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ブロケード、“New IP”に対応したパブリックおよびプライベート・クラウド環境における広範なデータ・プライバシーの保護を実現

ワイヤスピードのインライン暗号化機能を搭載した業界初のルータ・モジュールを提供開始

ブロケードは本日、AES 256ビット鍵対応のIPsec Suite Bアルゴリズムを取り入れた、業界初のポート・ベースの暗号化機能を搭載した、Brocade(R) MLXeルータ・ファミリ向けモジュール、および最新版Brocade NetIron(R) OS 5.8ソフトウェアを発表しました。

2015年2月5日
《報道資料》
ブロケード コミュニケーションズ システムズ株式会社

ブロケード、“New IP”に対応したパブリックおよびプライベート・クラウド環境における広範なデータ・プライバシーの保護を実現

〜ワイヤスピードのインライン暗号化機能を搭載した業界初のルータ・モジュールを提供開始〜

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【本日の発表の要点 】

●ブロケードは、AES 256ビット鍵対応のIPsec Suite Bアルゴリズムを取り入れた、業界初のポート・ベースの暗号化機能を搭載した、Brocade(R) MLXeルータ・ファミリ向けモジュール、および最新版Brocade NetIron(R) OS 5.8ソフトウェアを発表しました。

●当暗号化モジュールにより、顧客は性能低下、運用の複雑化、暗号化サービス・ブレードや外部アプライアンス導入に伴う高額なコスト負担を回避しながら、キャンパス、データセンター、およびワイド・エリア・ネットワーク全体の包括的なプライバシー保護を実現することが可能になります。

●最大200GbpsのワイヤスピードMACsec暗号化をサポートするハードウェア・モジュールの米国販売価格は、9万米ドルからです。また、IPsecおよびMACsecの両方をサポートし、最大44Gbpsワイヤスピードを提供するハードウェア・モジュールの米国内販売価格は、12万米ドルです。両モジュールともすでに出荷が開始されています。
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ブロケード コミュニケーションズ システムズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:青葉 雅和、資本金:3億3,215万円)は本日、業界初となるポート・ベースの暗号化機能を搭載したシャーシ型ルータ用モジュールを発表しました。同製品は、暗号化機能がI/Oポートに直接組み込まれており、大幅な性能低下や運用の複雑化、暗号化サービス・ブレードや外部アプライアンスの導入に伴う高額なコスト負担を回避することができます。この新機能により、エンタープライズ、サービス・プロバイダ、および官公庁のキャンパス、データセンター、およびワイド・エリア・ネットワーク(WAN)における包括的なプライバシー保護を実現することが可能になります。

ブロケードは、データセンター、支社・支店拠点、およびキャンパス・ビル間で通信されるデータを保護する目的のライン・モジュールの開発とオペレーティング・システムの機能拡張を行い、Brocade(R) MLXeルータ・ファミリに、業界最高水準の暗号化機能であるAES 256ビット鍵対応のIPsec Suite Bアルゴリズムを搭載しました。セキュリティ・デバイスを新たに追加することで、アプリケーション性能や従業員の生産性を著しく低下させ、ビジネス、従業員、あるいは顧客をリスクにさらす可能性があることは、企業のIT部門では常識となっています。これに対し、ブロケードの暗号化ソリューションでは、高価な特殊スイッチ/ルータ暗号化サービス・ブレードあるいはサードパーティ製セキュリティ・アプライアンスを購入する必要がなくなる一方で、性能を抑制する遅延やこの種のアドオン・デバイス特有の運用の複雑化を解消します。

*ZK Research 創業者 Zeus Kerravala(ズース・ケラヴァラ)氏談
「北米のIT関連業務従事者を対象に行われた最近の調査の結果において、回答者はファイアウォール、アンチウイルス、ディープパケット・インスペクション、および暗号化などのセキュリティ・アプライアンス機能を稼働させた際にネットワーク性能が75%低下したと回答しています。また、回答者の44%がネットワーク性能とセキュリティがトレードオフの関係にあると回答しているほか、40%近くの回答者がネットワーク性能の低下を回避するために、使用しているセキュリティ・デバイスの機能を利用しない、または完全に停止させると回答しています」

Brocade MLXeルータに新たに追加されたセキュリティ機能には、企業がエンド・トゥ・エンドのデータ保護を実現するために使用する代表的な標準プロトコルである256ビットIPsec暗号化および128ビットMACsecの暗号化機能の両方が含まれています。この両セキュリティ・プロトコルは、最も高度なネットワーク要件を満たすために、1モジュールあたり最大44Gbps(IPsec)あるいは200Gbps(MACsec)のスループットを実現します。

