIG-IP iシリーズ」の発売開始日は、2017年2月1日(水)を予定しています。




また、F5はコロケーション環境でのアプリケーション配信サービスを対象としたエクイニクスとの提携を発表しました。F5は、エクイニクスとの包括的な提携を通じ、Equinix Cloud ExchangeおよびPerformance Hubの各ロケーションにアプリケーションサービスを提供します。グローバルで21箇所に展開されるエクイニクスのEqunix Cloud Exchangeでは、クラウドサービスへのダイレクトで、シームレスなアクセスを可能とし、Performance Hubを通じて、F5は、複数のクラウドプロバイダとエンタープライズネットワークを高速かつ低遅延で相互接続し、オンプレミス環境と同レベルのセキュリティ、可視性、およびアプリケーションコントロールを提供します。

企業がデジタルトランスフォーメーションを進めるにあたって競争優位性を高め、差別化を図るには、アプリケーションとそれに伴うサービスが極めて重要になっています。現在、IT環境は、オンプレミス環境から、新たに登場しているDevOpsなどの開発手法、アジャイル開発、クラウドリソースの一体化をさらに進めた環境へ移行しつつあります。また、クラウド移行においては、ユーザー数、アプリケーション数、トラフィック量の増加に伴う要件の変化に合わせたアプリケーションサービスが必要となっています。このような課題に対して、今回発表の最新インフラ技術を活用することで、お客様は、セキュリティや可用性に制約されることなく、ハイブリッドクラウド環境を構築することが可能となります。

F5は、オンプレミスとクラウドを連携させる以下の製品群を提供します。

· 「BIG-IP iシリーズ」
F5は、「BIG-IP iシリーズ」によりBIG-IPラインの製品を刷新します。この新しいハードウェアプラットフォームでは、FPGAに異なるビットストリームをロードし処理を切り替える業界で初めて特定のトラフィックを高速化するF5独自の技術TurboFlex™が提供されています。また、iRules LX™を通じたnode.jsのサポートが組み込まれ、インフラストラクチャ面でのニーズに合わせたシステム変更を実現します。同様にiシリーズは、DDoS攻撃に対する機能強化をしており、プライベートクラウドやOpenStack ( https://f5.com/solutions/technology-alliances/openstack )、Cisco ( https://f5.com/solutions/technology-alliances/cisco )、およびVMware ( https://f5.com/solutions/technology-alliances/vmware )をはじめとするSDNテクノロジーをサポートするよう設定することも可能です。また、最新のSSL(ECC)技術と圧縮技術にも対応します。

BIG-IP iシリーズモデルは以下の通りです。
- BIG-IP i2000シリーズ
- BIG-IP i4000シリーズ
- BIG-IP i5000シリーズ
- BIG-IP i7000シリーズ
- BIG-IP i10000シリーズ
[画像: http://prtimes.jp/i/13505/63/resize/d13505-63-582865-0.jpg ]

· クラウドとハイブリッド展開を促進する軽量なプロキシとコネクタテクノロジー
F5は、使い方がシンプルで管理やオーケストレーションツールとの統合が容易なソリューションによって、製品のポートフォリオを拡充します。これらのテクノロジーを通じてお客様はアプリケーション展開をより柔軟に行い、またクラウドからの業務や効率面でのメリットをさらに活用できるようになります。提供開始時期については、2017年度第2四半期(1月〜3月)を目処にしております。

- Application Services Proxy - 小型軽量化された基本的な負荷分散機能、トラフィックの可視化機能を提供します。これによりお客様は、クラウドとコンテナ環境に合わせ、アプリケーションと関連サービスの開発、テスト、およびスケーリングを最大限柔軟に行えるようになります。
- Container Connector - コンテナ化されたアプリケーションに対して、外部オーケストレーションツールであるKubernetes ( http://kubernetes.io/ ) やMesos/Marathon ( https://mesosphere.github.io/marathon/ ) との連携が可能となり、BIG-IPソリューションとの連携を自動化します。
- Application Connector - クラウドやデータセンターにホストされている各インスタンスを自動的に検知し、それらのアプリケーションに必要なセキュリティと可用性を提供します。

F5の製品開発エグゼクティブ バイスプレジデント兼チーフ テクノロジー オフィサー(CTO)であるライアン・カーニー(Ryan Kearny)は次のように述べています。
「ビジネスのデジタル化を進めるにあたっては、アプリケーションとサービスを容易に展開し、また市場拡大に合わせて迅速に規模を拡大できなければなりません。コンテナ ( https://f5.com/resources/white-papers/using-docker-container-technology-with-f5-products-and-services ) やマイクロサービス ( https://f5.com/about-us/blog/articles/on-monoliths-versus-microservices ) のユースケースを含め、データセンターとクラウド環境の両方にわたるアプリケーション提供を一体化する、プログラマブルかつ豊富な機能を備えたソフトウェアとハードウェアを提供できるのはF5のみです。F5のソリューションは、価値ある統合、ネイティブなオーケストレーション機能、そしてエクイニクスとのコロケーションサービスをはじめとするパートナーとの優れたソリューションを通じてアプリケーションの展開に必要な時間をさらに短縮します」

ZK Researchの主席アナリストである ゼウス ケラバナ(Zeus Kerravala)は、下記のように述べています。
「F5は、お客様のクラウド移行を容易にし、アプリケーションを中心としたデジタルなイニシアティブを支援することを目標としています。企業は自社のハードウェアと仮想アプライアンスを使ってサービスをクラウド、プライベート、あるいはハイブリッド環境に移行することができ、F5のテクノロジーがそのための便利なゲートウェイとして機能します。F5のフレームワークの中では、お客様(およびそのアプリケーションデベロッパー)は個々のアプリケーションへのサービスを制限したり、制約の多いユースケースに自らを制約したりすることなく、あるいはアプリケーションのサポートをシャドーIT(承認なく使用されている私物または部署ごとのIT機器)に依存することなく、クラウドプロバイダを選ぶことができます」

エクイニクス グローバルパートナーシップ&アライアンス バイスプレジデントであるグレッグ アドゲート(Greg Adgate)は以下のように述べています。
「アプリケーションがオンプレミスであれ、クラウド環境であれ、アクセス管理やSSOサービスなどクリティカルなアプリケーションサービスへのニーズは非常に高まっています。Equnix Cloud Exchangeを通じたアクセス、そしてPerformance Hubとの統合により、低コストで高いレベルのセキュリティを保ったまま生産性を向上することが可能となります」

F5ネットワークスについて
F5は、アプリケーションが、データセンター、クラウドサービス、従来型ネットワーク、SDNなど、あらゆるIT環境において、いつでも、どこからでも利用可能となる柔軟なソリューションを提供しています。F5のオープンで拡張性の高いフレームワークは、幅広いパートナーエコシステムとの協業を通じ、ITの適用範囲を広げ、最適なIT基盤の構築を可能にしています。また、F5のソリューションは、国内外のリーディング企業、サービスプロバイダー、公共機関のIT分野で広く採用され、最先端のクラウド、セキュリティ、モビリティ環境の実現に貢献しています。

【F5に関する詳細、最新情報】
F5ネットワークスジャパン ホームページ: https://f5.com/jp/
Twitter: @F5Japan
Facebook: https://www.facebook.com/f5networksjapan
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