デンソーウェーブ、ロボットシミュレーションソフトウェア「WINCAPSIII」に併用できるアプリケーション群「WINCAPS Plus」を開発
[19/12/13]
提供元:PRTIMES
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〜 ニーズに応じた機能が選択可能。低コスト・短納期のロボットシステム開発に貢献 〜
株式会社デンソーウェーブ(本社:愛知県知多郡阿久比町、代表取締役社長:中川弘靖)は、このたび、デンソーロボットのプログラミングやシミュレーションを行うソフトウェア「WINCAPS III」と併用するアプリケーション群「WINCAPS Plus(ウィンキャップス・プラス)」を開発しました。WINCAPS Plusは産業用ロボットの設備設計・導入・運用・メンテナンスまでを含めたすべてのシーンにおいて、ロボットに携わるそれぞれのユーザーに応じた適切なアプリケーションソフトを提供するものです。5種類のアプリケーションが2020年7月から販売予定で、順次アプリケーションが追加される予定です。価格はオープン価格です。なお、WINCAPS Plusは、12月18日(水)より東京ビッグサイトで開催される展示会「2019国際ロボット展」に出展します。
経済産業省 関東経済産業局の調査※1によると、産業用ロボットの導入に携わるロボットSIer企業の業務について、近年特に多いケースとして「複雑な要求が増加している」「知識不足のユーザーが増加している」と回答しており、関係者のロボット専門知識の習熟度に差がある中で複雑なシステムを構築することが求められています。現在、産業用ロボット導入の工程では設備設計、設置、セッティングなど、それぞれの工程における設定作業がありますが、担当する作業者は工程ごとに異なり、必要な知識分野や習熟度も異なっています。
デンソーウェーブはこれらの工程において、作業を担当するユーザーがロボットに携わる業務負担を軽減できることを目指し、WINCAPS Plusを開発しました。WINCAPS Plusはそれぞれの工程で必要な業務を効率化できるようにWINCAPSIIIと併用して利用できるソフトウェアで、今回発売を予定する5種類のアプリケーションソフトウェアは、主に設計、プログラミングのシーンで作業の軽減を実現します。
デンソーウェーブはこれからも、強い現場を作るパートナーとして、自社工場で培ってきたモノづくりのノウハウから生まれたソリューションで産業の生産性向上に貢献してまいります。
<参考資料>
■ ニーズに合わせて選べる機能 : 製品特長
1. 3D visual programming※2
[画像1: https://prtimes.jp/i/13815/63/resize/d13815-63-583570-0.jpg ]
ロボットの軌道上にフロー制御文(条件分岐)などのコマンドを埋め込んだプログラミングができます。プログラム言語だけではロボットがどのように動くか想像しづらいという課題に対し、視覚的にロボットの動きを把握しながらプログラミングができる環境を開発しました。プログラム言語に慣れていないユーザーでも簡単にプログラムができ、開発工数削減に貢献します。
2. 最適経路計画※2
[画像2: https://prtimes.jp/i/13815/63/resize/d13815-63-758935-1.jpg ]
ロボット動作の開始地点・終了地点を指定すると、障害物を回避し、サイクルタイムの最も短い経路を自動生成します。これまでユーザーの経験に頼っていたロボットの経路設計を科学的に生成できるため、熟練者でも初心者でも同じパフォーマンスでロボットを動かすことができます。
3. 原点復帰ガイダンス
[画像3: https://prtimes.jp/i/13815/63/resize/d13815-63-558708-2.jpg ]
自動運転中にロボットが通った経路には動作の妨げになるものはなく、安全であると仮定して、自動収集した動作経路から安全に原点に戻ることができる経路を生成します。部分的な動作の逆再生も可能です。この機能は操作者の安全確認のもとでロボットを動作させるガイダンスの位置付けです。
4. ロボットビューワー
[画像4: https://prtimes.jp/i/13815/63/resize/d13815-63-192509-3.jpg ]
WINCAPS Plusで共有する3Dビューワーです。
強化された3D CADデータの読み込み、オブジェクトの動作環境、オブジェクトの管理により、WINCAPS Plusの製品群に快適なシミュレーション環境を提供します。
5. パレタイジングソフトウェア(仮称)
[画像5: https://prtimes.jp/i/13815/63/resize/d13815-63-402306-4.jpg ]
新型VM/VLシリーズなどの大型ロボットが多く使われているパレタイジング工程で必要となるソフトウェアです。ソフトウェア上でパレットや積載物の形状・寸法を入力することで自動計算を行い、可動範囲を考慮した目標位置を表示します。WINCAPS Plusソフトウェアの最適配置などを組み合わせることで、レイアウト検討を簡単に行えます。また、積載物のサイズが複数ある場合にも対応可能です。
※1 平成29年度「関東経済産業局における地域中小企業・小規模事業者の人材確保支援等事業」ロボットシステムインテグレータ(ロボットSIer)業界の人材確保に関する調査報告書より。
