【2017年】日本のシロアリ被害調査。シロアリが最も出やすいのは「和歌山県」!
[17/12/27]
提供元:PRTIMES
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日本最大級のライフサービスプラットフォームを展開するシェアリングテクノロジー株式会社(本社:愛知県名古屋市中村区、代表取締役CEO:引字 圭祐、証券コード:3989、以下:当社)は、当社に寄せられた全国のシロアリに関する相談データをもとに実態調査を行いました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/15832/64/resize/d15832-64-185571-0.jpg ]
当社が運営する「シロアリ110番」(https://www.truthonprop32.org/)や「生活110番」(https://www.seikatsu110.jp)等は、シロアリ駆除においてご利用シェアNo.1(楽天リサーチ調べ)を獲得しております。そのため今回の調査結果は、日本全国のシロアリ被害の実態を少なからず反映したものと考えられます。
1.シロアリ指数1位は「和歌山県」
今回の調査では、当社に寄せられたシロアリ相談件数を各都道府県別に集計し、10万世帯あたりの件数に直したものを「シロアリ指数」としました。このシロアリ指数が高い都道府県順に並べ、2016年の同指数と比較したのが下表です。(表1)
表1・2017年都道府県別「シロアリ指数」
[画像2: https://prtimes.jp/i/15832/64/resize/d15832-64-585132-1.jpg ]
(主に当社運営の【シロアリ110番】https://www.truthonprop32.org/から得られたデータに基づく)
2017年の調査で、シロアリ指数が最も高かったのは「和歌山県」、次いで「長崎県」、「宮崎県」となりました。一方で、下位には昨年同様「東京都」と「北海道」、東北各県が占めています。
シロアリは「暖かくてジメジメしたところ」を好む習性があります。和歌山県は多雨地域である紀伊半島南部に位置しており、温暖かつ湿度が高い地域です。同じく多雨地域である宮崎県や長崎県も、シロアリにとっては過ごしやすい気候といえるでしょう。
一方で、シロアリは寒さに弱いという特徴もあります。住宅に被害を出すシロアリの中だと、「ヤマトシロアリ」は北海道北部を除く日本全土に分布していますが、ほかの「イエシロアリ」や「ダイコクシロアリ」は比較的温暖な地域に分布が限定されます。このため寒冷地域である東北や北海道ではシロアリ被害が比較的少なく、シロアリ指数が低くなった一因と考えられます。
また、住宅が密集した大都市圏はシロアリ被害が多いイメージがあるかもしれませんが、東京都のシロアリ指数は全都道府県中44位と下位に位置しています。この要因として、マンションなど非木造の集合住宅に住む世帯が多いことが考えられそうです。
ただし、件数として多くはないものの、マンションでもシロアリ被害は確認されています。非木造住宅であればシロアリ被害は無縁というわけではありませんので、ご注意ください。
2.住宅内でシロアリが発生する場所は?
今回の調査では、シロアリ発生場所の傾向についても調査しました。シロアリの発生箇所別に分類した割合は下表です。(表2)
表2・シロアリ発生箇所別割合
[画像3: https://prtimes.jp/i/15832/64/resize/d15832-64-392024-2.jpg ]
(主に当社運営の【シロアリ110番】https://www.truthonprop32.org/から得られたデータに基づく。複数回答)
発生場所においても、シロアリは湿気の溜まりやすい「床下」や「浴室・キッチン」などを好む傾向が見られました。また、意外かもしれませんが、侵入が容易な家の出入り口付近である「玄関・勝手口」の被害も大きな割合を占めています。こうした箇所にはシロアリ予防の対策を万全に行う必要があります。
また「和室」もシロアリの被害に遭いやすい場所であることがわかります。特に畳は室内の湿度を調整するはたらきがありますが、部屋の湿度が高いまま放置すると畳やその下に湿気が溜まります。これが畳のカビの原因になるだけでなく、シロアリにとっても住みやすい環境が生まれてしまうのです。
そのため、湿度の溜まりやすい場所は換気をしっかり行い、湿気を溜めない工夫が大切でしょう。
3.シロアリ相談が最も多かった築年数は?
