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クオリカ、シスコ製品、レッドハットOpenShift Enterprise 3対応の次世代コンテナ型PaaS環境構築サービス、「AToMsQube(アトムズキューブ)」を提供開始

Cisco UCS、Nexusの導入により、Dockerコンテナ管理機能を支援、実行環境の安全性、セキュリティを更に強化

ITホールディングスグループのクオリカ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:加藤明、以下:クオリカ)は、本日、加工組立型製造業向けクラウド対応生産管理システム「AToMsQube(アトムズキューブ) *」(以下:アトムズキューブ)をDockerコンテナに対応した次世代コンテナ型PaaS環境構築で、レッドハット株式会社(本社:東京都渋谷区、暫定社長:ダーク-ピーター・ヴァン・ルーウェン、以下:レッドハット)、および、シスコシステムズ合同会社(本社:東京都港区、代表執行役員社長:鈴木みゆき、以下:シスコ)の製品を採用し、サービスを提供開始したことを発表致します。

アトムズキューブは、製造業の中核業務である生産管理を包括的にサポートする、完全Web対応の生産管理システムです。製造業の現場に精通した「クオリカ」のシステム構築や、運用業務で培ってきた豊富なノウハウが随所に活かされており、受注出荷管理・生産計画・資材所要量計画・購買管理・工程管理・在庫管理・売上管理など、既に100社の導入実績があります。しかし、お客様環境のビジネス変化が激しくなる中、アトムズキューブの更なる早期導入や機能変更などのカスタマイズされた機能の早期提供を求める声が高くなってきています。そこで、クオリカでは、2014年度から自社のSaaSビジネスのサービス向上、受託開発の生産性、品質向上施策の一環としてプラットフォームの刷新を行い、DevOpsに対応した環境構築を、レッドハットが提供するOpenShift Enterprise のPaaS基盤を利用し、次世代型アトムズキューブの開発を行ってきました。

レッドハットが提供するOpenShift Enterpriseは、DevOps環境を提供する次世代のPaaS (Platform as a Services)基盤を提供します。開発者は、テンプレート化された開発環境をOpenShift Enterprise のセルフサービス機能を利用することで、わずか数分のうちにDevOpsに対応した開発環境を構築することができます。構築された開発環境は、自動テスト環境、配備の自動化などの環境が整っており、システムの開発から運用管理までの自動化を実現することができます。これにより、システム開発プロジェクトは、アプリケーションの開発ライフサイクルを劇的に向上できるようになります。

クオリカでは、レッドハットが提供するOpenShift Enterprise の最新版 バージョン3 がDockerコンテナに対応することを受け、アトムズキューブの各種機能やサブシステムをDockerコンテナに対応させ、より汎用的なシステム環境でも動作させることができるとともに、OpenShift Enterprise 3が提供するDevOps環境を効率的に活用することで、これまで以上にお客様システムの大幅なシステム開発の生産性向上を目指します。シスコのCisco UCS(Unified Computing System)を採用し、運用効率、拡張性を上げるために、アトムズキューブをマルチテナント型のクラウドサービスとして実現しました。これらの対応により、次期アトムズキューブのお客様への導入やカスタマイズは、従来の環境に比べて1/4ほど短縮できるようになります。今回の協業は、アトムズキューブの次世代コンテナ型PaaS環境構築に対応させるために、各社が以下の分野で協力することを発表するものです。

・次期アトムズキューブをDockerネイティヴなアプリケーションに対応
クオリカは、現在提供しているアトムズキューブを、Dockerネイティヴなアプリケーションに対応させます。これによりアトムズキューブの稼働環境に対する汎用性とカスタマイズ性を大幅に向上させることができ、現在のお客様への導入期間やカスタマイズ期間を大幅に短縮できるようになります。

