「イマドキ夫婦のボーナスと、家計管理に関する調査」を実施(Yahoo!リサーチ)
[10/05/12]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
───────────────────────────────────
今年の夏のボーナス、「支給予想額」と「ゆとりのある生活ができる額」との
差は約40万円。
働く妻の約8割が、「不況の今、共働きで家計を助けるのは当然だと思う」と
使命感あふれる
http://www.yahoo-vi.co.jp/research/100512.html
一都三県在住の20〜59歳既婚男女 計800人を対象に実施
───────────────────────────────────
---------------------------------------------------------------------
<調査結果トピックス>
・働く妻の5割、夫のボーナス額について、「正確な金額まで知っている」
・夫のボーナス、「支給予想額」と「これだけあれば、ゆとりのある生活が
できる額」の差は約40万円
・家計の管理パターンは多様化しているものの、共働き・夫片働き夫婦とも
に「妻管理」が主流
・夫と妻、自分のためのボーナスの使い道:妻の1位「洋服」27%、夫の1位
「貯蓄」20%
・働く妻の8割が「不況の今、共働きで家計を助けるのは当然だと思う」と
使命感あふれる回答
---------------------------------------------------------------------
Yahoo!リサーチを運営するヤフーバリューインサイト株式会社(本社/東京
都中野区、代表取締役社長/田部 信)は、「イマドキ夫婦のボーナスと、家
計管理に関する調査」を自社調査専用パネルを対象に実施しました。
結婚後は夫婦や家族という単位で捉えられることが当たり前のようでした
が、いまや結婚しても互いの「個人」としての面を尊重し合うスタイルの夫
婦も増えているとか。このたびYahoo!リサーチでは、一都三県在住の会社員
の夫400人と、会社員の夫を持つ妻400人を対象に、『夏のボーナス』の使用
予定や互いの収入に対する認識、さらに家計管理など、共働きが増加してい
るイマドキ夫婦の実態や考え方について掘り下げてみました。
◇◆◇ 調査結果概要 ◇◆◇
〔1〕働く妻の5割、夫のボーナス額について、「正確な金額まで知っている」
+-----+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
『夏のボーナス』の支給時期が近づいてきました。さて、夫は、妻は、お互
いのボーナスの額について、どの程度知っているのでしょうか。
まず≪夫のボーナス額≫について、働いている【妻[有職]】では「正確な金額
まで知っている」が5割、「おおよその金額まで」を含めると実に8割以上が夫
のボーナス額を把握しているようです。これに対し、働いていない【妻[無
職]】では「正確な金額まで」が35%と【妻[有職]】よりも15ポイントほど低
く、40%強が「おおよその金額まで」と答えています。そして夫は、『自分の
ボーナス額について妻がどのくらい知っていると思うか』という質問に対し、
【妻[無職]】とほぼ同等の回答をしています。労働社会に接している影響か
【妻[有職]】は【妻[無職]】以上に、また、夫が思っている以上に夫のボーナ
ス額への関心が高く、認知もしていることがわかります。
逆に、働いている【妻[有職]】を持つ夫は、どのくらい≪妻のボーナス額≫
を把握しているのでしょうか。【妻[有職]】による推測では「正確な金額ま
で」が37%と4割近くが、『夫は正確な金額まで知っている』と思っているよ
うですが、【妻[有職]の夫】の回答は「正確な金額まで」が30%と妻の推測を
10ポイント弱下回り、「おおよその金額まで」が半数強を占めました。『夫は
知っているようで意外と知らない?!』という結果でした。
〔2〕夫のボーナス、「支給予想額」と「ゆとりある生活ができると思う額」
の差は約40万円
+-----+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
次に、「今年の夏のボーナスの支給予想額」と、「このくらいもらえればゆ
とりのある生活ができると思う額」について、自由回答形式で答えてもらいま
した。
≪夫のボーナス≫の「支給予想額」については、【夫本人】【妻[有職]】
【妻[無職]】ともに平均61〜65万円と60万円強に集中し、妻と夫の間で3〜4万
円の差は見られるものの、認識に大差はないようです。≪夫のボーナス≫につ
いて、「これくらいもらえればゆとりのある生活ができると思う額」は、【夫
