千住真理子 プロ・デビュー35周年記念アルバム『心に残る3つのソナタ』発売(CD+DVD)
[10/01/28]
提供元:PRTIMES
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年間100本を越えるコンサートを日本全国で行い、毎年新作アルバムをリリース、今や日本を代表するヴァイオリニストとなった千住真理子。1975年、12歳でプロ・デビューを果たしてから今年で35周年を迎えます。
“天才少女”と呼ばれたプロ・デビュー、プレッシャーからヴァイオリンへの拒否反応を起こし、演奏活動を停止してしまう20代、そんな彼女を支える家族の結束、その後血の滲むような猛練習を重ね復活、そして自分の人生を決定付ける運命のヴァイオリンとの出会い・・・。これまでの千住真理子のヴァイオリン人生は栄光と苦難に満ちた35年でした。
この35年の活動の中で、特に心に残るフォーレ、フランク、モーツァルトの3つのソナタをデビュー35周年記念アルバムとしてリリースいたします。
報道関係各位
2010年1月28日
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千住真理子 プロ・デビュー35周年記念アルバム『心に残る3つのソナタ』(CD+DVD)発売
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今年、プロ・デビュー35周年を迎えたヴァイオリニストの千住真理子が、記念アルバム『心に残る3つのソナタ〜フランク、フォーレ&モーツァルト・ヴァイオリン・ソナタ集〜』を1月27日に発売しました。アルバムには「フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調」、「モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 第28番 ホ短調 K.304(300c)」、「フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ長調 作品13」の3つのソナタを収録、これらは千住真理子35年のキャリアの中でも特別な想いを秘めた曲で、今回がアルバム初収録となります。
千住真理子の父は慶応大学名誉教授(2000年死去)、母は教育評論家、エッセイスト。日本画家の千住博と作曲家の千住明は実兄。2歳でヴァイオリンを始め、11歳で全日本学生音楽コンクール・ヴァイオリン部門小学生の部で1位を獲得。この頃から“天才少女”として日本中で注目される存在となり、12歳でNHK交響楽団と共演、プロ・デビューを果たしました。
その後も第46回日本音楽コンクールで史上最年少で優勝(15歳)、パガニーニ国際コンクールに最年少で入賞(17歳)、漫画家手塚治虫の強い希望により1979年公開のアニメ映画「火の鳥2772」のサウンドトラックに参加するなど、華々しい活動を続けてきましたが、その後様々な苦難や重圧から極度のスランプ状態に陥り、1982年に演奏活動を中断。だが、その後復活し、以前にも増して積極的に演奏活動を行い1986年にCDデビュー(ビクター)。
一方でNHK報道番組のキャスターを務める(86〜88年)など、幅広い活動を行い、その後2002年に現在の愛器であるストラディヴァリウス・デュランティと出会い、翌年にEMIに移籍、デュランティで録音した第1弾アルバム『カンタービレ』を発売。その後もおよそ1年に1枚のペースでアルバムを発売し、毎年100本以上のコンサートを開催、国内クラシック・アーティストとしてはトップクラスの人気、動員を誇っています。
彼女のコンサートに訪れるファンは、その演奏だけでなく彼女の生き方そのものに共感を覚え、終演後のサイン会などでファンから、「あなたの演奏で生きる勇気をもらった」等の熱いメッセージがいつも彼女に贈られています。
今作はそんな35年の集大成とも言える内容の作品です。アルバムにはボーナス・トラックとして、「サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー」も収録。この曲は現在野村不動産PROUDのテレビCM曲としてオンエアされている。更に特典DVDも付属しており、千住真理子のレパートリーとしては最も人気の高い「J.S.バッハ:G線上のアリア」、「エルガー:愛の挨拶」の演奏風景やインタビューを収録しています。
2月13日には東京オペラシティコンサートホールで記念コンサートも予定されています。
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【千住真理子 デビュー35周年記念アルバム】
『心に残る3つのソナタ』
2010年1月27日発売 TOCE-56267 CD+DVD 3,500円(税込)
【収録曲】
1.フランク・ヴァイオリン・ソナタ
