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フリーランスの実態・ホンネが丸わかり〜「フリーランス白書2024」を発表〜

フリーランス新法、認知度84%の一方で理解度は34%




[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23588/64/23588-64-27aa40749ee40ecaa6a445f023627f1d-3900x2048.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

自分の名前で仕事をしたい人のための非営利支援団体 一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会(東京都中央区、代表理事:平田麻莉、以下「フリーランス協会」)は、「フリーランス白書2024」を公開いたします。

今年のフリーランス白書は、毎年定点観測している年収、満足度、仕事獲得経路などの項目に加えて、「フリーランス新法」「インボイス制度」「フリーランスの協働実態」「スキルアップ」「健康診断と労災保険」といったテーマで調査を実施しました。

本調査結果が、フリーランスが安心して活躍できる社会に向けた環境整備の一助となると同時に、一人ひとりのフリーランスが自身のキャリアアップや生存戦略を考え、自律的に意思決定するための参考となりましたら幸いです。

▼PDFダウンロードはこちら
フリーランス白書2024(全文)
フリーランス白書2024 自由回答一覧

■「フリーランス白書2024」目次
▽はじめに (2024年トピックスと調査サマリー)
▽第1章 2023年10-11月調査
 概要 回答者属性(年齢、性別、稼働時間、年収、職種など)
 1-1 満足度と仕事獲得経路
 1-2 フリーランス新法の認知と期待度
 1-3 フリーランスの協働実態
 1-4 インボイス制度による影響
 1-5 業務起因の怪我や病気に関する実態
▽第2章 2023年6-7月調査調査
 概要 回答者属性(年齢、性別、稼働時間、年収、職種など)
 1-1 スキルアップ・教育訓練に関するニーズ
 1-2 健康診断受診と労災保険加入ニーズ

■「フリーランス白書2024」調査サマリー
1-1)満足度と仕事獲得経路
・今の働き方「全般」に対して満足している人は7割
・最も収入が得られる仕事獲得経路は、「過去・現在の取引先」「人脈」「エージェントサービス」の上位3種で、全体の3/4を占めている
・「人脈」「過去・現在の取引先」などリアルなつながりからの受注が大半だが、仲介事業者や「SNS・ブログでの発信」経由での受注もじわじわ増加

1-2)フリーランス新法の認知と期待
・フリーランス新法の認知度は8割だが、内容の理解度は3割にとどまる
・フリーランス新法による契約トラブル軽減への期待度(10段階)は、「6」以上の回答者が6割、「5」以下の回答者が4割
・行政に期待する対応では、あらゆる手段での広報周知を上回って、「違法・取り締まり事例の公開」が最も求められている

1-3)フリーランスの協働実態
・フリーランスの半数は、他のフリーランスからの受注を経験している
・発注時・受注時ともに、業務依頼方法は「メール」「口頭」「LINE」が上位で、7割以上がメール・チャット・SNSなどの電磁的方法で取引条件を明示
・発注時・受注時ともに、1割のフリーランスが他のフリーランスとの取引で契約トラブルを経験
・よりスムーズかつ着実に顧客の期待に応えるべく、フリーランス同士の受発注を通じて、互いの専門性を補完し合い、協働している

1-4)インボイス制度による影響
・2023年10月時点の登録申請意向者は約半数で、職種や年収で異なる傾向
・2割が価格転嫁できた一方で、相談なく契約解除や値下げされた人が2割、相談の場はあったが結果的に契約解除や値下げされた人が1割
・一方的な報酬値下げをする企業は「選ばれない企業」になり、 人材不足の中で必要な人材を確保できなくなる可能性も
・簡易課税制度の理解度は7割、申請者は2割にとどまる

1-5)業務起因の怪我や病気に関する実態
・業務に起因する怪我や病気で通院した経験があるフリーランスは1割
・業務起因の怪我や病気の経験を、回答者属性別に分析したところ、特に経験有無への影響が大きそうな属性は「年代」であった
・自由回答に記載された業務起因の怪我と病気の割合は、ほぼ半々

2-1)スキルアップ・教育訓練に関するニーズ
・フリーランスの学びの意欲は総じて高く、8割以上が直近1年以内の学習歴あり
・学習のための時間や費用の捻出等の問題により、7割が学習したいものを諦めたことがある
・フリーランス向けにも、柔軟で多様な職業訓練機会の政策的支援が必要
・学習テーマ・ジャンルは市場ニーズに合わせた実践的スキルが人気で、半数以上が年間10万円以上を学びに投資したことがある

2-2)健康診断受診と労災保険加入ニーズ
・半数以上のフリーランスが健康診断を年1回以上受診している一方で、3年以上受診していない人も2割存在
・労災保険に加入したいと思ったことがある人は7割、特別加入制度(保険料自己負担)での加入意向者は5割
・労災保険に加入したくない人は、保険料の負担感に加え、労災事由の発生自体が起きづらいという意識が強い
■引用・転載にあたってのお願い
本調査結果は、下記条件に基づき、ご自由に引用・転載いただくことができます。

1)必ず下記のクレジット表記をお願いします。
一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会
「フリーランス白書 2024」

2)当協会事務局へ掲載報告をお願いします。
・ウェブサイトの場合:メールにて掲載 URL をお知らせください
・印刷物の場合:掲載された書籍や記事を郵送でお送りください
・テレビ放映の場合: 予め放映日をお知らせください
■一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会について
「誰もが自律的なキャリアを築ける世の中へ」というビジョンを掲げ、自分の名前で仕事をしたい人のためのインフラ&コミュニティ。年会費1万円で賠償責任保険や弁護士費用保険、所得補償制度、そのほか多彩な各種優待が使えるベネフィットプラン(福利厚生制度)を提供する。また、政策提言、キャリア支援、ジョブ創出、地方創生など、様々なプロジェクトが進行し、フリーランスのキャリアアップやリテラシー向上のためのセミナーも多数開催。多様な働き方を志向する人々が安心して働くことができる環境づくりと、新たな活躍の場を広げる取組みを推進している。
会員総数105,852名(フリーランス白書等の実態調査の母集団となる一般会員・無料会員・SNSフォロワー)、一般会員数16,855名、法人会員235(内、コワーキングスペース109)社。(2024年2月末現在)

<団体概要>
・法人名 :一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会
・URL  :https://www.freelance-jp.org
・代表理事:平田麻莉
・設立日 :2017年1月26日(同年4月20日に一般社団法人化)
・所在地 :東京都中央区 八重洲2-8-7 福岡ビル4F DIAGONAL RUN TOKYO内
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