本人】の平均102万円に対し、【妻[有職]】は99万円、【妻[無職]】は107万円
と、【妻[有職]】と【妻[無職]】の間では8万円の差となりました。いずれに
しても、「ゆとりのある生活ができると思う額」と「支給予想額」との差は40
万円くらいと大きな開きがあり、現実はなかなか厳しい様子がうかがえます。
また、≪妻のボーナス≫の「支給予想額」は、【妻[有職]本人】の平均29万
円に対し、【妻[有職]の夫】は33万円と、4万円の差が見られますが、こちら
も大差には至りません。「ゆとりのある生活ができると思う額」は、【妻[有
職]本人】【妻[有職]の夫】ともに53〜54万円と認識にズレがなく、息の合っ
た夫婦ぶりが表れています。「ゆとりのある生活ができると思う額」と「支給
予想額」との差は≪夫のボーナス≫ほどではないものの、理想と現実の間には
20万円ほどの差があるようです。
〔3〕家計の管理パターンは多様化しているものの、共働き・夫片働き夫婦と
もに「妻管理」が主流
+-----+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
≪月々の収入≫≪ボーナス≫それぞれについて、【共働き夫婦】【夫片働き
夫婦】の家計管理パターンを確認しました。≪月々の収入≫≪ボーナス≫間で
は特に大きな違いは見られませんでしたが、【共働き夫婦】と【夫片働き夫婦
】では、家計の管理パターンが異なっているようです。【夫片働き夫婦】では
「妻が収入を管理、夫が必要な生活費やお小遣いは妻が支給」が約6割と主流
で、残りの4割弱が「夫が収入を管理、妻が必要な生活費やお小遣いは夫が支
給」となりました。【共働き夫婦】では「妻が収入を管理・・・」が主流である
ことに変わらないものの5割強に留まり、残りは「夫が収入を管理・・・」が約2
割、また「家計費のための口座やサイフに互いがお金を入れる」や「分担を定
めた出費項目ごとに各自支払い」がそれぞれ10%強と、共働きほどさまざまな
家計管理パターンに分散され多様化しています。
〔4〕夫と妻、自分のためのボーナスの使い道:妻1位「洋服」27%、夫1位
「貯蓄」20%
+-----+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
今年の夏のボーナスの使い道について、夫婦それぞれに、≪家族のためのも
の≫≪自分個人のためのもの≫の両方を聞き、夫婦のギャップなどを確認して
みました。
まず≪家族のためのもの≫については、1位「貯蓄」が45〜47%、2位「国内
旅行」が32〜33%、以降、「生活費の補填」「子どもの教育費」「住宅ローン
の支払い」「外食」が夫婦ともに20%を超える項目として並び、≪家族のため
のもの≫に対する夫婦間のしっかり揃った認識を確認できる結果となりまし
た。
一方、自分の≪個人のためのもの≫になると、夫婦間の差は顕著で、妻は
「洋服」27%、「靴やバッグなど」15%が上位に並び、夫よりも5ポイント以
上高く、夫は「パソコン、プリンター、ハードディスクなどのPC周辺機器」
「株式や投資信託、FXなどの金融商品」が妻よりも5ポイント以上高いという
結果になりました。妻、夫ともに高かったのは「貯蓄」で、特に夫では最も高
い項目が「貯蓄」という結果でした。≪家族のためのもの≫のみならず、≪個
人のためのもの≫でさえ、約20%が「貯蓄」と回答しており、現在の環境の厳
しさや人々の不安といったものを感じました。
〔5〕働く妻の8割が「不況の今、共働きで家計を助けるのは当然だと思う」と
使命感あふれる回答
+-----+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
お金の使い方、夫や妻のキャリア、家計管理に関する考え方などについて、
『夫と妻』、そして『有職妻、無職妻』間の違いを見てみました。
「お金は額の大きさよりも、どのように使うかが重要」については、妻より
も夫のほうがスコアが低く、また、夫のなかでも特に【妻[有職]の夫】のスコ
アが58%と低く、共働き夫婦の夫のお金の『額』に対する拘りが垣間見えるよ
うでした。夫や妻のキャリアについては、「夫や妻が社会で成功を収めたり、
出世すると誇りに思う」では、妻のほうが夫よりも10ポイントほど高い結果で
した。また、共働きVS夫片働きに関する「不況の今、妻も共働きで家計を助け
るのは当然」では、【妻[有職]の夫】でさえ58%、【妻[無職]の夫】や【妻
[無職]】に至っては42%、53%というスコアのなか、【妻[有職]】は81%と抜
きん出て高く、各家庭のさまざまな要因があるとはいえ、それにしても【妻[
有職]】の家計を助けなくてはという強い使命感といったものを感じさせられ