2.フォーレ・ヴァイオリン・ソナタ
3.モーツァルト:ホ短調ソナタ
4.サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー(ボーナス・トラック)
【特典DVD映像】
1.G線上のアリア(J.S.バッハ)
2.愛の挨拶(エルガー)
3.スペシャル・インタビュー
【収録曲に関する千住真理子本人のコメント】
■「モーツァルト:ホ短調ソナタ」
私がヴァイオリンを辞める決意をして絶望に陥っていた20代、ただ自分の為にだけ奏でた曲。悲しい落ち込んだ気持ちを優しく癒してくれる曲。限りなく美しく、たまらなく悲しい2楽章のメロディ。その当時の自分を慰める想いが込み上げてきます。と同時に、今悲しみに打ちひしがれている人に、是非聴いて欲しい曲です。
■「フランク:ヴァイオリン・ソナタ」
私の青春時代、博兄が絵を描きながらこの曲を大音量で家中に鳴らしていました。曲そのものも実に絵画的で、楽章ごとに物語の場面展開が感じられるのが面白いです。千住家では当時、家中でこの曲に恋をし、私がステージで弾く日を夢見て皆でフランクについて語らう日々を送りました。憧れ続けた私のヴァイオリン人生とともに、今もある曲です。
■「フォーレ・ヴァイオリン・ソナタ」
フォーレのソナタは、愛器ストラディヴァリウス・デュランティに捧げるソナタです。7年間弾き続けてやっと鳴って来たデュランティに「今こそ高らかに声を張って歌いあげて欲しい」カンタービレなソナタ。デュランティに似合う美しい和音が、デュランティ特有の「倍音」を更に強調させます。「歌って!デュランティ!」という私のメッセージが高らかに鳴り響くメロディを持つ美しいソナタです。
【デビュー35周年記念コンサート】
2010年2月13日(土) 東京オペラシティコンサートホール
(問)ジャパン・アーツぴあ(03-5237-7711)
■千住真理子のレーベル・サイト http://www.emij.jp/senju/ (PC/携帯)
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◆千住真理子著書:「ふだん着でトーク」(音楽之友社1989年)
「生命が音になるとき-不思議なヴァイオリン」(オーム社1995年)
「聞いて、ヴァイオリンの詩」(時事通信社2000年)
「千住真理子とコンサートへ行こう」(旬報社2006年)
◆関連書籍
千住文子(実母)・千住真理子著:「母と娘の協奏曲」(時事通信出版局2005年)
千住文子著:「千住家の教育白書」(新潮社2005年)
「千住家にストラディヴァリウスが来た日」(新潮社2008年)
「千住家の命の物語」(新潮社2009年)
“天才少女”と呼ばれたプロ・デビュー、プレッシャーからヴァイオリンへの拒否反応を起こし、演奏活動を停止してしまう20代、そんな彼女を支える家族の結束、その後血の滲むような猛練習を重ね復活、そして自分の人生を決定付ける運命のヴァイオリンとの出会い・・・。これまでの千住真理子のヴァイオリン人生は栄光と苦難に満ちた35年でした。
この35年の活動の中で、特に心に残るフォーレ、フランク、モーツァルトの3つのソナタをデビュー35周年記念アルバムとしてリリースいたします。
報道関係各位
2010年1月28日
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千住真理子 プロ・デビュー35周年記念アルバム『心に残る3つのソナタ』(CD+DVD)発売
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今年、プロ・デビュー35周年を迎えたヴァイオリニストの千住真理子が、記念アルバム『心に残る3つのソナタ〜フランク、フォーレ&モーツァルト・ヴァイオリン・ソナタ集〜』を1月27日に発売しました。アルバムには「フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調」、「モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 第28番 ホ短調 K.304(300c)」、「フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ長調 作品13」の3つのソナタを収録、これらは千住真理子35年のキャリアの中でも特別な想いを秘めた曲で、今回がアルバム初収録となります。
千住真理子の父は慶応大学名誉教授(2000年死去)、母は教育評論家、エッセイスト。日本画家の千住博と作曲家の千住明は実兄。2歳でヴァイオリンを始め、11歳で全日本学生音楽コンクール・ヴァイオリン部門小学生の部で1位を獲得。この頃から“天才少女”として日本中で注目される存在となり、12歳でNHK交響楽団と共演、プロ・デビューを果たしました。
