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文京学院大学生と文京学院大学女子中学校 高等学校生徒たちが海洋汚染や環境保全、東日本大震災からの復興についてオンラインで学ぶ 英国の“アトランティックパシフィック”のサマープログラムに参加

〜本プログラムを通して、次世代のグローバルリーダーシップ育成も目指す〜

 学校法人文京学園(理事長 島田昌和)は、一般社団法人アトランティック パシフィック ジャパンが主催する岩手県釜石市と東京とロンドンを繋いで行われるサマープログラム「海のグローバルリーダーシッププログラム2020」に、文京学院大学生7名と、「海のリーダーシッププログラム2020」に文京学院大学女子中学校高等学校の生徒20名が参加することをお知らせします。
 プログラムへの参加を通して、海洋汚染や環境保全、プラスチックゴミの問題や東日本大震災からの復興などについて学ぶだけではなく、集団の中での指導力やディスカッション能力の向上も目指します。





Atlantic Pacific海のリーダーシッププログラム・海のグローバルリーダーシッププログラム2020 について

 公益財団法人 日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として実施される本プログラムは、釜石市根浜海岸で行われる短期間のサマープログラムです。釜石市民そして日本中の若い世代が海と関わり、海洋活動、海洋生物、海洋保全に対する自信と興味を再構築することや、東日本大震災による甚大な被害を受けた釜石市で実施することで、震災・復興・防災教育も学ぶことができます。 昨年も、文京学院大学生と併設校の中高生が参加していましたが、新型コロナウイルス感染拡大を受け、今年は根浜海岸で行うサマープログラムから、釜石市と東京とロンドンを繋いで、国内外の若者が参加することができる3日間のオンラインセミナーへ変更となりました。
 今回は、3日間にわたり、東日本大震災や釜石市の暮らしと復興、海でのライフセービング、環境問題など幅広い分野について、専門家をはじめ様々な方からの話を聞くことができます。事前に収録されたインタビュー映像をZoom上で視聴し、実際にビデオに登場する方々に質問ができる機会もあり、学生が抱く疑問や思いをその場で地域の方々とシェアすることができます。そして、ビデオを通して彼らが抱える課題や問題を見つけ、グループディスカッションを通してソリューションを提案します。地域の方々の立場に立って課題を捉え熟考する力が試される場です。

<プログラムの内容>
1日目:東日本大震災と復興
東日本大震災で釜石が受けた被害、その復興のために釜石はどのようなプロジェクトに取り組んできたのかなどについて学びます。復興やまちづくりにおける人々の思いや課題を抱えつつも、地域の方々が取り組む未来への新しい取り組みについても学ぶことができる良い機会です。津波の大きな被害を受けた釜石に住む方々から防災教育についても学びます。

2日目:釜石の暮らし
綺麗な海に恵まれた釜石で、人々がどのように海と関わっているのか学びます。このプログラムを通し、地元の若者が釜石にどのような思いを抱いており、どのような新しい課題に挑戦しているのかを知るきっかけになります。

3日目:海の安全と環境
現代の大きな問題の一つである海洋汚染について考えます。私達が日常使うプラスチックが海洋生物に甚大な影響を与えていることを理解し、問題解決のために取り組む活動や、海での安全についても学びます。人々が海で安全に過ごすことができる様にどのような取り組みが行われているのか、そして自分たち自身が何ができるのかを考えます。

【「海のグローバルリーダーシッププログラム2020」文京学院大学生参加日】
◆8月24日(月)〜26日(水)日本語 13:00〜17:00
◆9月1日(火)〜3日(木)日本語 13:00〜17:00
[画像1: https://prtimes.jp/i/35644/65/resize/d35644-65-848060-0.png ]

中学3年生〜高校3年生が参加対象の「海のリーダーシッププログラム」チラシ


文京学院大学女子中学校高等学校生徒は「海のリーダーシッププラグラム2020」に校内からオンライン参加

【参加日時】 8月27日(木)〜29日(土) 13:00〜17:00
【参加会場】 文京学院大学女子中学校高等学校(〒113-8667 東京都文京区本駒込6-18-3 TEL : 03-3946-5301(代表))
【参加目的と当日の概要】
 中学・高校生になると、学校の授業等を通してどれだけ学力を身につけたかと同時に、それ以外に何ができるようになったかが問われるようになります。そこで、文京学院大学女子中学校高等学校では、授業外の取り組みとして、「アジア研究」や「科学探究プログラム」、「スポーツサイエンスラボ」などを用意しており、今回参加するプログラムは、東日本大震災の復興支援の一つとして、「海洋環境と安全に対する知識を深め、人を助けるスキルを得よう」という目標の下、開始されたプログラムです。
 津波・復興・海の生活・海での救助法・海洋汚染問題などについて学ぶだけではなく、“Leadership Programme”と位置付けられ、集団の中での指導力を身につけることも目標としています。殆どはオンデマンド授業ですが、Q&Aなどはライブとなります(英語セミナーの場合には、字幕もしくは通訳の方がつきます)。また、東京大学大気海洋研究所の青山潤教授によるセミナーも予定しています。当日は文京学院大学女子中学校・高等学校の生徒20名が校内で参加予定です。


アトランティック パシフィック ジャパンとは

 英国を拠点として活動している(一社)アトランティック パシフィッ クジャパンは、救命ボートがない場所に救命ボートを提供する事を目的にしている団体です。本事業は釜石市でのリサーチプロジェクトの後、2014年に日本で始まりました。東日本大震災によって甚大な被害を受けた釜石市で地域の方々との交流を通して、コミュニティーを徐々に知っていきました。そして、未来にむけて釜石市が前進する事に役立つ設備を設ける事を目標に、これまで本事業は展開してきました。具体的には、コミュニティーの更なる復興と、これから起こりうる災害への準備を促進する日本で初めてのボランティアで成り立つ救命ボートサービスのイニシアチブとなる「移動式救命ボートステーション」の設置です。今やグローバルに広がるプロジェクトへと発展したアトランティックパシフィックは、世界的な溺死事故という課題の解決、救命ボートや移動式救命ボートステーションの制作、また海で人を助ける乗組員の訓練など、様々な事に取り組んでいます。

[画像2: https://prtimes.jp/i/35644/65/resize/d35644-65-618611-1.png ]

2019年、釜石市で同プログラムに参加したときの様子

<文京学院大学について>
1924年、創立者島田依史子が島田裁縫伝習所を文京区に開設。建学の精神「自立と共生」のもと、先進的な教育環境を整備し、現在は、東京都文京区、埼玉県ふじみ野市にキャンパスを置いています。外国語学部、経営学部、人間学部、保健医療技術学部、大学院に約5,000人の学生が在籍する総合大学です。学問に加え、留学や資格取得、インターンシップなど学生の社会人基礎力を高める多彩な教育を地域と連携しながら実践しています。
また、本学では、2020年2月、地域社会の発展・人材育成及び学術の振興に寄与することを目的とし、岩手県釜石市と包括連携協定を締結しています。

<文京学院大学女子中学校高等学校について>
1924年、創立者島田依史子が島田裁縫伝習所を文京区に開設。「誠実・勤勉・仁愛」の校訓のもと、思考力や表現力を磨き、社会で活躍する自立した女性の育成を目指しています。また、2020年7月には、2021年度からキャンパス内に誘致予定のインターナショナルスクールIB校と教育提携を発表。本校が創立以来培い、蓄積してきた教育手法と、国際標準の最先端の教育手法を合わせもつ、ハイブリッドな教育内容を実践していきます。
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