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軽度認知障害(MCI)疑いの要介護者、ケアマネジャーの勧めにより7割が受診

―ケアマネジャーをパネルにした要介護高齢者の医薬品独自調査『CMNRメディカル』第5回―

全国のケアマネジャー9万人が登録するウェブサイト「ケアマネジメント・オンライン」(http://www.caremanagement.jp/)、全国にリハビリ型デイサービス「レコードブック」(http://www.recordbook.jp/)を展開するなど、健康寿命の延伸に向け、様々なヘルスケアサービスを運営する株式会社インターネットインフィニティー(本社:東京都品川区、代表取締役社長:別宮 圭一)は、ケアマネジャーをパネルにした要介護高齢者の医薬品独自調査サービス『CMNRメディカル』第5回調査「軽度認知障害(MCI)に関するアンケート」を実施しました。




■調査概要
調査名:CMNRメディカル(第5回) 「軽度認知障害(MCI)のご利用者に関するアンケート」
期間:2019年2月22日〜2019年3月3日
調査パネル:「ケアマネジメント・オンライン」に登録する会員ケアマネジャー
(居宅介護支援事業所勤務者のみ)
調査サンプル数:625名
調査方法:WEBアンケート

■調査結果(サマリー)
軽度認知障害(以下、MCI)は認知症ではないが、認知機能が年齢相応のレベルより低い、境目の状態です。1年あたりMCIの人のおよそ5〜15%は認知症に進行し、逆に16〜41%は正常に回復すると考えられています※。認知症への進行を予防するため生活習慣病の管理や適度な運動をしつつ、もし認知症になってしまったら早期発見、早期治療することが重要です。

本調査において、ケアマネジャーの7割はMCIが疑われる要支援・要介護の高齢者(以下、要介護者)に受診勧奨をしたことがありました。受診を勧められた要介護者のうち、実際に受診をしたことを把握できた割合は約7割でした。また、要介護者の9割はMCIや認知症と診断された時に現状維持又は改善を望んでいることや、ほとんどの家族にとって、認知機能の低下により生じる排便トラブルは在宅介護を続ける気持ちを損なうという結果も示されました。

このような背景もあって、多くのケアマネジャーはMCIが疑われる要介護者への受診勧奨を積極的に行っているようです。その一方、本調査ではケアマネジャーのMCIに関する知識が十分ではない可能性も示されました。ケアマネジャーは医療と介護の連携の要として、要介護者や家族に適切な情報提供を行うことが期待されます。今後、ケアマネジャーへの疾患啓発、教育がより一層求められると考えられます。

※日本神経学会(監).CQ4B-2.軽度認知症障害mild cognitive impairment(MCI)から認知症へのコンバート率およびリバート率はどのようなものか.認知症疾患診療ガイドライン2017.p147

■調査結果

[画像1: https://prtimes.jp/i/12000/67/resize/d12000-67-996106-0.png ]

MCIに疑われる利用者がいる場合、本人や家族に受診するよう勧めたいケアマネジャーが約85.8%でした(n=625)。

[画像2: https://prtimes.jp/i/12000/67/resize/d12000-67-577483-1.png ]

MCIが疑われる利用者に病院受診を勧めたいと答えたケアマネジャー534人のうち、受診勧奨をしたことがあるケアマネジャーは381人でした。そのケアマネジャーが受診勧奨をした利用者のうち、実際に受診をしたことを把握できた割合は約7割でした(n=381)。

[画像3: https://prtimes.jp/i/12000/67/resize/d12000-67-750691-2.png ]

MCIや認知症と診断された利用者は、「積極的に治したい」16.3%、「できれば治したい」44.7%、「現状を維持したい」25.0%であり、9割近くの利用者が現状維持又は改善を望んでいました(n=208)。

[画像4: https://prtimes.jp/i/12000/67/resize/d12000-67-941862-3.png ]

97%のケアマネジャーが、認知機能の低下により生じた排便トラブルが在宅での介護を続ける気持ちに悪影響を及ぼす(「よくある」、「少しある」)と回答しました(n=625)。

[画像5: https://prtimes.jp/i/12000/67/resize/d12000-67-696623-4.png ]

9割のケアマネジャーがアルツハイマー型認知症に進行するリスクの高いMCIの特徴を知りたい(「強く思う」、「少し思う」)と回答しました(n=445)。


■調査レポート販売のご案内
本調査結果を、詳細レポートとして4月17日より販売いたします。上記掲載以外にも、

・ケアマネジャーに受診勧奨されたMCI疑いの要介護者の診断結果
・MCI疑いの要介護者にケアマネジャーが病院受診を勧めない理由
・ケアマネジャーがアドバイスするMCIの診断に適切な医療機関
・MCIの要介護者に対するケアマネジャーのサポート意欲
・ケアマネジャーが認識しているMCIの症状や予後

等の内容が、収載されています。

※医薬品マーケティングご担当者様※
本調査レポートの内容、価格等につきましては、下記窓口までお問い合わせください。

■お問い合わせ窓口■
株式会社インターネットインフィニティー Webソリューション部(担当:江口)
TEL:03-6697-5505 FAX:03-6779-5055 MAIL:neguchi@iif.jp

■CMNRメディカルについて■
『CMNR(CareManager Network Research)メディカル』は、医療と介護連携のキーマンであるケアマネジャーをパネルとした調査サービスです。複数の医療機関を受診することが多い要介護・要支援高齢患者の処方薬や、服薬管理状況など、医師や薬剤師をパネルとした調査ではなかなか把握しにくい医薬品使用の実態を調査できます。
専門サイト「ケアマネジメント・オンライン」に登録する、日本のケアマネジャー16万人のうち6割に相当する9万人のネットワークを『CMNRメディカル』では活用しています。
※ケアマネジャー(介護支援専門員)は、適切な介護サービスを受けられるように高齢者とその家族の支援をしており、医療と介護の連携の要を担っています。

■調査のご依頼について■
「ケアマネジメント・オンライン」では、『CMNRメディカル』をはじめ、ケアマネジャーを対象にした様々な調査を常時行い、企業やメディア、行政などにお届けしています。今後調査を実施してほしい疾患や医薬品のリクエスト等ございましたら、下記窓口までお気軽にお問い合わせください。

■記事引用時のお願い■
・「ケアマネジメント・オンライン」調べ、と明記ください。
・WEB上での引用に際しましては、「ケアマネジメント・オンライン」にhttp://www.caremanagement.jp/へのリンク付与をお願いいたします。

■■■ニュースリリース及びサービスに関するお問合せ先■■■
株式会社インターネットインフィニティー Webソリューション部(担当:江口)
TEL:03-6697-5505 FAX:03-6779-5055 MAIL:neguchi@iif.jp

■■■その他IRに関するお問合せ先■■■
株式会社インターネットインフィニティー IR担当
TEL:03-6779-4777 MAIL:ir@iif.jp
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