SDGs評価1位はANA、2位は僅差でJAL【輸送】
[22/09/30]
提供元:PRTIMES
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業種別SDGs評価が高い企業ランキング〈輸送〉
株式会社ブランド総合研究所は国内有力企業のSDGs取組やESG活動を消費者視点で評価する「企業版SDGs調査2022」を実施。調査対象 全260社の結果のうち、輸送業界グループのSDGs評価ランキングを紹介する。
[画像1: https://prtimes.jp/i/266/71/resize/d266-71-f1522e22f4830f2133ba-0.png ]
◆上位は航空2社が独占、3位に佐川急便
輸送の業種グループでは、1位にANA、2位はJALと航空2社が上位を独占した。点数もANAが16.7点に対し、JALは16.4点とその差は僅か。
17ゴール別評価のうちANAの方が評価が高いゴールは「人や国の不平等をなくそう」や「気候変動に対策を」「陸の豊かさを守ろう」など9項目。
JALが上回ったゴールは「産業と技術革新の基盤をつくろう」「質の高い教育をみんなに」「作る・使う責任」など7項目となった。
航空業界では、従来の燃料に比べてCO2排出量を約80%削減することができる持続可能な航空燃料(SAF)の活用が求められている。そんな中、今年3月にはANAとJALを含む4社が共同でSAFの商用化と普及・拡大に取り組む団体を設立し、カーボンニュートラルに向けた取り組みを進めている。
3位の佐川急便は、1990年代からCNG(天然ガス)やEVのトラックなど環境負荷の少ない車両の導入を開始。2020年末では14000台に達している。また、トラックを使わない「環境にやさしい集配」にも取り組んでいる。
JR東日本は4位、JR東海は6位、JR西日本は8位、JR九州は10位と、JR各社の評価はいずれも比較的似通った評価となっている。鉄道は日本における旅客輸送のおよそ3割程度を担っているが、単位輸送量当たりのCO2排出量は自動車のおよそ6分の1、航空機のおよそ4分の1と少ない。そのため、物流に関してもより環境負荷の小さい鉄道を活用したロジスティックスへの移行(モーダルシフト)を打ち出す企業が増えてきている。
各社について認知している人(「名前も知らない」と答えた人を除く)を対象として集計すると、同グループの中で最も評価が高いのは大塚倉庫で、260社中でも41位となっている。倉庫業界などのBtoB企業の活動は一般消費者にから注目されることが少ないが、上記のモーダルシフトなどをはじめ、グリーンロジスティックスでの取り組みなどを打ち出している。
※当調査では「SDGsのゴール別評価」や「ESGイメージ(11項目)」「SDGs情報の入手経路」などについても、各企業の評価を数値化している。
【調査概要】
第3回企業版SDGs調査2022は、20歳以上の男女を対象に、2022年7月27日から30日にかけてインターネットで調査を実施し、各社1,000人(1人の回答者には10社について評価)となるように計26,000人の回答を集めた。不完全回答や信頼度の低い回答は集計対象外としたため、計22,554人を集計した。調査は各社のSDGs取組の評価、17ゴール別の評価、ESG活動の評価、情報入手経路などについての設問を設けたほか、各社の好感度、利用経験、就職意欲、投資意欲などについての質問も設け、SDGs活動による各社の企業評価への影響度を分析した。
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/266/table/71_1_956ac0e717afd5daf9e18f5ab2f3400d.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/266/71/resize/d266-71-2035ea49a44a4527d60e-1.png ]
◆調査対象企業
全260社のうち、【輸送】業種グループは以下の通り
ANA、日本航空、佐川急便、JR東日本、日本通運、JR東海、ヤマト運輸、JR西日本、JTB、JR九州、西日本鉄道、阪急電鉄、近畿日本鉄道、日本旅行、京浜急行電鉄、東急電鉄、日本郵船、京王電鉄、小田急電鉄、アート引越センター、西濃運輸、京成電鉄、西武鉄道、JR四国、日立物流、阪神電車、JR北海道、東武鉄道、三菱倉庫、大塚倉庫
[画像3: https://prtimes.jp/i/266/71/resize/d266-71-8acf54bc78f64249f951-2.png ]
調査結果をまとめた調査報告書をご用意しております。
詳細は、以下の特設ページをご確認ください。
特設ページ:https://news.tiiki.jp/Corpsdgs2022
<ブランド総合研究所の会社概要>
「都道府県・魅力度ランキング」など地域・自治体の評価指標として全国で利用されている「地域ブランド調査」を毎年実施する地域や企業の調査およびコンサルティングを行う専門企業です。同調査以外にも、地域ブランドに関する調査やシティプロモーションなどの戦略立案を実施しています。また、英国ギネスワールドレコーズの公式パートナーとして各地でギネス世界記録への挑戦サポートも行っています。
代表取締役社長の田中章雄は地域ブランドの提唱者として全国で地域ブランドに関する講演を行っているほか、地域ブランドアドバイザーとして全国各地の地域の活性化に取り組んでいます。
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/266/table/71_2_24d58d0758a503d8bcc0c9e294816027.jpg ]
<問合せ先(メディアおよび読者とも)>
株式会社ブランド総合研究所 (担当 摺木)
Tel. 03-3539-3011(代) Fax.03-3539-3013