る結果でした。反面、【妻[無職]の夫】や【妻[無職]】は「働かずに済むもの
なら、できる限り働きたくない」が高く、ともに約60%と半数以上が回答し、
【妻[有職]の夫】【妻[有職]】とは10ポイント以上差があるなど、『労働』そ
のものに対する考え方の違いが見られる興味深い結果でした。
家計管理については、「稼ぎに関わらず、家計はお金の管理が得意な人が行
えばいいと思う」は妻より夫のほうが低く、「家庭の財産や収入の使い道は、
稼いでいる人が決定すべきだと思う」は夫のほうが高く、さらに「稼いでいる
にも関わらず、妻からお小遣いをもらっている世の夫には同情を感じる」は夫
が妻よりも10ポイントほど高い結果からは、夫の『稼いでいる夫のほうが家計
を握るべき』という思いや、主に妻が家計を管理している現状への不満が見え
隠れし、面白い傾向が見られました。
<調査概要>
◇調査目的:今年の夏ボーナスの支給、利用実態を確認するとともに、『収
入』、『家計管理』、『仕事』などに関する共働き・夫片働き
の夫婦、夫と妻の認識の違いを見る
◇調査方法:インターネットウェブ定量調査
◇調査対象:一都三県(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)在住の20歳〜59歳
既婚男女各400サンプル 計800サンプル
◇割付 :男性:一般企業に正社員として勤務している既婚男性。妻が有職
200サンプル、妻が無職200サンプル
女性:一般企業に正社員として勤務している夫を持つ妻。有職200
サンプル、無職200サンプル
※本調査では、自営業、学生、その他は有職、無職いずれにも属
さないと見做し、対象外
上記それぞれについて、年代10歳刻み50サンプル均等割付
◇調査期間:2010年4月16日(金)〜4月18日(日)
◇設問項目:下記項目を調査
・今年のボーナス支給額の増減予想(自分と配偶者)
・夫婦互いのボーナス額の認知度
・夫婦互いの「ボーナス支給予想額」と「ゆとりがある生活が
できると思う額」
・夏のボーナスの使い道(家族のためと自分個人のため)
・家計の管理方法(月々の収入とボーナス)
・お金、夫や妻のキャリア、家計管理などに関する考え方
※プレスリリースは、こちらからダウンロードいただけます。
http://www.yahoo-vi.co.jp/research/common/pdf/100512.pdf
<調査結果の引用・転載について>
本調査結果を引用いただく際は、必ず以下の要領でクレジットを明記ください。
Yahoo!リサーチ調べ/一都三県の20歳〜59歳既婚男女800人対象(調査概要参照)/
2010年4月16〜18日実施
※編集・加工が必要な場合(本リリースで言及している範囲・内容外のご利用)は
弊社までご連絡をお願いします。
ご連絡フォーム: https://www.yahoo-vi.co.jp/inquiry/quote/index.php
───────────────────────────────────
◇ヤフーバリューインサイト株式会社について
───────────────────────────────────
「市場の生活者ニーズを捉え、マーケティング課題を解決し、企業の成長に
貢献する価値を提供すること」、それが私たちの使命です。ヤフーバリューイ
ンサイト株式会社は、マーケティングリサーチのリーディングカンパニーとし
て、国内最大級かつ高品質な調査パネルを基盤に、インターネットリサーチか
ら従来型手法まで、豊富なリサーチサービスを提供しています。
2008年7月より、ヤフー株式会社との「Yahoo!リサーチ」ブランド共同運営
を開始し、Yahoo! JAPANを通じた調査パネルの充実、インターネットにおける
ノウハウやインターネット利用動向の活用、そしてマーケティングテクノロジ
ーの研究・開発を続け、これまでにないサービスや価値を提供してまいります。
会社名 :ヤフーバリューインサイト株式会社
http://www.yahoo-vi.co.jp
所在地 :東京都中野区中央1-38-1 住友中野坂上ビル1F
TEL: 03-3367-1967(代表) FAX:03-3367-1961
新会社発足日:2007年7月1日
資本金 :7億円
代表者 :代表取締役社長 田部 信(たなべ しん)
事業内容 :・マーケティングリサーチ事業
・データ解析事業
・マーケティングコンサルティング事業
本件に関するお問い合わせ
─────────────────────────────
ヤフーバリューインサイト株式会社
マーケティングコミュ二ケーション室 広報
お問い合わせフォーム:
https://www.yahoo-vi.co.jp/inquiry/form/index.php
