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ザイリンクス、2014 会計年度第 2 四半期の業績を発表、売上は前期比 3% 増に、28nmなどニュープロダクト製品群が増収を牽引

ザイリンクス社 (本社 : 米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ : XLNX) は 10 月 16 日 (米国時間)、

2014 会計年度第 2 四半期の売上が 5 億 9,900 万ドルとなり、前四半期に対し 3%、前年同期比でも

10% の増加となったと、発表した。2014 会計年度第 2 四半期の純利益は、不確定訴訟費用 2,900 万ドル

(希釈株 1 株当たり利益 0.09 ドル) を含め、1 億 4,100 万ドル (希釈株 1 株当たり利益 0.49 ドル) だった。
ザイリンクスの取締役会は、普通株の発行済み株式 1 株当たり 0.25 ドルの四半期配当を行うと発表した。

配当は 2013 年 11 月 6 日営業日終了時時点の株主全員に対して 2013 年 11 月 27 日付で実施される。


2014 会計年度第 2 四半期 の会計報告 (2013 年 7 〜 9 月)
GAAP (一般会計原則による)
(1 株当たりの利益以外は百万ドル単位)


2014 年度Q2 / 2014 年度Q1 / 2013 年度Q2 / 前期比(増加率) / 前年同期比(増加率)
売上 / $598.9 / $579.0 / $543.9 / 3% / 10%
営業利益 / $163.8 / $192.9 / $148.1 / -15% / 11%
純利益 / $141.5 / $157.0 / $123.4 / -10% / 15%
1 株当たりの利益 / $0.49 / $0.56 / $0.46 / -13% / 7%


ザイリンクスの社長兼 CEO であるモーシェ ガブリエロフ (Moshe Gavrielov) は、「第 2 四半期は当社の

28nm 製品がふたたびわれわれの予想を上回る成績をあげ、売上が 8,000 万ドルを超えました。特に、有線/

無線通信アプリケーション向けの Kintex(TM)-7 の売上が好調でした。また、第 2 四半期の粗利益率が前年同期の

65.5% から改善して 69.5% となりました。これで 2 四半期連続で粗利益率の記録を塗り替えたことになり、

粗利益率の拡大を目指すザイリンクスのたゆみない努力が力強く証明されました」と述べている。


 
■地域別の売上構成 :
2014年度 Q2(構成比) / 2014 年度 Q1(構成比) / 2013 年度 Q2(構成比) / 前期比(増加率) / 前年同期比(増加率)
北米 / 31% / 31% / 28% / 2% / 22%
アジア太平洋 / 38% / 36% / 36% / 11% / 17%
欧州 / 22% / 24% / 26% / -6% / -7%
日本 / 9% / 9% / 10% / 3% / -5%


■エンド マーケット別の売上構成
2014年度 Q2(構成比) / 2014 年度 Q1(構成比) / 2013 年度 Q2(構成比) / 前期比(増加率) / 前年同期比(増加率)
通信/データセンター / 43% / 44% / 49% / 2% / -3%
産業機器/航空宇宙防衛 / 38% / 37% / 32% / 6% / 32%
放送、民生機器/車載 / 16% / 16% / 15% / 5% / 17%
その他 / 3% / 3% / 4% / -5% / -25%


■製品分野別の売上構成
2014年度 Q2(構成比) / 2014 年度 Q1(構成比) / 2013 年度 Q2(構成比) / 前期比(増加率) / 前年同期比(増加率)
ニュープロダクト / 36% / 30% / 20% / 22% / 100%
メインストリーム / 34% / 36% / 47% / -4% / -22%
ベース / 27% / 30% / 29% / -5% / 4%
サポート / 3% / 4% / 4% / -4% / 0%


■製品分類 :
ニュー プロダクト : Virtex(R)-7、Kintex-7、Artix(TM)-7、Zynq(TM)-7000、Virtex‐6、Spartan(TM)‐6製品ファミリ
メインストリーム プロダクト : Virtex‐5、Spartan‐3、 CoolRunner(TM)‐II 製品ファミリ
ベース プロダクト : Virtex‐4、Virtex‐II、Virtex‐E、Virtex、Spartan-II、Spartan、CoolRunner、XC9500 製品
サポート プロダクト : コンフィギュレーション ソリューション、HardWire、ソフトウェアおよびサポート/サービス


■2014 会計年度第 2 四半期のハイライト
●2012 年 4 月に発表した Vivado(R) Design Suite ソフトウェアが、引き続き顧客に広く採用され続けている。

