87%が賛成!アフターピルの市販化に関する調査レポート
[23/10/13]
提供元:PRTIMES
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株式会社シアン(本社:東京都渋谷区、代表取締役:籔本崇)の運営するユアケア(https://reala-clinic.com/yourcare/)編集部は、女性100名を対象にオンラインでアンケートを実施し、アフターピルの市販化について調査をいたしました。独自の結果を発表いたします。
本記事の内容
87%が市販化に賛成!アフターピルを薬局で売ることに大多数は肯定的な意見
過半数以上の人が薬局でアフターピルを買いたいと思っている
アフターピルが手に入りやすくなることで避妊への意識低下が懸念されている
薬剤師には正しい知識と誠実な説明が求められている
■87%が市販化に賛成!アフターピルを薬局で売ることに大多数は肯定的な意見
[画像1: https://prtimes.jp/i/57964/63/resize/d57964-63-5cc7b026892e8f428249-3.png ]
アフターピルの市販化に関して、アンケートを実施したところ、87%の女性が「市販化に賛成」と回答。9割近い女性は薬局でアフターピルが手に入ることを歓迎していることが分かりました。
市販化に賛成している理由について、以下のような意見が集まりました。
避妊に失敗してしまった、けれど親などに相談したくない未成年の方は多いと思います。望まない妊娠をして将来ずっと苦しむよりも、妊娠を望まないのであれば利用するべきだと思うから。
病院が休みの日はアフターピルを手に入れるまでに時間がかかるからです。アフターピルは時間がかかるほど避妊できる確率が下がるので、近くの薬局で手に入れられる方がいいと思うから。
性暴力被害者支援センターでお手伝いしていたのですが、病院で感染症の検査をすることも大切なのですが、まず、すぐにアフターピルを服用できれば、心の負担が一つ減るのではと思う。ただ認知度がそんなにないと思うので、世間にアフターピルがあると言うことをもっと認知させたほうがよいと思うから。
また、少数ではあるものの、10%の女性は、アフターピルの市販化に反対しています。その理由として、以下のような意見が集まりました。
あまりに手軽に買えすぎると、正しくない使い方が広まりそう。正しい知識をつけるだけの教育がまだ足りていないように感じるから。
ピルは副作用があるので、処方箋がなくても購入できる様になってしまったら副作用に対応出来なくなるのではないかと思うから。
薬を悪用する人が増えそうなのと、若者を中心に避妊の意識が低くなりそうだから。
■過半数以上の人が薬局でアフターピルを買いたいと思っている
[画像2: https://prtimes.jp/i/57964/63/resize/d57964-63-d092ad39f3f14ac9d683-2.png ]
「病院・オンライン診療・薬局のうち、あなたはどこでアフターピルを手に入れたいですか?」と質問したところ、63%の方が薬局を選ぶと回答。3人中2人は薬局で購入したいと考えていることがわかりました。
実際に以下のような意見が集まりました。
【薬局で購入したいという方の意見】
望まない妊娠を避けるためには、素早い対応ができる機関(薬局)であるべきだから。
病院は診察時間が限られており、オンライン診察にしても感情的なハードルは高いと思うから。
ピルの効果が得られる時間は限られており、薬局や24時間営業のドラッグストアがベストだと思うから。
オンライン診療や病院を選ぶという方は、過半数以下という結果に。しかし、アフターピルの市販化に賛成している人が87%だったことを考えると、薬局でアフターピルを買えるようになることには賛成なものの、自分自身は薬局で処方箋をもらいたいという方が、10%以上いるということがわかりました。
実際に以下のような意見が集まりました。
【オンライン診療で処方されたいという方の意見】
薬局で手に入れられるのもいいとは思うが、何かしら診察は受けたいから。ただ、緊急時に慣れない婦人科も不安な方がいると思うのでオンラインでだといいなと思いました。
病院に行くのは時間がかかり、仕事などの関係で、必ずしもすぐに受診できるとは限りません。また、薬局だと購入しているところを万が一知り合いに見られると嫌だから、オンライン診療がいいです。
オンラインならわざわざ病院に出向かなくても良いし、プライバシーも守られると思うからです。
【病院で処方されたいという方の意見】
私自身は産婦人科に行くことにあまり抵抗がない。また薬剤耐性が弱いので、一通り副作用などの説明をうけて処方してもらった方が安心できるから。
やはり副作用などや飲み方などもあるためきちんと説明や診断を受けたうえで手に入れたいから。
■アフターピルが手に入りやすくなることで避妊への意識低下が懸念されている
