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青野仲達教授 「目からウロコのハーバード式英語学習法」:BBT大学 セミナーレポート

〜5行の英文で世界標準の英語が話せる〜

株式会社ビジネス・ブレークスルー(所在地:東京都千代田区、代表取締役:大前研一、以下BBT)が運営する「ビジネス・ブレークスルー大学(学長:大前研一、以下BBT大学)」は、2015年2月22日、BBT大学ラウンジにて、本学青野仲達教授による英語習得のためのセミナー「目からウロコのハーバード式英語学習法〜5行の英文で世界標準の英語が話せる〜」を実施いたしました。




セミナーレポート


英語が話せない理由。英語の最重要ルール、「自分の考えを伝えること」を忘れているから


[画像1: http://prtimes.jp/i/7951/66/resize/d7951-66-932805-0.jpg ]

英語はずっと勉強しているけれど話せない、という悩みをよく聞きます。その理由は何だと思いますか?答えは簡単です。英語の「最重要ルール」を忘れているからです。「最重要ルール」とは、例えば将棋で言えば先に相手の王将をとること。それができれば将棋というゲームに勝てるのです。それでは、英語の「最重要ルール」とは何でしょうか。それは、相手に「自分の考えを伝えること」です。これを意識することが、現状を変える第一歩です。



英語で会話をする際には、自分の言いたいことがストックしてある引き出しを持っていると良い

英語で会話をするときは、聞き役にまわるのではなく、こちらからも積極的に切り込んでいって、対等な会話に持ち込むことが大切です。そのときに役に立つ道具が、次に説明する「5行エッセイ」です。この道具を使うと、自分に関する情報がどんどん蓄積されていきます。さらに、音読と暗誦を併用することによって、いざ会話となったときに、自分が伝えたいことが自然と口から出てくるようになるのです。



自分の言いたいことをストックする「5行エッセイ」を活用した練習方法

5行エッセイとは「5行で自分の言いたいことを伝える文章のまとまり」のことです。英語で「考えを伝える」ための最少単位は、主語と述語(動詞)を含みピリオドで終わる「センテンス」です。エッセイは「複数のセンテンス」を作り「効果的に並べる」ことによって完成します。5つのセンテンスからなる5行エッセイを作るためには3つのルールがあります。

[画像2: http://prtimes.jp/i/7951/66/resize/d7951-66-590017-5.jpg ]

このルールを使って文章を書くと、例えば以下のようになります。
「I like summer. / The days are longer. / We can dress down. / I can travel with my family. / My favorite season is summer.」
日本語に訳すと「私は夏が好きだ。/日が長い。/楽な服装ができる。/家族と一緒に旅行できる。/私の好きな季節は夏だ。」となりますね。長い文章だと構えてしまうという人も、この長さだったらトライしてみようという気持ちになれるのではないでしょうか?

エッセイのトピックは、プライベートでもビジネスでも、どんなことでも構いません。逆に言えば、この学習法は日常会話にもビジネスにも有効です。

[画像3: http://prtimes.jp/i/7951/66/resize/d7951-66-811072-3.jpg ]

好きなテーマを選んだら、まず結論を考えます。そして、なるべく毛色の違う理由を3つ挙げ、最後にもう一度結論を述べればできあがりです。5行エッセイは、「5段の引き出し」のようなものなのです。
英語で会話をするときは、こうして作ったいくつかの引き出しからそのときの状況に合うものを取り出して話せばいいのです。必ずしも5つまとめて話す必要はありません。引き出しはさまざまな場面で「1つ単位」で選んで使うことができるので、慣れてくるととても便利です。



「書く」から「話す」へ

詳細は本レポートでは割愛しますが、自分で書いた5行エッセイを何度も音読することが実践のための基本です。丸暗記ではなく自然に暗誦できるようになると、状況に合わせてさまざまな応用が可能になり、一段と実践力が高まります。

5行エッセイを書くことは、自分の考えを整理する作業に他なりません。それを何度も音読し暗誦することで、使える引き出しがどんどん増えていきます。5段の引き出しにきちんと整理して収納した内容は、「モジュール化」してそのとき必要なものを選んで使うことが可能です。そのようにして、内容を伴った本当の「会話」ができるようになっていきます。

5行エッセイを会話やスピーチ、ディベートやディスカッションに応用する方法、エッセイの内容をより充実させていく方法等、さらに詳しい内容は、青野教授の最新刊でご覧いただけます。


「グローバル時代を生き抜くためのハーバード式英語学習法」 青野仲達著

BBT大学教授の青野仲達氏が、英語を実践で使えるようになるための「具体的な学習方法」を知りたいという声にこたえるべく執筆した一冊。大学の英語カリキュラムで提供している「発信型」英語教育のエッセンスを、5行エッセイを軸とした英語学習法として紹介します。シンプルに「書く」ことを通じて「話す・読む・聞く」を含めた英語の4技能すべてを効率的に鍛えたい人に特におすすめです。


[画像4: http://prtimes.jp/i/7951/66/resize/d7951-66-701041-4.jpg ]

【書籍概要】
◆タイトル:グローバル時代を生き抜くためのハーバード式英語学習法
◆発行所:秀和システム
◆発売日:2015年2月26日
◆定価:1000円(税抜)
◆著者:青野仲達
◆URL:http://www.amazon.co.jp/dp/4798043176

【青野仲達教授 プロフィール】
青野仲達(ビジネス・ブレークスルー大学経営学部教授)
早稲田大学政治経済学部政治学科を卒業後、外資系企業勤務を経てハーバード大学経営大学院にてMBAを取得。2004年に株式会社GABA(Gabaマンツーマン英会話)を設立、代表取締役社長として2006年に東証マザーズ上場。現在は大前研一氏が学長を務めるビジネス・ブレークスルー大学(BBT大学)で英語カリキュラムの設計に携わる一方、英語公用語化を推進する大手アパレル企業の英語研修プログラムをプロデュースするなど、学生や社会人を対象にグローバル時代を生き抜くための英語学習を支援している。著書に『リーダーになる人の英語力』(かんき出版)、『MBA式英語習得法』(PHP研究所)などがある。


【BBTについて】
世界に通用するビジネスパーソンの育成を目的として1998年に設立した教育コンテンツプロバイダー。マネジメント教育事業を主軸とし、世界的経営コンサルタントである大前研一の知識や経験に基づいた最先端のコンテンツを主にオンデマンドで提供。「Lifetime Empowerment」をコンセプトとしている弊社は2013年10月からアオバジャパン・インターナショナルスクールの経営にも参加。幼少期から成人まで、人の成長に応じた教育のパートナーであり続けるために幼児から定年後まで約60年以上、親子3世代に渡り、生涯の学習をサポートするためのプラットフォームを形成、世界に通用するグローバル人材の育成を戦略的にサポートしている。輩出人数はのべ約5万人。  http://www.bbt757.com/

【BBT大学について】
2010年4月に文部科学省認可を受け開学した、日本初の100%オンラインで経営学学士を取得できる大学。経営と同時に大前研一が学長を務め、“teach(教える)”ではなく学生が主体的に“learn(学ぶ)”するのを手助けすることに大学の役割があるという考え方に基づいて設計されたカリキュラムでグローバル時代を生き抜く力の育成を目指している。2014年3月に1期生が卒業。2014年10月にはe-Learning大賞「厚生労働大臣賞」を受賞。 http://bbt.ac/
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