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ストリートビューライクなWebビューワ「NavVis IVION」のクラウドサービスを日本国内のデータセンターにて提供開始

より高速で快適な閲覧環境を実現し、現場3D化を支援します




[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23284/66/23284-66-acccce8ab7c3856a007fc1350a0de3e3-1960x1225.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

株式会社構造計画研究所は、ストリートビューライクなWebビューワ「NavVis IVION」の、AWS*日本Region* におけるクラウドサービス提供を開始しました。開発元のドイツ国外では初となる新たなデータセンターでのクラウドサービス開始により、セキュアでより快適な現場把握を実現します。
「NavVis IVION」は、3Dデータ計測デバイス「NavVis VLX」で取得した現場のデータを手軽に閲覧できるWebビューワです。3次元空間上でさまざまな情報を一元的に管理し、ストリートビューライクな操作性で立体的な現場把握を可能にします。*AWS:Amazon Web Services(アマゾン ウェブ サービス)の略で、Amazonが提供するクラウドサービスの総称
*Region:クラウドサービスで利用するデータセンターが設置された物理的なエリアを指す

■ 本リリースの要点
1. NavVisのWebビューワ「NavVis IVION」のクラウドサービスを、日本国内のデータセンターにて提供開始
2. 契約時のハードルとなっていた日本国外のデータセンター利用の懸念を解消&より高速で快適な閲覧環境を実現
3. ドイツ国外では初のデータセンターを利用したサービス提供により、自動車工場、プラント等における製造設備・生産ライン検討や維持保全業務、建設現場における進捗管理・情報共有の効率化に貢献

■背景
昨今、製造業の工場、プラント、建設現場では人手不足が大きな課題となっており、デジタル技術の活用が求められています。「NavVis IVION」を活用することで、「NavVis VLX」で計測した現場設備や構造物の3Dデータを遠隔から手軽に把握することができ、製造設備・生産ラインの検討や維持保全業務の効率化が期待されます。データはクラウド上で管理可能なため、サーバ管理など運用の手間やコストを削減できます。
一方で、クラウド上でデータを管理する場合、従来は日本国外のデータセンターであるドイツRegionを利用していたため、日本の企業においてセキュリティポリシー上ご利用いただけないケースが少なからず存在しました。また3Dデータのようなサイズが大きいデータを閲覧する際に遅延が生じ、その機能性を十分に発揮できないといった課題もありました。

■サービス概要
この度、2024年3月13日より、開発元のNavVis GmbH(本社:ドイツ ミュンヘン、CEO:Felix Reinshagen、以下NavVis社)の契約にて、AWS日本Regionでの「NavVis IVION」のクラウドサービス提供を開始しました。日本国内のRegionを利用することで、クラウドサービス契約時のハードルとなっていたセキュリティ面の懸念が解消されます。また利用者とクラウドサーバの距離が近くなることで、3Dデータを素早く閲覧することができ、より高速かつ快適なユーザーエクスペリエンスを実現します。
 すでに「NavVis IVION」をご利用いただいているお客様については、ドイツRegionから日本Regionへの移行作業をNavVis社が無償対応いたします。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=pOz9EQURkew ]
ドイツRegionと日本Regionにおける閲覧速度の比較

今回サービス提供を開始する「NavVis IVION」日本Regionは、開発元のドイツRegionに続く2つ目のクラウド拠点です。今後もNavVis社との強いパートナーシップのもと、より日本市場にマッチした機能や価値提供を展開することで、自動車工場やプラント、建設現場をはじめとする、日本のものづくり現場の業務効率化や品質向上に寄与していきたいと考えています。

NavVis製品ウェブサイト:https://solutions.kke.co.jp/navvis/

■NavVis社のCEO Felixからのメッセージ
当社のパートナーであるKKEと共に、NavVis IVIONソリューションの日本データセンターでの提供を開始できることを嬉しく思います。NavVis IVIONは、使いやすいブラウザベースのマップ/ストリートビュー形式のインターフェースにより、建物や産業資産の非常に大規模なデジタルツインを多くのユーザーに提供します。
 低遅延、データ主権、サイバーセキュリティは、クラウドベースのアプリケーションでユーザーが求める主要な機能です。日本のお客様にとって、東京を拠点としたNavVis IVIONの新しいサービスは大きな前進になります。

Together with our partner Kozo Keikaku Engineering (KKE) we are excited to launch 'in Japan hosting' for our suit of NavVis IVION solutions. NavVis IVION allows hosting of very large reality captured digital twins of buildings and industrial assets, for large numbers of users with an easy-to-use browser-based maps/street-view style interface.
Low latency, data sovereignty and cybersecurity are key features that clients are looking for in cloud-based applications. Our new, Tokyo based hosting of NavVis IVION is a major step forward for our Japanese customer base.

■構造計画研究所とNavVis社の関係について
構造計画研究所は 2015年よりNavVis社と業務提携し、日本市場においてNavVis社製品の販売およびソリューションを展開しています。2018年、2021年、2023年には出資契約を締結し、NavVis社の製品・ソリューションと当社の保有する「工学知」を融合させ、有益な技術として社会に普及させるべく連携を図っています。

■会社情報
【株式会社構造計画研究所】
構造計画研究所は、工学知を用いて社会の諸問題の解決に挑む技術コンサルティングファームです。1956年に構造設計事務所として創業して以来、「大学、研究機関と実業界をブリッジする Professional Design & Engineering Firm」として、建設・防災、情報・通信、製造分野や意思決定支援など多様な領域に事業を拡げてきました。工学知をベースにしたエンジニアリングコンサルティングおよびプロダクツサービスの提供を通じて、複雑化する社会課題の解決に日々取り組んでいます。
会社ウェブサイト:https://www.kke.co.jp

【NavVis GmbH】
NavVis社は元々ミュンヘン工科大学の研究プロジェクトから生まれ、ドイツ・ミュンヘンを拠点にデジタルツインを牽引する急成長中のスタートアップ企業です。世界各国の優良企業をパートナーとし、BMWやMercedes-Benzなど大手自動車会社に導入され高く評価されているほか、各国の建築・土木・測量企業において多く採用されています。
CEO:Felix Reinshagen
設立:2013年5月
会社ウェブサイト:https://www.navvis.com

※ 構造計画研究所および、構造計画研究所のロゴは、株式会社構造計画研究所の登録商標です。
その他、記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の商標又は登録商標です。
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