TEL:03-3367-1959 FAX:03-3367-1969
─────────────────────────────
今年の夏のボーナス、「支給予想額」と「ゆとりのある生活ができる額」との
差は約40万円。
働く妻の約8割が、「不況の今、共働きで家計を助けるのは当然だと思う」と
使命感あふれる
http://www.yahoo-vi.co.jp/research/100512.html
一都三県在住の20〜59歳既婚男女 計800人を対象に実施
───────────────────────────────────
---------------------------------------------------------------------
<調査結果トピックス>
・働く妻の5割、夫のボーナス額について、「正確な金額まで知っている」
・夫のボーナス、「支給予想額」と「これだけあれば、ゆとりのある生活が
できる額」の差は約40万円
・家計の管理パターンは多様化しているものの、共働き・夫片働き夫婦とも
に「妻管理」が主流
・夫と妻、自分のためのボーナスの使い道:妻の1位「洋服」27%、夫の1位
「貯蓄」20%
・働く妻の8割が「不況の今、共働きで家計を助けるのは当然だと思う」と
使命感あふれる回答
---------------------------------------------------------------------
Yahoo!リサーチを運営するヤフーバリューインサイト株式会社(本社/東京
都中野区、代表取締役社長/田部 信)は、「イマドキ夫婦のボーナスと、家
計管理に関する調査」を自社調査専用パネルを対象に実施しました。
結婚後は夫婦や家族という単位で捉えられることが当たり前のようでした
が、いまや結婚しても互いの「個人」としての面を尊重し合うスタイルの夫
婦も増えているとか。このたびYahoo!リサーチでは、一都三県在住の会社員
の夫400人と、会社員の夫を持つ妻400人を対象に、『夏のボーナス』の使用
予定や互いの収入に対する認識、さらに家計管理など、共働きが増加してい
るイマドキ夫婦の実態や考え方について掘り下げてみました。
◇◆◇ 調査結果概要 ◇◆◇
〔1〕働く妻の5割、夫のボーナス額について、「正確な金額まで知っている」
+-----+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
『夏のボーナス』の支給時期が近づいてきました。さて、夫は、妻は、お互
いのボーナスの額について、どの程度知っているのでしょうか。
まず≪夫のボーナス額≫について、働いている【妻[有職]】では「正確な金額
まで知っている」が5割、「おおよその金額まで」を含めると実に8割以上が夫
のボーナス額を把握しているようです。これに対し、働いていない【妻[無
職]】では「正確な金額まで」が35%と【妻[有職]】よりも15ポイントほど低
く、40%強が「おおよその金額まで」と答えています。そして夫は、『自分の
ボーナス額について妻がどのくらい知っていると思うか』という質問に対し、
【妻[無職]】とほぼ同等の回答をしています。労働社会に接している影響か
【妻[有職]】は【妻[無職]】以上に、また、夫が思っている以上に夫のボーナ
ス額への関心が高く、認知もしていることがわかります。
逆に、働いている【妻[有職]】を持つ夫は、どのくらい≪妻のボーナス額≫
を把握しているのでしょうか。【妻[有職]】による推測では「正確な金額ま
で」が37%と4割近くが、『夫は正確な金額まで知っている』と思っているよ
うですが、【妻[有職]の夫】の回答は「正確な金額まで」が30%と妻の推測を
10ポイント弱下回り、「おおよその金額まで」が半数強を占めました。『夫は
知っているようで意外と知らない?!』という結果でした。
〔2〕夫のボーナス、「支給予想額」と「ゆとりある生活ができると思う額」
の差は約40万円
+-----+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
次に、「今年の夏のボーナスの支給予想額」と、「このくらいもらえればゆ
とりのある生活ができると思う額」について、自由回答形式で答えてもらいま
した。
≪夫のボーナス≫の「支給予想額」については、【夫本人】【妻[有職]】
【妻[無職]】ともに平均61〜65万円と60万円強に集中し、妻と夫の間で3〜4万
円の差は見られるものの、認識に大差はないようです。≪夫のボーナス≫につ
いて、「これくらいもらえればゆとりのある生活ができると思う額」は、【夫
本人】の平均102万円に対し、【妻[有職]】は99万円、【妻[無職]】は107万円
