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前田工繊、2022年6月期 第2四半期決算を発表

連結売上高、四半期純利益(中間期)で過去最高を更新

土木・建築資材及び各種不織布を製造・販売する前田工繊株式会社(本社:東京都港区、社長:前田尚宏)は、2022年4月28日(木)に、2022年度第2四半期(2021/9/21〜2022/3/20)の決算を発表いたしました。





2022年度 第2四半期 決算

 当第2四半期連結累計期間の売上高は23,315百万円(前年同期比7.5%増)となりました。利益面におきましては、営業利益は3,022百万円(同2.9%減)、経常利益は2,934百万円(同6.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,442百万円(同15.3%増)となりました。

[画像1: https://prtimes.jp/i/63246/69/resize/d63246-69-7e21c6d68ef5565e41c5-2.jpg ]



[画像2: https://prtimes.jp/i/63246/69/resize/d63246-69-6698b9b68b3ff51ab763-5.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/63246/69/resize/d63246-69-2d6d922340d3f72fac81-6.jpg ]



[画像4: https://prtimes.jp/i/63246/69/resize/d63246-69-9bd18cde5745c0e5f071-3.jpg ]



≪ソーシャルインフラ事業≫
 当社の公共工事事業においては、盛土補強材の販売が伸び悩んだものの、景観資材、海洋土木品、斜面環境製品等の販売が堅調に推移したことから、売上は前年同期を上回りました。営業利益は、原材料価格の高騰に伴う粗利率の低下により、前年同期を下回る結果となりました。不織布関連の製品は、スパンボンド(連続長繊維不織布)の産業資材・自動車資材向け販売が半導体不足等により減少したものの、新型コロナウイルス感染症対策における医療・衛生資材の受注が堅調に推移した結果、売上・利益とも前年同期を上回りました。
 獣害対策製品、園芸用ハウス、農業資材を取り扱う子会社の未来のアグリ株式会社においては、獣害畜産関係の販売が伸び悩んだものの、園芸用ハウスの受注回復により、売上・利益とも前年同期を上回る結果となりました。また、天幕や帆布生地製品を取り扱う子会社の未来テクノ株式会社では、防衛省向け製品の受注が低迷したものの、一部大型案件の受注や海洋土木製品の販売拡大が奏功し、製造原価・販管費の削減効果もあったことから、売上・利益とも前年同期を大幅に上回る結果となりました。海外子会社であるMAEDA KOSEN VIETNAM CO., LTD.においては、原材料価格の高騰が利益を押し下げる要因となりましたが、取扱製品の拡充により、売上は計画に対して順調に推移しております。
  当事業の売上高は15,602百万円(前年同期比5.9%増)、営業利益は3,001百万円(同7.8%減)となりました。

≪インダストリーインフラ事業≫
 インダストリーインフラ事業では、精密機器製造用ワイピングクロス、衣料・各種産業資材用の丸編製品を製造・加工・販売する子会社の未来コーセン株式会社において、半導体市況の回復や精密機器製造向け製品の受注確保により、主力のワイピングクロスの売上が順調に推移した結果、売上・利益とも前年同期を上回る結果となりました。
 自動車ホイール事業では、アルミ鍛造ホイールを製造・販売する子会社のBBSジャパン株式会社において、国内外のアフター市場向け製品が好調に推移したほか、同社のドイツ子会社BBS Motorsport GmbHの業績が伸長した結果、売上は前年同期を上回る結果となりました。営業利益は、運賃等の販管費が増加したことで、前年同期を下回る結果となりました。なお、BBSジャパン株式会社は、自動車レースの最高峰であるFormula1(R)にて、2022年シーズンから4年間、F1ホイールを独占供給することになりました。また、北米におけるトップカテゴリーレースのNASCAR(R)においても3年間、独占供給いたします。同社はF1用マグネシウム鍛造ホイールを世界で初めて開発しており、これまでのF1ホイールの提供実績や、技術開発力などが評価された結果、今回の契約締結に至りました。今後も「BBS」ブランドロイヤルティの向上を図りながら、高級・高品質・個性化の需要を取り込むことで、売上拡大を図ってまいります。
 当事業の売上高は7,712百万円(前年同期比11.1%増)、営業利益は607百万円(同12.2%増)となりました。

≪ヒューマンインフラ事業≫
 ヒューマンインフラ事業では、子会社のMDKメディカル株式会社が医療機器の治験にかかる費用を計上したことで、営業損失は107百万円(前年同期は営業損失202百万円)となりました。なお、当第2四半期連結会計期間において、MDKメディカル株式会社の全株式等を譲渡したため、第1四半期連結累計期間までの損益計算書のみ連結しております。


★詳細につきましては、本日発表の2022年6月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)をご覧ください。

決算短信 – 前田工繊株式会社 (maedakosen.jp)
https://www.maedakosen.jp/company/ir/irlib/tanshin/


【会社説明】
当社は、1972年の設立以来、インフラ(社会資本)の整備・維持に携わる会社として、土木資材の製造・販売ならびに各種繊維を原料とした産業資材および不織布の製造・加工・販売を行うことで業容を拡大してまいりました。
「ジオシンセティックス」の総合企業として、地域の皆様の安心・安全で豊かな社会づくりや、より災害に強い国土づくりに貢献しています。
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