[画像3: https://prtimes.jp/i/57964/63/resize/d57964-63-88b8df26fe860d34031b-2.png ]
アンケート回答者に、「気になることや懸念点を教えてください」と聞いたところ、避妊への意識の低下が一番の懸念点となっていることがわかりました。ほかにも、「いくらでアフターピルが販売されるのか」といった値段に関する点や、「副作用が出たときの対処法がどうなるのか」といったアフターフォローに関する懸念点が多く上がりました。
【強い不安がある方の意見】
低用量ピルに副作用があるように、血栓などのリスクがあるのか、基礎疾患によっては避けるべき場合があるのかといったことを薬局では確認しにくいのではないか。
知り合いに会ってしまったときなどどこから話しが広がるかわからないリスクがある。
薬剤師の介入が必要な販売方法だとしても、公の場所での聞き取りや説明ではなく、個室のようなプライバシーの守られた空間でやりとりができるとよいが可能なのかが気になる。
一方で、懸念点や不安なことはないという意見も多数集まりました。
【特に不安がない人の意見】
薬剤師さんの説明をしっかり聞いて、納得の上で購入するので、気になることはないですかね。あったら買わない。
対面する人との気まずさ位だと思いますがそんなこと言っている場合ではないかもしれません。
コンドーム同様、誰にでも必要なものだと思います。
■薬剤師には正しい知識と誠実な説明が求められている
[画像4: https://prtimes.jp/i/57964/63/resize/d57964-63-a9a75cecb10ddfc8c7b8-3.png ]
アンケート回答者に、「薬剤師には何を期待しますか?」と聞いたところ、丁寧で誠実な説明をしてほしいといった意見が多く集まりました。ほかにも、アフターピルを手に入れる際に、唯一接することとなるので、プライバシーを守ることや、薬に関する正しい知識など、幅広い要望があることがわかりました。
【内容を引用する際の出典明示方法について】
記載されている内容はメディア名とリンク(ユアケア編集部 https://reala-clinic.com/yourcare/)を明示していただくことにより、引用と転載を行うことができます。
【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:20代〜40代の女性
実施:2023年9月29日〜10月1日
調査実施主体:ユアケア編集部
調査会社:株式会社シアン
【会社概要】
株式会社シアン
https://xian.inc/
〒150-0002東京都渋谷区渋谷3丁目9-10 KDC渋谷ビル8階
ユアケア編集部
https://reala-clinic.com/yourcare/
本記事の内容
87%が市販化に賛成!アフターピルを薬局で売ることに大多数は肯定的な意見
過半数以上の人が薬局でアフターピルを買いたいと思っている
アフターピルが手に入りやすくなることで避妊への意識低下が懸念されている
薬剤師には正しい知識と誠実な説明が求められている
■87%が市販化に賛成!アフターピルを薬局で売ることに大多数は肯定的な意見
[画像1: https://prtimes.jp/i/57964/63/resize/d57964-63-5cc7b026892e8f428249-3.png ]
アフターピルの市販化に関して、アンケートを実施したところ、87%の女性が「市販化に賛成」と回答。9割近い女性は薬局でアフターピルが手に入ることを歓迎していることが分かりました。
市販化に賛成している理由について、以下のような意見が集まりました。
避妊に失敗してしまった、けれど親などに相談したくない未成年の方は多いと思います。望まない妊娠をして将来ずっと苦しむよりも、妊娠を望まないのであれば利用するべきだと思うから。
病院が休みの日はアフターピルを手に入れるまでに時間がかかるからです。アフターピルは時間がかかるほど避妊できる確率が下がるので、近くの薬局で手に入れられる方がいいと思うから。
性暴力被害者支援センターでお手伝いしていたのですが、病院で感染症の検査をすることも大切なのですが、まず、すぐにアフターピルを服用できれば、心の負担が一つ減るのではと思う。ただ認知度がそんなにないと思うので、世間にアフターピルがあると言うことをもっと認知させたほうがよいと思うから。
また、少数ではあるものの、10%の女性は、アフターピルの市販化に反対しています。その理由として、以下のような意見が集まりました。
あまりに手軽に買えすぎると、正しくない使い方が広まりそう。正しい知識をつけるだけの教育がまだ足りていないように感じるから。
ピルは副作用があるので、処方箋がなくても購入できる様になってしまったら副作用に対応出来なくなるのではないかと思うから。
薬を悪用する人が増えそうなのと、若者を中心に避妊の意識が低くなりそうだから。
■過半数以上の人が薬局でアフターピルを買いたいと思っている