最後に築年数別にもシロアリ相談事例を分類したのが、下表です。(表3)
表3・予防/駆除の割合と築年数別シロアリ相談事例
[画像4: https://prtimes.jp/i/15832/64/resize/d15832-64-515433-3.jpg ]
(主に当社運営の【シロアリ110番】https://www.truthonprop32.org/から得られたデータに基づく。複数回答)
シロアリに関する相談を受けた住宅の築年数は幅広く分布していますが、築年数が上がるにつれて「予防」ではなく、「駆除」の相談が増加する傾向が見られます。特に「築16年以上」経過した住宅では、8割以上が「駆除」に関する相談となりました。
また、築年数が「5年以下」の築浅の住宅でも4割近くが「駆除」の相談をしていることも見逃せません。シロアリは築年数の高い住宅を好むわけではありませんので、「築浅だから大丈夫」と過信して、シロアリ予防を怠るのは賢明な判断とは言えません。
そもそもシロアリ被害は住宅の構造部に大きな被害を与えるため、その資産価値は大きく下がってしまいます。しかもシロアリを駆除しても、「瑕疵物件」となってしまう以上、不動産価値が回復するものではありません。
そうした経済的な観点からも、シロアリは「予防」が大切です。定期的な予防施工を行ない、シロアリが繁殖しにくい環境を維持しましょう。
ちなみに【生活110番辞典】ではこのほかにも、シロアリ対策に関するコラムを多数掲載しています。あわせてそちらもぜひご参照ください。
▼本調査結果の詳細はこちらをご覧ください
https://www.seikatsu110.jp/vermin/vr_termite/28584/
▼【生活110番辞典】シロアリ対策に関するコラム
https://www.seikatsu110.jp/vermin/vr_termite/
▼【生活110番】シロアリ駆除業者一覧
https://www.seikatsu110.jp/service/vermin/vr_termite/
<転載・引用に関する注意事項>
本リリースのデータ、画像、記事等の著作権については、当社シェアリングテクノロジー株式会社が保有しています。リリース内容を引用・転載いただく際には、必ず当サイトクレジット(シロアリ110番および生活110番)及び、各サイトのリンクの明記をお願いいたします。
<本調査データの収集元サイト>
▼【シロアリ110番】
https://www.truthonprop32.org/
▼【生活110番】
https://www.seikatsu110.jp/
■会社概要
会社名 :シェアリングテクノロジー株式会社
所在地 :〒450-6319 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋19F
代表取締役CEO :引字 圭祐(ひきじ けいすけ)
設 立 :2006年11月24日
資本金 :5億7,007万円(払込資本11億515万)
[画像1: https://prtimes.jp/i/15832/64/resize/d15832-64-185571-0.jpg ]
当社が運営する「シロアリ110番」(https://www.truthonprop32.org/)や「生活110番」(https://www.seikatsu110.jp)等は、シロアリ駆除においてご利用シェアNo.1(楽天リサーチ調べ)を獲得しております。そのため今回の調査結果は、日本全国のシロアリ被害の実態を少なからず反映したものと考えられます。
1.シロアリ指数1位は「和歌山県」
今回の調査では、当社に寄せられたシロアリ相談件数を各都道府県別に集計し、10万世帯あたりの件数に直したものを「シロアリ指数」としました。このシロアリ指数が高い都道府県順に並べ、2016年の同指数と比較したのが下表です。(表1)
表1・2017年都道府県別「シロアリ指数」
[画像2: https://prtimes.jp/i/15832/64/resize/d15832-64-585132-1.jpg ]
(主に当社運営の【シロアリ110番】https://www.truthonprop32.org/から得られたデータに基づく)
2017年の調査で、シロアリ指数が最も高かったのは「和歌山県」、次いで「長崎県」、「宮崎県」となりました。一方で、下位には昨年同様「東京都」と「北海道」、東北各県が占めています。
シロアリは「暖かくてジメジメしたところ」を好む習性があります。和歌山県は多雨地域である紀伊半島南部に位置しており、温暖かつ湿度が高い地域です。同じく多雨地域である宮崎県や長崎県も、シロアリにとっては過ごしやすい気候といえるでしょう。
一方で、シロアリは寒さに弱いという特徴もあります。住宅に被害を出すシロアリの中だと、「ヤマトシロアリ」は北海道北部を除く日本全土に分布していますが、ほかの「イエシロアリ」や「ダイコクシロアリ」は比較的温暖な地域に分布が限定されます。このため寒冷地域である東北や北海道ではシロアリ被害が比較的少なく、シロアリ指数が低くなった一因と考えられます。
また、住宅が密集した大都市圏はシロアリ被害が多いイメージがあるかもしれませんが、東京都のシロアリ指数は全都道府県中44位と下位に位置しています。この要因として、マンションなど非木造の集合住宅に住む世帯が多いことが考えられそうです。
ただし、件数として多くはないものの、マンションでもシロアリ被害は確認されています。非木造住宅であればシロアリ被害は無縁というわけではありませんので、ご注意ください。
2.住宅内でシロアリが発生する場所は?