当社の 28nm デザインの 70% 以上が現在 Vivado を用いている。システム レベルのインテグレーションと

インプリメンテーションにおける生産性ボトルネックに対処するためにゼロから構築された

Vivado Design Suite は、総合的な生産性、使いやすさ、システム レベルのインテグレーション能力といった

点で引き続き業界をリードしており、プログラマブル SoC と 3D デザインの両方に対応できる業界唯一の

ソフトウェアでもある。


●第 2 四半期は産業機器と航空宇宙防衛分野の売上が前期比で 6% 増加して総売上の 38% を占め、これまでで

最も高い割合となった。好調の要因としては、28nm プラットフォームが顧客に広く採用されていることに加え、

産業機器や車載、AVB (オーディオ/ビデオ/ブロードバンド)、航空宇宙防衛などの分野で広く普及している

インテリジェント イメージングや監視、マシン ビジョンといった、よりスマートなビジョン アプリケーション

へと業界が大きくシフトしていることが挙げられる。


●ザイリンクスの Zynq-7000 All Programmable SoC ファミリが引き続き顧客に広く採用されている。当初は車

載や産業機器のような、収益があがるまでに時間のかかる業界をターゲットとしていた Zynq-7000 であるが、

現在は無線デザインのおよそ 40% に利用されるようになったほか、データ センター アプリケーションでも

引き合いが急速に増えている。ザイリンクスは依然として、プログラマブル SoC 製品で実際に売上をあげて

いる唯一の PLD 企業でもある。


■2014 会計年度第 3 四半期 (2013 年 10 〜 12 月) の事業展望
●売上は前四半期比で 2% 増から 2% 減と見込まれる。
●粗利益率はおよそ 69% と見込まれる。
●営業経費は、企業買収に関連する無形資産の減価償却費 200 万ドルを含め、およそ 2 億 2,500 万ドルと予想される。
●その他の収益および費用では、差し引き約 900 万ドルの支出が見込まれる。
●希釈ベースでの株式数はおよそ 2 億 9,100 万株になると見込まれる。
●第 3 四半期の税率はおよそ 13% と見込まれる。


本リリースには見込み計算や予測が記載されている。見込みや予測の記述は、「予想する (expect)」、

「考える (believe)」、「かもしれない (may)」、「だろう (will)」、「あり得る (could)」、

「予測する (anticipate)」、「見積もる (estimate)」、「継続する (continue)」、「計画する (plan)」、

「意図する (intend)」、「企画する (project)」といった、未来の事象を表現する言葉を含むことで識別し

得る場合が多い。予測や不確定な事象もしくは想定への言及、またはそれらに基づく記述もまた、見込みの

記述と見なされる。そうした記述には、半導体マーケットやザイリンクス製品の成長と受容、売上成長の

見通し、ザイリンクスが参入しているマーケットにおける需要と成長、新しいマーケットへ参入するチャンス、

2014 会計年度第 3 四半期のザイリンクスの事業展望についての予想などに関する言明が含まれるが、これら

だけに限定されない。現時点での状況にのみ依存するそのような将来予測や見込みの記述には過度の信頼を

おくべきではない。ザイリンクスは、かかる将来予測を更新する義務を負わない。実際の事象や結果は、

将来予測に含まれる内容と大幅に異なるものとなる可能性があり、顧客による新製品の受け入れ、グローバル

経済の状態、顧客企業や顧客企業が参入しているエンド マーケットの健全性、最終顧客需要を予測する当社の

能力、ターンズ ビジネスへの依存度の高さ、量産向け販売価格の予想以上の値引き、プロダクト ミックスの

予想以上の変化、製造歩留まりの変動、製品を顧客にタイムリーに提供するザイリンクスの能力、複数の

ファウンドリにおける生産を管理するザイリンクスの能力、ウェハ価格の変動、現在および将来の訴訟に

関連するコストと負債、および当社の最新の「Form 10-Q」と「Form 10-K」に記載されたその他のリスク

要因など、さまざまなリスクと不確実性によって左右される。


■ザイリンクスについて
ザイリンクスは、All Programmable FPGA および SoC、3D IC の世界的なリーディング プロバイダーである。

業界をリードするこれらデバイスを次世代設計環境および IP と共に提供することで、プログラマブル

ロジックからプログラマブル システム インテグレーションまで、幅広いユーザー ニーズに応える。

詳しい情報はウェブサイト http://japan.xilinx.com/ で公開している。


※ ザイリンクスの名称およびロゴ、Artix、ISE、Kintex、Spartan、Virtex、Zynq、Vivado、

その他本プレスリリースに記載のブランド名は米国およびその他各国のザイリンクスの登録商標または

商標です。その他すべての名称は、それぞれの所有者に帰属します。


■下記のザイリンクス株式会社 ウェブサイトもご参照ください。
・ トップページ : http://japan.xilinx.com/
・ プレスリリース (日本語) : http://japan.xilinx.com/japan/j_prs_rls/
・ このリリースの全文は次の URL を参照のこと :
http://japan.xilinx.com/japan/j_prs_rls/2013/ireye/q2fy14-financial-results.htm
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