・OpenShift Enterprise 3に対応、コンテナ型のPaaS環境の構築
レッドハットは、アトムズキューブの稼働環境をOpenShift Enterprise 3に対応させるために、クオリカを支援します。これにより、現在の環境をスムーズ、かつ、迅速に移行させることのできるDevOps環境の構築を目指します。

・UCSの導入と環境構築
次期アトムズキューブがDockerコンテナをマルチテナント環境に安全に導入するために、シスコはCisco UCS, Cisco Nexusの導入により、Docker管理機能を支援します。これにより、アトムズキューブの実行環境の安全性、セキュリティを更に強化することが可能になります。

次期アトムズキューブは、2015年10月の稼働を予定しています。今回、アトムズキューブをDockerコンテナに対応し、Red Hat OpenShift Enterprise 3、および、Cisco UCSの環境で稼働させることで、お客様への導入期間を大幅に短縮できるようになります。この対応により、クオリカでは、次世代型のアトムズキューブを2017年度末までに、300社に導入する計画です。


サポートコメント
クオリカ株式会社 代表取締役社長 加藤 明
弊社はレッドハット様とCisco様と協業する事で、三社のノウハウを活かし、今後はシステム開発とサービス提供の高速化、効率化により、弊社が提供する各サービスの更なる生産性、アジリティ、セキュリティの向上をはかりお客様に満足頂けるサービス提供を目指して参ります。

レッドハット株式会社 暫定社長、レッドハットアジアパシフィックPte Ltd シニアバイスプレジデント 兼 ジェネラルマネージャー アジアパシフィック ダーク-ピーター・ヴァン・ルーウェン 氏
レッドハット株式会社は、クオリカのクラウド対応生産管理システム アトムズキューブのDockerコンテナへの対応、および、OpenShift Enterprise 3に対応する発表を歓迎します。クオリカにおいては、レッドハットが提供するPaaSアプリケーション基盤 OpenShift を早期の段階から導入頂き、アトムズキューブの移設を積極的に行なって頂きました。このPaaS型を提供するアトムズキューブをDocker に対応させ、OpenShift Enterprise 3 の環境に移設することで、これまで以上にクオリカのアトムズキューブを利用するお客様に超高速開発環境を提供し、お客様のビジネスアジリティを強く支援できると確信します。

シスコシステムズ合同会社
執行役員 データセンター/バーチャライゼーション事業担当 俵 雄一 氏
シスコは、クオリカ様が展開するDockerに対応した次世代コンテナ型PaaS環境構築サービス、アトムズキューブ提供開始を歓迎いたします。
お客様は、アトムズキューブのプラットフォームとして、Cisco UCS(Unified Computing System)とネットワークスイッチCisco Nexusを採用頂くことにより、運用効率化、拡張性が図られ、大幅なTCO削減をもたらすと確信しております。
シスコは、クオリカ社の次世代製造業向けシステム、アトムズキューブのビジネス促進に全面的に支援致します。

* AToMsQube
クラウド対応、クオリカ自社開発の生産管理システム。受注管理、生産計画、資材所要量計画、工程管理、購買管理、在庫管理、原価管理など、主に加工組立型の製造業に適した生産管理システム。
URL:http://www.qualica.co.jp/service


関連リンク
■OpenShift Enterprise について
https://enterprise.openshift.com/

■OpenShift Commons について
http://commons.openshift.org/

■OpenShift Commons に参加する
http://commons.openshift.org/#join

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■レッドハット株式会社 について
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クオリカ株式会社について
所在地:東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー23F
事業概要:1982年コマツの全額出資による情報システム会社として創業し、現在はITホールディングスグループの一員として、製造業および流通サービス業(飲食業・小売業)様向けにクラウドサービス、業務用システム開発、パッケージソフト開発、システム運用、情報端末製造・販売等の幅広い事業を展開しています。http://www.qualica.co.jp

ITホールディングスグループについて
ITホールディングスグループは、約2万人、50社超から成るIT企業グループです。グループ各社が様々なエキスパートであり、日本国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのクライアントのビジネスとその先にあるお客様の日々を支えています。クライアントの課題を解決するだけでなく、クライアントのさらにその先にあるお客様のニーズを先取りして一歩進んだ提案をしていきます。