今回の調査では、シロアリ発生場所の傾向についても調査しました。シロアリの発生箇所別に分類した割合は下表です。(表2)
表2・シロアリ発生箇所別割合
[画像3: https://prtimes.jp/i/15832/64/resize/d15832-64-392024-2.jpg ]
(主に当社運営の【シロアリ110番】https://www.truthonprop32.org/から得られたデータに基づく。複数回答)
発生場所においても、シロアリは湿気の溜まりやすい「床下」や「浴室・キッチン」などを好む傾向が見られました。また、意外かもしれませんが、侵入が容易な家の出入り口付近である「玄関・勝手口」の被害も大きな割合を占めています。こうした箇所にはシロアリ予防の対策を万全に行う必要があります。
また「和室」もシロアリの被害に遭いやすい場所であることがわかります。特に畳は室内の湿度を調整するはたらきがありますが、部屋の湿度が高いまま放置すると畳やその下に湿気が溜まります。これが畳のカビの原因になるだけでなく、シロアリにとっても住みやすい環境が生まれてしまうのです。
そのため、湿度の溜まりやすい場所は換気をしっかり行い、湿気を溜めない工夫が大切でしょう。
3.シロアリ相談が最も多かった築年数は?
最後に築年数別にもシロアリ相談事例を分類したのが、下表です。(表3)
表3・予防/駆除の割合と築年数別シロアリ相談事例
[画像4: https://prtimes.jp/i/15832/64/resize/d15832-64-515433-3.jpg ]
(主に当社運営の【シロアリ110番】https://www.truthonprop32.org/から得られたデータに基づく。複数回答)
シロアリに関する相談を受けた住宅の築年数は幅広く分布していますが、築年数が上がるにつれて「予防」ではなく、「駆除」の相談が増加する傾向が見られます。特に「築16年以上」経過した住宅では、8割以上が「駆除」に関する相談となりました。
また、築年数が「5年以下」の築浅の住宅でも4割近くが「駆除」の相談をしていることも見逃せません。シロアリは築年数の高い住宅を好むわけではありませんので、「築浅だから大丈夫」と過信して、シロアリ予防を怠るのは賢明な判断とは言えません。
そもそもシロアリ被害は住宅の構造部に大きな被害を与えるため、その資産価値は大きく下がってしまいます。しかもシロアリを駆除しても、「瑕疵物件」となってしまう以上、不動産価値が回復するものではありません。
そうした経済的な観点からも、シロアリは「予防」が大切です。定期的な予防施工を行ない、シロアリが繁殖しにくい環境を維持しましょう。
ちなみに【生活110番辞典】ではこのほかにも、シロアリ対策に関するコラムを多数掲載しています。あわせてそちらもぜひご参照ください。
▼本調査結果の詳細はこちらをご覧ください
https://www.seikatsu110.jp/vermin/vr_termite/28584/
▼【生活110番辞典】シロアリ対策に関するコラム
https://www.seikatsu110.jp/vermin/vr_termite/
▼【生活110番】シロアリ駆除業者一覧
https://www.seikatsu110.jp/service/vermin/vr_termite/
<転載・引用に関する注意事項>
本リリースのデータ、画像、記事等の著作権については、当社シェアリングテクノロジー株式会社が保有しています。リリース内容を引用・転載いただく際には、必ず当サイトクレジット(シロアリ110番および生活110番)及び、各サイトのリンクの明記をお願いいたします。
<本調査データの収集元サイト>
▼【シロアリ110番】
https://www.truthonprop32.org/
▼【生活110番】
https://www.seikatsu110.jp/
■会社概要
会社名 :シェアリングテクノロジー株式会社
所在地 :〒450-6319 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋19F
代表取締役CEO :引字 圭祐(ひきじ けいすけ)
設 立 :2006年11月24日
資本金 :5億7,007万円(払込資本11億515万)