その後も第46回日本音楽コンクールで史上最年少で優勝(15歳)、パガニーニ国際コンクールに最年少で入賞(17歳)、漫画家手塚治虫の強い希望により1979年公開のアニメ映画「火の鳥2772」のサウンドトラックに参加するなど、華々しい活動を続けてきましたが、その後様々な苦難や重圧から極度のスランプ状態に陥り、1982年に演奏活動を中断。だが、その後復活し、以前にも増して積極的に演奏活動を行い1986年にCDデビュー(ビクター)。
一方でNHK報道番組のキャスターを務める(86〜88年)など、幅広い活動を行い、その後2002年に現在の愛器であるストラディヴァリウス・デュランティと出会い、翌年にEMIに移籍、デュランティで録音した第1弾アルバム『カンタービレ』を発売。その後もおよそ1年に1枚のペースでアルバムを発売し、毎年100本以上のコンサートを開催、国内クラシック・アーティストとしてはトップクラスの人気、動員を誇っています。
彼女のコンサートに訪れるファンは、その演奏だけでなく彼女の生き方そのものに共感を覚え、終演後のサイン会などでファンから、「あなたの演奏で生きる勇気をもらった」等の熱いメッセージがいつも彼女に贈られています。
今作はそんな35年の集大成とも言える内容の作品です。アルバムにはボーナス・トラックとして、「サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー」も収録。この曲は現在野村不動産PROUDのテレビCM曲としてオンエアされている。更に特典DVDも付属しており、千住真理子のレパートリーとしては最も人気の高い「J.S.バッハ:G線上のアリア」、「エルガー:愛の挨拶」の演奏風景やインタビューを収録しています。
2月13日には東京オペラシティコンサートホールで記念コンサートも予定されています。
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【千住真理子 デビュー35周年記念アルバム】
『心に残る3つのソナタ』
2010年1月27日発売 TOCE-56267 CD+DVD 3,500円(税込)
【収録曲】
1.フランク・ヴァイオリン・ソナタ
2.フォーレ・ヴァイオリン・ソナタ
3.モーツァルト:ホ短調ソナタ
4.サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー(ボーナス・トラック)
【特典DVD映像】
1.G線上のアリア(J.S.バッハ)
2.愛の挨拶(エルガー)
3.スペシャル・インタビュー
【収録曲に関する千住真理子本人のコメント】
■「モーツァルト:ホ短調ソナタ」
私がヴァイオリンを辞める決意をして絶望に陥っていた20代、ただ自分の為にだけ奏でた曲。悲しい落ち込んだ気持ちを優しく癒してくれる曲。限りなく美しく、たまらなく悲しい2楽章のメロディ。その当時の自分を慰める想いが込み上げてきます。と同時に、今悲しみに打ちひしがれている人に、是非聴いて欲しい曲です。
■「フランク:ヴァイオリン・ソナタ」
私の青春時代、博兄が絵を描きながらこの曲を大音量で家中に鳴らしていました。曲そのものも実に絵画的で、楽章ごとに物語の場面展開が感じられるのが面白いです。千住家では当時、家中でこの曲に恋をし、私がステージで弾く日を夢見て皆でフランクについて語らう日々を送りました。憧れ続けた私のヴァイオリン人生とともに、今もある曲です。
■「フォーレ・ヴァイオリン・ソナタ」
フォーレのソナタは、愛器ストラディヴァリウス・デュランティに捧げるソナタです。7年間弾き続けてやっと鳴って来たデュランティに「今こそ高らかに声を張って歌いあげて欲しい」カンタービレなソナタ。デュランティに似合う美しい和音が、デュランティ特有の「倍音」を更に強調させます。「歌って!デュランティ!」という私のメッセージが高らかに鳴り響くメロディを持つ美しいソナタです。
【デビュー35周年記念コンサート】
2010年2月13日(土) 東京オペラシティコンサートホール
(問)ジャパン・アーツぴあ(03-5237-7711)
■千住真理子のレーベル・サイト http://www.emij.jp/senju/ (PC/携帯)
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◆千住真理子著書:「ふだん着でトーク」(音楽之友社1989年)
「生命が音になるとき-不思議なヴァイオリン」(オーム社1995年)
「聞いて、ヴァイオリンの詩」(時事通信社2000年)
「千住真理子とコンサートへ行こう」(旬報社2006年)
◆関連書籍
千住文子(実母)・千住真理子著:「母と娘の協奏曲」(時事通信出版局2005年)
千住文子著:「千住家の教育白書」(新潮社2005年)
「千住家にストラディヴァリウスが来た日」(新潮社2008年)
「千住家の命の物語」(新潮社2009年)