と、【妻[有職]】と【妻[無職]】の間では8万円の差となりました。いずれに
しても、「ゆとりのある生活ができると思う額」と「支給予想額」との差は40
万円くらいと大きな開きがあり、現実はなかなか厳しい様子がうかがえます。
また、≪妻のボーナス≫の「支給予想額」は、【妻[有職]本人】の平均29万
円に対し、【妻[有職]の夫】は33万円と、4万円の差が見られますが、こちら
も大差には至りません。「ゆとりのある生活ができると思う額」は、【妻[有
職]本人】【妻[有職]の夫】ともに53〜54万円と認識にズレがなく、息の合っ
た夫婦ぶりが表れています。「ゆとりのある生活ができると思う額」と「支給
予想額」との差は≪夫のボーナス≫ほどではないものの、理想と現実の間には
20万円ほどの差があるようです。
〔3〕家計の管理パターンは多様化しているものの、共働き・夫片働き夫婦と
もに「妻管理」が主流
+-----+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
≪月々の収入≫≪ボーナス≫それぞれについて、【共働き夫婦】【夫片働き
夫婦】の家計管理パターンを確認しました。≪月々の収入≫≪ボーナス≫間で
は特に大きな違いは見られませんでしたが、【共働き夫婦】と【夫片働き夫婦
】では、家計の管理パターンが異なっているようです。【夫片働き夫婦】では
「妻が収入を管理、夫が必要な生活費やお小遣いは妻が支給」が約6割と主流
で、残りの4割弱が「夫が収入を管理、妻が必要な生活費やお小遣いは夫が支
給」となりました。【共働き夫婦】では「妻が収入を管理・・・」が主流である
ことに変わらないものの5割強に留まり、残りは「夫が収入を管理・・・」が約2
割、また「家計費のための口座やサイフに互いがお金を入れる」や「分担を定
めた出費項目ごとに各自支払い」がそれぞれ10%強と、共働きほどさまざまな
家計管理パターンに分散され多様化しています。
〔4〕夫と妻、自分のためのボーナスの使い道:妻1位「洋服」27%、夫1位
「貯蓄」20%
+-----+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
今年の夏のボーナスの使い道について、夫婦それぞれに、≪家族のためのも
の≫≪自分個人のためのもの≫の両方を聞き、夫婦のギャップなどを確認して
みました。
まず≪家族のためのもの≫については、1位「貯蓄」が45〜47%、2位「国内
旅行」が32〜33%、以降、「生活費の補填」「子どもの教育費」「住宅ローン
の支払い」「外食」が夫婦ともに20%を超える項目として並び、≪家族のため
のもの≫に対する夫婦間のしっかり揃った認識を確認できる結果となりまし
た。
一方、自分の≪個人のためのもの≫になると、夫婦間の差は顕著で、妻は
「洋服」27%、「靴やバッグなど」15%が上位に並び、夫よりも5ポイント以
上高く、夫は「パソコン、プリンター、ハードディスクなどのPC周辺機器」
「株式や投資信託、FXなどの金融商品」が妻よりも5ポイント以上高いという
結果になりました。妻、夫ともに高かったのは「貯蓄」で、特に夫では最も高
い項目が「貯蓄」という結果でした。≪家族のためのもの≫のみならず、≪個
人のためのもの≫でさえ、約20%が「貯蓄」と回答しており、現在の環境の厳
しさや人々の不安といったものを感じました。
〔5〕働く妻の8割が「不況の今、共働きで家計を助けるのは当然だと思う」と
使命感あふれる回答
+-----+------+------+------+------+------+------+------+------+------+
お金の使い方、夫や妻のキャリア、家計管理に関する考え方などについて、
『夫と妻』、そして『有職妻、無職妻』間の違いを見てみました。
「お金は額の大きさよりも、どのように使うかが重要」については、妻より
も夫のほうがスコアが低く、また、夫のなかでも特に【妻[有職]の夫】のスコ
アが58%と低く、共働き夫婦の夫のお金の『額』に対する拘りが垣間見えるよ
うでした。夫や妻のキャリアについては、「夫や妻が社会で成功を収めたり、
出世すると誇りに思う」では、妻のほうが夫よりも10ポイントほど高い結果で
した。また、共働きVS夫片働きに関する「不況の今、妻も共働きで家計を助け
るのは当然」では、【妻[有職]の夫】でさえ58%、【妻[無職]の夫】や【妻
[無職]】に至っては42%、53%というスコアのなか、【妻[有職]】は81%と抜
きん出て高く、各家庭のさまざまな要因があるとはいえ、それにしても【妻[
有職]】の家計を助けなくてはという強い使命感といったものを感じさせられ
る結果でした。反面、【妻[無職]の夫】や【妻[無職]】は「働かずに済むもの
なら、できる限り働きたくない」が高く、ともに約60%と半数以上が回答し、
