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ジョンソンコントロールズ、上海環球金融中心および恒生銀行大厦のLEEDプラチナ認証取得に貢献

森ビルグループが上海で管理運営する高層ビル2棟が既存ビル版LEED認証で最高ランクを取得

森ビルグループが中国・上海で管理運営する上海環球金融中心(Shanghai World Financial Center)のオフィスエリア(7階〜77階)および恒生銀行大厦 (Hang Seng Bank Tower) が、このほど米国グリーンビルディング協会 (USGBC) による国際的な環境性能認証制度「LEED(リード)*」の「O+M (既存ビルの運用とメンテナンス)」カテゴリーにおいて、最高ランクとなるプラチナ認証を授与されました。ジョンソンコントロールズ インターナショナル (ニューヨーク証券取引所略号:JCI、 以下ジョンソンコントロールズ) は、今回認証を取得した2棟の高層ビルに対してエネルギーに関連するコンサルティングサービスを提供しました。




[画像1: https://prtimes.jp/i/7712/65/resize/d7712-65-208998-1.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/7712/65/resize/d7712-65-365315-0.jpg ]


今回認証を取得した2棟の高層ビルは環境への配慮と建物内の快適環境の整備に尽力していることからLEED O+M(既存ビル版)評価において、それぞれ90点と85点の高評価を得ています。両ビルは運営にあたり、「省エネルギー」、「環境負荷低減」、「快適さ重視」、「低炭素化」、そして「社会的責任」の理念を重視しています。中でも、ビルの照明や冷暖房、温水および自動制御などの電気系システムには非常に注力しており、そのエネルギー効率は中国国内の高層ビルの中でトップクラスです。

今回認証を獲得した2棟のビルの心臓部ともいえる冷暖房システムは、いずれもジョンソンコントロールズが提供しており、大幅なエネルギー削減効果が認められています。また、上海環球金融中心の自動制御システムは、ジョンソンコントロールズのMetasys(R)ビルオートメーションシステムを採用しており、BEMS (ビルエネルギーマネジメントシステム) としての機能を活用し、極めて高い効率性とエネルギー削減効果を示しています。その他にも、ジョンソンコントロールズはその専門性を活かし、省エネ改修やグリーンビルディングに関連するコンサルティングサービスを提供し、グリーンビルディングを推進することで建物の価値をさらなる高みへと進化させました。

ジョンソンコントロールズ中国 チーフオペレーティングオフィサー (COO) の黄衛斌 (Huang wei bin) は、「超高層ビルが織りなす空間は極めて複雑です。上海環球金融中心を例にとると、100を超えるテナントが建物内に存在し、当社はそれらのテナント様に対しても、日照条件や風量などの指標から、グリーン建築評価を行っています。こうした地道な努力を長年重ねてきたからこそ、今回認証を獲得した2棟のビルは歴史と新しさが共存し、かつグリーンビルディングの国際基準も満たすランドマーク的な存在となったのだと思います」と述べています。

米国グリーンビルディング協会 (USGBC) 北アジア地域マネジングディレクターの杜日生(Andy To) 氏は、「上海・浦東新区陸家嘴エリアに建つ2棟のランドマークが節目の年にそれぞれのビルが高スコアを獲得し、環境におけるマイルストーンを打ち立てられたことを嬉しく思います。これは既存ビルのサスティナブル開発における業界のモデルケースとなるでしょう。中国には既存ビルが多く存在しています。LEED認証が既存ビルのパフォーマンスを高めるグリーンビルディングの基準を設けたことで、ビルの環境負荷が低減し、居住者やオフィスの利用者と環境の双方に優しい空間を提供するグリーン開発が推進されます。持続可能な建築物と環境を開発することは私たちのミッションです」と述べています。

上海環球金融中心と恒生銀行大厦は上海の代表的な高層ビルとして、まもなく10周年と20周年の節目を迎えます。上海の発展を見届けてきたこの2つのビルは、今後も上海のエコ化、そしてスマートシティ化を支え、上海がさらに卓越したグローバルシティへと成長していく上で重要な役割を果たしていくと期待しています。

*米国グリーンビルディング協議会 (USGBC) の環境性能に関する評価制度 (Leadership and Energy in Environmental Design) で、プラチナ、ゴールド、シルバー、サーティファイドの4つのレベルがあり、プラチナは最上位。

ジョンソンコントロールズ インターナショナルについて
ジョンソンコントロールズは、世界150ヵ国以上のお客様に多様なテクノロジーを提供する業界トップクラスのグローバル多角産業企業です。約12万人の従業員がシームレスに連携し、スマートシティやスマートコミュニティを実現するインテリジェントビル、エネルギー効率化ソリューション、統合インフラ、次世代輸送システムの開発に取り組んでいます。ジョンソンコントロールズのサスティナビリティへの取り組みは、創業のきっかけとなった世界初の電気式室内サーモスタットが発明された1885年にまで遡ります。詳細は、http://www.johnsoncontrols.com をご覧いただくか、またはTwitterで@johnsoncontrolsをフォローしてください。

ジョンソンコントロールズ日本法人について
ジョンソンコントロールズ株式会社は、ジョンソンコントロールズ インターナショナル(Johnson Controls International, Plc.)の日本法人(本社: 東京都渋谷区、 代表取締役社長:吉田 浩)です。建物のライフサイクルを通じた効率化を促進する中央監視、自動制御機器、空調冷熱機器、冷凍機、セキュリティシステムの製造、施工、保守、ならびに運用コンサルティングを提供しています。国内での導入業種はオフィスビル、商業施設、医療機関、教育機関、スポーツ施設、交通機関など多岐にわたり、数多くのランドマーク的存在の建物における施工実績があります。1971年6月設立。国内45事業拠点。詳細はwww.johnsoncontrols.co.jp をご覧ください。
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