[画像2: https://prtimes.jp/i/57964/63/resize/d57964-63-d092ad39f3f14ac9d683-2.png ]
「病院・オンライン診療・薬局のうち、あなたはどこでアフターピルを手に入れたいですか?」と質問したところ、63%の方が薬局を選ぶと回答。3人中2人は薬局で購入したいと考えていることがわかりました。
実際に以下のような意見が集まりました。
【薬局で購入したいという方の意見】
望まない妊娠を避けるためには、素早い対応ができる機関(薬局)であるべきだから。
病院は診察時間が限られており、オンライン診察にしても感情的なハードルは高いと思うから。
ピルの効果が得られる時間は限られており、薬局や24時間営業のドラッグストアがベストだと思うから。
オンライン診療や病院を選ぶという方は、過半数以下という結果に。しかし、アフターピルの市販化に賛成している人が87%だったことを考えると、薬局でアフターピルを買えるようになることには賛成なものの、自分自身は薬局で処方箋をもらいたいという方が、10%以上いるということがわかりました。
実際に以下のような意見が集まりました。
【オンライン診療で処方されたいという方の意見】
薬局で手に入れられるのもいいとは思うが、何かしら診察は受けたいから。ただ、緊急時に慣れない婦人科も不安な方がいると思うのでオンラインでだといいなと思いました。
病院に行くのは時間がかかり、仕事などの関係で、必ずしもすぐに受診できるとは限りません。また、薬局だと購入しているところを万が一知り合いに見られると嫌だから、オンライン診療がいいです。
オンラインならわざわざ病院に出向かなくても良いし、プライバシーも守られると思うからです。
【病院で処方されたいという方の意見】
私自身は産婦人科に行くことにあまり抵抗がない。また薬剤耐性が弱いので、一通り副作用などの説明をうけて処方してもらった方が安心できるから。
やはり副作用などや飲み方などもあるためきちんと説明や診断を受けたうえで手に入れたいから。
■アフターピルが手に入りやすくなることで避妊への意識低下が懸念されている
[画像3: https://prtimes.jp/i/57964/63/resize/d57964-63-88b8df26fe860d34031b-2.png ]
アンケート回答者に、「気になることや懸念点を教えてください」と聞いたところ、避妊への意識の低下が一番の懸念点となっていることがわかりました。ほかにも、「いくらでアフターピルが販売されるのか」といった値段に関する点や、「副作用が出たときの対処法がどうなるのか」といったアフターフォローに関する懸念点が多く上がりました。
【強い不安がある方の意見】
低用量ピルに副作用があるように、血栓などのリスクがあるのか、基礎疾患によっては避けるべき場合があるのかといったことを薬局では確認しにくいのではないか。
知り合いに会ってしまったときなどどこから話しが広がるかわからないリスクがある。
薬剤師の介入が必要な販売方法だとしても、公の場所での聞き取りや説明ではなく、個室のようなプライバシーの守られた空間でやりとりができるとよいが可能なのかが気になる。
一方で、懸念点や不安なことはないという意見も多数集まりました。
【特に不安がない人の意見】
薬剤師さんの説明をしっかり聞いて、納得の上で購入するので、気になることはないですかね。あったら買わない。
対面する人との気まずさ位だと思いますがそんなこと言っている場合ではないかもしれません。
コンドーム同様、誰にでも必要なものだと思います。
■薬剤師には正しい知識と誠実な説明が求められている
[画像4: https://prtimes.jp/i/57964/63/resize/d57964-63-a9a75cecb10ddfc8c7b8-3.png ]
アンケート回答者に、「薬剤師には何を期待しますか?」と聞いたところ、丁寧で誠実な説明をしてほしいといった意見が多く集まりました。ほかにも、アフターピルを手に入れる際に、唯一接することとなるので、プライバシーを守ることや、薬に関する正しい知識など、幅広い要望があることがわかりました。
【内容を引用する際の出典明示方法について】
記載されている内容はメディア名とリンク(ユアケア編集部 https://reala-clinic.com/yourcare/)を明示していただくことにより、引用と転載を行うことができます。
【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:20代〜40代の女性
実施:2023年9月29日〜10月1日
調査実施主体:ユアケア編集部
調査会社:株式会社シアン
【会社概要】
株式会社シアン
https://xian.inc/
〒150-0002東京都渋谷区渋谷3丁目9-10 KDC渋谷ビル8階
ユアケア編集部
https://reala-clinic.com/yourcare/