【妻[有職]の夫】【妻[有職]】とは10ポイント以上差があるなど、『労働』そ
のものに対する考え方の違いが見られる興味深い結果でした。
家計管理については、「稼ぎに関わらず、家計はお金の管理が得意な人が行
えばいいと思う」は妻より夫のほうが低く、「家庭の財産や収入の使い道は、
稼いでいる人が決定すべきだと思う」は夫のほうが高く、さらに「稼いでいる
にも関わらず、妻からお小遣いをもらっている世の夫には同情を感じる」は夫
が妻よりも10ポイントほど高い結果からは、夫の『稼いでいる夫のほうが家計
を握るべき』という思いや、主に妻が家計を管理している現状への不満が見え
隠れし、面白い傾向が見られました。
<調査概要>
◇調査目的:今年の夏ボーナスの支給、利用実態を確認するとともに、『収
入』、『家計管理』、『仕事』などに関する共働き・夫片働き
の夫婦、夫と妻の認識の違いを見る
◇調査方法:インターネットウェブ定量調査
◇調査対象:一都三県(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)在住の20歳〜59歳
既婚男女各400サンプル 計800サンプル
◇割付 :男性:一般企業に正社員として勤務している既婚男性。妻が有職
200サンプル、妻が無職200サンプル
女性:一般企業に正社員として勤務している夫を持つ妻。有職200
サンプル、無職200サンプル
※本調査では、自営業、学生、その他は有職、無職いずれにも属
さないと見做し、対象外
上記それぞれについて、年代10歳刻み50サンプル均等割付
◇調査期間:2010年4月16日(金)〜4月18日(日)
◇設問項目:下記項目を調査
・今年のボーナス支給額の増減予想(自分と配偶者)
・夫婦互いのボーナス額の認知度
・夫婦互いの「ボーナス支給予想額」と「ゆとりがある生活が
できると思う額」
・夏のボーナスの使い道(家族のためと自分個人のため)
・家計の管理方法(月々の収入とボーナス)
・お金、夫や妻のキャリア、家計管理などに関する考え方
※プレスリリースは、こちらからダウンロードいただけます。
http://www.yahoo-vi.co.jp/research/common/pdf/100512.pdf
<調査結果の引用・転載について>
本調査結果を引用いただく際は、必ず以下の要領でクレジットを明記ください。
Yahoo!リサーチ調べ/一都三県の20歳〜59歳既婚男女800人対象(調査概要参照)/
2010年4月16〜18日実施
※編集・加工が必要な場合(本リリースで言及している範囲・内容外のご利用)は
弊社までご連絡をお願いします。
ご連絡フォーム: https://www.yahoo-vi.co.jp/inquiry/quote/index.php
───────────────────────────────────
◇ヤフーバリューインサイト株式会社について
───────────────────────────────────
「市場の生活者ニーズを捉え、マーケティング課題を解決し、企業の成長に
貢献する価値を提供すること」、それが私たちの使命です。ヤフーバリューイ
ンサイト株式会社は、マーケティングリサーチのリーディングカンパニーとし
て、国内最大級かつ高品質な調査パネルを基盤に、インターネットリサーチか
ら従来型手法まで、豊富なリサーチサービスを提供しています。
2008年7月より、ヤフー株式会社との「Yahoo!リサーチ」ブランド共同運営
を開始し、Yahoo! JAPANを通じた調査パネルの充実、インターネットにおける
ノウハウやインターネット利用動向の活用、そしてマーケティングテクノロジ
ーの研究・開発を続け、これまでにないサービスや価値を提供してまいります。
会社名 :ヤフーバリューインサイト株式会社
http://www.yahoo-vi.co.jp
所在地 :東京都中野区中央1-38-1 住友中野坂上ビル1F
TEL: 03-3367-1967(代表) FAX:03-3367-1961
新会社発足日:2007年7月1日
資本金 :7億円
代表者 :代表取締役社長 田部 信(たなべ しん)
事業内容 :・マーケティングリサーチ事業
・データ解析事業
・マーケティングコンサルティング事業
本件に関するお問い合わせ
─────────────────────────────
ヤフーバリューインサイト株式会社
マーケティングコミュ二ケーション室 広報
お問い合わせフォーム:
https://www.yahoo-vi.co.jp/inquiry/form/index.php
TEL:03-3367-1959 FAX:03-3367-1969
─────────────────────────────