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サンディスク、クラウドインフラ向け、高性能・高密度のSATA SSD新製品「CloudSpeed Ultra Gen. II SATA SSD」を発表

クラウドサービスプロバイダーおよびソフトウェアデファインドストレージベンダーの クラウド環境の機動性と柔軟性を強化




[画像: http://prtimes.jp/i/7184/67/resize/d7184-67-459228-1.jpg ]

米国カリフォルニア州ミルピタス、2015年8月11日 - フラッシュストレージ・ソリューションで世界をリードするサンディスクコーポレーション(SanDisk Corporation、NASDAQ: SNDK)は、本日、クラウドサービスプロバイダー(CSP)やソフトウェアデファインドストレージ(SDS)ベンダー向けに新製品「CloudSpeed Ultra(TM) Gen. II SATA SSD」 を発表しました。利用可能容量が最大1.6TB*のCloudSpeed Ultra(TM) Gen. II SATA SSDは、Eコマースや共有型オンラインサービスなど、レイテンシの影響を受けやすい様々な用途のトランザクションワークロードに必要な性能と記録密度を備えています。サンディスクのクラウド分野におけるフラッシュソリューション・ポートフォリオを拡大するCloudSpeed Ultra(TM) Gen. IIは、従来のSATA HDDの一般的なIOPS単価3.50ドルに対し、IOPS単価0.04ドル強という卓越したコストパフォーマンスで市場をリードします。さらに、CloudSpeed Ultra(TM) Gen. IIはスループット530MB/秒で4K書き込みIOPS最大32,000※1を実現し、ランダム読み取り・書き込みレイテンシは80マイクロ秒、サービス品質(QoS)は99.9%です。

「当社のお客様であるクラウドサービスプロバイダーは、トランザクション指向のアプリケーション需要に応えるため、インフラコストを抑えつつ高性能を発揮できるデータセンタープラットフォームを設計する必要があります。信頼されるフラッシュストレージ・ソリューションプロバイダーとしてサンディスクは、顧客サービスレベルを向上させるためには柔軟性のあるクラウドが必須であることを理解しています。CloudSpeed Ultra(TM) Gen. IIを採用することで、CSPおよびSDS各社は優れたカスタマーエクスペリエンスを提供できると同時に、トランザクションと分析データベースのサポートに必要なサーバーやソフトウェアライセンスの管理費用の削減が可能です。」と、サンディスクのエンタープライズストレージソリューション担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのジョン・スカラムッツォは話しています。

CSP各社は、シームレスなカスタマーエクスペリエンスを可能とするために、最高レベルのサービス提供へ向け取り組んでいます。米国調査会社フォレスター・リサーチが最近発表したレポートによると、ビジネスリーダーは、より知的作業へ集中し、より良い意思決定を促すための次世代アプリケーションと新しい洞察を求めています。そのため、エンタープライズシステム設計者は、常に新しい技術要件に対応可能な、例えばデータベースなどの機能を備えた、自動的に拡大縮小する機動性の高いアーキテクチャ設計が必要となっています※2。また、CSP各社は、ピーク時の運用でもサービスレベル合意(SLA)を満たすために、コンピュートクラスタで何十台・何百台ものSSDを搭載し、低レイテンシで高性能なNoSQLアナリティクス、オンライントランザクション処理、共有型アプリケーションを扱うのに必要な、柔軟性のあるクラウドインフラを実現することがあります。このような巨大なSaaS、PaaS、IaaS※3などのクラウド環境で多種多様なワークロードを扱う場合には、記憶容量に基づく価格(ギガバイト当たり価格)ではなく、IOPS単価がITインフラコストを算定する上で決定的な要素となっています。

これまでCSP各社は、ITインフラの高性能な層を維持するため、キャッシュ機能を持つHDDを集積することでトランザクションとI/Oが集中するユースケースに対処してきました。しかしこの方法では、多大な労力と手作業による管理コストがかかるため、最新のクラウドアプリケーションに必要な性能を満たすには、膨大な数のHDD搭載に加え、複雑で高コストのスキームを用いる必要があり、全体的なデータセンターのスペースとリソースの利用効率を著しく低下させる要因となります。

こうした課題に応えるため、CloudSpeed Ultra(TM) Gen. IIは価格競争力と性能を重視して設計されており、圧倒的なコストパフォーマンスと比類のないレイテンシ重視のワークロード性能を発揮することで、サーバーの乱立を回避しつつ今日のクラウドにおける容量ニーズを満たす柔軟性を実現します。

その他のCloudSpeed(TM) SSDファミリー製品と同様に、CloudSpeed Ultra(TM) Gen. II SATA SDDにはサンディスクの革新的なGuardian Technology(TM) Platformが採用されています。これは、強力なエラー訂正・検出技術、完全なデータパス保護、およびデータフェイルリカバリーを組み合わせて提供するものです。また、CloudSpeed Ultra(TM) Gen. II SATA SSDには5年間の限定保証が付属します**。

CloudSpeed Ultra(TM) Gen. II SATA SSDは、ODM(オリジナルデザインマニュファクチャラー)およびサンディスクのコマーシャルビジネスチャネル( http://www.sandisk.co.jp/about-sandisk/contact-us/ )を通して、一部のCSPおよびSDSベンダーに対して順次出荷が開始される予定です。

また、CloudSpeed Ultra(TM) Gen. IIの詳細については、下記をご覧ください。
・日本語サイト
http://www.sandisk.co.jp/enterprise/sata-ssd/
・製品紹介ビデオ(英語)
https://www.youtube.com/watch?v=gc-qiNSN5kU&feature=youtu.be
・サンディスクITブログ「SanDisk Spins Up New Cloud Storage for the Next Era in Cloud Computing」(英語)
http://itblog.sandisk.com/cloudspeed-new-cloud-storage-for-next-era-cloud-computing/

※1 性能値は転送長4KBでの社内試験を基にしています。動作結果と性能は、ドライブ容量、システムアーキテクチャ、サーバープラットフォーム、アプリケーションなど、構成とシステムによって異なる場合があります。構成の完全な詳細と計測結果が記録されています。仕様は予告なく変更される可能性があります。
※2 Forrester Research, “Market Overview: Database-As-A-Service” by Noel Yuhanna, June 25, 2015 | Updated: July 10, 2015.
※3 Software as a Service, Infrastructure as a Service, Platform as a Serviceの略称

■コマーシャルビジネスチャネルについて
サンディスクのコマーシャルビジネスチャネルは、付加価値再販業者(VAR)、OEM、システムインテグレーター(SI)、システムビルダー(SB)およびダイレクトマーケット再販業者(DMR)を通してクライアントとエンタープライズ向けのソリッドステートドライブ(SSD)および組み込みフラッシュコンピューティング製品を提供しています。

■サンディスクについて
フォーチュン500ならびにS&P500カンパニーであり、データストレージソリューションで世界をリードしているサンディスクコーポレーション(NASDAQ: SNDK)は、これまで25年以上にわたって斬新なアイデアと革新的な製品でエレクトロニクス業界に変革を起こしてきました。サンディスクの最先端のソリューションは、世界最大級のデータセンターの多くに採用され、スマートフォンやタブレット、そしてパソコン用の組み込みストレージとしても幅広く使われています。また、サンディスクのリテール製品は、世界中で販売されています。
サンディスク株式会社は、東京に本社を置き、大船、四日市にオフィスがあり、日本での営業・マーケティング業務拠点ならびにNANDフラッシュメモリーの開発・製造を行っています。
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