*ブロケード スイッチ、ルータ、およびアナリティクス製品担当シニア・バイスプレジデント ジェイソン・ノレット(Jason Nolet)談
「データ漏洩に関する記事が世界中のメディアで記事として取り上げられる背景には、機密情報の保護があらゆる企業において最重要課題となっていることを意味しています。企業がデータ・プライバシーの課題に取り組むにあたり、自社のインフラのあらゆる箇所、特にWANを介した通信データの保護が求められます。従来は、性能とコストがネットワーク暗号化技術の普及への大きな弊害となっていました。Brocade MLXeルータに施された当社の革新的なI/Oべースの暗号化技術により、企業は1トランクあたり最大44GpbsのワイヤスピードIPsec、1ルータあたりで1Tbps以上の暗号化を実現でき、競合製品と比べて、1/3の価格で5倍の性能を達成し、運用が複雑化することもありません」

ルータのI/Oモジュールにネイティブの暗号化および解読機能を追加したことにより、ネットワーク性能を低下させることなく、通信するあらゆるデータのプライバシーを確保することができます。ワイヤスピードの暗号化技術をルータに追加するというこのアプローチをとることで、顧客は自社の“New IP”への取り組みをすべて網羅する包括的なデータ保護を実現しつつ、自社のアプライアンスの負荷分散を行いながら、性能を向上させると同時に全体的なITセキュリティの分析結果を改善させることができます。

Brocade MLXeルータに新た追加されたIPsecおよびMACsec機能は、サードパーティ製IPsec Suite B互換プラットフォームとの相互運用性を備え、Brocade ICX(R)スイッチ・ファミリで利用可能なMACsec機能を補完します。Brocade Vyatta(R) vRouterにおけるIPsecの相互運用性は、今後のリリースに付加される予定で、その場合、お客様はハイブリッド・クラウド環境におけるあらゆるデータのプライバシー情報に対してネイティブでネットワーク暗号化技術を提供できるようになります。

●価格と出荷時期
Brocade MLXe向けの新しいIPsec暗号化モジュール、MACsec対応モジュール、および対応ソフトウェアはすでに出荷されており、ブロケード製品のチャネル・パートナーを介して提供されています。最大200GbpsのワイヤスピードMACsec暗号化をサポートするハードウェア・モジュールの米国内販売価格は、9万米ドルからです。また、IPsecおよびMACsecの両方をサポートし、最大44Gbpsワイヤスピードを提供するハードウェア・モジュールの米国内販売価格は、12万米ドルです。ブロケードとサービス契約を締結している顧客は、追加コストを負担することなく、上記モジュールの暗号化を可能にするBrocade NetIron(R) OS 5.8ソフトウェアを利用できます。

●関連情報
・Brocade MLXe
http://www.brocadejapan.com/products/routers/netiron-mlx-series/overview

・データ・プライバシーについて
http://www.brocadejapan.com/solutions-technology/enterprise/network-security/data-privacy

●Brocadeについて:
ブロケード(Nasdaq:BRCD)のネットワーク・ソリューションは、アプリケーションと情報が各所に遍在する仮想化世界への移行を容易にします。詳細については、当社ウェブサイト( www.brocadejapan.com )をご覧になるか、japan-info@brocade.com までお問い合わせ下さい。

注記:ADX、Brocade、Brocade Assurance、B-wingシンボル、DCX、Fabric OS、HyperEdge、ICX、MLX、MyBrocade、OpenScript、VCS、VDX、Vplane、およびVyattaは登録商標であり、The Effortless Network、およびThe On-Demand Data Centerは、米国またはその他の国におけるBrocade Communications Systems Inc.の商標です。その他のブランド、製品名、サービス名は各所有者の製品またはサービスを示す商標またはサービスマークである場合があります。
(C)2015 Brocade Communications Systems, Inc. All Rights Reserved.

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本プレスリリースに関する報道関係の方のお問い合わせ:
ブロケードPRオフィス
電話:03-6454-6930
FAX:03-5204-9180
eメール:brocade@ambilogue.com

ブロケード製品に関するお問合わせ:
ブロケード コミュニケーションズ システムズ 株式会社
マーケティング本部
電話:03-6203-9100(代表)
FAX:03-6203-9101
eメール:japan-info@brocade.com
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以上
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