※2 WINCAPS Plusロボットビューワーと併用で使用できる機能です。
(注)ニュースリリースに記載されている内容は報道発表日時点の情報です。予告なしに変更する可能性がありますので、あらかじめご了承ください
株式会社デンソーウェーブ(本社:愛知県知多郡阿久比町、代表取締役社長:中川弘靖)は、このたび、デンソーロボットのプログラミングやシミュレーションを行うソフトウェア「WINCAPS III」と併用するアプリケーション群「WINCAPS Plus(ウィンキャップス・プラス)」を開発しました。WINCAPS Plusは産業用ロボットの設備設計・導入・運用・メンテナンスまでを含めたすべてのシーンにおいて、ロボットに携わるそれぞれのユーザーに応じた適切なアプリケーションソフトを提供するものです。5種類のアプリケーションが2020年7月から販売予定で、順次アプリケーションが追加される予定です。価格はオープン価格です。なお、WINCAPS Plusは、12月18日(水)より東京ビッグサイトで開催される展示会「2019国際ロボット展」に出展します。
経済産業省 関東経済産業局の調査※1によると、産業用ロボットの導入に携わるロボットSIer企業の業務について、近年特に多いケースとして「複雑な要求が増加している」「知識不足のユーザーが増加している」と回答しており、関係者のロボット専門知識の習熟度に差がある中で複雑なシステムを構築することが求められています。現在、産業用ロボット導入の工程では設備設計、設置、セッティングなど、それぞれの工程における設定作業がありますが、担当する作業者は工程ごとに異なり、必要な知識分野や習熟度も異なっています。
デンソーウェーブはこれらの工程において、作業を担当するユーザーがロボットに携わる業務負担を軽減できることを目指し、WINCAPS Plusを開発しました。WINCAPS Plusはそれぞれの工程で必要な業務を効率化できるようにWINCAPSIIIと併用して利用できるソフトウェアで、今回発売を予定する5種類のアプリケーションソフトウェアは、主に設計、プログラミングのシーンで作業の軽減を実現します。
デンソーウェーブはこれからも、強い現場を作るパートナーとして、自社工場で培ってきたモノづくりのノウハウから生まれたソリューションで産業の生産性向上に貢献してまいります。
<参考資料>
■ ニーズに合わせて選べる機能 : 製品特長
1. 3D visual programming※2
[画像1: https://prtimes.jp/i/13815/63/resize/d13815-63-583570-0.jpg ]
ロボットの軌道上にフロー制御文(条件分岐)などのコマンドを埋め込んだプログラミングができます。プログラム言語だけではロボットがどのように動くか想像しづらいという課題に対し、視覚的にロボットの動きを把握しながらプログラミングができる環境を開発しました。プログラム言語に慣れていないユーザーでも簡単にプログラムができ、開発工数削減に貢献します。
2. 最適経路計画※2
[画像2: https://prtimes.jp/i/13815/63/resize/d13815-63-758935-1.jpg ]
ロボット動作の開始地点・終了地点を指定すると、障害物を回避し、サイクルタイムの最も短い経路を自動生成します。これまでユーザーの経験に頼っていたロボットの経路設計を科学的に生成できるため、熟練者でも初心者でも同じパフォーマンスでロボットを動かすことができます。
3. 原点復帰ガイダンス
[画像3: https://prtimes.jp/i/13815/63/resize/d13815-63-558708-2.jpg ]
自動運転中にロボットが通った経路には動作の妨げになるものはなく、安全であると仮定して、自動収集した動作経路から安全に原点に戻ることができる経路を生成します。部分的な動作の逆再生も可能です。この機能は操作者の安全確認のもとでロボットを動作させるガイダンスの位置付けです。
4. ロボットビューワー
[画像4: https://prtimes.jp/i/13815/63/resize/d13815-63-192509-3.jpg ]
WINCAPS Plusで共有する3Dビューワーです。
強化された3D CADデータの読み込み、オブジェクトの動作環境、オブジェクトの管理により、WINCAPS Plusの製品群に快適なシミュレーション環境を提供します。
5. パレタイジングソフトウェア(仮称)
[画像5: https://prtimes.jp/i/13815/63/resize/d13815-63-402306-4.jpg ]
新型VM/VLシリーズなどの大型ロボットが多く使われているパレタイジング工程で必要となるソフトウェアです。ソフトウェア上でパレットや積載物の形状・寸法を入力することで自動計算を行い、可動範囲を考慮した目標位置を表示します。WINCAPS Plusソフトウェアの最適配置などを組み合わせることで、レイアウト検討を簡単に行えます。また、積載物のサイズが複数ある場合にも対応可能です。
※1 平成29年度「関東経済産業局における地域中小企業・小規模事業者の人材確保支援等事業」ロボットシステムインテグレータ(ロボットSIer)業界の人材確保に関する調査報告書より。
※2 WINCAPS Plusロボットビューワーと併用で使用できる機能です。
(注)ニュースリリースに記載されている内容は報道発表日時点の情報です。予告なしに変更する可能性がありますので、あらかじめご了承ください