Red Hatについて
オープンソース ソリューションのプロバイダとして世界をリードするRed Hatは、コミュニティとの協業により高い信頼性と性能を備えるクラウド、Linux、ミドルウェア、ストレージおよび仮想化テクノロジーを提供、さらに サポート、トレーニング、コンサルティングサービスも提供しています。Red Hatは、企業、パートナーおよびオープンソース・コミュニティのグローバル・ネットワークの中核として、成長のためにリソースを解放し、ITの将来に向 けた革新的テクノロジー創出を支援しています。詳細につきましては、http://www.redhat.com をご覧ください。

レッドハット株式会社について
レッドハット株式会社は、米国ノースカロライナ州ラーレーに本社をおく、エンタープライズLinuxの世界的なディストリビューションRed Hat, Inc.の日本法人です。オープンソースを基盤として、組込み系からエンタープライズサーバーまで対応する普遍的なプラットフォームとサービスを提供しています。


シスコシステムズ合同会社について
シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。
シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。http://www.cisco.com/jp

将来予想に関する記述
このプレスリリースに含まれる表現は、1995年米国民事証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)が定める定義の範囲内で「将来の見通しに関する声明」に相当する場合があります。将来の見通しに関する声明は、特定の仮定に基づいて将来の出来事に対する現在の期待を表明したものであり、過去または現在の事実に直接関連しない声明を含んでいます。実際の結果は、重要なさまざまの要因により、将来予測に関する記述に示されたものとは大きく異なることがあります。その重要な要因としては、当社が実効性のある競争を行えるか、新しい製品や技術革新を適時に提供して、それらに対する需要を喚起できるかに関するリスク、IT投資の遅れや削減、業界統合による影響、買収先の統合および取得した技術や商品を市場にうまく投入できるかに関するリスク、訴訟やそれに関連する和解の不確実性や不利な結末、当社の知的所有権を適切に保護できないこと、また、第三者の知的所有権に関してライセンス侵害・違反の請求がなされる可能性、データと情報のセキュリティ上の脆弱性に関するリスク、当社の成長と国際的活動に対する実効性がない管理と統制、為替レートの変動、主要スタッフの変更とそれらの者への依存、並びに、当社のForm10-Qに基づく最新の四半期報告書(コピーはSECのウェブサイトhttp://www.sec.govから入手可能)に掲載されているその他の要因(同ウェブサイトの「リスク要因」および「財務状態と営業成績に関する経営陣の考察と分析」の項に掲載されている要因)などが挙げられます。これらの要因に加えて、実際の将来の業績、結果、および成果は、業界や市場の全般的な状況、成長率、経済および政治の状況、政府・公共の政策の変更、地震や洪水などの自然災害の影響などの、より一般的な要因のために大きく異なる場合があります。本プレスリリースに掲載されている将来予測に関する記述は、その発行日時点の当社の見解を示したものであり、その見解は変更されることがあります。ただし、当社は将来のある時点で将来予測に関する記述を更新することもありますが、更新についていかなる義務も負うものではありません。これらの将来の見通しに関する声明は、本プレスリリースの発行日より後のいかなる時点における当社の見解も表すものではありません。

Red Hat、Red Hat Enterprise Linux、Shadowmanロゴ、JBossは米国およびその他の国において登録されたRed Hat, Inc.の商標です。LINUX(R)は米国及びその他の国におけるLinus Torvaldsの登録商標です。OpenStackのワードマークは、米国とその他の国におけるOpenStack Foundationの登録商標/サービスマークまたは商標/サービスマークのいずれかであり、OpenStack Foundationの許諾の下に使用されています。Red Hatは、OpenStack FoundationやOpenStackコミュニティに所属しておらず、公認や出資も受けていません。
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