E-mail: sdgs@tiiki.jp
特設ページ:https://news.tiiki.jp/Corpsdgs2022
株式会社ブランド総合研究所は国内有力企業のSDGs取組やESG活動を消費者視点で評価する「企業版SDGs調査2022」を実施。調査対象 全260社の結果のうち、輸送業界グループのSDGs評価ランキングを紹介する。
[画像1: https://prtimes.jp/i/266/71/resize/d266-71-f1522e22f4830f2133ba-0.png ]
◆上位は航空2社が独占、3位に佐川急便
輸送の業種グループでは、1位にANA、2位はJALと航空2社が上位を独占した。点数もANAが16.7点に対し、JALは16.4点とその差は僅か。
17ゴール別評価のうちANAの方が評価が高いゴールは「人や国の不平等をなくそう」や「気候変動に対策を」「陸の豊かさを守ろう」など9項目。
JALが上回ったゴールは「産業と技術革新の基盤をつくろう」「質の高い教育をみんなに」「作る・使う責任」など7項目となった。
航空業界では、従来の燃料に比べてCO2排出量を約80%削減することができる持続可能な航空燃料(SAF)の活用が求められている。そんな中、今年3月にはANAとJALを含む4社が共同でSAFの商用化と普及・拡大に取り組む団体を設立し、カーボンニュートラルに向けた取り組みを進めている。
3位の佐川急便は、1990年代からCNG(天然ガス)やEVのトラックなど環境負荷の少ない車両の導入を開始。2020年末では14000台に達している。また、トラックを使わない「環境にやさしい集配」にも取り組んでいる。
JR東日本は4位、JR東海は6位、JR西日本は8位、JR九州は10位と、JR各社の評価はいずれも比較的似通った評価となっている。鉄道は日本における旅客輸送のおよそ3割程度を担っているが、単位輸送量当たりのCO2排出量は自動車のおよそ6分の1、航空機のおよそ4分の1と少ない。そのため、物流に関してもより環境負荷の小さい鉄道を活用したロジスティックスへの移行(モーダルシフト)を打ち出す企業が増えてきている。
各社について認知している人(「名前も知らない」と答えた人を除く)を対象として集計すると、同グループの中で最も評価が高いのは大塚倉庫で、260社中でも41位となっている。倉庫業界などのBtoB企業の活動は一般消費者にから注目されることが少ないが、上記のモーダルシフトなどをはじめ、グリーンロジスティックスでの取り組みなどを打ち出している。
※当調査では「SDGsのゴール別評価」や「ESGイメージ(11項目)」「SDGs情報の入手経路」などについても、各企業の評価を数値化している。
【調査概要】
第3回企業版SDGs調査2022は、20歳以上の男女を対象に、2022年7月27日から30日にかけてインターネットで調査を実施し、各社1,000人(1人の回答者には10社について評価)となるように計26,000人の回答を集めた。不完全回答や信頼度の低い回答は集計対象外としたため、計22,554人を集計した。調査は各社のSDGs取組の評価、17ゴール別の評価、ESG活動の評価、情報入手経路などについての設問を設けたほか、各社の好感度、利用経験、就職意欲、投資意欲などについての質問も設け、SDGs活動による各社の企業評価への影響度を分析した。
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/266/table/71_1_956ac0e717afd5daf9e18f5ab2f3400d.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/266/71/resize/d266-71-2035ea49a44a4527d60e-1.png ]
◆調査対象企業
全260社のうち、【輸送】業種グループは以下の通り
ANA、日本航空、佐川急便、JR東日本、日本通運、JR東海、ヤマト運輸、JR西日本、JTB、JR九州、西日本鉄道、阪急電鉄、近畿日本鉄道、日本旅行、京浜急行電鉄、東急電鉄、日本郵船、京王電鉄、小田急電鉄、アート引越センター、西濃運輸、京成電鉄、西武鉄道、JR四国、日立物流、阪神電車、JR北海道、東武鉄道、三菱倉庫、大塚倉庫
[画像3: https://prtimes.jp/i/266/71/resize/d266-71-8acf54bc78f64249f951-2.png ]
調査結果をまとめた調査報告書をご用意しております。
詳細は、以下の特設ページをご確認ください。
特設ページ:https://news.tiiki.jp/Corpsdgs2022
<ブランド総合研究所の会社概要>
「都道府県・魅力度ランキング」など地域・自治体の評価指標として全国で利用されている「地域ブランド調査」を毎年実施する地域や企業の調査およびコンサルティングを行う専門企業です。同調査以外にも、地域ブランドに関する調査やシティプロモーションなどの戦略立案を実施しています。また、英国ギネスワールドレコーズの公式パートナーとして各地でギネス世界記録への挑戦サポートも行っています。
代表取締役社長の田中章雄は地域ブランドの提唱者として全国で地域ブランドに関する講演を行っているほか、地域ブランドアドバイザーとして全国各地の地域の活性化に取り組んでいます。
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/266/table/71_2_24d58d0758a503d8bcc0c9e294816027.jpg ]
<問合せ先(メディアおよび読者とも)>
株式会社ブランド総合研究所 (担当 摺木)
Tel. 03-3539-3011(代) Fax.03-3539-3013
E-mail: sdgs@tiiki.jp
特設ページ:https://news.tiiki.jp/Corpsdgs2022