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ZEROと三菱HCキャピタルが資本業務提携を締結

「フードロス削減ボックスfuubo」の導入推進により、国内におけるフードロスおよびCO2排出量削減に貢献

ZERO株式会社(代表取締役:沖杉 大地、四辻 弘樹/以下、ZERO)と三菱HCキャピタル株式会社(代表取締役 社長執行役員:久井 大樹/以下、三菱HCキャピタル)は、このたび、ZEROが提供する無人販売機「フードロス削減ボックスfuubo」(以下、fuubo)の導入推進を通じて、国内におけるフードロスならびにCO2排出量削減に貢献すべく、資本業務提携契約(以下、本提携)を締結しました。
今後、両社は、本提携にもとづき、fuuboを活用したサービスモデルの構築、提供、ならびにその価値の最大化に向けた新たなサービスの開発を図ります。




農林水産省の調査では、2021年度における国内のフードロス量の推計値は年間523万トン*1にのぼります。SDGsの目標の一つである「つくる責任 つかう責任」では、2030年までに、小売・消費レベルにおいて、グローバルに一人当たりの食料の廃棄を半減させることをターゲットとしています。また、世界のCO2排出量のうち、約8.2%が食品廃棄物およびその焼却から発生しており*2、環境負荷の観点からもフードロスの削減が課題となっています。このようななか、日本政府は、2020年3月、「食品ロス削減推進法」を施行し、フードロス削減に向けた施策を推進しています。

ZEROは、「地球上の貧困をゼロにする」をビジョンに掲げ、フードロスの削減を図る無人販売機fuuboを開発しました。フードロスやCO2排出量削減への取り組み、福利厚生の充実を図る企業と契約のうえ、オフィスなどにfuuboを設置、そこに食品メーカーや食品卸企業から、賞味期限が近く、通常の販売ルートでは流通できない食品、パッケージの変更などを理由に廃棄される可能性のある食品を安価に仕入れて提供、導入先からサービス料を回収するビジネスモデルです。導入した企業においては、fuuboの活用によって生まれるCO2排出量削減効果を可視化することで、貢献度の訴求を可能とします。現在、全国の駅、商業施設、オフィスなど、多くの場所に設置されており、一般消費者や導入企業の従業員などに利用いただいています。

三菱HCキャピタルは、「10年後のありたい姿」に「未踏の未来へ、ともに挑むイノベーター」を掲げ、その実現に向けて、マテリアリティ(重要課題)への対応やデジタル技術の活用等による「SX: Sustainability Transformation / DX: Digital Transformation」、ならびに最適なポートフォリオの実現をめざす「事業ポートフォリオ変革」を有機的に融合することで、「CX: Corporate Transformation(全社的変革)」を推進しています。
また、本年4月には、投資を起点としたスタートアップ企業とのオープンイノベーションを通じた、新サービスの創出、新事業の開発の促進を目的に、「イノベーション投資ファンド*3」の運用を開始、本提携は同ファンドを活用した案件となります。

今後、両社は、本提携にもとづき、サービス共同事業者として、fuuboの導入推進を図ります。
ZEROは、fuuboの運用、保守を担い、フードロス削減で生まれるCO2排出量削減効果などのレポートを作成、導入企業に提供します。三菱HCキャピタルは、fuuboの営業支援、導入時のファイナンス提供、オペレーションサポートなどをもって、その導入拡大を支援します。
さらに、両社は、デジタルサイネージ、Web広告を活用した広告収入モデルの構築、利用者データの収集や食品メーカーへの提供、CO2削減効果のクレジット創出支援など、fuuboの価値を最大限に引き出すサービスの拡充、その導入促進を図ります。

両社は、今後とも、その連携をもって、fuuboの活用によるフードロス、ならびにCO2排出量の削減に貢献していきます。

*1 出典:農林水産省 2023年6月9日発表
*2 出典:IPCC「土地関係特別報告書」 2019年8月発表
*3 2023年6月8日付プレスリリース「総額 100 億円のイノベーション投資ファンドを創設」
  https://www.mitsubishi-hc-capital.com/investors/library/pressrelease/pdf/2023060801.pdf
[画像1: https://prtimes.jp/i/100036/66/resize/d100036-66-143c3360b744ebcdd31c-1.png ]


[画像2: https://prtimes.jp/i/100036/66/resize/d100036-66-e8af8db79ff7d07cca00-0.jpg ]

                  フードロス削減ボックスfuubo

■ZEROの概要

[画像3: https://prtimes.jp/i/100036/66/resize/d100036-66-c3c33104df0a4eba7a55-3.png ]


■三菱HCキャピタルの概要

[画像4: https://prtimes.jp/i/100036/66/resize/d100036-66-0ab03c9b98c254b81ef7-3.png ]


■ZEROについて
ZERO株式会社は、“地球上の貧困をゼロにする”をVisionに、もったいないを循環させて やさしい社会をつくるため、フードロスとCO2排出の削減事業を行っています。
自社開発したフードロスが削減できる無人販売機「fuubo(フーボ)」は、フードロスの削減およびCO2排出の削減効果を可視化することが実現できており、全国の駅や商業施設、オフィスや 学校、自治体など幅広い場所に設置され、2023年8月末時点で全国に68台の導入事例が  あります。
 消費者に分かりやすいWebサービスによって、フードロス削減とCO2削減に貢献することで、導入企業の価値向上に貢献してきました。
今後、システム機能を拡充し、利用者の利便性向上、並びに設置拡大に耐えうる基盤構築を行い、グローバルなサービス展開を実施してまいります。


[画像5: https://prtimes.jp/i/100036/66/resize/d100036-66-f6ecd95923aec407f7e0-2.png ]



詳しくは、ZEROのウェブサイトをご覧ください。
https://www.nofoodloss.com/

■三菱HCキャピタルグループについて
三菱HCキャピタルグループは、“未踏の未来へ、ともに挑むイノベーター”を「10年後のありたい姿」に掲げ、その実現にむけて、ファイナンスに加え、有形無形のアセットの潜在価値を最大限に引き出しつつ、それらを活用したサービスや事業経営などに取り組むことで、「ビジネスモデルの進化、積層化」を進めていきます。
わたしたちは、絶えず変化する社会やお客さまのニーズに応えるべく、地球環境に配慮し、独自性と進取性のある事業を展開することで、明るく希望に満ちた未来社会、豊かな暮らしの実現に貢献していきます。
詳しくは、三菱HCキャピタルのウェブサイトをご覧ください。
https://www.mitsubishi-hc-capital.com/

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